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哲学者・思想家の名言
☆ ２月１１日 ☆
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1.
もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
（ セネカ ）
2.
目的は必ずしも達成されるために設定されているわけではなく、照準点とか方位点として役立たせるためである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
3.
生きることにとっての最大の障害は、明日という時に依存し、今日という時を無にする期待である。
（ セネカ ）
4.
（山登りは）初めはつねに難しいというが、
登るにしたがって、
その労を少なくするのは、
山の自然である。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
5.
私の実際的な読書の方針は三つある。
１．一年を経過していない本はどれも読まないこと。
２．有名な本のほか読まないこと。
３．好きな本のほか読まないこと。
（ エマーソン ）
6.
恋愛のために
出世をすべて犠牲にするのは、
痛ましくも英雄的である場合もあるが、
愚行であろう。
だが、
出世のために恋愛をすべて犠牲にすることも
同じく愚行で、
けっして英雄的ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
7.
自然は決して我々を欺かない。
我々自身を欺くのは常に我々である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
8.
文体は、精神の現れた姿である。
他人の文体を真似ることは、
仮面をかぶることに相当する。
（ ショーペンハウアー ）
9.
１人の金持ちが存在するためには、
少なくとも５００人の貧乏人がいなければならない。
（ アダム・スミス ）
10.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
11.
悪意というものは、他人の苦痛自体を目的とするものではなく、我々自身の享楽を目的とする。
（ ニーチェ ）
12.
世界は活力ある人のものである。
（ エマーソン ）
13.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
14.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
15.
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、人生が変わる。
（ アミエル ）
16.
どのような理由であっても、
社会によって保護されるべきものをもっている
ということに関して、
その人が十分な主張だと
私たちがみなすものをもっているとしたら、
私たちは
その人はそれに対する権利をもっている
と述べる。
（ J・S・ミル ）
17.
世の中で成功を勝ちとるには、人から愛される徳とともに、人を恐れさせる欠点も必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
18.
常識や率直なふるまいほど人を驚かすものはない。
（ エマーソン ）
19.
一場の夢は一巻の書物なのだ、
そして書物の多くは夢にほかならない。
（ ウンベルト・エーコ ）
20.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
21.
わたしたちは、ひとりの人間を、
飢えとしてではなく、
食物として愛している。
わたしたちの愛は、
人食い人種の愛である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
22.
生きるというのは、考えるということである。
（ キケロ ）
23.
人には労せずしてすべてがうまくいく時期があるかと思えば、
何をやってもうまくいかない時期もある。
どんな人も、つねに賢人でいることはできない。
（ バルタザール・グラシアン ）
24.
我々は自分の健康を大切にする。
貯蓄をし、家の屋根を丈夫にし、衣服を十分に整える。
だが、あらゆる財宝のうちで最高のもの、「友人」という財宝を備えようとする賢者はどこにもいない。
（ エマーソン ）
25.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
26.
恋は交戦の一種なり。
（ オウィディウス ）
27.
愛というものは単に優しさだけで（あるいは単に弱さだけで）成り立つものではなく、常にはっきりとして揺るがない一つの信仰、言い換えれば幸福な誓いによってしか十分に表現されない、自由で変化しない何ものかを含むものである。
（ アラン ）
28.
すべての不運や、つまらぬ物事に対して、
上機嫌にふるまうことである。
上機嫌の波はあなたの周囲にひろがり、
あらゆる物事を、あなた自身をも、
軽やかにするだろう。
（ アラン ）
29.
古今のあらゆる清純で賢明な魂は誤解を受けた。
（ エマーソン ）
30.
大人が自然から発足するのと同じように、赤ん坊も、ある意味で自然から出発する。
したがって、発育の初期にある赤ん坊は、自然と一体であり、実に自然が咲かせた花そのものである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
31.
貧乏にあまんずるは栄誉ある財産なり。
（ エピクロス ）
32.
勇者の気持ちを味わいたければ、ありったけの気力をふるって、勇者らしく振る舞うことだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
33.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
34.
できるかどうか分からないような試みを成功させるただひとつのものは、まずそれができる、と信じることである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
些細(ささい)な打ち明け話をする者を警戒せよ。
君から大きな打ち明け話を引き出すためだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
37.
いかに示唆するかを知ることは、教え方の偉大な技術である。
（ アミエル ）
38.
アメリカでは、人間はみな平等だから、社会的に自分より上の人はいないと誰もが思っている。
ところが、自分よりも劣る者はいないという点に関しては、誰も認めようとはしない。
（ バートランド・ラッセル ）
39.
学問は満足しようとしない。
しかし経験は満足しようとする。
これが経験の危険である。
（ 谷川徹三 ）
40.
人間の行動はすべて次の七つの原因の一つないし、それ以上のものを有す。
機会・本性・強制・習慣・犠牲・情熱・希望が、則ちこれなり。
（ アリストテレス ）
41.
ささいなことが私たちの慰めになるのは、ささいなことが私たちの苦しみになるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
42.
立派な箴言はちょうど塩のように、
決して利かなくなることのない食物である。
（ ニーチェ ）
43.
男は自分の秘密よりも他人の秘密のほうを誠実に守る。
女はそれと反対に、
他人の秘密よりも自分の秘密のほうを大事にする。
（ ラ・ブリュイエール ）
44.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
45.
光るものすべてが黄金ではない。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
46.
常識をよくつかんでいるからこそ、
常識批判も可能なのであり、
普通の言い回しでは表現できない
独特の哲学言語を開発する道も開かれるのです。
（ 中島義道 ）
47.
後悔したり、他人を責めないことが、
賢明さへの第一歩だ。
（ ドゥニ・ディドロ ）
48.
恋愛においては往々にして疑うよりもだますほうが先に立つ。
（ ラ・ロシュフコー ）
49.
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
50.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
51.
恋はその作用の大部分から判断すると、友情よりも憎悪に似ている。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
物的生産力の万能を信じて
甘んじてその奴隷となるような史観を有(も)つことは
私には到底できない。
（ 九鬼周造 ）
53.
通常、青年たちに与える教育は、第二の自負を吹き込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
泣いたことのない青年はがさつであるし、
笑おうとしない成年は阿呆だ。
（ サンタヤーナ ）
55.
政治とは、支配者と民衆の間に結ばれる単純な契約である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
56.
われわれが軽視する人々については、
われわれは彼らの賞賛をも軽視する。
（ トマス・ホッブズ ）
57.
恋の始めも終わりも、二人だけの場合には当惑を感ずるものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
58.
あまりに細心すぎるのは、繊細（の意味）を取り違えているのだ。
本当の繊細さは、確固とした細心さである。
（ ラ・ロシュフコー ）
59.
常ないものを常あるもののごとく思い、頼むべからざるものを頼みとするところに、人生における種々の苦悩は生ずる。
（ 三木清 ）
60.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
61.
世間の意見がいかに乱暴なものでも、自分自身の意見の振るう暴力に比べれば、ものの数ではない。
自分自身をどう考えるかによって人の運命は決定される、あるいは暗示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
人は多くを約束する、少しも与えないために。
（ ヴォーヴナルグ ）
63.
情熱がもはや精神に水を与えることも育(はぐく)むこともなくなると、
怖れが雑草のごとく、
捨てられた土地の荒れ土に吹き出すのです。
（ サム・キーン ）
64.
人間はみな、発見の航海の途上にある探求者である。
（ エマーソン ）
65.
ある者の愚行は他の者の財産である。
（ フランシス･ベーコン ）
66.
善意の過ちは許せ。
（ カール・マルクス ）
67.
時の翼に乗って悲しみは飛び去る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
68.
値(ね)の高さが、肉の味をよくする。
（ モンテーニュ ）
69.
どんな小さな努力でも、それをする事で、無限の結果が生まれてくる
（ アラン ）
70.
問題の結論を説得力のあるものにするためには、
提示された前提や導出では不十分であると指摘し、
もっと良い論証を示すように要求することが、
（本来あるべき形の）批判なのです。
（ 金杉武司 ）
71.
男女が結論だけ同じ時には、
双方の理由は、
いつもかけ離れている。
（ サンタヤーナ ）
72.
あなたに対して最も賢明な助言ができるのは、
あなた自身である。
（ キケロ ）
73.
あまりに早くにあげた名は、何と重荷になることか。
（ ヴォルテール ）
74.
誕生と死、それは人の力ではどうしようもない出来事であり、この二つの間の期間をせいぜい楽しむにこしたことはない。
（ サンタヤーナ ）
75.
時ほど速く過ぎ去るものはない。
（ オウィディウス ）
76.
長篇小説は、
嚥(の)み下(くだ)されるためにある。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
77.
他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
何であれ伝え方や行い方次第で、
その事柄の価値そのものが大きく変わってくる。
これは人の世話をする場合によく当てはまる。
とげとげしい気持ちでいやいやながら世話をすれば、
親切な行いも固くなったパンみたいなものになる。
（ セネカ ）
79.
安らかな眠りを得るのに最上の道は、実にしばしば、善良な行為、確固たる良い計画、ざんげ、改心、他人との和解、将来の生活のための明瞭なよい決意などである。
これらはとりわけ神経をしずめてくれるもので、どんな場合にも、眠るのによろしい。
（ カール・ヒルティ ）
80.
一国は他国の滅亡なしには勝ちえないし、不幸な人々を生ぜしめないでは征服しえない。
それゆえ、自国の強大を願うことは、隣国の不幸を願うことである。
（ ヴォルテール ）
81.
友達を疑ってかかるのは、友達からだまされるよりも恥ずかしいことだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
82.
ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに語ることができ、ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに行動することができる。
（ キルケゴール ）
83.
私の人生哲学は、本質的には単純な言葉だが、「辛抱強く頑張る」ところにある。
（ ジョン・デューイ ）
84.
なるほど死は生の末端に違いないが、目標ではない。
生の終極ではあるが決して目的ではない。
生それみずからが、生にとっての目標、その仕事でなければならぬ。
（ モンテーニュ ）
85.
けだし自由というものは、中身の多い滋養豊富な食物、あるいは強くて良い葡萄(ぶどう)酒のようなものであって、そういう飲食物はそれに慣れている丈夫な体質を養い強めるには適しているけれど、そういうものには合わない繊弱(せんじゃく)な体質に対しては、これを圧し滅ぼし、酔いつぶしてしまう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
86.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
87.
人間の幸福は、決して神や仏が握っているのではない。
自分自身の中にそれを左右するカギがある。
（ エマーソン ）
88.
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、
それを見た人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
人間の一世(ひとよ)おもへばおのがじし
負い来(き)し業(ごう)を果たさむとする
（ 森信三 ）
90.
神は似非(えせ)信心家を作り、王侯は偽善者を作る。
（ モンテスキュー ）
91.
我々人間の意見の最も普遍の性質は多種多様ということである。
（ モンテーニュ ）
92.
我なにかを知る。
（ モンテーニュ ）
93.
今こそ好機逸すべからず。
君は現在に生き、あらゆる波に乗って船出し、各瞬間に永遠を見出さねばならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
（ アリストテレス ）
95.
心を打ち明けるということは、王冠や主権と同じく、最高の地位の者にだけ許された贅沢であり、それは相手のご機嫌取りをすることも、相手に迎合することもなく、真実を語ることである。
（ エマーソン ）
96.
自己の中に深く没入すれば、
自分の求めるものがそこにあることを知る。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
97.
多くの人間は、その記憶があまりにもよいという唯一の理由から思索者になれない。
（ ニーチェ ）
98.
アクセントは会話の生命である。
アクセントは会話に感性と真実を与える。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
99.
思考の掲示は、隷属から自由へと人を釈放する。
（ エマーソン ）
100.
キリスト教道徳は奴隷の道徳、弱者の道徳である。
生の拡大を妨げ、本能の発揮を抑え、人間を萎縮させ、退化させる道徳である。
（ ニーチェ ）
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