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哲学者・思想家の名言
☆ ３月７日 ☆
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1.
同情を表示するのは軽蔑のしるしと感じられる。
同情が示されると、直ちに相手の怖れの対象でないことがはっきりするからである。
（ ニーチェ ）
2.
偉大なる思想は胃袋から生まれる。
（ ヴォーヴナルグ ）
3.
善とは一言で言えば人格の実現である。
（ 西田幾多郎 ）
4.
何よりも次の二つの真理を記憶せよ──
まず第一に、外界は君の魂に触れることはできず、常に揺るぎなく外部に立つものであるから、君の内面の平和は君の想像からのみ生じるということ、
そして第二に、君が今、目の前に見ているものは、たちまち変化して、もはや存在しなくなるということだ。
（ アウレリウス ）
5.
好きなことをする自由があるとき、人はたいてい互いの真似をし合う。
（ エリック・ホッファー ）
6.
生成するすべてのものは、全体の生命の根底にある、あの永遠なるものを幸福にするために生成するのである。
この全体は、君のために生じているのではなく、君が全体のために生じているのだ。
（ プラトン ）
7.
今日地球上には、知識人のマスクをつけたえせ知識人がうようよしている。
（ オルテガ ）
8.
急いでも無駄だ。
大切なのは間に合うように始めることだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
9.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
10.
登山の喜びは、山頂を極めたときに頂点に達する。
（ ニーチェ ）
11.
新刊書の不都合な点は、我々が古い書物を読まなくなることである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
12.
同じ季節が、ぶどう畑には利益をもたらし、牧草地には害を与える。
（ モンテーニュ ）
13.
現代における革命的とも言える大発見は、人間が心の内面のあり方を変えることによって、その外面をも変革しうることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
14.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、また、私が持っているものを失ってしまったら、私は誰なんだろう？
（ エーリヒ・フロム ）
15.
他人を愛せよ。
そうすれば彼らもまた、あなたがたを愛するだろう。
彼らの役にたて、そうすれば彼らもあなたがたの役にたつであろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
16.
箴言は書き手の心を暴露する。
（ ヴォーヴナルグ ）
17.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
18.
民衆が議論し始めると、
すべてのものが失われる。
（ ヴォルテール ）
19.
人間は平等のもとに生まれるが、そこにとどまることはできないだろう。
（ モンテスキュー ）
20.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
21.
語り得ぬことについては、
人は沈黙せねばならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
22.
天才は平均的な知性よりは、むしろ狂気に近い。
（ ショーペンハウアー ）
23.
恐れている事をやってみなさい。
そうすれば恐怖心は、あとかたもなく消える。
（ エマーソン ）
24.
人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。
（ エピクロス ）
25.
何であれ素晴らしいものは突如として生じるものではない。
ブドウの１房、イチジクの実１つとて同じである。
君がイチジクの実が欲しいというなら、私は時間が必要だと答えよう。
花が咲き、実がつき、それが熟すのを待たねばならない。
（ エピクテトス ）
26.
男は自分を愛してくれなくなった女に対して激昂するが、すぐにあきらめる。
女は捨てられるとそれほど騒ぎ立てないが、長い間慰められない思いを胸に抱く。
（ ラ・ブリュイエール ）
27.
彼は何も知らないのに、
何かを知っていると信じており、
これに反して私は、何も知りもしないが、
知っているとも思っていない。
（ ソクラテス ）
28.
趣味は魂の文学的良心である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
29.
論理によって懐疑が出てくるのではなく、懐疑から論理が求められてくるのである。
（ 三木清 ）
30.
金のためにする仕事はすべて、心を疲弊させる。
（ アリストテレス ）
31.
二重の用心は一重の用心に優る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
32.
通常、青年たちに与える教育は、第二の自負を吹き込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
33.
人に従うことを知らない者は、
良き指導者になり得ない。
（ アリストテレス ）
34.
始まりは、どんなものでも小さい。
（ キケロ ）
35.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
36.
意識する存在にとって、生存するということは変化することであり、変化するということは経験を積むことであり、経験を積むということは無限に己自身を創造していくことである。
（ アンリ・ベルクソン ）
37.
私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。
しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。
（ キルケゴール ）
38.
鏡の前に立って、己の偉大さを賛嘆(さんたん)する時代には偉大さが欠けている。
（ マルティン・ブーバー ）
39.
少ししか持っていない人が貧乏なのではない。
たくさん欲しがる人が貧乏なのだ。
（ セネカ ）
40.
我々は自分の健康を大切にする。
貯蓄をし、家の屋根を丈夫にし、衣服を十分に整える。
だが、あらゆる財宝のうちで最高のもの、「友人」という財宝を備えようとする賢者はどこにもいない。
（ エマーソン ）
41.
誰がより多く知っているかではなく、誰がより正しく知っているかを問わねばならぬ。
（ モンテーニュ ）
42.
我々にとって最も不愉快な人種は、相手を見境なく分類して、分かり切ったレッテルを貼る人々である。
（ バートランド・ラッセル ）
43.
私は他人にどう見えるかということよりも、むしろ私自身の中で、どんな人間であるかを気にする。
借りものによってではなく、私によって富みたいと思う。
（ モンテーニュ ）
44.
青年よ、意志を強くし身体を強壮にするために、毎日一度は苦しいと思うことを遂行せよ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
45.
生まれつきの善人よりも、努力してなった善人のほうが多い。
（ クリティアス ）
46.
人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣(つか)えない。
死というものを自覚できるかどうかが、自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる。
（ ハイデッガー ）
47.
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
（ ソクラテス ）
48.
友と敵とがなければならぬ。
友は忠言を、敵は警告を与える。
（ ソクラテス ）
49.
もし君が自分のために生きようと望むならば、他人のために生きねばなりません
（ セネカ ）
50.
文明人とは、
非常に経験の積んだ、
非常に賢い野蛮人のことだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
51.
美味とは、食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである。
（ ジョン・ロック ）
52.
精神には休養を与えねばならぬ。
（中略）絶えず緊張を加えれば、精神の飛翔を妨げることになる。
（ セネカ ）
53.
他人に対しても自分に対しても親切であること。
人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。
これこそ真の思いやりである。
（ アラン ）
54.
人は自分の認識を他人に伝えると、もはやその認識を前ほどには愛さなくなる。
（ ニーチェ ）
55.
どうかしましたか。
誰かにそう言われる時は、
必ずどうかしている。
（ 串田孫一 ）
56.
哲学は我々の目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
57.
年頃の娘たちは結婚のために結婚する。
結婚によって自由になれるから。
（ ボーヴォワール ）
58.
思想は、ともに応じることのできる人たちだけの財産である。
（ エマーソン ）
59.
子どもは父母の行為を映す鏡である。
（ ハーバート・スペンサー ）
60.
飲めば飲むほどのどが渇く
（ オウィディウス ）
61.
四季は、それぞれの季節がくれば、いつも私たちにとって一番よい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
「誰にも迷惑かけないのに何が悪いの」というのも、売春する子の屁理屈だ。
その子が売春したところで、誰も迷惑は受けないし、悪くなることも何もない。
だけど、この世の中でたった一人だけ、大変な迷惑を受け、大変悪いことになる人がいる。
売春しているまさにその子だ。
心も体も大事にしないで、それが悪くならないはずがないじゃないか。
（ 池田晶子 ）
63.
賢者は自然の富を熱心に求める。
（ モンテーニュ ）
64.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
65.
人は同じ川の水で二度水浴びをすることはない。
（ ヘラクレイトス ）
66.
ひとを罰しようという衝動の強い人間たちには、なべて信頼を置くな！
（ ニーチェ ）
67.
人生には処方箋もなければ注意書きもない。
我々に裸のまま与えられるものなのだ。
（ フェルナンド・サバテール ）
68.
子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。
あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。
（ カント ）
69.
友達がたくさんいるということは、友達が全然いないことである。
（ アリストテレス ）
70.
もしも、個性とは、個性的になろうとしてそうなるようなものであるなら、そこには必ず他人との比較があるはずだ。
人と同じようにはするまい、人と同じようにはなるまいという、他人を気にする気持ちがあるはずだ。
だったら、どうしてそんな人が個性的であるはずがあるだろう。
本来のその人がそうである仕方でそうであるのではないからだ。
（ 池田晶子 ）
71.
これからの社会は「よく詰まった頭脳」より「よく働く頭脳」に属する人物を必要としている。
求められているのは、「官僚型」より「企業家型」の人物である。
（ 渡部昇一 ）
72.
道徳を云々するものにとっては、退屈こそひとつの重要な問題である。
というのは、人類の罪悪の少なくとも半分は、退屈を恐れるあまりおかされるものであるから。
（ バートランド・ラッセル ）
73.
恋は交戦の一種なり。
（ オウィディウス ）
74.
心の安らぎを得ている者は、自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない。
（ エピクロス ）
75.
易しいものでも、
難しいもののように取り組み、
難しいものでも、
易しいもののように取り組むべきである。
（ バルタザール・グラシアン ）
76.
私は君たちに、君たちの官能を殺せと勧めるのではない。
私が勧めるのは官能の無邪気さだ。
（ ニーチェ ）
77.
感情に関しては、心の垣根はない。
（ スザンヌ・K・ランガー ）
78.
堅忍は暴力よりも有効であって、まとめて取れないものも少しずつやれば大抵は手に入る。
絶えず続いているということは恐ろしいものである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
79.
いわゆる害悪と呼ばれるものの多くは、悩める者の心のあり方を、恐怖の態度から闘争の態度へと変化させることにより、気を引きしめる強壮剤に変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
80.
最も平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。
（ カント ）
81.
迫害されるのは英雄の運命である。
（ ヴォルテール ）
82.
嫉妬は平生(へいぜい)は「考え」ない人間にも「考え」させる。
（ 三木清 ）
83.
愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。
（ エーリヒ・フロム ）
84.
真の恋愛は
尊敬というものなしには成立しない。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
85.
権力者はへつらわれる度合いに応じて（人を）評価するにすぎない。
（ エルヴェシウス ）
86.
思うに、一度も不幸の目に会わなかった者ほど不幸な者はない。
（ デメトリウス ）
87.
職業は生活の背景である。
（ ニーチェ ）
88.
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
（ モンテーニュ ）
89.
偉大な人物とは、思考が世界を治めると分かっている者のことである。
（ エマーソン ）
90.
現在から、未来は生まれ落ちる。
（ ヴォルテール ）
91.
怒りは奇妙な用法を有する武器である。
他のすべての武器は、人間がこれを用いるものだが、この武器はわれわれを用いる。
（ モンテーニュ ）
92.
幸福は満足する人間に属す。
（ アリストテレス ）
93.
人間の不幸というのは、部屋の中にじっと静かにしていることができないという、ただ一つのことから生じるのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
94.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
95.
人生の目的には、
レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。
レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、
人生の究極の目的の一つである。
（ アリストテレス ）
96.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
97.
精神の最も普遍的な特質は多様性である。
（ モンテーニュ ）
98.
恋の病を癒す薬はいくつもある。
しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
富は賢者の奴隷であり、愚者の主人である。
（ セネカ ）
100.
考えに考え抜けば、解決できない問題はない。
（ ヴォルテール ）
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