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哲学者・思想家の名言
☆ １月６日 ☆
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1.
種を蒔けば、刈り取らねばならない。
人を殴れば、苦しまねばならない。
人に善をなせば、君も善をなされるであろう。
（ エマーソン ）
2.
幸福は過去になったとき初めて存在するものなのだ。
（ キルケゴール ）
3.
「文化」は
言語の条件であり、
同時に、その産物である。
（ ジョン・デューイ ）
4.
運は常に、思慮深い人の味方として戦う。
（ クリティアス ）
5.
真理は「時」の娘であり、
権威の娘ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
6.
世の中には周りの人は私（＝自分）の敵だと考えている人が多くいます。
うかうかしていると私を陥れかねない怖い人ばかりだと。
しかしそうではなく、周りの人は私が求めれば援助をしてくれる、味方をしてくれる仲間なのだ、と思って欲しいのです。
なぜなら、そうでないと他の人の役に立とうとする人になれないからです。
誰も敵の役に立とうとは思わないでしょう。
（ 岸見一郎 ）
7.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
8.
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
（ デモクリトス ）
9.
真の欲求なくして真の満足はない。
（ ヴォルテール ）
10.
ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
（ ニーチェ ）
11.
一般に堕落した人々の間では、自由は長く存在することはできない。
（ エドマンド・バーク ）
12.
人間は自分自身の歴史をつくる。
だが、思うままにではない。
自分で選んだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、与えられ、持越されてきた環境のもとでつくるのである。
（ カール・マルクス ）
13.
最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
（ アリストテレス ）
14.
科学がなければ、愛は無力である。
愛がなければ、科学は破壊的である。
（ バートランド・ラッセル ）
15.
文化は、まきちらされるものであるが、文化が特別の所にあらかじめあって、次にそれが、まきちらされるのではない。
文化は、実は、それがまきちらされる手続きを含めて、はじめて文化となるのだ。
（ 鶴見俊輔 ）
16.
人は女を深いと思う──なぜか？
女の場合、底まで行けないからだ。
女は浅くさえもないのだ。
（ ニーチェ ）
17.
妻は、
若い夫にとっては女主人、
中年の夫にとっては仲間、
老人の夫にとっては乳母である。
（ フランシス･ベーコン ）
18.
克服することができると信じる者は、克服することができる。
この人生の第一課を学ばなかった者は、恐れを克服できないまま日々を過ごす。
（ エマーソン ）
19.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは、議論よりも暴力を、
平和よりも戦争を、
民主主義よりも貴族政治を、
科学的客観性よりも宣伝を優位におく。
（ バートランド・ラッセル ）
20.
干渉好きの老人ほど、見苦しいものはない。
（ エピクロス ）
21.
自然が暴威をふるわないところでは、自然は合理的な姿に己を現してくる。
（ 和辻哲郎 ）
22.
一巻の書物を前にして、
それが何を言っているのかではなく、
何を言わんとしているのかを、
わたしたちは問題にしなければならない。
（ ウンベルト・エーコ ）
23.
生まれて一度も、立派な決心をしない人はほとんどない。
ただそれが続かないのだ。
昨日結んだ紐(ひも)が、今日はや緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるではないか。
結んだ紐は、日に日に締め直せば、固く締まってくる。
（ ジェームズ・ミル ）
24.
過去を思い出さない者は、同じことを繰り返す宿命にある。
（ サンタヤーナ ）
25.
本来、お世辞というものは、女の身にぴったりと当てはまる衣裳である。
（ キルケゴール ）
26.
事実は、
自然の事実であれ歴史の事実であれ、
われわれに代わって決定を下すことはできないし、
選択されるべき目標を規定することもできない。
自然や歴史に目的や意味を導入するのは
われわれである。
（ カール・ポパー ）
27.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
28.
思考から生まれ、思考に問いかけるもののみが、全人類のための精神的な力となりうる。
（ シュバイツァー ）
29.
私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。
しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。
（ キルケゴール ）
30.
幸福においても、また不幸においても同様に、重要なのは、現実の過去や現在や未来に何があるかではなく、私たちが何を想像し感じているかなのだ。
（ タタルケビッチ ）
31.
ビロードのクッションに座るよりも、気兼ねせずにカボチャの上に座っている方がいい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
32.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
33.
教育の過程はそれ自体を超えるいかなる目的も持っていない。
すなわちそれはそれ自体の目的なのだ。
（ ジョン・デューイ ）
34.
精神の闘いでは、独身者のほうが世帯者よりもずっと危険をおかし得る。
（ キルケゴール ）
35.
本流が雨水を集め、あふれ、怒号し、流れ、
流れることによって下流に導かれ、
その過程を終わるがごとく、
滅びゆく者の道筋はすべてそのようである。
（ アウグスティヌス ）
36.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
37.
快楽を控えることでなく、快楽に勝って負けないのが最上である。
（ アリスティッポス ）
38.
文明は流血の戦場の上に構築されていて、
個々の人々の生存は、
ひとりぼっちの断末魔の苦しみの中へ消えてゆく。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
39.
いったん選んだ道に関して頑張る人は多い。
目標に関してそうする人は少ない。
（ ニーチェ ）
40.
自分の力の成長が、
理想の真実の光である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
41.
幸福はつねに外に現る。
単に内面的なことであるというような幸福は真の幸福ではない。
（ 三木清 ）
42.
ひやかすとは、品よく無礼を働くことだ。
（ アリストテレス ）
43.
威厳と恋は融合することなく、
また、ともに永く持続するものにあらず。
（ オウィディウス ）
44.
近世の課題は、神の現実化と人間化、つまり神学の人間学への転化と解消であった。
（ フォイエルバッハ ）
45.
「運命」とは、まだ思考の火をくぐっていない事実、まだ洞察を受けていないさまざまな原因を表す言葉だ。
（ エマーソン ）
46.
「生きること」は、単に呼吸をすることではなく、「活動する」ことである。
それは我々の全器官を、感覚を、機能を利用すること、つまり、我々に「生きている」という感覚を与える肉体のあらゆる部分を利用することである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
47.
人が自分のよからぬ性質や悪徳を隠そうがあからさまに打ち明けようが、結局いずれの場合にも彼の虚栄心がその際得をしたがっている。
誰の前でああした性質を隠し、誰の前で正直に率直になるかということを、彼がいかに巧妙に使い分けるか、よく気をつけてみるがいい。
（ ニーチェ ）
48.
私は最も正しい戦争よりも、最も不正な平和を選ぶ。
（ キケロ ）
49.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
50.
専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。
たった、それだけのことです。
そのために勉強するのです。
（ 山本義隆 ）
51.
天使を作ろうとする者は、
けだものを作る。
（ デカルト ）
52.
労働が体を強くするように、困難は心を強くする。
（ セネカ ）
53.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
54.
幸福は何処(どこ)にあるのか、
誰がそれを知っているのか。
皆それを求めているのだが、
それは誰にも見つからない。
人々は一生を費やして
幸福を追っかけまわしているのだが、
それを捕まえることもなく死んでいく。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
55.
友情は魂の結婚だが、
この結婚は離婚する癖がある。
（ ヴォルテール ）
56.
苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものであるから、私はそうした経験を通じて、苦難のときには希望を抱くようになり、逆にあまり大きな幸福に対しては疑念を抱くようになった。
（ カール・ヒルティ ）
57.
恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、必要をその母とする。
（ ニーチェ ）
58.
常識と公平な扱いほど、人々を驚かせることはない。
（ エマーソン ）
59.
不正を受ける者は、不正を働く者よりも幸福である。
（ ソクラテス ）
60.
労働力は、ただ生ける個人の能力として存(そん)するのみである。
したがって、その生産は、彼の生存を前提する。
個人の生存を与えられたものとすれば、労働力の生産は、彼自身の再生産または維持である。
（ カール・マルクス ）
61.
確かに、
たとえ卵焼きを作るためだけであっても、
家を燃やしかねないのが、
極端な利己主義者の本性である。
（ フランシス･ベーコン ）
62.
確かに泣くことは赦(ゆる)されているのだ。
涙は激しい怒りを押し流す。
涙は川の流れのように、心を通り抜ける
（ オウィディウス ）
63.
一段深く考える人は、
自分がどんな行動をし
どんな判断をしようと、
いつも間違っているということを知っている。
（ ニーチェ ）
64.
富は賢者のもとにあっては奉仕し、愚者のもとにあっては命令する。
（ セネカ ）
65.
あなたを支配するのは、出来事ではない。
その出来事に対するあなたの見方が支配するのだ。
（ アウレリウス ）
66.
愛とは、何でもかんでも相手を手に入れてむさぼりたいという、尽きせぬ欲望である。
（ モンテーニュ ）
67.
政治という営為の地盤をなす言葉への信頼を損ねたこと、
（政策の是非以前に）政治とデモクラシーが成り立つ場そのものを破壊したこと。
そのことで政治への人びとの希望を打ち砕いてきたことの罪は重い。
（ 鷲田清一 ）
68.
勇気は人間の第一の資質である。
なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
（ アリストテレス ）
69.
世界ではなく、
自分自身を征服せよ。
（ デカルト ）
70.
登山の喜びは、山頂を極めたときに頂点に達する。
（ ニーチェ ）
71.
強い人間は自分の運命を嘆かない。
（ ショーペンハウアー ）
72.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
73.
不可思議──それは知識の種子である。
（ フランシス･ベーコン ）
74.
礼儀作法は、
法と称されるもののうちで一番つまらないものだが、
最もよく実施されている。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
己自身を愛することは、理性や正義に反することなのだろうが、なぜ、自愛がつねに悪なのだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
76.
運命が一つの扉を閉じたならば、信念が別の扉を開く。
空いている扉を見つけよ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
77.
希望とは、目覚めている人間が見る夢である。
（ アリストテレス ）
78.
電子メディアの時代には、
問題があまりにも個人化され、
大きな視野で問題を取り扱わない傾向がある。
議論の水準を高めるためには、
知識人の存在は必要だ。
（ ユルゲン・ハーバーマス ）
79.
浅薄な人々は、幸運と境遇を信じ、
深慮ある人々は、原因と結果を信ずる。
（ エマーソン ）
80.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）
81.
選択の瞬間、自我はおのれ自身を選ぶ──あるいはむしろ、おのれ自身に委ねられるがままにするのである。
その時、個性は、いつまでもおのれを高貴にしてくれる儀式を受けるのである。
（ キルケゴール ）
82.
世界が理性的であるべきだとする断固たる要求をもちながら、これが満たされていないのを知ると、人間は世俗世界を放棄して、幸福と満足を自己との一致のなかに求めるであろう。
（ ヘーゲル ）
83.
社会関係のうちでもっとも基本的な関係が
平等の正義の原則のもとにおかれたとき、
また人々が、
権利も教養も対等な人間にたいして
つよい共感の情をもつにいたったとき、はじめて、
人類の道徳的再生がはじまるのである。
（ J・S・ミル ）
84.
夫婦の仲というものは、あまり終始一緒にいると、かえって冷却するものである。
（ モンテーニュ ）
85.
数学者とは、発明家であって発見者ではない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
86.
君の意見に賛成できないが、君が意見を述べる権利は死んでも守る。
（ ヴォルテール ）
87.
王国を統治するより、家庭を治めるほうが困難である。
（ モンテーニュ ）
88.
現実に触れよとは切実な経験をせよということである。
（ 安倍能成 ）
89.
目は耳よりも確かな証人である。
（ ヘラクレイトス ）
90.
節制と労働が人間にとって最良の薬である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
91.
習慣という専制王国では、
人間進歩の永続的な障害が見られる。
（ J・S・ミル ）
92.
目的のある娯楽は真の娯楽にならない。
（真の）娯楽には目的がなくて、
しかもそれは生活にとって合理的なものである。
（ 三木清 ）
93.
生死の不思議とは、実は「ある」と「ない」の不思議なんだ。
人は、「死」という言い方で、「無」ということを言いたいんだ。
でも、これは本当におかしなことなんだ。
「無」とは、「ない」とうことだね。
無は、ないから、無なんだね。
それなら、死は、「ある」のだろうか。
「ない」が「ある」のだろうか。
死は、どこに、あるのだろうか。
死とはいったい何なのだろうか。
（ 池田晶子 ）
94.
社会体制は
一種のそれ自身の論理をもっている。
だが、それは、
合理的にではなく
〔人びとには〕自覚されずに作用している。
このメカニズムに捕らえられた人間は、
一般的に言って
状況が見えない──ほとんど見えないのである。
（ カール・ポパー ）
95.
世界で一番有能な教師よりも、分別のある平凡な父親によってこそ、子供は立派に教育される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
96.
男性的思考は閑暇のときには退屈する。
だから、カルタや将棋が男の遊びだ。
（ アラン ）
97.
他人が自分よりもすぐれていることによる苦痛は、
自分自身の努力と結びついていれば、
競争心である。
しかし、この苦痛が
自分よりすぐれた人を引きずり下ろしたい
という意欲と結びついていれば、
それは嫉妬である。
（ トマス・ホッブズ ）
98.
私は最も正しい戦争よりも、最も不公平な平和を選ぶ。
（ キケロ ）
99.
宇宙は意志の表現であり、
意志の本質は悩みである。
（ ショーペンハウアー ）
100.
定義や公準や公理から結論を導くのに用いられる数学的な方法は、
研究や知識の伝達に際して、
真理を発見し知らせるための
最も良い最も確かな手段である。
（ スピノザ ）
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