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哲学者・思想家の名言
☆ ９月２０日 ☆
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1.
自愛は最大のへつらいである。
（ ヴォルテール ）
2.
人の欲望とは、他人に自分の欲望を認めさせたいという欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
3.
勇気がなければ幸福は得られない。
戦いなしには美徳はありえない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
4.
美なるものの最も重要な姿は、整っていること、釣り合いがとれていること、明確であることである。
（ アリストテレス ）
5.
手紙では人は赤面しない。
（ キケロ ）
6.
平等主義は因習的不平等・独断的特権・歴史的不正を除去した後、
次には、功績・能力・徳性の不平等に対して謀反を起こした。
（ アミエル ）
7.
寺院がいちばん聖なるゆえんは、
そこが人々の共通して泣く場所だからである。
（ ウナムーノ ）
8.
誰もがその収入を公表はしない。
ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
（ モンテーニュ ）
9.
機会はどの場所にもある。
釣り針を垂れて常に用意せよ。
釣れまいと思う所に常に魚あり。
（ オウィディウス ）
10.
自愛こそ愛すべきものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
神を畏(おそ)れるは知識の始めである。
（ スピノザ ）
12.
利益と必要が、あらゆる社交性の根本である。
（ エルヴェシウス ）
13.
賢明であるコツとは、
何に目をつぶるかを知ることである
（ ウィリアム・ジェームズ ）
14.
たとえ自分の気に入らない考えでも、ほんとうに説得力のある論拠によって論駁されるまでは自分の考えとして持ち続けていられるかどうか、このことがその人がほんものの哲学者であるかどうかを決めるんだ。
（ 永井均 ）
15.
知性は人材を生み出すことは出来ない。
人材は自然あるいは偶然の賜である。
知性が役に立つのは、その人材をいかに信用するかという点にある。
（ エドマンド・バーク ）
16.
女の生涯は──
女が相変わらず雌の機能に閉じ込められているために──
男よりもずっとその生理的運命に左右される。
（ ボーヴォワール ）
17.
すべての人にとって公正であり、
個人を隣人として尊重して扱う、
そうした余裕をもった国家が最後にはできることを、
私はひとり想像しています。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
18.
環境と決断、この二つが生を構成している基本的な要素である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
19.
比較的厳密な意味で二者択一が問題となる場合には、どんな時であろうと、そこには必ず倫理的なものも関係している。
（ キルケゴール ）
20.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、また、私が持っているものを失ってしまったら、私は誰なんだろう？
（ エーリヒ・フロム ）
21.
最も高度な文明においても、
読書はやはり最大の喜びである。
一度その満足を知った者は、
不幸の中でもその満足を得る。
（ エマーソン ）
22.
自然は自由であり、傲慢なる主人に左右されることなく、自然自身すべて自由勝手な独立行動をとっているものであって、神々とは関係がない。
（ ルクレティウス ）
23.
機会は発見するごとに、捕らえなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
24.
まだ驚くことがありうるということに驚く以外は、驚くべきではないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
快活さと明るい気分というものは、使えば使うほど残りは多くなる。
（ エマーソン ）
26.
人間の道具と武器は、特殊器官の欠如を補って余りあり、その学習能力は、生来の技術と器官の適応能力以上のことを成し遂げた。
（ エリック・ホッファー ）
27.
（創造者の道を行く）君は、君自身を愛し、君自身を軽蔑しなければならぬ。
（ ニーチェ ）
28.
自我というものは、それ自体が不正なものだ。
なぜならば、自我は自分が万物の中心だと思おうとするからだ。
また、自我は、他人にとっても都合が悪いものだ。
というのは、自我は他人に服従したがらないからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
29.
学校でだけ教育を受けた子供は、教育を受けていない子供である。
（ サンタヤーナ ）
30.
孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。
なぜなら、孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。
（ ショーペンハウアー ）
31.
法律ばかりがたくさんあるのは悪政の兆候である。
（ アリストテレス ）
32.
偉大な知恵は懐疑的である。
（ ニーチェ ）
33.
幸運が勝手に転がり込んでくる人たちもいる。
（ フランシス･ベーコン ）
34.
知識は恐怖にとっての解毒剤である。
（ エマーソン ）
35.
男性の間では愚かで無知な男が、
女性の間では醜い女が
愛され、ちやほやされる。
（ ショーペンハウアー ）
36.
（仕事選びにおいて）世間体、収入、組織、そういう画一的価値に押しつぶされてしまうのが、最も危険です。
（ 中島義道 ）
37.
人類は、生者よりも死者で成り立っている。
（ オーギュスト・コント ）
38.
人間は、自分の人生を自分で発明しなければならない。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
39.
不必要なものを手に入れることは、
必需品を手に入れることよりも、
はるかに大きな精神的興奮を催させる。
（ ガストン・バシュラール ）
40.
我々の憎悪があまりに激しくなると、憎んでいる相手よりも下劣になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
「個人の自由」の名のもとに
ますます「私人」化されてきた個人の生活。
その背景には、
「私」企業での勤務と「私」生活にのみ意識を注ぎ、
公共的なことがらは「お上」にまかせるというふうに、
市民生活が「私」的なものへと縮まっているという事実がある。
（ 鷲田清一 ）
42.
すべて真の生とは出会いである。
（ マルティン・ブーバー ）
43.
幸福においても、また不幸においても同様に、重要なのは、現実の過去や現在や未来に何があるかではなく、私たちが何を想像し感じているかなのだ。
（ タタルケビッチ ）
44.
思想と風俗とは一連のつながりがあるものだ。
思想は風俗となって思われるものだし、風俗は思想を象徴する。
（ 戸坂潤 ）
45.
人は成功するために生まれるのであって、失敗するためではない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
46.
教育の過程はそれ自体を超えるいかなる目的も持っていない。
すなわちそれはそれ自体の目的なのだ。
（ ジョン・デューイ ）
47.
渇きは飲物によって、欲望の熱は征服の満足によって癒される。
（ アミエル ）
48.
人が美の対象において享受するものが、
所有の感覚であるならば、
その感覚は美的なものではない。
（ ジョン・デューイ ）
49.
善い人間とは、過去においてどんな失敗や過失をおかしたにかかわりなく、現在より善くなろうと努力し前進している人間のことである。
（ ジョン・デューイ ）
50.
過去は生きる力。
未来は生きるためのエネルギー。
自分の生きて来た道を信じることです。
自分を信じることです。
そして、未来に向かって歩き出しなさい。
（ サンタヤーナ ）
51.
相手の張った罠にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが最たる策略である。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
目的のある娯楽は真の娯楽にならない。
（真の）娯楽には目的がなくて、
しかもそれは生活にとって合理的なものである。
（ 三木清 ）
53.
宿命論が後悔を追い払うのは、人ができることをすべてし尽くした場合に限る。
（ アラン ）
54.
徳の高さは、人が何か特別に頑張った時に判断すべきではない。
日頃の行いで判断すべきである。
（ ブレーズ・パスカル ）
55.
金持ちの屋敷の窓からも、救貧院の窓からも日差しは同じように反射してきらめいている。
救貧院の戸口の前の雪は、春が来ればたちまち溶ける。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
56.
富を軽蔑する、という人間をあまり信じるな。
富を得ることに絶望した者が富を軽蔑するのだ。
そして、こういう人間がたまたま富を得ると、何よりも始末が悪い。
（ フランシス･ベーコン ）
57.
良心・名誉・貞潔・愛・尊敬といったものは金力で得られる。
したがって、恵むことを惜しまなければ富の利益は倍加する。
（ ヴォーヴナルグ ）
58.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
59.
法は国家の市民が互いに裁判を行うひとつの公約なり。
（ アリストテレス ）
60.
人間の精神世界には、自ら探検していない、幾つもの大陸があり、海がある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
61.
喜びを持てば持つほど、我々は完全さを持つことになる。
完全さとは充足感である。
（ スピノザ ）
62.
へつらいとは、悪徳の侍女なり。
（ キケロ ）
63.
自由第一主義にあらず、正義第一主義がおよそ社会主義の公式である。
（ アラン ）
64.
真に素晴らしい本は内容以上のことを教えてくれる。
その本を置き、仕入れた知恵を試したくなる。
読むことで、行動せずにいられなくなるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
65.
勇気に次いで立派なのは、
自分の臆病を白状することだ。
（ エルヴェシウス ）
66.
習慣は我々の偶像であり、我々が服従するから強いのである。
（ アラン ）
67.
恋愛は仕事のない人々の仕事である。
（ モンテスキュー ）
68.
自分の年齢がのびていくと、他の人の見えかたがかわってくる。
おさないころには、六歳にとって五歳年長の十一歳の子は、世の中について知りつくしている先達のように見えたが、すでに五十歳になったものにとって五十五歳の友人はそうは見えない。
おなじ人が、六歳のころには１１／６、五十歳のころには５５／５０になるのだから、見え方がちがうのは当然のことだ。
名言ID：178631
（ 鶴見俊輔 ）
69.
本当に無敵なものは、攻撃されないということではなくて、攻撃されても傷つかないということだ。
（ セネカ ）
70.
全ての享楽と、全ての幸福とは消極的なものだが、苦労は積極的なものだ。
（ ショーペンハウアー ）
71.
民主政治は専制政体と変わらない。
なぜならば、民主政治とは全員がひとりの意志を無視し、時にはこれに逆らって議決し得る。
という全員ならぬ全員が、議決し得る執行権を認めるからである。
（ カント ）
72.
あらゆる価値ある働きは、信仰にもとづいた行為である。
（ シュバイツァー ）
73.
習ったことを一生忘れない人間は、仕事を必ずやり遂げ、一生向上を続ける。
一方、他の連中は、昔習ったことを学び直すのに一生の大半を費やし、どうにかこうにか面目を保っている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
74.
肉体より魂を癒すことのほうがはるかに必要なり。
なんとなれば、死は悪い人生よりよいからなり。
（ エピクテトス ）
75.
知識と感覚と行動とをつなぐ回路をどのようにして自分の中に設計できるか。
そういう回路の見とり図をかくことだけでなく、実行の方向にふみだすことが大切だ。
知識と感覚・行動が絶縁している場合、人は、大局的に見て権力者のいうなりにあやつられる。
（ 鶴見俊輔 ）
76.
ファッションは
「わたしはだれ？」という問いと戯れている。
（ 鷲田清一 ）
77.
思考から生まれ、思考に問いかけるもののみが、全人類のための精神的な力となりうる。
（ シュバイツァー ）
78.
怖れるべきは死ではない。
真に生きていないことをこそ怖れよ。
（ アウレリウス ）
79.
（知識人にとって本質的な）問題は、人びとの「意識」とか頭の中にあることを変えることではありません。
真理の生産にかかわる諸制度からなる、政治的・経済的体制を変えることなのです。
（ ミシェル・フーコー ）
80.
人間は行為の主体であって
単なる観照の主体すなわち主観であるのみではない。
また単なる観照の客体すなわち客観となることはできない。
しからばここに主観客観の対立関係を用いることはできぬ。
我々は人間を実践的主体として把握しなくてはならぬ。
（ 和辻哲郎 ）
81.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
82.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
83.
寂寥(せきりょう)の極(きわみ)、天に通ず。
（ 森信三 ）
84.
「少数者支配」を意味する寡頭制(かとうせい)においてであれ、
どんな国制においてであれ、
何らかの意味で大勢を占める部分が最高の権限を握ることに
変わりはない。
（ アリストテレス ）
85.
あなたは、あなたの一生以外の何ものでもない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
86.
わずかな知識しか持たぬ人間は多く語る。
識者は多く黙っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
87.
われわれは軽佻(けいちょう)か倦怠(けんたい)かのどちらか一方に陥ることなくして、
その一方を免れることは出来ない。
（ ゲオルク・ジンメル ）
88.
アクセントは会話の生命である。
アクセントは会話に感性と真実を与える。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
89.
賢者は自然の富を熱心に求める。
（ モンテーニュ ）
90.
科学とは色あせたもろもろの思想の集まった墓場である。
（ ウナムーノ ）
91.
幸せであるというのは、
恐れなく自分を知ることですね。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
92.
一人でいる限り、人は己自身であることができない。
（ アラン ）
93.
四つが裁判官に必要なり。
親切に尋ね、抜け目なく答え、
冷静に判断し、公平に裁判する事なり。
（ ソクラテス ）
94.
愛と嫉妬との強さは、
それらが烈しく想像力を働かせることに基いている。
ひとは自分の想像力で作り出したものに対して嫉妬する。
（ 三木清 ）
95.
次の戦争を確信する者は、他ならぬその確信によって戦争の発生を促すことに協力しているのだ。
平和を確信する者は、のんびりしているうちに知らず知らず戦争に巻き込まれてしまう。
ただ危険を見、一瞬もそれを忘れない者のみが、理性的に振る舞い、その危険を追い払うために可能なことを果たすことができるのである。
（ カール・ヤスパース ）
96.
人格とは、
高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。
人格の高さとは、
この矛盾を持ち耐えることである。
（ ヘーゲル ）
97.
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
98.
よく祈る者とはよく愛する者なり
人をも鳥をも獣をも
最もよく祈る者とは最もよく愛する者なり
大なるものでも小なるものでもすべてのものを
われらを愛したまう神は
すべてをつくり、すべてを愛したまえばなり
（ コールリッジ ）
99.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
100.
軽い悲しみには声がある。
重い悲しみはものを言えぬ。
（ セネカ ）
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