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哲学者・思想家の名言
☆ ２月１２日 ☆
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1.
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
（ モンテスキュー ）
2.
雌犬(めすいぬ)は女主人に似る。
（ プラトン ）
3.
満足は不満足の中に求むべし、休息は進歩の中に求むべし、安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
（ 大西祝 ）
4.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
5.
宗教は民衆の阿片(あへん)である。
（ カール・マルクス ）
6.
私たちは、私たちがいつ最も成功したのかということを、決して知り得ない。
（ ウナムーノ ）
7.
顔にお白粉(しろい)を塗れば十分なので、心にまで塗る必要はない。
（ モンテーニュ ）
8.
長生きをしたければ中庸の道を歩け。
（ キケロ ）
9.
幸福たらんと欲しなければ、絶対に幸福にはなれぬ。
（ アラン ）
10.
ビロードのクッションに大勢で座らされるよりも、カボチャに座って独り占めした方がいい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
11.
裁判官としての職務は、法律を解明することに存し、法理を制定することではない。
（ フランシス･ベーコン ）
12.
どんなことでも、度を越して他人をうんざりさせる人は見くびられる。
（ フランシス･ベーコン ）
13.
人間の本性には、動物と通い合える肉体と、神々と通い合える理性・英智とが混じり合っている。
（ エピクテトス ）
14.
幸福になる秘訣をお教えしよう。
できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ。
（ バートランド・ラッセル ）
15.
運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
17.
善悪を自分で判断すること、それができることこそが、本当の自由なんだ。
自分で自由に決めるということの、本当の意味なんだ。
（ 池田晶子 ）
18.
神は自惚れ屋を憎む。
（ セネカ ）
19.
あなた自身を主張せよ。
決して人真似するな。
あなたの生まれながらの才能を、全生涯かけて蓄積してきた力とともに一度に発揮しよう。
（ エマーソン ）
20.
真理を語るには二人が必要だ──一人は話すために、一人は聞くために。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
21.
数学を味方にしていない者は、いつかそれを敵に回すことになるだろう。
（ ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト ）
22.
神は人間を、その本質が天使と獣類との中間に存在するものとして創られた。
（ アウグスティヌス ）
23.
人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
24.
法律は正義であるがゆえに従うといって服従している者は、自分の想像する正義に服従しているのであって、法律の本質に服従しているのはない。
（ ブレーズ・パスカル ）
25.
あらゆる職業の中で、最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するものは農業である。
（ キケロ ）
26.
この世の中で成功するには、力ずくでも、死ぬまで剣を腕より離さないことだ。
（ ヴォルテール ）
27.
いったい何が我々の感覚以上に我々に情報を与えることができようか。
（ ルクレティウス ）
28.
持続とは変化を続けることである。
変化とは、自己の中に「非自己」を取り込むことである。
（ アンリ・ベルクソン ）
29.
乏しいと云(い)うことには欠乏がない。
（ ルクレティウス ）
30.
人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。
（ J・S・ミル ）
31.
快活さを失った場合、
それを取り戻す最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、
快活そうにしゃべることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
32.
逆境における友というものは、果たして稀であろうか。
反対である。
誰かと友情を結ぶや否や、その人は苦境にさいして金を借りたがる。
（ ショーペンハウアー ）
33.
恋する男と女が一緒にいて少しも退屈しないのは、
いつも自分たちのことだけを話題にしているからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
私の出会う人は皆、ある意味で私の先輩だ。
（ エマーソン ）
35.
怖れるべきは死ではない。
真に生きていないことをこそ怖れよ。
（ アウレリウス ）
36.
君の精神は、君の平生の思いと同じようになるであろう。
なぜならば、魂は思想の色に染められるからである。
（ アウレリウス ）
37.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）
38.
社会が決める法律には正しさは必ずしもないとすれば、正しさはどこにあるか、わかるね。
そう、自分にあるんだ。
善悪を正しく判断する基準は、自分にある、自分にしかないんだ。
（ 池田晶子 ）
39.
人間が教育・陶冶(とうや)の文化的要素を自分のものにすることができれば、それが彼らの思考と意欲の生活を形作り、少なくとも部分的には、自分自身に直接重要な事柄にだけでなく、個人を越えた大きな目標に専心する誘因となるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
40.
（数学における）証明とは、君に強制的にやらせる作業ではない。
君を導く筋道だと思いたまえ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
41.
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、
臆病の証拠である。
（ トマス・ホッブズ ）
42.
薬が調合されるときに、そこに毒が入るように、徳が組み合わされるとき、そこに不徳が入る。
知恵は徳と不徳をうまく調合し、それを人生の不幸に対して役に立てる。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
この世界に於(お)いて行為することによって人間は自己を知り得るのである。
（ 三木清 ）
44.
革命は些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
（ アリストテレス ）
45.
私は明白な不正を隠れた不正ほどには憎まず、戦争の不正を平和の不正ほどには憎まない。
（ モンテーニュ ）
46.
すべての不運や、つまらぬ物事に対して、
上機嫌にふるまうことである。
上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、
あらゆる物事を、あなた自身をも、
軽やかにするだろう。
（ アラン ）
47.
夜は、どんな女も美しい。
（ オウィディウス ）
48.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
49.
年々、時は過ぎ去るも、過ぎ去りし時は還らじ。
（ キケロ ）
50.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
51.
われわれは消極的に悪い習慣を捨てようと努力するよりも、むしろ常に良い習慣を養うように心掛けねばならぬ。
（ カール・ヒルティ ）
52.
よい格言は陳腐なものになりがちである。
というのは、それらはことわざに転化するからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
53.
実は死が近づくという観念は誤りである。
死は近くにありもしなければ遠くにありもしない。
死は在(あ)らないのである。
（ ボーヴォワール ）
54.
ねたみは憎しみよりも始末に負えない。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
宗教は生活の腐敗を防ぐべき香料である。
（ フランシス･ベーコン ）
56.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
57.
革新を施すのにあまりに困難な場合には、革新が必要でないという証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
58.
「この世で最も美しいものは何か」
「言論の自由」
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
59.
世の中の人は、
パンの問題に苦しむというが、
実は、パンを求むる心に苦しめられているのである。
（ 清沢満之 ）
60.
学問は人格に移る。
（ オウィディウス ）
61.
資本主義が進展すると共に、手段としての財力が強くなり、人間のほうが財の手段となり、人間が機械の奴隷にされるという傾向が生じてくる。
（ 和辻哲郎 ）
62.
懐疑は知性の徳として人間精神を浄化する。
ちょうど泣くことが生理的に我々の感情を浄化するように。
（ 三木清 ）
63.
理性には心情の気持ちがわからない。
（ ヴォーヴナルグ ）
64.
変化は存在するが、変化するものは存在しない。
（ アンリ・ベルクソン ）
65.
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
（ サルトル ）
66.
友情関係は同等関係である。
（ カント ）
67.
軽い苦しみは言葉になるが、大いなる苦悩は沈黙する。
（ セネカ ）
68.
名声は川のようなものである。
軽くてふくらんだものを浮かべ、重くてがっしりしたものを沈める。
（ フランシス･ベーコン ）
69.
豊かな人生（の実現）を信じなさい。
そして、人生は生きる価値のあるものだと信じなさい。
そうすれば、あなたの信念がそれを事実にまで高めてくれます。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
70.
書く力も資格もない者が書いた冗文や、
からっぽ財布を満たそうと、
からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、
書籍全体の九割にのぼる。
（ ショーペンハウアー ）
71.
恐怖心をなくしたいなら、あなたがいちばん恐れていることをしなさい。
そうすれば恐怖心は消えてなくなります。
（ エマーソン ）
72.
よくできたと満足して休みなさい。
そして、他の人が君についてあれこれ何と言おうと、言わせておけばよいのです。
（ ピタゴラス ）
73.
その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。
（ ヴォルテール ）
74.
人間は自由であり、
常に自分自身の選択によって行動するべきものである。
（ サルトル ）
75.
いかなる人間にも、三つの望みがある。
健康であること、
正直な手段で金持ちになること、
そして美しくあること。
（ プラトン ）
76.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
77.
人生は生きる価値があると信じなさい。
その信念が、その事実を生み出すことになるでしょう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
78.
友人や恩人たちの欠点について終始遠慮なく語るようになったら、もう彼らに対して持つべき感情を永く持続できない。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
古代の偉人たちの人生を知らないということは、子供のままで一生を送ることだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
80.
ここで生きていくのなら、もう慣れている。
よそに行って生きるのも、君の望み通りにできる。
死ぬとすれば、使命を終えただけのことだ。
他には何もない。
だから勇気を出せ。
（ アウレリウス ）
81.
最も長生きした人間とは、最も年を経た人間のことではない。
最も人生を楽しんだ人間のことである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
82.
男は建設すべきものも、破壊すべきものもなくなると、非常に不幸を感じるものである。
（ アラン ）
83.
人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。
なぜなら、感情は気まぐれだからである。
（ ニーチェ ）
84.
美なるものの最も重要な姿は、整っていること、釣り合いがとれていること、明確であることである。
（ アリストテレス ）
85.
十分暗くなれば、人は星を見る。
（ エマーソン ）
86.
浅薄な哲学は人の心を無神論に傾け、深遠な哲学は人の心を宗教へ導く。
（ フランシス･ベーコン ）
87.
ささやかな利益も、積み重ねれば重い財布になる。
（ フランシス･ベーコン ）
88.
社会の利益を追求するより、自分の利益を追求する方が、社会の利益につながることが少なくない。
（ アダム・スミス ）
89.
大きな仕事を企てる場合には、機会を作り出すことよりも、目の前の機会を利用するように努めるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
90.
人をだめにする最大の方法は、
好きなことをやらせ、
好き放題にさせ、
褒めまくることだ。
いうところの褒め殺しである。
これによく抵抗できる人は少ない。
（ 鷲田小彌太 ）
91.
普通、人は時間をつぶすことに苦心する。
才能ある人間は、時間を利用することに苦心する。
（ ショーペンハウアー ）
92.
世間の意見がいかに乱暴なものでも、自分自身の意見の振るう暴力に比べれば、ものの数ではない。
自分自身をどう考えるかによって人の運命は決定される、あるいは暗示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
93.
いかなる訓練をも受けない精神は、無為の中に鈍重になり不活発になる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
94.
思考は行動の種子である。
（ エマーソン ）
95.
全体性における人間は天使でもなければ動物でもなく、天使であると同時に動物である。
かくして人間とは矛盾の存在である。
（ 三木清 ）
96.
悪とは何か。
弱さから生じるすべてのものだ。
（ ニーチェ ）
97.
あまりに多くの事をなし得る者は、自己の能力以上のことをなさんと欲す。
（ セネカ ）
98.
極陰は陽に転ずることわりを
ただにし思へば心動ぜず
（ 森信三 ）
99.
自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのが最も確実な療法である。
（ ニーチェ ）
100.
自然に強制を加えてはならず、むしろ、これに従うべきなり。
（ エピクロス ）
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