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1.
人は、なぜお互い批評し合わなければ、生きて行けないのだろう。
砂浜の萩の花も、這い寄る小蟹も、入江に休む鴈(かり)も、何もこの私を批評しない。
人間も、須(すべから)くかくあるべきだ。
（ 太宰治 ）
2.
夢は実現する。
その可能性なしに、自然は私たちに夢を与えはしない。
（ ジョン・アップダイク ）
3.
水や水のある風景は感情や夢想を喚起するきっかけになる。
（ 齋藤孝 ）
4.
雑草という草はありません。
草にはみんな名前があります。
（ 昭和天皇 ）
5.
踏まれた草にも花が咲く。
（ 日本のことわざ・格言 ）
6.
「絵になる風景」を探すな。
よく見ると、どんな自然でも美しい。
（ 映画『夢』 ）
7.
風は走り続けている。
花も一生懸命、咲き続けている。
自然は動いている。
人生も戦いをやめてはいけない。
（ 作者不詳 ）
8.
自然に四季があるように
人の生涯、波乱万丈
（ 川内康範 ）
9.
倒されし竹はいつしか立ち直り、倒せし雪は消えてなくなる。
雪は竹に積もったって、落としゃ解けてなくなっちゃうよ。
竹はそれまで辛抱して立ち直ることができるんですよ。
（ 悠玄亭玉介 ）
10.
口伝は師匠。
稽古は花鳥風月。
これが職人の心得です。
（ 永六輔 ）
11.
こんな草なんか
なぜ人間は羨ましいのだろう
ほかの者のいうことなど少しも気にかけず
力いっぱい生きているせいだろうか
（ 八木重吉 ）
12.
神は田園をつくり、人間は都会をつくった。
（ ウィリアム・クーパー ）
13.
ちょっと手を休めて、窓の外の美しさを眺めよう。
そこに世界がある。
──楽しもう。
今夜外へ出て、星空を眺めよう。
それは大自然の驚異だ。
（ デール・カーネギー ）
14.
同じ季節が、ぶどう畑には利益をもたらし、牧草地には害を与える。
（ モンテーニュ ）
15.
人が必死になるとき、自然の摂理も働く。
（ ゲーテ ）
16.
いかなる自然の中にも美を認め得ない者は、
その人の心に欠陥のあることを示す。
（ シラー ）
17.
我々の倫理は人殺しと自由を問題にしてきたが、生き物殺しと大地殺しを考えて来なかった。
（ トーマス・ベリー ）
18.
花は盛りに月は隈(くま)なきをのみ見るものかは
（ 吉田兼好 ）
19.
三月の風と四月のにわか雨とが、
五月の花をもたらす。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
20.
私は人を愛する心が浅いのではない。
自然を愛する心が深いのだ。
（ バイロン ）
21.
田舎で生まれ、田舎で育ったということは、教育の最良の部分だと思う。
（ ルイーザ・メイ・オルコット ）
22.
自然は、無限に分割された神である。
神と自然は、完全に相等しい二つの偉大な力である。
（ シラー ）
23.
もし全ての花が薔薇になりたがり、
小さな野花がなくなってしまったら、
春の美しさは失われ、
野原が飾られることもないでしょう。
（ 聖テレジア［リジューのテレーズ］ ）
24.
人生には、
自然を破壊したり
人びとを苦しめたりしないで済む、
そういう選択をする機会が必ずある。
もし人が、
生涯にたった一つでいい、
本当に良かれと思う選択をしてくれたなら、
この社会はきっと変わるはずだ。
（ 宇井純 ）
25.
森を破壊して、何の伝統ぞ。
何の神道ぞ。
何の日本ぞ。
（ 南方熊楠 ）
26.
いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
（ アウレリウス ）
27.
自然は祖先から譲り受けたものではなく、子孫から借りているのだ。
（ アメリカインディアン・ナバホ族の格言 ）
28.
いくら働いてもいいが、朝夕だけでも閑寂(かんじゃく)の境地がほしい。
田舎の朝の山の静けさ。
（ 後藤静香 ）
29.
若さは自然の贈り物だが、
老いることは芸術作品だ。
（ スタニスラウ・レック ）
30.
自然の行いは善悪に基づかない。
自然はただバランスを求めるのみだ。
（ ドラマ『FRINGE　シーズン３』 ）

31.
宙宇は絶えずわれらによって変化する
（中略）
潮や風……
あらゆる自然の力を用い尽くすことから一足進んで
諸君は新たな自然を形成するのに努めねばならぬ
（ 宮沢賢治 ）
32.
楽しさは春の桜に秋の月。
家内達者で三度食うめし。
（ 永六輔 ）
33.
野原を見て美しいなぁと思う人がいる。
美しいとも何とも思わないで、
野原があるぞと思う人がいる。
「美しい景色」って、
眺める人の心の中にあるみたいだ。
（ 小泉吉宏 ）
34.
ああ、自然よ。
父よ。
僕を一人立ちに指せた廣大な父よ。
僕から目を離さないで守る事をせよ。
常に父の気魄を僕に充たせよ。
この遠い道程のため。
この遠い道程のため。
（ 高村光太郎 ）
35.
世界を大切にしなくてはいけない。
世界は親からもらったものではなく、子供から借りたものである。
（ アイダ・ウェルズ ）
36.
虫とか草とかが吐く言葉は、地球の言葉なんです。
（ 水木しげる ）
37.
全自然は幾何学模様のしるしに表されている。
（ ヨハネス・ケプラー ）
38.
美しさは「自然」が女に与える最初の贈り物であり、そしてまた「自然」が女から奪い取る最初の贈り物である。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
39.
自然の営みの謙虚さに習え。
（ 作者不詳 ）
40.
私の考えでは、神さまと自然とは一つのものでございます。
（ ドストエフスキー ）

41.
自然には差別はなく、命は等しい。
（ 荘子 ）
42.
人は水や空気が無ければ生きていけません。
そんな当たり前の事を忘れて、人間は自然を破壊している。
（ 倉本聰 ）
43.
私達の理解しているかぎりでの家庭生活は、鳥かごがインコにとって自然でないのと同じように、我々にとって自然なものではない。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
44.
一輪の花は百輪の花よりも花やかさを思わせるものです。
（ 川端康成 ）
45.
どんな花かて、
見る時と場所とで、
胸にしみることがあるもんや。
（ 川端康成 ）
46.
死滅しない物とは何か。
自然であり、美である。
（ 武者小路実篤 ）
47.
美しい景色を探すな。
景色の中に美しいものを見つけるんだ。
（ ゴッホ ）
48.
一つのドアが閉まれば、もう一つのドアが必ず開きます。
それはバランスをとるための、自然の法則なのです。
（ ブライアン・アダムス ）
49.
世の無常を知り、儚さを知ったとき、人は自然を愛惜（いとお）しみ、田園風景に心をよせる様になる。
（ 小泉二郎 ）
50.
自然は我々すべてに同じ能力を与えなかった。
我々の一部には、できないことがあるのだ。
（ イソップ ）

51.
自然淘汰とは、有用でさえあればいかに繊細なものでも保存される原理である。
（ チャールズ・ダーウィン ）
52.
芸術は誤ることがあっても、自然は決して誤らない。
（ ジョン・ドライデン ）
53.
人間は見えないものほどおろそかにしがちだ。
そう、地球や人生がいい例だろう。
（ 宗夜苳治 ）
54.
木と草は、自分の子孫があまり自分のそばに生えないように気を配る。
なぜならば、そうしなければ子孫のために窒息させられてしまうからである。
（ アンドレ・ジッド ）
55.
自然に触れることによって「思い通りに扱えない」ことを学ぶ。
（ 安藤忠雄 ）
56.
老醜という言葉は様々な生物にいえるが、
大木には当てはまらぬ。
大木は老いていよいよ美しい。
（ 小林秀雄 ）
57.
二十歳の顔は、自然の贈り物。
五十歳の顔は、あなたの功績。
（ ココ・シャネル ）
58.
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
（ ヴォルテール ）
59.
国破れて山河あり。
（ 杜甫 ）
60.
押されたら、引きなさい。
引っぱられたら、押しなさい。
自然の動きを見つけ出し、それに従いなさい。
すると、あなたは自然の力と一体化します。
（ ダン・ミルマン ）

61.
木を知れば、
忍耐の意味を理解できる。
草を知れば、
粘り強くあることの意味を味得できる。
（ ハル・ボーランド ）
62.
真の文明は
山を荒らさず、
川を荒らさず、
村を破らず、
人を殺さざるべし。
（ 田中正造 ）
63.
虚しい空間を埋めるのは、常に自然の恵みである。
（ ゲーテ ）
64.
山高きが故(ゆえ)に貴からず、
樹有るを以(もっ)て貴しと為(な)す。
人肥えたるが故に貴からず、
智有るを以て貴しと為す。
（ 『実語教』 ）
65.
ある意味では
誰も一輪の花をきちんと見ていない。
花は小さすぎるし、
私たちには暇がない
──見るのには、
友人になるのと同じく、時間がかかる。
（ ジョージア・オキーフ ）
66.
金銭・土地・株式・債権も富だが、水も空気も太陽も山も海も樹木も草花もすべて富であり、それの恩恵を十分に受けられる人が富める人々なのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
67.
自然なんぞが本当に美しいと思えるのは死んで行こうとする者の眼にだけだ。
（ 堀辰雄 ）
68.
自然にやさしいとは、人間に厳しいこと。
（ 石弘之 ）
69.
お互いに助け合わねばならない。
これは自然の掟である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
70.
植物としての人間は、緑が多いほうがいい。
動物としての人間は、行動しやすくできている社会のほうがいい。
人間としての人間は、より良い社会を考える能力がある。
環境問題はこの３つを総合して考えなくてはいけない。
（ 吉本隆明 ）

71.
故郷の土は、やわらかい。
（ モンゴルのことわざ・格言 ）
72.
不完全な劣等動物である人間が、自然界において動物以上の存在になれたのは、弱点を利点に転化しうる非凡な天賦の才能による。
（ エリック・ホッファー ）
73.
老人に優しいとか、地球に優しいって言葉は、なんだか怪しいと思わないかい。
だってどう考えたって優しくないんだから。
（ 永六輔 ）
74.
あまり悲しまないでほしい。
生と死はすべて
自然の一つの彫刻ではないか。
（ 盧武鉉 ）
75.
土　水　空気
にんげんのつくったものじゃねんだよなあ
（ 相田みつを ）
76.
自然は最も優しい母親である。
どんな子供にもイライラしたりしない。
（ エミリー・ディキンソン ）
77.
人間は、自己のごとく自然をみる。
人間は、自己のごとく他人(ひと)をみる。
人間は、自己のごとく世界をみる。
彼の見聞は、つねに彼自らの反映を表わす。
（ 後藤静香 ）
78.
人は鏡、万象は我が師。
大自然の表情は、
実世界の表情の投影。
己の姿は心の表情。
（ ラルフ・ウォルドー・トライン ）
79.
言葉は暗示として、人間の身体に備わっている自然治癒力を促進させる効果がある。
（ ヒポクラテス ）
80.
待ってくれないわよ。
あなたが思っている以上に、この星やばいのよ。
地球はいつなくなるか分からない。
だったら（やるなら）今でしょ。
（ NHK番組『天国へのシナリオ』 ）

81.
立ち止まって
バラの香りを楽しもう。
（ ボブ・モワッド ）
82.
自然というのは
人間に快感を与えることで、
人間を動かすんです。
（ 水木しげる ）
83.
創世記は今も続いている。
（ ラコタ族の格言 ）
84.
自然はおのれの日々の営みを、一日たりとも投げうつことをしない。
（ 中国古代の詩家 ）
85.
被災地の人にとって、一番支えになっているものは季節なんですね。
３月１１日に大震災が起き、その後、春が来たということが多くの人にとって非常に支え、なぐさめ、励ましになった、と何度か聞きました。
（ 長田弘 ）
86.
森には、何一つ、
余分なものがない。
何一つ、むだなものがない。

人生も、おなじだ。
何一つ、余分なものがない。
むだなものがない。
（ 長田弘 ）
87.
数学を知らない者には、
本当の深い自然の美しさをとらえることは難しい。
（ ファインマン ）
88.
自然の自然は自然なり。
自然主義者の自然は不自然なり。
（ 内村鑑三 ）
89.
生みの親をないがしろにするようでは、自然にもとり、人の道を守れるはずはない
（ シェイクスピア ）
90.
死とは成熟した自然であり、哲学とは成熟した理性である。
（ ゲーテ ）

91.
自然は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。
だから人は話すことの二倍だけ聞かねばならない。
（ ゼノン ）
92.
野に咲く花のように風に吹かれて、
野に咲く花のように人をさわやかにして、
時にはつらい人生も雨のちくもりでまた晴れる。
そんなときこそ野の花のけなげな心を知るのです。
（ 杉山政美 ）
93.
自然は神の黙示であり、芸術は人間の黙示である。
（ ロングフェロー ）
94.
男の顔は自然の作品、女の顔は芸術作品。
（ アンドレ・プレヴォ ）
95.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
96.
暗く長い
土の中の時代があった
いのちがけで
芽生えた時もあった
しかし草は
そういった昔を
ひとことも語らず
もっとも美しい
今だけを見せている
（ 星野富弘 ）
97.
無理に何かをしようとしてはいけないよ。
人生をなすがままに解き放ってあげなさい。
神は毎日、何百万個の花を咲かせているよ。
つぼみに何の力も加えないで。
（ オショー［オショウ］ ）
98.
奇跡は自然の法則にそむくことではない。
奇跡は不可能なことの実証ではない。
それは可能なことを実証するものである。
（ ジョセフ・マーフィー ）
99.
経営というものは、
天地自然の理にしたがい、
世間大衆の声を聞き、
社内の衆知を集めて、
なすべきことを行なっていけば、
必ず成功するものである。
（ 松下幸之助 ）
100.
草花でさえ、最後まで、自己の全力を尽くして、生命の本分を尽くそうとする。
しかるに自分は人間でありながら、何たるざまだ。
（ 赤尾好夫 ）

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