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哲学者・思想家の名言
☆ ９月２５日 ☆
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1.
ロウソクが消えた中では、
どんな女も美しい。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
2.
人間は自分が置かれている環境に
うまく適応している限りで、
その環境の本質を理解することはできない。
（ カール・シュミット ）
3.
歴史は青年によって創られてきた。
（ エリック・ホッファー ）
4.
幸福、それは君の行く手に立ちふさがる獅子である。
たいていの人はそれを見て引き返してしまう。
（ カール・ヒルティ ）
5.
少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。
そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。
（ シュバイツァー ）
6.
習慣は法律よりもなすところが多い。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
7.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
8.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
9.
宗教は生命の塩であり、力である。
（ カール・ヒルティ ）
10.
友達の友情が冷たくなったのを気づかないのは、こちらも友情がない証拠である。
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
深く執着するものがある者は、
死後自分の帰って行くべきところを持っている。
それだから死に対する準備というのは、
どこまでも執着するものを作るということである。
（ 三木清 ）
12.
裏切り者の中で最も危険な裏切り者は何かといえば、全ての人間が己自身の内部に隠しているところのものである。
（ キルケゴール ）
13.
「天才」とは、暗い夜を乗り越えていく力の異名である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
14.
貨幣は私の力を表す。
（ サルトル ）
15.
女性が男性を自由にするということは、それ自体は害悪ではない。
これは女性が人類の幸福の為に自然から享(う)けた賜物である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
16.
目の本質的な役割は、見ることではなく、涙を流すことだ。
（ ジャック・デリダ ）
17.
楽しかった思い出ほどわびしいものはない。
苦しかった思い出ほど楽しいものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
18.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
19.
情欲は精神の非理性的、反自然的興奮、すなわち強すぎる衝動なり。
（ ゼノン ）
20.
世間の一部の人からは
大学は自由主義の府であるかのように云われているが、
私の見るところでは
必ずしもそうではない。
むしろ大学の改革にとって差当り必要なことは、
その一切の封建的なものの打破である。
（ 三木清 ）
21.
人間にとっての名誉ある傑作とは、適切な生き方をすることに他ならない。
（ モンテーニュ ）
22.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
（ 和辻哲郎 ）
23.
空威張りする人間は、
賢者に軽蔑され、
愚者に感嘆され、
寄生的人間にたてまつられ、
彼ら自身の高慢心の奴隷となる。
（ フランシス･ベーコン ）
24.
あなたの敵から目を離さないように。
あなたの欠点を最初に見つけてくれる人だから。
（ アンティステネス ）
25.
忍耐は力以上のものを我々に授ける。
（ エドマンド・バーク ）
26.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
（ セネカ ）
27.
他人とは、自分自身の心を読み取ることのできるレンズである。
（ エマーソン ）
28.
若い時は、一日は短く一年は長い。
年をとると、一年は短く一日は長い。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
思想は、ともに応じることのできる人たちだけの財産である。
（ エマーソン ）
30.
少しの欠点も見せない人間は、馬鹿か偽善者である。
そのような人間を警戒せよ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
31.
不正に対する感覚が鈍ること―それは、知性が浅はかな証拠である
（ エマーソン ）
32.
人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない。
（ プラトン ）
33.
私達は何事にも刃向かえる。
が、好意にだけは反抗できない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
34.
我々に与えられた時間は、決して短いわけではなく、実はその多くを浪費しているだけなのである。
人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。
（ セネカ ）
35.
「自立」はあくまで「相互依存」という人生の取り消しえない条件下で、
ある限定された文脈で、
はじめて口にできることであり、すべきことである。
それを知らないひとが
「自立」という、もうひとつの流行語をかんたんに口にする。
（ 鷲田清一 ）
36.
自分の働く誠意と家族があれば、人生には光がさします。
（ 梅原猛 ）
37.
物事をよく知るには、細部について知らなければならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
悪をなす者はみずからにも悪をなす。
（ アウレリウス ）
39.
われわれ大人がもし「えらいね」と言われて嫌であれば、子どもも嫌なのです。
（ 岸見一郎 ）
40.
哲学が、私たちが幸福になる助けをしてくれるものでないのなら、そんないとなみがなんの役にたつというのでしょう。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
41.
遠からず君はあらゆるものを忘れ、遠からずあらゆるものは君を忘れてしまうであろう。
（ アウレリウス ）
42.
質問にたどり着いたなら、答えはすぐそこだ。
（ エマーソン ）
43.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
（ アミエル ）
44.
人生はその人の考えた所産である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
45.
不機嫌というものは、結果でもあるが、それに劣らず原因でもある
（ アラン ）
46.
天国には興味深い人たちが一人もいない。
（ ニーチェ ）
47.
自分で自分の価値を過大評価しないように。
（ バートランド・ラッセル ）
48.
不正を受ける者は、不正を働く者よりも幸福である。
（ ソクラテス ）
49.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
50.
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
51.
幸福になれるかどうかは自分次第である。
（ アリストテレス ）
52.
しゃべりたくないときには黙っている、
しゃべりたくなったら口をひらくのが
いちばんラクだと思うのに、
なぜかいつもしゃべらないといけないような空気みたいなものがある。
（ 鷲田清一 ）
53.
ありのままに見、あるがままに行動できる者を勇者と呼ぶ。
（ チャールズ・エバレット ）
54.
言葉と行動は、
神の力のまったく異なったモードである。
言葉も行動であり、
行動も言葉の一種である。
（ エマーソン ）
55.
すべての社会主義は、
奴隷制度を付随的に伴う。
（ ハーバート・スペンサー ）
56.
浅薄な人々は、幸運と境遇を信じ、
深慮ある人々は、原因と結果を信ずる。
（ エマーソン ）
57.
楽しみへの期待は、楽しみそのものより心ときめくことがある。
（ タタルケビッチ ）
58.
幾何学の精神と繊細の精神の違い──幾何学の精神はその諸原理は明らかであるが、一般への応用にはなじまない。
繊細の精神は（その諸原理は明らかではないが）、その原理が一般への応用がきき、すべての人の眼前にある。
（ ブレーズ・パスカル ）
59.
困難が大きいほど、
それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、
嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。
（ エピクロス ）
60.
平和が来ると、国民は幸福になり、人々は柔弱(にゅうじゃく)になる。
（ ヴォーヴナルグ ）
61.
もし仮に、絶対の悪人がいるとしたら、それはまさしく、信じることができない人間をいうのだ
（ アラン ）
62.
雄弁とは、適切なことを言って、後は黙ることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
63.
汝が富者ならば、喜ばしきときに食べよ、汝が貧者(ひんじゃ)ならば、食べられるときに食べておくべし。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
64.
子供達は活動する瞬間、自らを個性化する。
（ ジョン・デューイ ）
65.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
66.
最大の災害は自ら招くものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
67.
他人のあざけりを心にとめず、敗北にもくじけず、勇気をもってまた立ち上がれ。
いっさいの正義にはやがて勝利が訪れるのだ。
（ エマーソン ）
68.
生きるために食べるべきであり、
食べるために生きてはならない。
（ ソクラテス ）
69.
快楽は肉体のある一点の幸福にすぎない。
真の幸福、唯一の幸福、全くの幸福は、魂の全体の平穏な裡(うち)に存する。
（ ジョセフ・ジュベール ）
70.
食物・衣服・感覚・遊戯、
すべてにわたり良い感じを与えるものは、
いかなる害も与えない。
これは我々には
娯楽であるかもしれないが
生活に欠くことのできないもので、
これらのものがなかったら、
我々はこの苦しい人生を生き通すことができないかもしれない。
（ スピノザ ）
71.
天性はつねに教育よりいっそうの影響力を持つ。
（ ヴォルテール ）
72.
適当に語るには多くの技巧を要するにしても、黙っているのにも、それ以上の技巧が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
74.
労働力は、ただ生ける個人の能力として存(そん)するのみである。
したがって、その生産は、彼の生存を前提する。
個人の生存を与えられたものとすれば、労働力の生産は、彼自身の再生産または維持である。
（ カール・マルクス ）
75.
学ぶのに年を取り過ぎたということはない。
（ セネカ ）
76.
寛容とは何か。
それは人間愛の所有である。
我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。
我々の愚かさを許し合おう。
これが自然の第一の掟である。
（ ヴォルテール ）
77.
怠情は、おだやかな無力から生まれるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
78.
希望を持つことはやがて失望することである。
だから失望の苦しみを味わいたくない者は初めから希望を持たないのが宜(よろ)しい、といわれる。
（ 三木清 ）
79.
理性は、本性よりもしばしば我々を欺く。
（ ヴォーヴナルグ ）
80.
人は思っているほど、幸福でもないし、不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
学問とはわずかな時の間に、
数百千年の人類の経験を受け取ることである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
82.
他人から理解されたり、認められたり、必要とされたりすることが、一番大切なことだっていうのは、今の人間達が共通に信じ込まされている、間違った信仰なんだ。
人間は自分のことを分かってくれる人なんかいなくても生きていけるってことこそが、人間が学ぶべき、何より大切なことなんだ。
（ 永井均 ）
83.
才能とは天から与えられた使命だ。
自分に対していっさいの空間が開かれるような方向が一つはあるものだ。
（ エマーソン ）
84.
エメラルドは人にほめられなくても、その価値を失わない。
（ アウレリウス ）
85.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、
単なる報復の心に支配され、
状況を悪化させ、
自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）
86.
身なりが顔つきや風俗を変える。
（ ヴォルテール ）
87.
愚者とは、自惚れるために必要な才知すら持たない者である。
（ ラ・ブリュイエール ）
88.
名誉心はまず自己を対象とする。
名誉心を持っている人間が最も嫌うのは流行の模倣である。
名誉心は何らかの仕方で永遠を考えている。
（ 三木清 ）
89.
運の悪い人は安心せよ、それ以上の悪運はないのだから。
（ オウィディウス ）
90.
永遠平和などというものは、永遠のユートピアである。
なぜならそれは、苦悩や危険と分かちがたく結びついた人間生活を動かすぜんまいを、破壊しようと志すことに他ならないからである。
（ ベネデット・クローチェ ）
91.
無気力とは、精神の催眠状態である。
（ ヴォーヴナルグ ）
92.
自己の内なる情念と戦うほうが、
何らの抵抗も示さずそれらに支配されるよりはましである。
（ アウグスティヌス ）
93.
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。
（ エピクテトス ）
94.
卑怯者は、自己の過失の言い訳をし、潔(いさぎよ)い人は、必ず自己の過失を人に告白する。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
95.
人は、「おれはゼロだ。
　マイナスだ」という自己評価に耐えることはできる。
しかし、「おまえはゼロだ。
　マイナスだ」という他者評価には耐え難い存在なのである。
（ 鷲田小彌太 ）
96.
君主にとって、歴史ほど優れた女教師はない。
だが、彼女の方は少々散漫な生徒を持って不幸なのである。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
97.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
98.
強い人間は自分の運命を嘆かない。
（ ショーペンハウアー ）
99.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
100.
単によい歌い手や踊り手であるだけでは、世間で抜きん出るわけにはいかない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
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