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人間には
自分の自由と不自由とを
自覚し分別(ふんべつ)し煩悩(はんのう)する自由がある。
これは他のいかなる存在にも見られぬところである。
［ 出典 ］
鈴木大拙［すずき・だいせつ］
（仏教学者、思想家、1870〜1966）
『〔新編〕東洋的な見方』（上田閑照編）
【 鈴木大拙の名言 】
【 Suzuki Daisetsu 】
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［ 補足 ］
※分別（ふんべつ）＝物事の是非・善悪・道理を判断すること。
またそれらを区別してわきまえること。

※「煩悩(はんのう)」（＝心を煩わせ悩む）は、「煩悩(ぼんのう)」と明確に区別するために、筆者があえて別の読み方としている模様。
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〈全文〉
人間には
自分の自由と不自由とを
自覚し分別(ふんべつ)し煩悩(はんのう)する自由がある。
これは他のいかなる存在にも見られぬところである。
＿＿ Link ＿＿

その上、その分別性のゆえに、
他の自由を尊重し、
他の不自由を共感する。
煩悩(はんのう)する。
つまり人間には、
自分の外に出てまた自分を見ることができるはたらきがある。
＿＿ Link ＿＿
［ ランダム名言 ］
1.
「芸能人」という言葉は、
軍（＝旧日本軍）が慰問団を編成するについて、
芸術家と芸人をまとめる為につくった新語なのである。
芸術家が芸人と同席することを拒否したので、
両方を芸能人という職名にすることで、
芸術家をなだめ、
芸人をおだてたわけだ。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
2.
いまの教師に一番欠けているのは、
多元的な価値を認めるということです。
（ 外山滋比古 ）
（ Toyama Sigehiko ）
3.
愛されるように仕向けることはめったにできないが、尊敬されるように仕向けることはいつでもできる。
（ ベルナール・フォントネル ）
（ Fontenelle ）
4.
教育で大切なのは「詰め込む」ことではなく、「引き出す」ことである。
（ 船井幸雄 ）
（ Funai Yukio ）
5.
本がすごいのは
たたずまいが静かだということね。
それでいて開けてみると、
とんでもないことが書いてあったりもする。
この呼吸がいい。
（ 五味太郎 ）
（ Gomi Tarou ）
6.
成功の一瞬は、失敗の数ヵ年を償う。
（ ロバート・ブラウニング ）
（ Robert Browning ）
7.
幸福になろうとする人は、
まず孤独である。
（ ロベルト・ハマーリング ）
（ Robert Hamerling ）
8.
人間の本性のうちで最も悲劇的なことといえば、
どの人でも人生から逃避したくなるという点であろう。
私たちは誰も、水平線の彼方にある魔法のバラ園を夢見ている。
そのくせに、わが家の窓の外で今日も咲きほこるバラの花など見向きもしないのだ。
（ デール・カーネギー ）
（ Dale Carnegie ）
9.
私に出来ることは何か？
運命以上のものになることだ！
（ ベートーヴェン ）
（ Beethoven ）
10.
家族の支えがなければ、大の大人だって、足もとから崩れていく思いをするだろう。
（ 金八先生 ）
（ Kinpachi ）
11.
実に多くの日本人が、
才能と知能に恵まれながら、
賢くなくなったのは、
叡知の源である貧困を取り上げられたからかもしれない。
（ 曽野綾子 ）
（ Sono Ayako ）
12.
笑いは最良の薬である。
（ 一般のことわざ・格言 ）
（ Ippan saying ）
13.
信念を持たない限り、
人に信念を与えることはできない。
（ マシュー・アーノルド ）
（ Matthew Arnold ）
14.
家庭に不和や憂いのある人間の仕事には、充実や気迫が欠ける場合が多い。
（ 後藤清一 ）
（ Gotou Seiichi ）
15.
旅行は足のうらでする読書だ。
（ 芦田恵之助 ）
（ Ashida Enosuke ）
16.
好きな仕事だから打ち込める。
それによって仕事に対する深い理解が生まれる。
するとそこには新たな発見がある。
そこからさらに理解が広がる。
（ きもとえいこ ）
（ Kimoto Eiko ）
17.
男は気持ちで年をとり、女は容貌で年をとる。
（ ジョン・C・コリンズ ）
（ John C. Collins ）
18.
人間を学ぶのは、人間からだ。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
19.
優等生の作文は苦手だ。
だれもが誉めちぎるような見事な写真（＝映画）は
とても撮れないし、
どちらかといえば好きではない。
（ 岡本喜八 ）
（ Okamoto Kihachi ）
20.
おとなから幸せになろう。
（ 広告コピー ）
（ advertising copy ）
21.
撃っても、その場で的に当たったかどうかは簡単に判ってはいけないし、
また誰も（簡単には）判りはしないのである。
（ 安井浩司 ）
（ Yasui Kouji ）
22.
坊主の妄想に振り回されるぐらいなら、
自分の夢にでも振り回されりゃよかったんだ。
（ 漫画・アニメ『銀魂』 ）
（ Gintama ）
23.
如何(いか)なる作戦も大胆であれ！
大胆な作戦とは、一か八かの賭けとは違う。
大胆な作戦は、常に予備と代替の作戦計画を持っている。
（ エルヴィン・ロンメル ）
（ Erwin Rommel ）
24.
職人は「出来ません」ということを言いません。
なんとかするのが職人気質(かたぎ)でしょうか。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
25.
教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。
国家あるいは社会のためを目標とし、国民や公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
26.
素晴らしき言葉は、
鉄の扉をも開ける。
（ トルコのことわざ・格言 ）
（ Turkiye saying ）
27.
歩き出す仔猫あらゆる知へ向けて
（ 福田若之 ）
（ Fukuda Wakayuki ）
28.
夕月を見ればながむるわが心
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
29.
世に立ち、大いに活動せんとする人は、資本を造るよりも、まず信用の厚い人たるべく心掛けなくてはならない。
（ 渋沢栄一 ）
（ Shibusawa Eiichi ）
30.
敵国外患無き者は国恒(つね)に亡(ほろ)ぶ。
（ 孟子 ）
（ Moushi ）
31.
昔の日本人は
時代に逆らっても、
大切なものを守ろうとする
美学をもっていた。
扱う商品への愛着と自信。
これがあるから、
世の中がひっくり返っても
軸がぶれず、
時代の変化にも動じなかった。
（ 荒俣宏 ）
（ Aramata Hiroshi ）
32.
騒ぐ血をコントロールするのが知性であり、その知性は、学問することによって身に備わる。
（ 金八先生 ）
（ Kinpachi ）
33.
思い出と現在は、常に違ったものでありたい。
昨日より今日、今日より明日に、たとえ、一歩ずつでも前進していたい。
が、振り返って、自分をいとおしむ心の余裕もほしい。
ちょうど、おにぎりとタクアンの切っても切れない縁のように。
（ 高峰秀子 ）
（ Takamine Hideko ）
34.
ルソーが典型例なのですが、
ルソーは人に依存するのをとにかくイヤがりました。
実際には彼ほど人に依存して生きた人もいないのに、
いざ個人の「自由」を語ると
そのことを都合よく忘れてしまいます。
（ 宇野重規 ）
（ Uno Shigeki ）
35.
全ての経験は路(みち)を開く道具（ツール）となる。
（ 漫画『暗殺教室』 ）
（ Ansatsu Kyoushitsu ）
36.
女を武器にする女は、女に嫌われることが多い。
だが、男を武器にする男は、男に嫌われることは滅多にない。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
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