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哲学者・思想家の名言
☆ ８月２３日 ☆
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1.
わたしたちは生まれて競技場に入り、死んでそこを去る。
競技の終りになってからもっとよく（競技用の）車をあやつる術を学んでなにになる？
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
3.
愚鈍な人間は、つねに鉄面皮な暴力を振るう。
（ エマーソン ）
4.
真の勇気は、目撃者のいない場合に示される。
（ ラ・ロシュフコー ）
5.
幸福はどこにあるのか？
名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
（ アウレリウス ）
6.
読書は充実した人間を作り、
会話は機転の利く人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
7.
内緒話くらい信用されるものはない。
（ ボーヴォワール ）
8.
すべて存在するものは神の裡(うち)にあり、神なくしては何者も存在しえず、また理解もされない。
（ スピノザ ）
9.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
10.
人間は今や、彼らの用いている道具の道具になってしまった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
11.
現実上伝統から自由になれない民衆こそ、
伝統についての生きた観念を有(も)っている筈だ。
（ 戸坂潤 ）
12.
ある程度の年齢になると、人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだということが分かる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
13.
法律においては、他人の権利を侵害する時には罰せられる。
道徳においては、侵害しようと考えるだけで罪である。
（ カント ）
14.
あなたがたは高められたいと願うとき、上方を仰ぎみる。
だがわたしはもう高みにいるから、下方を見下ろす。
あなたがたの誰が、高められて、しかも同時に哄笑(こうしょう)することができるだろうか？
最高の山頂に立つ者は、すべての悲劇と悲劇的厳粛を笑うのである。
（ ニーチェ ）
15.
天才を知る者は天才である。
（ ヘーゲル ）
16.
自分の心の中に安静を得られないのであれば、他のところに安静を求めても徒労に終わるであろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
本当に自信のある人間は泰然として、人が彼をどのように評価するかなどということにはあまり気をとられないものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
すべて偉大なことは、小規模に、少人数から始まるものだ。
（ カール・ヒルティ ）
19.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
20.
心情は理性の知らないところの、それ自身の道理を持っている。
（ ブレーズ・パスカル ）
21.
極端な希望は極端な悲惨から生まれる。
（ バートランド・ラッセル ）
22.
罪悪でありながら、その輝きや、その数や、その極度のために無罪となるものがある。
それのみか、栄誉となるものすらある。
だからこそ、公の盗みが有能とたたえられ、無法に諸州を奪うことが征服と称される。
（ ラ・ロシュフコー ）
23.
我々が敵と和解するのは、味方の条件をより有利にしようと願うからであり、戦争に疲れ果てているからであり、また、何か凶事が起こりはしないかと杞憂するからにすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
不満というものは、不満の誘因があとで除かれるだけでもう癒されているというわけにはいかぬ一つの肉体的な病気である。
（ ニーチェ ）
25.
たしかに経験は教師だ。
けれども、この教師によってすべての人がよい意味で学ぶわけではない。
まあ、一杯飲んでみろ！
と言われて飲んだ酒が、大酒飲みをつくるかもしれない。
経験によって学ぶことのできる人と、経験によって崩れていく人と、二通りあるようだ。
経験しないで、経験の中身や意味を知ること、それが知恵か。
（ 堀秀彦 ）
26.
神を畏(おそ)れるは知識の始めである。
（ スピノザ ）
27.
すべての答えは出ている。
どう生きるかということを除いて。
（ サルトル ）
28.
正しく見るためには二度見よ。
美しく見るためには一度しか見るな。
（ アミエル ）
29.
いつかできることはすべて、今日でもできる。
（ モンテーニュ ）
30.
スリムであるということ、
つまり無駄のないことというのは、
若いこと、美しいこと、
健康であること、新品であることとならんで、
自由で誇りある人間であるために必要なことではない。
それは売り買いされる商品の価値でしかない。
（ 鷲田清一 ）
31.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
32.
我々は何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになる。
（ シュバイツァー ）
33.
運は我々から富を奪うことはできても、勇気を奪うことはできない。
（ セネカ ）
34.
幸福は受け取られるべきものではなくして、それにねうちする行為に伴う報償という意味において作られるべきものである。
（ 天野貞祐 ）
35.
世界のファッショたちはおしなべて道徳屋であることは有名である。
彼らはすべて風紀屋である。
服装まで妙な制服にしたがるのである。
（ 戸坂潤 ）
36.
人の心は安全だけでなくリスクも追い求める。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
37.
金と恋は人を鉄面皮にす。
（ オウィディウス ）
38.
賢い者は、機会を見つける以上に、機会を多く創る。
（ フランシス･ベーコン ）
39.
私達の一切の悩みは、私達が孤独で存在し得ないということから生まれてくる。
（ ラ・ブリュイエール ）
40.
思うに、一度も不幸の目に会わなかった者ほど不幸な者はない。
（ デメトリウス ）
41.
酒神（バッカス）の杖の捧信者は多けれど、真の酒神信者は少なし。
（ ソクラテス ）
42.
賢者は知っている。
人は誰でも
生まれつき賢いのではなく、
賢く成るのであり、
しかも全時代を通じて、
ごく小数の人だけが賢者になり得ることを。
（ セネカ ）
43.
習慣は第二の自然だといわれているが、人は、自然が第一の習慣だということを知らない。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
幸福は人間の生活目標である
（ カール・ヒルティ ）
45.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）
46.
友人との気楽な会話は、
私の最も好きな娯楽である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
47.
今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあることは確かだ。
この女一人がいなかったとしても、我々はこれまで生きて来られたことは事実だ。
この女のする事は、醜い女がすることとすべてに変(かわ)りがないことは確かだ。
（ ルクレティウス ）
48.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
49.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
50.
貧乏にあまんずるは栄誉ある財産なり。
（ エピクロス ）
51.
我々に秘密がありすぎるのも、
また、なさすぎるのも
精神の弱い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
52.
怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である。
（ アウレリウス ）
53.
我々の生は、
我々が生の問題を理解し始めた瞬間に閉ざさる。
（ テオフラストス ）
54.
百人のうち九十九人の人が走っても、
一人だけ走らない人間になろう。
（ 森信三 ）
55.
嫉妬の中には、
愛よりも自愛のほうが多くひそんでいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
我々も宗教を欲するが、それは、もっとも神にふさわしく、最も我々のために作られた宗教である。
一言にしていえば、我々は神と人間に仕えたいのである。
（ ヴォルテール ）
57.
哲学することとは、死に備えることに他ならない。
（ キケロ ）
58.
この世においては汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではなきか。
（ アウレリウス ）
59.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
60.
言うことと、やることは別のものである。
（ モンテーニュ ）
61.
困難が大きければ大きいほど、
栄光も大きい。
（ キケロ ）
62.
自分の欲望を満たそうと努力することよりも、
むしろそれを制限することによって幸福を得る。
（ J・S・ミル ）
63.
好機とは、何かを受け入れたり、何かをなすべき唯一の一瞬をいう。
（ プラトン ）
64.
成功のおかげで、いくつかの罪は一見公正に見えてくる。
（ セネカ ）
65.
勇気の最高段階は、危険に際しての大胆さである。
（ ヴォーヴナルグ ）
66.
私は私の意見を述べる。
それがよい意見だからではなく、私自身の意見だからだ 。
（ モンテーニュ ）
67.
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
68.
幸福というものの中には、人が考えるよりも意志の力が働いている。
（ アラン ）
69.
愛は、全ての徳のアルファにしてオメガである。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
70.
過度に謙遜な人を真に受けてはいけない。
ことに、自分で自分を皮肉るような態度を信用してはいけない。
その背後には、たいがい虚栄心と名誉心の強烈な一服がひそんでいる。
（ カール・ヒルティ ）
71.
法律ばかりがたくさんあるのは悪政の兆候である。
（ アリストテレス ）
72.
戦争が欲せられたものではなく、常に余儀なくされたものだと思うがゆえに、戦争の聖なる旗印を自分の回りに探す。
（ アラン ）
73.
健康だと思い込んでる病人は治せない。
（ アミエル ）
74.
我々は決して悪を選ぶことが出来ない。
我々が選ぶのは常に善である。
（ サルトル ）
75.
無関心でいる自由は、
自由の中で最も低級である。
（ デカルト ）
76.
死と死後とは人知の測り知るべからざるところであるが、
ただ死に対する最良の準備が最もよく生きることにあるは疑いがない。
（ 阿部次郎 ）
77.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
宗教は生活の腐敗を防ぐべき香料である。
（ フランシス･ベーコン ）
79.
我々はみな、生まれたばかりだという感傷をいだきつつこの世を去る。
（ エピクロス ）
80.
怒りは奇妙な用法を有する武器である。
他のすべての武器は、人間がこれを用いるものだが、この武器はわれわれを用いる。
（ モンテーニュ ）
81.
多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。
（ デモクリトス ）
82.
幸福は物に求むべからず。
心に求めよ。
（ カント ）
83.
二度、考え直した考えが一番いい。
（ キケロ ）
84.
大笑いをするな、多くのことに笑うな、しまりなく笑うな。
（ エピクテトス ）
85.
戦争の目的は平和である。
（ アリストテレス ）
86.
取るに足らないことをするときほど、私たちはもっと試したくなる。
それ故に、多くの発明が玩具として誕生したという事実がある。
（ エリック・ホッファー ）
87.
人は理性でしか望まないものは、
決して熱烈には望まない。
（ ラ・ロシュフコー ）
88.
これら（＝以下）の点の一つを欠いても賢者とはいわれない。
（中略）自己認識、明晰で雅量のある精神的自由、自然に従うこと、真の満足、それらは賢者以外のどこにも見出され得ない。
（ ピエール・シャロン ）
89.
欲望に逆らうことは難しい。
欲望は、欲するものを命がけで手に入れようとするからだ。
（ ヘラクレイトス ）
90.
過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、
患者さんは依存してしまいます。
患者さん自身は何も言えないのです。
治療者から一方的にこうなんだと言われると、
依存関係になってしまう
（ 岸見一郎 ）
91.
正直にしよう。
このことのうちに雄弁と徳行の秘訣があり、このことのうちに道徳的な影響力がある。
（ アミエル ）
92.
孤独な暮らしの目的は、
ただ一つしかない。
もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。
（ モンテーニュ ）
93.
自分の夢に向かって確信を持って前進し、
思い描いた人生を生きるように努力するならば、
普通では考えられないような成功を手にする。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
95.
広告の限界とは何かといったとき、
それは共同体の範囲を越えられないということ、
共同体をたえず強化することである、
という気がします。
そうでないかぎり、
また広告の効果もないんですね。
（ 柄谷行人 ）
96.
世間では、愛は人間と人間との間の関係であるというが、キリスト教の教えによれば、愛は人間と神との間の関係であるという。
というのは、神が愛の媒介であるからである。
（ キルケゴール ）
97.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
98.
私が哲学より習得したものは、いかなる社会においても安じて感知する能力である。
（ アリスティッポス ）
99.
子は子の全財産を子とともに運ぶ。
（ キケロ ）
100.
世界で一番有能な教師よりも、分別のある平凡な父親によってこそ、子供は立派に教育される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
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