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哲学者・思想家の名言
☆ １月３０日 ☆
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1.
才気に富んだ人たちをある命題に賛成させるには、時として、それを途方もない逆説の形にさえしてみせればいいことがある。
（ ニーチェ ）
2.
良心は、ただただ常に沈黙という形で語る。
（ ハイデッガー ）
3.
本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。
（ キケロ ）
4.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
（ セネカ ）
5.
存在が存在するということは、これ自体が驚くべき奇跡なんだ。
存在するということには意味も理由もない、だからこそ、それは奇跡なんだ。
自分が、存在する。
これは奇跡だ。
人生が、存在する。
これも奇跡だ。
なぜだかわからないけれども存在する自分がこの人生を生きているなんて、なんて不思議でとんでもないことだろう。
（ 池田晶子 ）
6.
人を不安にするのは、物事ではない。
物事についての意見だ。
（ エピクテトス ）
7.
人間の将来は危険にさらされている。
……世界が現在の苦悩から脱却し、また、事態の処理を残忍な山師に任せず、真の知恵と勇気とを持つ人間に任せることを知る日の来ることを私は期待している。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
意識とは、魂に灯された内なる光であり、存在の摩擦によって引き起こされる音楽であり、時には甘く、時には耳障りな音楽である。
（ サンタヤーナ ）
9.
ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
（ ニーチェ ）
10.
人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
11.
すべての享楽を抹殺するものを讃美し、
享楽を拡大するものを非難し、
窮乏をよしとし、
自己放棄を徳とする。
（ ジェレミー・ベンサム ）
12.
私は、単に笑いを誘うようなことを、楽しいとは言わない。
楽しさとはある種の魅力、つまり、どんな話題からも、たとえかなり深刻な話題からでも醸成される、快い雰囲気を指すのである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
13.
最大の快楽とは、他人を楽しませることである。
（ ラ・ブリュイエール ）
14.
人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。
（ フランシス･ベーコン ）
15.
自由であるとは、
自由であるべく呪われていることである。
（ サルトル ）
16.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
17.
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
（ デモクリトス ）
18.
ひとりでいるとき、
独り言を言うのがばかげているとすれば、
他人がいるとき、
自分の声にばかり耳を傾けるのは、
その倍も愚かなことである。
（ バルタザール・グラシアン ）
19.
作家になるためには才気以上のものが必要だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
20.
年頃の娘たちは結婚のために結婚する。
結婚によって自由になれるから。
（ ボーヴォワール ）
21.
生きるとは何のことか――生きるとは、死にかけているようなものを絶えず自分から突き放していくことである。
（ ニーチェ ）
22.
（推論の鎖によって次々に結論が導かれるようになっていない）ようなことを
真実とみなさないように用心し、
導かれる帰結に必要なだけの秩序が常に保たれるように心がけていれば、
到達できないほどかけ離れて遠いものはなく、
明らかにすることができないほど秘密なものもない。
（ デカルト ）
23.
靴屋は素晴らしい靴をつくる。
それは彼が他に何もつくれないからだ。
（ エマーソン ）
24.
我々が取るに足りないことだと考えているよりも、更に取るに足りないことがあるとすれば、死は正にそれである。
（ ルクレティウス ）
25.
過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。
そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する。
（ カール・ヤスパース ）
26.
心に感じたことは信じなければならない。
ことにそれが虫の知らせであるときは。
（ バルタザール・グラシアン ）
27.
運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する。
（ ヴォルテール ）
28.
真実には、我々は何も知らない。
というのも、真理は奥底にあるから。
（ デモクリトス ）
29.
哲学者とは何か？
つねに尋常でない事物を経験し、見聞し、猜疑(さいぎ)し、希望し、夢見る人間だ。
（ ニーチェ ）
30.
私たちは「怒り」と「憎しみ」を、明確に区別しなければなりません。
「怒り」には正義の心があり、正義の怒りは、人々の行動を誘い、差別や不幸等を解決するための力となります。
「怒り」なくして状況を変えることはできません。
（ ジョン・ロス ）
31.
将来のことに気を取られると、あるがままの現在が見えなくなるだけでなく、しばしば過去をねつ造することになる。
（ エリック・ホッファー ）
32.
はなはだしい災難は別にして、善悪いずれの場合にも、重大なのはその人にどんなできごとが起こったかということより、その人がそのできごとをどう受け止めたか、つまり、さまざまな観点から見たその人の感受の仕方や度合いである。
（ ショーペンハウアー ）
33.
我々が平和の名によって重んじているものは、実は短い休戦にすぎない。
それによって弱い側は、正しい主張であれ、不正な主張であれ、とにかくその主張をあきらめる。
武力によってその主張を生かす機会が来るまでは。
（ ヴォーヴナルグ ）
34.
あらゆる人は同等である。

それを異なるものにするのは
生まれではなくて、
徳にあるのみ。
（ ヴォルテール ）
35.
人生の夕べは、
そのランプを携えて来る。
（ ジョセフ・ジュベール ）
36.
軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。
（ ニーチェ ）
37.
世界史とは、自由の意識の進歩以外のなにものでもない。
（ ヘーゲル ）
38.
幸福なる生活は、心の平和において成り立つ。
（ キケロ ）
39.
習慣は第二の自然だといわれているが、人は、自然が第一の習慣だということを知らない。
（ ブレーズ・パスカル ）
40.
数珠は実にみごとな発明だ。
なぜなら、数珠を繰(く)ることで指が占拠されるだけでなく、心も占拠されるからだ。
（ タタルケビッチ ）
41.
他人のあざけりを心にとめず、敗北にもくじけず、勇気をもってまた立ち上がれ。
いっさいの正義にはやがて勝利が訪れるのだ。
（ エマーソン ）
42.
太陽が雨の役目を果たそうとするだろうか。
彼らはそれぞれ異なっていながら、同一の目的に向かって協力してはいないだろうか。
（ アウレリウス ）
43.
民主主義者は若い保守主義者であり、
保守主義者は老いた民主主義者であり、
貴族政治主義者は果実を結ばない民主主義者である。
（ エマーソン ）
44.
あたかも一万年も生きるかのように行動するな。
不可避のもの（＝人生の終わり）が君の上にかかっている。
（ アウレリウス ）
45.
生まれて一度も、立派な決心をしない人はほとんどない。
ただそれが続かないのだ。
昨日結んだ紐(ひも)が、今日はや緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるではないか。
結んだ紐は、日に日に締め直せば、固く締まってくる。
（ ジェームズ・ミル ）
46.
確かに、
たとえ卵焼きを作るためだけであっても、
家を燃やしかねないのが、
極端な利己主義者の本性である。
（ フランシス･ベーコン ）
47.
自分のやっていることに
一生不満を持ち続けるということは、
予想する以上に難しい。
愚痴をいいながらも、
自分のやってきたもの、やっているものを
いとおしく思うからだ。
（ 鷲田小彌太 ）
48.
自制ができぬうちは、自由だとはいえぬ。
（ デモフィロス ）
49.
友情の続かざるものは性格の悪しき人間なり。
（ デモクリトス ）
50.
内政に平和の破壊があったのでは、外政における平和を可能にできるはずがない。
（ カール・ヤスパース ）
51.
人はすべて模倣された歓びを感ず。
（ アリストテレス ）
52.
教育の目的は性格の形成にある。
（ ハーバート・スペンサー ）
53.
大いなる欠点を持つことは、偉人たちのみに限られる。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
55.
我々は目当て以上のものを狙う。
（ エマーソン ）
56.
「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
（ セネカ ）
57.
大多数の人の感謝は、
もっと大きな恩恵を受けたいという
密かな欲求にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
58.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
59.
人から受けた不正をいつまでも思い続けることは、
常に有害であり、そのうえ、たいていは無益でもある。
そういう考えを急いで払いのけて、
そのために元気を失わないようにするのが、
一番よいことである。
（ カール・ヒルティ ）
60.
善良さは決して裏切られることのない唯一の投資である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
61.
あれこれ言うには及ばない。
（ エマーソン ）
62.
簡素化、簡素化に尽きる
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
63.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
64.
自分に適したことを見つけ、その仕事を行う機会を確保すること。
これは幸せへのカギである。
（ ジョン・デューイ ）
65.
ひとりの徳行ある者には九千九百の美徳のパトロンがいる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
66.
人は、最も栄えている時に、大きな不幸に見舞われるものだ。
（ アリストテレス ）
67.
明日を始める前に今日をすっかり終える。
今日と明日との間に眠りの壁を置く。
これをやり遂げるには、節制の心がけが必要だ。
（ エマーソン ）
68.
よりいっそう愛するよりほかに、恋に対する治療法はない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
69.
私は知恵を貨幣に鋳造したい。
つまり、知恵を鋳造して、覚えやすく、伝えやすい箴言と格言とことわざとにしたい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
70.
あなたの得意なこと、
それが幸福をもたらしてくれる。
（ バートランド・ラッセル ）
71.
我々は死すべき者として万事を恐怖しながら、まるで不死の者であるかのように思って、どんなものでもほしがる。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
人間は思想を隠すためでなく、思想を持ってないことを隠すために語ることを覚えた。
（ キルケゴール ）
73.
経験を積んだ人は、物事がこうであるという事を知っているが、なぜそうであるかということを知らない。
（ ハイデッガー ）
74.
凡人には月並みが素晴らしいことなのだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
75.
善行は、お返しができる程度なら、快く受け取られる。
その限度を超えると、感謝どころか憎悪が返ってくる。
（ モンテーニュ ）
76.
私にとって真理であるような真理を発見し、私がそのために生きそして死ぬことを願うようなイデー（＝理念・理想）を見い出すことが必要なのだ。
（ キルケゴール ）
77.
満足は不満足の中に求むべし、休息は進歩の中に求むべし、安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
（ 大西祝 ）
78.
どんな楽しみも、
それ自体は悪ではない。
けれども、特定の楽しみについては、
それを得るための手段が、
楽しみよりもはるかに大きな痛みをもたらす。
（ エピクロス ）
79.
死を予測するのは自由を予測することだ。
死を学んだ者は屈従を忘れ、死の悟りはあらゆる隷従(れいじゅう)と拘束から我々を解放する。
（ モンテーニュ ）
80.
争いをしているときは、理のある側が、まず先に若干譲歩すべきである。
理のない相手は、全然許すことのできないのが通常である。
（ カール・ヒルティ ）
81.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
82.
存在するとは、知覚されることである。
（ ジョージ・バークリー ）
83.
我々は、自分の幸も不幸も、自己愛に見合う分しか感じない。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。
なぜなら、感情は気まぐれだからである。
（ ニーチェ ）
85.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
86.
純粋数学者は音楽家と同じように、整えられた美しさを持つ独自の世界を自由に作り出す創作家である。
（ バートランド・ラッセル ）
87.
戦争は限度など守りはせぬ。
抜き身の剣の行く手を制し、それをふさぐなど、容易にはかなわぬ。
（ セネカ ）
88.
順境にて友を見つけるはたやすく、
逆境にてはきわめて難し。
（ エピクテトス ）
89.
人は自分から離れれば離れるほど、それだけ自分自身となる。
それだけ自分の生きていることをよく感じるようにもなる。
（ アラン ）
90.
明日を最も必要としない者が、最も快く明日に立ち向う。
（ エピクロス ）
91.
（人が）笑うべき男とは、笑うべきことをやっている間のみ、愚者の外観を備えている男のことである。
（一方）愚者のほうは、笑うべき格好を崩す時がない。
（ ラ・ブリュイエール ）
92.
もっぱら機械との接触に熱中することから、事務屋のこじつけとでも呼べるものが生じる。
すなわち、個人および社会が、まるで魂も生命もないものであるかのごとく扱われ、事務屋が、まるで神的な存在であるかのごとく扱われるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
93.
人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる
（ バートランド・ラッセル ）
94.
理性を使うことを許された者は、全財産を所有した自由民である。
（ エマーソン ）
95.
怠け者はいつも何かをしたがっている。
（ ヴォーヴナルグ ）
96.
世に抜きん出るには二つの方法がある。
自分自身の努力によるか、
他人の愚かさを利用するか、
そのいずれかである。
（ ラ・ブリュイエール ）
97.
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
（ モンテスキュー ）
98.
年をとった人が拠り所にしている独断的な考えは、その年になるとおそらく不可欠な支えになっている場合が多い。
（ ゲオルク・ジンメル ）
99.
運命は性格なり
（ アリストテレス ）
100.
家に終始いることは精神病の一種を育む。
この意味では、どんな家も病院だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
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