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哲学者・思想家の名言
☆ ９月１９日 ☆
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1.
最も難しい三つのこと──
秘密を守ること、
他人から受けた危害を忘れること、
そして、暇な時間を利用すること。
（ キケロ ）
2.
生者は元来、しかも、ますます死者に支配されるものである。
（ オーギュスト・コント ）
3.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
4.
凡事徹底
（ 森信三 ）
5.
男は妻や愛人（＝恋人）が嫌いになると、逃げようとする。
だが、女は憎い男には仕返ししようと、手元に抑えておきたがる。
（ ボーヴォワール ）
6.
勤勉であることは、人間を知らずゆずらず屈辱的ならしめる。
（ 三木清 ）
7.
妻は、
若い夫にとっては女主人であり、
中年の夫にとっては友であり、
老年の夫にとっては看護婦である。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
9.
汝は、その手に無いものを望み、その手にあるものを軽蔑している。
（ ルクレティウス ）
10.
みずからを憎しみ、みずからを蔑視するのは人間のみであり、他の生物には見られない独特の一種の病気である。
（ モンテーニュ ）
11.
良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。
（ デカルト ）
12.
懐疑は無限の探求にほかならない。
（ ソクラテス ）
13.
ピアノで食べて行くのは、
ピアノを食べるくらい難しい。
（ 土屋賢二 ）
14.
自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ。
（ エマーソン ）
15.
呼吸が身体の活力であるように、
名声は心の活力である。
（ バルタザール・グラシアン ）
16.
友達がたくさんいるということは、友達が全然いないことである。
（ アリストテレス ）
17.
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
（ モンテーニュ ）
18.
声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択した言葉に劣らない雄弁がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
19.
老年の歳月における人生は、悲劇の第五幕に似ている。
人間は悲劇的な最後が近いことは知っているが、それがいかなるものであるかは知らない。
（ ショーペンハウアー ）
20.
自己とは何ぞや、
これ人生の根本問題なり。
（ 清沢満之 ）
21.
障碍(しょうがい)を好機に変えるとき、人間がその独自性を最大限に発揮するということは、今なお真実である。
（ エリック・ホッファー ）
22.
知識を通して教えるには、長い時間がかかるけれども、具体例を通して教えれば、時間も短時間で済み、しかも有効である。
（ セネカ ）
23.
敗戦当夜、食事をする気力もなくなった男は多くいた。
しかし、夕食をととのえない女性がいただろうか。
（ 鶴見俊輔 ）
24.
見えないものを信じるのでなければ、何が信仰であろうか。
（ アウグスティヌス ）
25.
まず第一に理解しなければならないことは、自分が理解していないということである。
（ サルトル ）
26.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
27.
私どもが屈服しさえしなければ、害悪はみな恩人である。
（ エマーソン ）
28.
食べているうちに食欲は起こるものだ。
（ モンテーニュ ）
29.
ねたみは魂の腐敗である。
（ ソクラテス ）
30.
法のないところに不義はない。
（ トマス・ホッブズ ）
31.
一度も危険に身をさらしたことがなければ、自分の勇気を保証することはできない。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
33.
役立つ人間だと人に思われたいならば、それを口に出すな。
（ ブレーズ・パスカル ）
34.
他人からされたら怒るようなことを人にしてはいけない。
（ ソクラテス ）
35.
有限のものだけが働いて苦しむのだ。
無限のものは微笑して、楽々と体を伸ばして休養している。
（ エマーソン ）
36.
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
（ トマス・ホッブズ ）
37.
どんなことでも、度を越して他人をうんざりさせる人は見くびられる。
（ フランシス･ベーコン ）
38.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
39.
教える事は二度習う事である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
40.
金持ちの病気と貧乏人の酒は、遠くにいても聞こえてくる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
41.
娘の純潔の確かな番人は厳しさである。
（ モンテーニュ ）
42.
どんな女の過失も、男の責任である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
43.
文明とは、いわば
漠然とした同質性から
明確かつ一貫した異質性への進歩である。
（ ハーバート・スペンサー ）
44.
一貫して変わらぬ目的が具体的に実現されるのは、主として仕事によってである。
（ バートランド・ラッセル ）
45.
本能とは、個体を超えた自然の設計というものを否定するためにもちだされる窮余の産物にすぎない。
自然の設計が否定されるのは、設計が物質でも力でもないので、設計とはなにかということについて正しい概念が形成できないためである。
（ ヤーコプ・フォン ユクスキュル ）
46.
たとえ君の好きなだけの多くの世代を生き抜いて完(まっと)うすることが、よしんば出来たとしても、依然として永遠の死はその先に待っているであろう。
（ ルクレティウス ）
47.
外部に支えを求める精神は弱い精神である。
（ アラン ）
48.
過ぎ去る時間とは失われた時間であり、怠惰と無気力の時間であり、いくたびも誓いを立てても守らない時間であり、しばしば引越しをし、絶えず金の工面に奔走する時間である。
（ サルトル ）
49.
神々のささやきを聞くために沈黙しよう。
（ エマーソン ）
50.
もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、何とも言いようがないように思う。
（ モンテーニュ ）
51.
ただでもらう物ほど高い物はない。
（ モンテーニュ ）
52.
我々は理性によってのみではなく、心によって真実を知る。
（ ブレーズ・パスカル ）
53.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
54.
我々一人ひとりの気が狂うことは稀である。
しかし、集団・政党・国家・時代においては、日常茶飯事なのだ。
（ ニーチェ ）
55.
けちは往々にして逆の結果をもたらす。
何の当てにもならない遠い希望のために、全財産を投ずる者があるかと思うと、ある者は、目先のほんのわずかの利益のために、将来の大きな儲けを逃す。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
死を望むは臆病者の行為なり。
（ オウィディウス ）
57.
ひどく運の悪い人は安心せよ。
もうこれ以上悪くはならない。
（ オウィディウス ）
58.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
59.
君が長生きするかどうかは、運命にかかっている。
だが、充実して生きるかどうかは、君の魂にかかっている。
（ セネカ ）
60.
一番の獣が一番にぎやかなところに住んでいる。
（ バルタザール・グラシアン ）
61.
人は獲物よりも狩猟を好む。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
幸福とは物ではなく心だ。
（ 池田晶子 ）
63.
暴力よりも優しさのほうが効果が上がる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
64.
ある民族がたくさんの余暇を持って幸福な気持ちになりうるには、その民族に教養がなければならない。
しかも、精神的な楽しみという観点からも、直接役に立つ技術的な知識という観点からも教育されていなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）
65.
人生の舵取りは、金庫の数字合わせのようなものである。
つまみをひとひねりしても、金庫が開くことは稀である。
前進と後退のそれぞれが、目標へ向かう一歩なのだ。
（ エリック・ホッファー ）
66.
人の一生とは、その人が人生をいかに考えたかである。
（ アウレリウス ）
67.
よい格言は、時の歯がたつには堅すぎる。
そして、いかなる時代にも栄養のたしになるが、幾千年の歳月にも食いつくされはしない。
（ ニーチェ ）
68.
科学は熱狂や迷信の毒に対する素晴らしい解毒剤である。
（ アダム・スミス ）
69.
愛するためには第一に勇気が必要である。
感傷だけではとかく裏切ることになるであろう。
（ アラン ）
70.
結婚とは、
男の権利を半分にして、
義務を二倍にすることである。
（ ショーペンハウアー ）
71.
宗教にとっては、神聖なるもののみが真実である。
哲学にとっては、真実なるもののみが神聖である。
（ フォイエルバッハ ）
72.
先へ進めば進むほど道がひらけてくるなんてのは、神様かわずかなたぐい稀な天才のほかにはありませんな。
（ ドゥニ・ディドロ ）
73.
自信がない男ほど、女にいばりたがる。
（ ボーヴォワール ）
74.
文明の全体が、
人間と雄と去勢物の中間のものを
女性と呼んでいるのだ。
（ ボーヴォワール ）
75.
嫉妬の中には、愛よりも自愛のほうが多くひそんでいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
うまい洒落(しゃれ)は、洒落るつもりがない時に生まれる。
同様に、我々が心を動かされるのは、その人にこちらの心を動かそうというつもりがまったくない時である。
（ ヴォルテール ）
77.
理性に従った享楽は禁欲よりも辛い。
あるものを節制する方が、無いのを我慢するよりもずっと辛い徳である。
（ モンテーニュ ）
78.
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
（ エーリヒ・フロム ）
79.
過去も未来も自分を押しつぶすことはできない。
自分を押しつぶせるのは現在だけだ。
その現在ですら、もし適当に分割すれば、取るに足らぬものとなる。
（ アウレリウス ）
80.
大衆はモノを書かない批評家である。
（ ヴォルテール ）
81.
無知は決して悪を生まない。
危険な罪悪を生むのはただ誤謬の懸念である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
82.
汝を罵倒したり、打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。
それを恥辱なりと考える汝の想念が、然(しか)らしむることをしかと考えよ。
（ エピクテトス ）
83.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
84.
女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。
だが、友情においては男が女に勝っている。
女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
（ ラ・ブリュイエール ）
85.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
86.
エスプリ（＝エスプリ精神）の欠点は顔の欠点と同じで、年をとるほどひどくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
88.
我々が敵の不幸を憐れむ心の中には、しばしば優しさよりも高慢の方が多分含まれている。
我々が彼らに同情の証を見せるのは、彼らに我々の優越を感じさせたいからである。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
世間なんかなくてもやっていけると考える人間は、よほど自分をだましている人間である。
自分がいなければ世間はやっていけないと空想する人間は、それ以上に間違っている。
（ ラ・ロシュフコー ）
90.
英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。
というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
（ ヘーゲル ）
91.
各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。
他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。
（ モンテーニュ ）
92.
もし「あなた」と「私」が一個人として、自我の全体の働きを知ることができるなら、そのとき私たちは愛とは何かということを知ることができるでしょう。
これこそ世界を変えることができる唯一の改革であると私は確信します。
（ J・クリシュナムルティ ）
93.
プロレタリアートは（束縛の）鎖以外に何も失うものはない。
（ カール・マルクス ）
94.
友達の間で親密さが不足しているということは、咎(とが)めたら最後、治しようがなくなるような過失である。
（ ニーチェ ）
95.
ものごとが実行に移されたら最後、
迅速に匹敵する秘密保持はない。
（ フランシス･ベーコン ）
96.
物を与えたばかりの相手の人の眼に出会うのは楽しい。
（ ラ・ブリュイエール ）
97.
良心の掟は自然から導き出されるというが、
それは慣習から生まれる。
（ モンテーニュ ）
98.
同情を表示するのは軽蔑のしるしと感じられる。
同情が示されると、直ちに相手の怖れの対象でないことがはっきりするからである。
（ ニーチェ ）
99.
我々は花を散らす風において歓びあるいは傷むところの我々自身を見いだすごとく、ひでりのころに樹木を直射する日光において心萎（な）える我々自身を了解する。
すなわち我々は「風土」において我々自身を、間柄としての我々自身を、見いだすのである。
（ 和辻哲郎 ）
100.
気を落とさないようにしなさい。
見てごらん、空はなんときれいに澄んでいるのだろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
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