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哲学者・思想家の名言
☆ ２月１９日 ☆
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1.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
2.
教養の勝利は、
国民性を圧倒し去ることである。
（ エマーソン ）
3.
ある人民の制度を作り出そうと企てるほどの人間は、いわば人間の本性を変えることができるという確信のもとに、事に当たるべきである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
4.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
5.
自分に自信を失うと、世界中が自分に敵対する。
（ エマーソン ）
6.
女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。
だが、友情においては男が女に勝っている。
女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
（ ラ・ブリュイエール ）
7.
涙ほど早く乾くものはない。
（ キケロ ）
8.
裏切りがいやならば
期待はしないほうが賢明だ。
だから裏切りの大きさは
期待の熱意に正比例する。
（ 串田孫一 ）
9.
世界は断じて神々の力によって我々の為に造られたものではない。
世界には、実に多くの欠陥が具(そな)わっているではないか。
（ ルクレティウス ）
10.
あなたの精神が健康か否かを計る尺度は、どこにでも良いことを見つけられるか否かである。
（ エマーソン ）
11.
もろもろの偉大な思想は心から来る。
（ ヴォーヴナルグ ）
12.
雄弁がローマで最も盛んだったのは、ローマの政治が最悪の時であった。
（ モンテーニュ ）
13.
軽信というものは、善良に生まれついた人に具(そな)わる特徴である。
（ ショーペンハウアー ）
14.
正しく考えるとき、我々は神の中にある。
正しく生きるとき、神が我々の中にある。
（ アウグスティヌス ）
15.
行動するときには規則に従い、裁くときには例外を斟酌せねばならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
16.
思考が人間の偉大さをなす。
（ ブレーズ・パスカル ）
17.
朝起きてすぐ、迎えるその日になすべき行為を順に挙げよ。
（ ピタゴラス ）
18.
単に良い意図を持っているだけでは、人生はまさに地獄絵図になるだけである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
19.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
20.
何よりもまず、純粋な実践理性の国とその国の正義を求めて努力せよ。
そうすればなんじらの目的（永遠平和の幸福）はおのずから与えられよう。
（ カント ）
21.
時間をぜんぜん消費しなければ、年において若くとも、時間においては老いていることもありえる。
（ フランシス･ベーコン ）
22.
いかに多くの者が光を見る資格がないか。
それでも夜は明ける。
いかに多くの者が、この世に生まれたことを嘆いているか。
それでも自然は新しい子孫を生み、この世に存在しなかったことをむしろ望んだ者たちをも、存在せしめている。
（ セネカ ）
23.
友愛はつねに利をもたらすも、恋情は害をもたらす場合もありえる。
（ セネカ ）
24.
実存は本質に先立つ。
（ サルトル ）
25.
女にとって束縛は逃れられない運命で、女がこの束縛から離れようとすれば、いっそう激しい苦しみに出会う。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
26.
情念は、われわれがこれについて明確な観念を形成するや否や、たちまち情念たることをやめる。
（ スピノザ ）
27.
どんな人も
他人の経験によって学び取るほど利口ではない。
（ ヴォルテール ）
28.
金持ちでも貧乏人でも強い者でも弱い者でも、遊んで暮らしている市民はみんな詐欺師だ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
29.
健康な身体は客間で、病身は監獄である。
（ フランシス･ベーコン ）
30.
学問に王道はない。
疲れることを恐れず、石ころだらけの小道を登っていく者だけが輝ける峰に到達できる。
（ カール・マルクス ）
31.
ある事柄をまったく深く捉える人々は、いつまでもその事柄に忠実であることは稀である。
彼らはまさしく深みを光に晒したのである。
そこにはいつでも具合の悪いものが沢山見当たる。
（ ニーチェ ）
32.
全ての宗教は、それがいかに幼稚かつ未熟であろうとも、常に人間存在の弁神論でしかあり得ない。
（ コーエン ）
33.
嫉妬は常に恋と共に生まれる。
しかし必ずしも恋と共には滅びない。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
一人でもいいから、あなたが生きていてくれてよかったと思ってくれること。
これが人生で成功したということである。
（ エマーソン ）
35.
我々の人生は、我々の思考によってつくられる。
（ アウレリウス ）
36.
恥は若者にとって名誉であり、老人には屈辱である
（ アリストテレス ）
37.
女たちにとっての地獄は老いである。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
立派にやり遂げたことに対する最大の報酬は、それをやり遂げたことそのものにある。
（ ヴォルテール ）
39.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
40.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
41.
器量こそ
乱世における勝敗を決定するものである。
（ 唐木順三 ）
42.
希望は頼りにならないものであるが、心地よい道を経て、我々を人生の終わりまで運ぶことだけのことはしてくれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
日本人は何かに金を使えば、必ず領収書を取る。
しかし領収書はもらっても、果たして税務署がこれを認めてくれるだろうかと心配する。
そういうことを１年３６５日思っていたら、風格のある国民はできない。
（ 渡部昇一 ）
44.
音を立てない人々は危険である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
45.
多くは覚悟でなく愚鈍と慣れでこれに耐える。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかぬような書物のことである。
（ ヴォルテール ）
47.
小心は人々を不決断にし、その結果、行為の機会と最大の好機を失わせる。
（ トマス・ホッブズ ）
48.
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。
（ ラ・ロシュフコー ）
49.
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。
むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
我々人間は集団を好む動物であるとともに、自分の同族に認められること、それも好意をもって認められることの好きな動物である。
もし自分の属する社会集団の誰からも完全にそっぽを向かれるとすれば、こんな残酷な刑罰はあるまい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
51.
私たちは、自分自身に対して嘘をつく時、最も大きな声で嘘をつく。
（ エリック・ホッファー ）
52.
「時」をまねるがよい。
「時」は一切のものをゆっくりと破壊する。
「時」はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。
だが、ひったくることはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
53.
人生に対してもっと大きい信頼を寄せているなら、おまえたちはこれほど瞬間に身を委ねることもないだろうに。
（ ニーチェ ）
54.
自分の苦悩をまぬがれた者は、他人の苦悩を軽くしてやる責務を感じなければならない。
（ シュバイツァー ）
55.
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない。
（ エリック・ホッファー ）
56.
重要なのは量ではなく質である。
（ セネカ ）
57.
時は未来永劫の幻影なり。
（ プラトン ）
58.
追いつめられた若者が意を決して、「世間」という暴れん坊の顎ひげを引っ張ると、すぽりと手の中に抜け落ちることがある。
よく見直すと、それは、臆病者を追い払うためのつけひげなのだ。
（ エマーソン ）
59.
神々と人間どもを通じ、最も偉大なるひとつなる神は、その姿、その心において人間とは似ても似つかぬものなり。
（ クセノパネス ）
60.
金を払う相手は先生だが、実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。
（ エマーソン ）
61.
富は消費するためにある。
消費する目的は、名誉と善行である。
（ フランシス･ベーコン ）
62.
忍耐は力以上のものを我々に授ける。
（ エドマンド・バーク ）
63.
自然は、神が世界を支配する技術である。
（ トマス・ホッブズ ）
64.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
65.
人は自分の運命を非難して、
責任をまぬがれるつもりでいる。
つまり、いつも運命の女神がいけないことになる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
66.
天才の特徴は、何を大目に見るかを知っていることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
67.
愛は互いに認め合うことに始まり、
互いに信じ合うことによって頂に達する。
（ フリードリヒ・シュレーゲル ）
68.
すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる。
（ ニーチェ ）
69.
私たちは自分たちが永遠であるのを感じ、知っている。
（ スピノザ ）
70.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
71.
音楽において調和と呼ばれるものは、国家においては一致と呼ばれる。
（ キケロ ）
72.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
73.
克服できない障害を前にして頑固にふるまうのは、おろかなことだ。
（ ボーヴォワール ）
74.
取るに足りない不愉快なできごとが、幸福をだいなしにすることもある。
（ タタルケビッチ ）
75.
あり余るほど自由な時間のある人間は、たいてい悪いことを考えるものである。
（ スピノザ ）
76.
愛せなければ通過せよ。
（ ニーチェ ）
77.
人は両端の燃えているローソクのようでなければならない。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
78.
話題に窮したときに、自分の友人の秘密を暴露しない者は稀である。
（ ニーチェ ）
79.
良いものは、短ければ二重によい。
（ バルタザール・グラシアン ）
80.
恋は遅く来るほど激しい。
（ オウィディウス ）
81.
イマジネーションの世界は無限である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
82.
書物は私の心の鍛錬にはならず、
知を育んだだけである。
（ モンテーニュ ）
83.
恋と酒の共通点。
人を熱くし、明るくし、くつろがせる。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
84.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
85.
格言は哲学者たちの機知のほとばしりである。
（ ヴォーヴナルグ ）
86.
文章の一つの大切なルールは、真実を語ることである。
これが第一に大切なことであり、第二に大切なことであり、第三に大切なことである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
87.
無から有は生じない。
（ エピクロス ）
88.
異常な事態だ。
哲学がこの三語「Je m’en fous.」（どうだっていいじゃないか）の中に収まってしまうとは。
（ モンテスキュー ）
89.
結婚は男にとって、しばしばひとつの危機である。
その証拠に、多くの男の精神病患者が婚約期あるいは結婚生活の初期に生まれるからである。
（ ボーヴォワール ）
90.
善意の衣をほどよくまとえ。
他人にあらさがしされることはまずない。
世間はそいういう人の短所は見たがらない。
（ バルタザール・グラシアン ）
91.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
92.
知識を身につける機会があれば、たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
93.
人間のすべての性質のなかで、
嫉妬は一番みにくいもの、
虚栄心は一番危険なものである。
心の中のこの二匹の蛇からのがれることは、
素晴らしくこころよいものである。
（ カール・ヒルティ ）
94.
真実と自由は、虚偽と暴力のように堅く結び合っている。
真実さのみが自由な世界を一つに結ぶ。
真実さがなければ、自由な世界も消失する。
自由と虚偽は互いに排斥し合う。
（ カール・ヤスパース ）
95.
人はしばしば、いちばん大切なこと（問題の核心）にまっすぐに向かわずに、それを不適切なかたちで問うのである。
（ 西研 ）
96.
運命は性格なり
（ アリストテレス ）
97.
不満というものは、不満の誘因があとで除かれるだけでもう癒されているというわけにはいかぬ一つの肉体的な病気である。
（ ニーチェ ）
98.
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
（ アウグスティヌス ）
99.
人生の夕べは、
そのランプを携えて来る。
（ ジョセフ・ジュベール ）
100.
キリスト、キリストと呼ばれる人にて、
審判の時には、
キリストを知らざる人よりも遠く彼を離れるべき者多し。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
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