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哲学者・思想家の名言
☆ １１月３０日 ☆
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1.
幸福とは物ではなく心だ。
（ 池田晶子 ）
2.
どんな種類の変更も改良も何も望まないほど完全に自分の境遇に満足しきっていることは、おそらくただの一例もないだろう。
（ アダム・スミス ）
3.
友情の目的は、
若い時から老いて死に至るまでの
さまざまな交友関係を通じて、
互いに援助し合い、
楽しみを分かち合うことにある。
（ エマーソン ）
4.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
5.
大志は、空を飛ぶことも出来れば、同じように、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
6.
真理は子供の口から出る。
（ プラトン ）
7.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
8.
地位ますます高くなれば、
いよいよ謙虚にならなければならない。
（ キケロ ）
9.
我々人間は集団を好む動物であるとともに、自分の同族に認められること、それも好意をもって認められることの好きな動物である。
もし自分の属する社会集団の誰からも完全にそっぽを向かれるとすれば、こんな残酷な刑罰はあるまい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
10.
悪を原因によって知る人は、決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
（ アラン ）
11.
健康は、肉体の最も賞賛に値する美質である。
（ アリストテレス ）
12.
教育は、人間に課すことのできる最も大きい、難しい問題である。
（ カント ）
13.
証明のいる箴言は、表現の下手な箴言である。
（ ヴォーヴナルグ ）
14.
（※人生において）我々は常に悲観論の深淵に沿って、ごろごろした石を踏んで歩いて行く。
（ シュバイツァー ）
15.
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
（ セネカ ）
16.
天国では万事が喜び、
地獄では万事が苦しみ。
この世はそのどちらにも境を接する。
（ バルタザール・グラシアン ）
17.
目指すべきは、
成功や幸せではなく、豊かな人生です。
たくさんの失敗や苦しみは、
濃密な人生の重要な要素になるんです。
（ 中島義道 ）
18.
あらゆる規定は否定である。
（ スピノザ ）
19.
人間が人間性を無視するのは、人間の理性の誤りである。
（ ヴォーヴナルグ ）
20.
高位にある人間は、三重に奴隷である。
すなわち、君主または国家の奴隷であり、名声の奴隷であり、仕事の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
21.
善、すなわち一切の幸福と一切の満足とは消極的なものである。
言いかえれば、それは単に欲求が鎮まり、苦痛がやんでいるということにすぎない。
（ ショーペンハウアー ）
22.
自分にも他人にも、
またそれ以外の何物にも、
特別な価値を認めないという精神、
これがユーモア精神に他ならない。
（ 土屋賢二 ）
23.
人間の体は王様の飾り立てた車のように、やがては朽ちてしまう。
けれども、人から人に伝えられる真（まこと）の法（のり）はいつまでも輝く。
つまり、人から人に真理が伝えられるわけでございましょう。
それは永遠の価値を持っているという意味なんでしょう。
（ 中村元 ）
24.
我々は愛する者に対して、自分が幸福であること以上の善いことを為しえるであろうか。
（ 三木清 ）
25.
将来のことに気を取られると、あるがままの現在が見えなくなるだけでなく、しばしば過去をねつ造することになる。
（ エリック・ホッファー ）
26.
私たちは知りすぎている一方で、感じなさすぎる。
ついには、人生の大切な源泉である創造的な感動を感じなくなるのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
27.
嫉妬心と競争心には、
悪徳と美徳ほどの隔たりがある。
（ ラ・ブリュイエール ）
28.
友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。
たとえ、他のあらゆるものを持っていても。
（ アリストテレス ）
29.
幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である。
（ カール・ヒルティ ）
30.
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
（ ブレーズ・パスカル ）
31.
雄弁は思想を写した絵画である。
従って、描き終わった後でなおも加筆する人は、肖像画の代わりに、装飾画を作ることになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
32.
人のなすあらゆる行為に際して自ら次のように問う習慣を持て。
「この人は何をこの行為の目的としているか」と。
ただし、まず君自身から始め、第一番に自分を取調べるがいい。
（ アウグスティヌス ）
33.
もし私たちが、
軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、
表現の自由を全く信じていないのだ。
（ ノーム・チョムスキー ）
34.
金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
35.
我々の背後にあるものも目の前にあるものも、我々の内側にあるものに比べたら、所詮ささいなものばかりだ。
（ エマーソン ）
36.
苦難の道は永くもあれば、また暗くもある。
次第に明るくなるような道は別の道である。
（ キルケゴール ）
37.
想像力とは魂の目である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
38.
我々の苦悩の中でも最も歓迎できないのは、
自分の存在を軽蔑することだ。
（ モンテーニュ ）
39.
人は他人に親切を尽くすことに喜びを感じる。
しかし他人に親切にされるのを恥ずかしく思う。
なぜなら、親切を与えるのは優越の証(しるし)であり、それを与えられるのは劣等の証(しるし)であるからだ。
（ アリストテレス ）
40.
ものごとは確信を持って始めると、疑惑に包まれて終わるのがオチである。
しかし初めに疑ってかかり、じっくりそれに耐えれば、最後は確信に満ちたものになる。
（ フランシス･ベーコン ）
41.
眠れぬ夜こそ、神が与え給もうた貴重な時間である。
（ カール・ヒルティ ）
42.
誇張は嘘の小枝だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
43.
我々は生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
44.
人間は他人の経験を利用するという特殊な能力を持った動物である。
（ コリングウッド ）
45.
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
（ ニーチェ ）
46.
試しに、大人に、「なぜ生活しなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「生きなければならないからだ」と答えるだろう。
「じゃあ、なぜ生きなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「そりゃ生きなければならないのは決まってるじゃないか」くらいしか応えられないはずだから。
（ 池田晶子 ）
47.
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
（ アクィナス ）
48.
ささいなことが私たちの慰めになるのは、ささいなことが私たちの苦しみになるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
49.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
50.
他人に理を見出そうと思わなくなるときは、既に自分にも理はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
51.
感謝は最大の徳であるだけでなく、全ての徳の源である。
（ キケロ ）
52.
人は手に入れているものよりも、
期待するものを喜ぶ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
53.
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない。
（ エマーソン ）
54.
労働が体を強くするように、困難は心を強くする。
（ セネカ ）
55.
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
（ アリストテレス ）
56.
人間は疑念を持つが、これは科学の芽生えである。
（ エマーソン ）
57.
有能の評判を得たいという欲望は、
しばしば有能になることの邪魔をする。
（ ラ・ロシュフコー ）
58.
成長は必ず抵抗を伴うものです。
成長には必ず対抗勢力が現れるものです。
反対に、何の疑われることもなく、何の迫害もなければ、成長の理由そのものが存在しなくなってしまいます。
（ ジョン・デューイ ）
59.
いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
（ アウレリウス ）
60.
もし数学以外の科学において、
疑いのない確かさと誤りのない真実に到達することを望むなら、
（すべての）知識の基礎を数学に置くことが必要である。
（ ロジャー・ベーコン ）
61.
人間達の幸福は、身体によってでも金銭によってでもなく、正しさと思慮深さによってである。
（ デモクリトス ）
62.
ここに印刷された言葉は考えであり、実際、身をもって経験しなければなりません。
（ アウグスティヌス ）
63.
どんな芸術家でも最初は素人だった。
（ エマーソン ）
64.
真の恋愛は
尊敬というものなしには成立しない。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
65.
古来の偉人には雄大な根の営みがあった。
その故(ゆえ)に彼らの仕事は、味わえば味わうほど深い味を示してくる。
（ 和辻哲郎 ）
66.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
67.
法律が信用されているのは、
それが公正であるからではなく、
それが法であるからである。
これが、すなわち法律の権威の不可思議な基礎であり、
これ以外に基礎は全くない。
（ モンテーニュ ）
68.
成功の最大の秘訣は、他人や状況に振り回されない人間になることだ。
（ シュバイツァー ）
69.
人間は、自由であり、自由であるが故(ゆえ)に不安である。
（ キルケゴール ）
70.
物事は、
あるがままのものではなく、
見かけどおりのものである。
（ バルタザール・グラシアン ）
71.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
72.
君の義務が何であるかを、当の君自身よりもよく心得ていると思い込んでいる連中がいつもいる。
（ エマーソン ）
73.
恐れる者は恐れることなかれ。
だが恐れぬ者は恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
74.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、心の動きを他に転じ得ないならば、傷は活発となり、育むことによって痼疾(こしつ)化し、日毎に狂気はつのり、苦悩は悪化するばかりだからである。
（ ルクレティウス ）
75.
宗教にとっては、神聖なるもののみが真実である。
哲学にとっては、真実なるもののみが神聖である。
（ フォイエルバッハ ）
76.
あなた自身を主張せよ。
決して人真似するな。
あなたの生まれながらの才能を、全生涯かけて蓄積してきた力とともに一度に発揮しよう。
（ エマーソン ）
77.
そぶりのほうは、すでにとっくに愛していないと物語っているのに、永い習慣から会い続ける。
（ ラ・ブリュイエール ）
78.
自然は神の芸術なり
（ ダンテ・アリギエーリ ）
79.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）
80.
経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである。
（ デカルト ）
81.
平等主義は愛と見せかけようとしている憎しみである。
（ アミエル ）
82.
個人的な幸福のための努力を放棄し、
一時的な欲望に対する熱意のすべてを追放し、
永遠なものに対する情熱に燃えること。
（ バートランド・ラッセル ）
83.
何人も本意から悪人たるものなし。
（ ソクラテス ）
84.
話の終わりは始めより重要である。
（ フランシス･ベーコン ）
85.
女の貞節は、多くの場合、
自分の名声と平穏への愛着である。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
富によって得た不幸は、不幸の中でも最悪のものである。
（ キケロ ）
87.
賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。
（ ラ・ロシュフコー ）
88.
厳密さは、最も自然で最も直線的な方法を伴っている。
（ ダランベール ）
89.
植物は人間から見られる事を求め、見られる事が救済なり。
（ アウグスティヌス ）
90.
子は子の全財産を子とともに運ぶ。
（ キケロ ）
91.
神々と肩を並べるには、たった一つのやり方しかない。
神々と同じように残酷になることだ。
（ サルトル ）
92.
もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
（ セネカ ）
93.
あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから。
（ エマーソン ）
94.
人間は自己の監獄の戸を開く権利なき囚人なり。
人間は神が召還するまで待つべきであり、自己の命を奪うべきにあらず。
（ ソクラテス ）
95.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
96.
死の観念は我々を欺く。
それは、我々に生きることを忘れさせるからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
97.
嫉妬には天真爛漫ということがない。
愛と嫉妬とは、種々の点で似たところがあるが、先ずこの一点で全く違っている。
（ 三木清 ）
98.
生きているうちに、許されている間に、善き人たれ。
（ アウレリウス ）
99.
恋愛は恋情によって始まる。
したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない。
（ ラ・ブリュイエール ）
100.
良心をもって残酷の苦患を加えることが、道徳主義者には一つの喜びなのだ。
これこそ彼らが「地獄」を発明した理由だ。
（ バートランド・ラッセル ）
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