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哲学者・思想家の名言
☆ ３月２９日 ☆
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1.
恋はその作用の大部分から判断すると、友情よりも憎悪に似ている。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
良い本を初めに読め。
そうでないと、まるっきりそれらの本を読むチャンスを持たないだろう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
3.
悪を厳しく憎まない人は、きっと悪に染まった人である。
（ 呂坤 ）
4.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
5.
世に抜きん出るには二つの方法がある。
自分自身の努力によるか、
他人の愚かさを利用するか、
そのいずれかである。
（ ラ・ブリュイエール ）
6.
神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、
しゃべるより二倍多く聞くためである。
（ エピクテトス ）
7.
愛することと、（※同時に）賢くなることは不可能だ。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。
（ 三木清 ）
9.
人間の生の価値は、その人が何をしたがではなく、どうしたかにかかっているべきである。
（ キルケゴール ）
10.
自分の意見を隠すか、さもなければ、その意見の陰に自分を隠すか、そのいずれかがよい。
（ ニーチェ ）
11.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
12.
友情の続かざるものは性格の悪しき人間なり。
（ デモクリトス ）
13.
人がいらだったり、不機嫌だったりするのは、あまり長い間立ち通しでいたせいであることがよくある。
そういう時、その人の不機嫌に対して理屈をこねあげたりしてはいけない。
椅子を差し出してやるがいい。
（ アラン ）
14.
無教養な者であるよりも乞食である方がましだ。
何故なら、乞食に欠けているのはお金だけれど、無教養な者には人間性が欠けているからだ。
（ アリスティッポス ）
15.
すべて新しい着物の必要なる事業には気をつけよ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
16.
信念──真実を知ろうと欲しないこと。
（ ニーチェ ）
17.
言葉の中に、話し手の心の状態と人格と気質が見える。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
18.
「垣根」は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
（ アリストテレス ）
19.
忠告ほど気前よく人に与えるものはない。
ただし、裁判所だけは例外、無断では行われない。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
愚者は名高い作者のものならなんでも賞賛する。
（ ヴォルテール ）
21.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
22.
幸福は徳の褒賞ではなくて、徳そのものである。
（ スピノザ ）
23.
人の行動を妨げる欠陥は、何かができるのにそれを意識しないことにある。
（ ボシュエ ）
24.
力は正義なり。
（ プラトン ）
25.
財産をつくっても、それを愉しむことができなければ無駄である。
（ ヴォーヴナルグ ）
26.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
27.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
29.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
30.
仮面を長い間つけることはできない。
（ セネカ ）
31.
誰かにとって必要な人間になりなさい。
（ エマーソン ）
32.
愛は、全ての徳のアルファにしてオメガである。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
33.
大きく正義を行おうとするものは、細かく不正を働かねばならない。
（ モンテーニュ ）
34.
四つが裁判官に必要なり。
親切に尋ね、抜け目なく答え、
冷静に判断し、公平に裁判する事なり。
（ ソクラテス ）
35.
我々はいずれ死ぬ運命にある。
しかし真実を扱うことにおいては、我々は不死であり、変化も偶然も恐れる必要はない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
36.
自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなど、どうしてできるだろうか。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
37.
困難が大きいほど、それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。
（ エピクロス ）
38.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
（ 唐木順三 ）
39.
怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。
（ アウレリウス ）
40.
優柔不断以外の習慣を持たない人間ほど惨めなものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
41.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
42.
幸いなるかな、天の流転(るてん)に従いて静かに流転する人々。
（ モンテーニュ ）
43.
船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、誰にも必要である。
（ ショーペンハウアー ）
44.
時は悲しみと口論の傷を癒す。
（時がたてば）人はみな変わる。
過去の自分はもはや現在の自分ではない。
悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
（ ブレーズ・パスカル ）
45.
精神的活動無き閑暇は一種の死であり、人間の生きながらの埋葬なり。
（ セネカ ）
46.
各人は自己の前を見る。
私は自己の内部を見る。
私は自己だけが相手なのだ。
私はつねに自己を考察し、検査し、吟味する。
（ モンテーニュ ）
47.
世の中で生きるには、人々とつきあうことを知らなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
48.
火あぶりの拷問具や地獄などは必要としない。
他人の存在が地獄なのだ。
（ サルトル ）
49.
物事をプラスに考えるものは、やがて女神の祝福を受ける。
（ エマーソン ）
50.
忍苦とは、
晴れ晴れした日の予感を抱き、
現在をその日のために、
どうしても歩まねばならぬ当然の道として、
黙って進むことである。
（ 串田孫一 ）
51.
その人の不幸は、その人に起こることだけでなく、その人がどのように反応するか、そして苦痛を減らす心理メカニズムが勝つか、それとも苦痛が意識全体を征服する点にまで、苦痛を増加させるメカニズムが勝つか、ということにも左右される。
（ タタルケビッチ ）
52.
人はしばしば弱気がゆえに強く、臆病なるがゆえに大胆である。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
54.
自分の能力を隠すことができることは、
素晴らしい能力だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
健康は実に貴重なものである。
これこそ人がその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、否(いな)生命さえも捧げるに値する唯一のものである。
（ モンテーニュ ）
56.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
57.
法の終わるところ、専制がはじまる。
（ ジョン・ロック ）
58.
考えることは己自身と親しむことである。
（ ウナムーノ ）
59.
幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。
幸福を追っかけるなどは、言葉の上以外には不可能なことである。
（ アラン ）
60.
数学は確実さ、明白さに仕えるしもべである。
（ ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト ）
61.
今日覚悟のできていない者は、明日になればさらに覚悟ができていない。
（ オウィディウス ）
62.
我々は愛する者に対して、自分が幸福であること以上の善いことを為しえるであろうか。
（ 三木清 ）
63.
嫉妬は常に恋と共に生まれる。
しかし必ずしも恋と共には滅びない。
（ ラ・ロシュフコー ）
64.
すべて賭けをする者は、不確実なものを得るために、確実なものに賭ける。
（ ブレーズ・パスカル ）
65.
個々の人すべてに共通な心が一つある。
そして各人は同じものに至る入り江であり、
すべての人間は同じものから生じたのだ。
（ エマーソン ）
66.
もし私が再びこの人生を繰り返さねばならないとしたら、私の過ごしてきた生活を再び過ごしたい。
過去を悔やまず、未来を恐れもしないから。
（ モンテーニュ ）
67.
自然に強制を加えてはならず、むしろ、これに従うべきなり。
（ エピクロス ）
68.
人間を目的として尊重し、手段としてだけ利用してはいけない。
（ カント ）
69.
どこかの森に迷い込んだ旅人たちは、あちらへ向かったり、こちらへ向かったりして迷い歩くべきではなく、いわんやまた一つの場所にとどまっているべきでもなく、つねに同じ方向に、できる限りまっすぐに歩むべきである。
というのは、旅人たちは彼らの望むちょうどその場所に行けなくても、少なくとも最後にはどこかにたどりつき、それはおそらく森の真ん中よりはよい場所であろうからである。
（ デカルト ）
70.
歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。
（ ヴォルテール ）
71.
人は食うために生きるのではない。
生きんがために食うのである。
（ ソクラテス ）
72.
感傷には常に何らかの虚栄がある。
（ 三木清 ）
73.
相談するときには過去を、享楽するときには現在を、何かするときには未来を思うがよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
74.
とにかく健康が第一。
充分な睡眠こそ健康のもと。
（ エマーソン ）
75.
我々は生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
誠実な友として相携（たずさ）えて共に耐え抜いてきた苦労にまさる強いきずなはない。
（ カール・ヒルティ ）
77.
ある事をなした為に不正である場合のみならず、ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。
（ アウレリウス ）
78.
人間はその身に起こること以上に、その受け止め方によって傷つく。
（ モンテーニュ ）
79.
もし私たちが、
軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、
表現の自由を全く信じていないのだ。
（ ノーム・チョムスキー ）
80.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）
81.
歴史は、自由な国においてのみ真実に書かれうる。
（ ヴォルテール ）
82.
恐怖心をなくしたいなら、あなたがいちばん恐れていることをしなさい。
そうすれば恐怖心は消えてなくなります。
（ エマーソン ）
83.
有能の評判を得たいという欲望は、
しばしば有能になることの邪魔をする。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
信仰のないところに精神はない。
（ アラン ）
85.
危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、危険に落ち込む。
（ ラ・フォンテーヌ ）
86.
人間は誰でもいつかは必ず死ぬのだ。
だから、我々が常に考えなければならないのは、
死をまぬがれようとすることではなく、
生きられるだけの時間を
どうすれば最もよく生きられるかということだ。
（ ソクラテス ）
87.
死は存在せず。
なんとなれば、
我らの存在する限り死の存在はなく、
死の存在あるとき、
我らは存在することをやめるからなり。
（ エピクロス ）
88.
自分を他人に貸すことは必要だが、自分だけにしか自分を与えてはならぬ。
（ モンテーニュ ）
89.
食卓は祭壇の一種で、
祭日や饗宴の日には
飾らなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
90.
野心家の主な幸福は忙しいということである。
（ アラン ）
91.
人が不正を非難するのは、そのことを憎悪するからではなく、むしろ、自分がその害をこうむりたくないからである。
（ ラ・ロシュフコー ）
92.
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
（ プラトン ）
93.
自分自身を信頼すれば、他の多くの事柄に対する信頼が生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
94.
哲学者たちの全生涯は、死に対する準備なり。
（ キケロ ）
95.
世の最大の改革は、
利己的な行為の改革である。
（ エマーソン ）
96.
財産を守ることはけちであっても、時間を投げ捨てる段になると、たちまちにして、最大の浪費家と変わる。
（ セネカ ）
97.
自分の才能を目立たせないことが、
真の才能である。
（ ラ・ロシュフコー ）
98.
金儲けのうまい人は、無一文になっても自分自身という財産を持っている。
（ アラン ）
99.
二つの保証は一つにまさる。
保証が多すぎて失敗したためしはない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
100.
世界史とは、自由の意識の進歩以外のなにものでもない。
（ ヘーゲル ）
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