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哲学者・思想家の名言
☆ １月７日 ☆
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1.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
「思考」とは何であるか知っている人間は、成功からも失敗からも、非常に多くのことを学ぶ。
（ ジョン・デューイ ）
3.
男は意志で女は情操である。
人類というこの舟で、
意志は舵、情操は帆である。
（ エマーソン ）
4.
大胆は無知と卑劣の子であって、他の資格よりはるかに劣る。
（ フランシス･ベーコン ）
5.
貧しくとも自分の人生を愛そう。
たとえ貧しい家庭であろうとも、楽しい時間、わくわくする時間、素晴らしい時間があるはずだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
6.
「本を読んで何になる」という問いもよく耳にする。
「本を読まないで何になる」とやり返す人もいる。
しかしこの問いと答えのいずれもが含んでいる「何のために？」が、本を読む喜びをはじめから奪ってしまっている。
（ 丸山圭三郎 ）
7.
忍耐は力以上のものを我々に授ける。
（ エドマンド・バーク ）
8.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
9.
思索と瞑想との差異は、ひとは思索のただ中においてさえ瞑想に陥ることがあるという事実によって示されている。
（ 三木清 ）
10.
美しい姿は美しい顔に勝り、
美しい行いは美しい姿に勝る。
（ エマーソン ）
11.
自分が何か大切なことを成し遂げたいと考えているなら、他人が障害を取り除いてくれることを期待してはいけない。
（ シュバイツァー ）
12.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
（ 唐木順三 ）
13.
自然は認識の対象でもなく、
意志の素材でもない。
自然はそのうちに
人間を包んで生きているのである。
（ 唐木順三 ）
14.
（われわれは）万物を支配しているが、自己の支配者ではない。
自分の豊富さの中で、途方に暮れている。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
15.
あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
文章というものはどこまで直してもなお改良の余地があるものだ。
直し方によっては改良の余地が増えることもある。
直した結果、改良になっているのか改悪になっているのかさえよく分からないのだから難しい。
（ 土屋賢二 ）
17.
批判とは、
より説得力のある答えを探す
という目的を共有する者たちによる
共同作業だと言ってもよいでしょう。
（ 金杉武司 ）
18.
ファシスト政治は
自立した反対意見を育む教育機関の信頼性を貶(おとし)めようとする──
そうした声を拒絶するメディアや大学が、
現状に取って代わるまで。
典型的なのは、「偽善である」という非難を投げつける手法だ。
（ ジェイソン・スタンリー ）
19.
悪を原因によって知る人は、決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
（ アラン ）
20.
適切な行動に全力をかけた人は、この上なく豊かな知恵の報酬を与えられます。
（ エマーソン ）
21.
現代の資本主義社会では、平等の意味は変わってきている。
今日、平等といえば、それはロボットの、すなわち個性を失った人間の平等である。
現代では平等は「一体」ではなく「同一」を意味する。
（ エーリヒ・フロム ）
22.
他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな。
（ アウレリウス ）
23.
たとえどんなに愛らしい子でも、寝ついてくれたのを喜ばない母親はいない。
（ エマーソン ）
24.
戦争が欲せられたものではなく、常に余儀なくされたものだと思うがゆえに、戦争の聖なる旗印を自分の回りに探す。
（ アラン ）
25.
幸福になりやすいたちで、特に運が良くなくても、幸福になる人もいれば、最高の環境が揃っていても不幸な人がいる。
というのも、幸福を感じる為には、楽しむ対象を持っているだけではなく、楽しむ能力も持っていなければならないからだ。
（ タタルケビッチ ）
26.
人間が自らの運命に適応するように自然は計らう。
人格という果実を与えることによって。
（ エマーソン ）
27.
運は我々から富を奪うことはできても、
勇気を奪うことはできない。
（ セネカ ）
28.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
29.
愚者どもを支配するよりも、愚者どもに支配される方がまさる。
（ デモクリトス ）
30.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
31.
他人の厚顔無恥に腹が立つとき、ただちに自らに問うてみよ。
「世の中に恥知らずの人間が存在しないということがありえようか」…「ありえない」と答えるだろう。
それならば、ありえぬことを求めるな。
（ アウレリウス ）
32.
学問は人格に移る。
（ オウィディウス ）
33.
本当に助言を求めている人というのは、
ほとんどいないだろう。
彼らが、他者の「助言」として知りたいと思っているのは、
心のなかではすでに密かに固まっている
自分の決心なのだ。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
34.
時間がやわらげてくれないような悲しみは、ひとつもない。
（ キケロ ）
35.
絶望した側が戦いに勝つことがよくある。
（ ヴォルテール ）
36.
人間だけがこの世で苦しむため、笑いを発明するほかなかったのだ。
（ ニーチェ ）
37.
「世論政権」というものは、制度上の代表に対抗して、世論を利用し、発明し、引き合いに出すことができます。
しかしこのことが行なえるのは、そして言えるのは、最低限形式的な民主主義のなかでだけです。
人民独裁や全体主義体制は世論政権ではありません。
（ ジャック・デリダ ）
38.
最も教育された者とは、人生のよいことにも悪いことにも最もよく耐えられる者である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
39.
恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、欲望をその母とする。
（ ニーチェ ）
40.
客観的と見えるものがじつは人間の主観的態度によって成立していると言い立てるのは、哲学者の得意技だ。
そのときその主観的態度の本質規定に、じつはその客観的なものから密輸入した要素を入り込ませていることが多い。
（ 永井均 ）
41.
信頼は才気よりも会話を力づける。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
希望と怖れは切り離せない。
希望のない怖れもなければ、怖れのない希望もない。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
44.
成功したいと望んでいる者は、心の安静、自己自身および他人に対する精神の平和、また多くは自尊心をも、放棄せねばならぬだろう。
（ カール・ヒルティ ）
45.
自信ある行動は、一種の磁力を有す。
（ エマーソン ）
46.
川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。
病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる。
（ カール・ヒルティ ）
47.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
48.
洗練された眼差しは、
細やかで鋭敏な感性に他ならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
49.
理性は、本性よりもしばしば我々を欺く。
（ ヴォーヴナルグ ）
50.
女の愛というものは、見ること、触れることによって、しばしば燃やされなければ、少しの間も保つことはできない。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
51.
勤勉なる者も怠惰なる者も、人生の半分は大差なし。
なぜならば、人生の半分は眠っているからなり。
（ アリストテレス ）
52.
古典が引く伝統の糸は、
哲学なら哲学史の、
社会科学なら社会科学史の、
流れを貫いて
いつも不断の作用を各時代に及ぼしている。
だからして古典は論拠とされてはならぬが、
併(しか)し又必ず参照されねばならぬものとなる。
（ 戸坂潤 ）
53.
争いをしているときは、理のある側が、まず先に若干譲歩すべきである。
理のない相手は、全然許すことのできないのが通常である。
（ カール・ヒルティ ）
54.
大きな恐怖感に締めつけられている状態では、
一人の人間や集団あるいは国民が、
人道的に行動し、
良識と分別をわきまえてものを考えることを
期待するのは、
どだい無理な話である。
（ バートランド・ラッセル ）
55.
国民的道徳が
宗教的原理を排除しても維持できるとは、
頭で考えても、経験からしても、思えない。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
56.
キリスト教徒の神は、リンゴを大切にしながら、子供をなおざりにする父親である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
57.
一般に友情などと呼ばれるものは、ごろつきの間なら、多少相手から尊敬されるという程度のものにすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
58.
悪賢い人は勉強を軽蔑し、
単純な人は勉強を称賛し、
賢い人は勉強を利用する。
（ フランシス･ベーコン ）
59.
取るに足らないことをするときほど、私たちはもっと試したくなる。
それ故に、多くの発明が玩具として誕生したという事実がある。
（ エリック・ホッファー ）
60.
実際上最も有益な理論は、もとはただ好奇心から生まれて長い間、何の利益も約束しなかった命題に基づいて成り立っている。
（ ヴォルテール ）
61.
富は徳の荷物
（ フランシス･ベーコン ）
62.
自責の念を致命的に傷つけられた人は、もはや精神的に健全な、分別のある人間のような考え方はしなくなる。
（ バートランド・ラッセル ）
63.
徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである。
（ プラトン ）
64.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
65.
楽しみは、理性を備えたあらゆる生き物の目的であり、義務であり、目標である。
（ ヴォルテール ）
66.
真理にみちた精神を持っている人には、世人の変わり易い評判がつきまといますが、それは大西洋の波が、月の引力にひかれて高まるのに似ています。
（ エマーソン ）
67.
阿呆は話さない愚者だが、話す愚者よりもよい。
（ ラ・ブリュイエール ）
68.
人々が家畜のように群れ、
みんなが他人と同じふるまいをする。
それが大衆社会だ。
（ ニーチェ ）
69.
幸運の愛は、勇者とともにある。
（ オウィディウス ）
70.
我々は顔を知らずに
他の人とつき合うことができる。
手紙、伝言等の言語的表現が
その媒介をしてくれる。
しかしその場合には
ただ相手の顔を知らないだけであって、
相手に顔がないと思っているのではない。
（ 和辻哲郎 ）
71.
人間が持っているシンボルの中で、
言葉ほどうまくできたものはない。
人とのつながりはその上に成り立っている。
（ アイリス・マードック ）
72.
他人に理を見出そうと思わなくなるときは、既に自分にも理はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
74.
もし、友人が陰でしゃべっていることをお互いに知ったら、たとえ真面目にありのままにしゃべっているのだとしても、友情はほとんど保たれない。
（ ブレーズ・パスカル ）
75.
（人間を）幸福にするものが善であるのではなく、
善であるものだけが（人間を）幸福にするのである。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
76.
人を幸福にするのは
仕事の種類ではなく、
創造と成功との喜びである。
（ カール・ヒルティ ）
77.
人が心から恋をするのはただ一度だけである。
それが初恋だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
78.
結婚は男にとって、しばしばひとつの危機である。
その証拠に、多くの男の精神病患者が婚約期あるいは結婚生活の初期に生まれるからである。
（ ボーヴォワール ）
79.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
80.
衆人とは生の計画をもたない人間であり、波のまにまに漂う人間である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
81.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
82.
大志は、空を飛ぶことも出来れば、同じように、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
83.
自分の年齢がのびていくと、他の人の見えかたがかわってくる。
おさないころには、六歳にとって五歳年長の十一歳の子は、世の中について知りつくしている先達のように見えたが、すでに五十歳になったものにとって五十五歳の友人はそうは見えない。
おなじ人が、六歳のころには１１／６、五十歳のころには５５／５０になるのだから、見え方がちがうのは当然のことだ。
名言ID：178631
（ 鶴見俊輔 ）
84.
大衆は自分を疑わない。
うぬぼれている。
大衆は政治家を評価する際、誰かのそれを参考に賛成か反対を述べる。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
85.
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、たやすく手に入れさせてくれるのだ。
（ ソクラテス ）
86.
羞恥心のあることが、女にとって必要な一つの掟と言われているのはおかしい。
男は女のあつかましさしか尊重しないというのに。
（ ヴォーヴナルグ ）
87.
独創的――何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。
（ ニーチェ ）
88.
どんな秘密がばれるのも、
罪は、誰かを信用してそれを話した人にある。
（ ラ・ブリュイエール ）
89.
最高（＝最悪）の孤独は、ひとりも親友がいないことだ。
親友がいなければ世界は荒野に過ぎない。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
あなたが犠牲を払うから、（あなたは）幸せになれないのです。
（ タタルケビッチ ）
91.
神は知識そのものではなく、知識の種子をわれわれに与えたり。
（ セネカ ）
92.
信仰のないところに精神はない。
（ アラン ）
93.
人生の意味への問いは
倫理的な問いとなります。
それは、
自分の人生を意味あるものにするためには、
私はどのような課題を自分に課したらよいか、
という問いになるのです。
（ カール・ポパー ）
94.
ただ一つ人間の良心のみが、あらゆる難攻不落の要塞よりも安全である。
（ エピクテトス ）
95.
声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択した言葉に劣らない雄弁がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
この物理的宇宙が存在することも同じ（＝人生と同じ暇つぶし）である。
惑星が爆発したり、星雲が巡ったり、あれらすべて壮大な暇つぶしであると、私には見える。
べつにすることもないから、ああやって遊んでいるのである。
（ 池田晶子 ）
97.
容貌は、人々を判断するための規範にはならないが、憶測には役立つかもしれない。
（ ラ・ブリュイエール ）
98.
本当の癒しは、
安易な自己肯定によるものではなく、
「否定」をくぐり抜けた結果でなければならない。
（ 中沢新一 ）
99.
人生とは、自らの想いを実現することである。
（ アウレリウス ）
100.
成すべき事をせよ、すると力が得られる。
（ エマーソン ）
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