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[ 名言 ]
愛国主義、排外主義、民族主義、
これらの運動を区別するものは何もない。

[ 出典 ]
モーリス・ブランショ
(20世紀フランスの哲学者、作家、文芸批評家、1907〜2003)
『明かしえぬ共同体』(西谷修訳)

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※括弧書きの記述は同書原文中にあり

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〈全文〉
単純なことを繰り返し言わなければならない。
それはいつも忘れられているからだ。
愛国主義、排外主義、民族主義、
これらの運動を区別するものは何もない。
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(続き)
ただ、民族主義が首尾一貫したイデオロギーであるとすれば、
愛国主義はその感情的表現
(「私はフランスを娶(めと)った」という聞くに耐えない宣誓の文言が今も示しているように)
だという違いがあるだけである。


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