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哲学者・思想家の名言
☆ ９月２５日 ☆
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1.
私たちのもっとも大きな偽りは、私たちの中にある醜悪を隠すことではなく、私たちの空虚を隠すことによって形成される。
そこにないものを隠すことこそ、もっとも難しい。
（ エリック・ホッファー ）
2.
媚びる者が存在するのは、それでいい気になる者がいるからである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
3.
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。
（ ジョン・デューイ ）
4.
人間は犬に似ている。
遠くで他の犬が吠えるのを聞いて、自分も吠える。
（ ヴォルテール ）
5.
知識に於(お)いての真理は直ちに実践上の真理であり、実践上の真理は直ちに知識に於いての真理でなければならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
6.
なぜ金持ちは貧乏人に対してあんなに過酷なのか。
貧乏人になる心配がないからだ。
なぜ貴族は民衆をあんなに軽蔑するのか。
決して平民になることはないからだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
7.
我々が皆自分の不幸を持ち寄って並べ、それを平等に分けようとしたら、ほとんどの人が今自分が受けている不幸の方がいいと言って立ち去るであろう。
（ ソクラテス ）
8.
二つの保証は一つにまさる。
保証が多すぎて失敗したためしはない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
9.
自然は人類を二人の君主、
つまり苦痛と快楽の支配下においてきた。
（ ジェレミー・ベンサム ）
10.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
11.
喧嘩をつくるのは倦怠だ。
その証拠は、いちばん喧嘩好きなのは、仕事や心配のいちばん少ない人間に決まっているからだ。
（ アラン ）
12.
人間は慣習の束である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
13.
自分を最も深く動かすものを信じなさい。
（ サム・キーン ）
14.
継続して行う事柄は、容易に行えるようになる。
それは物事の性質が変わるからではなく、わたしたちの力が増すからである。
（ エマーソン ）
15.
人生における悪い出来事のほとんどは、人間が一室にじっと座っていられないところから起きる。
（ ブレーズ・パスカル ）
16.
自然に従って生きよ。
（ セネカ ）
17.
思想が現実に迫るのみでは十分ではない。
現実が自ら思想に迫るのでなければならない。
（ カール・マルクス ）
18.
正義と力は平行しなければならぬ。
そのためには、
正しき人は力をつけよ、
力ある者は正しさを身につけよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
19.
正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。
（ プラトン ）
20.
健康というのは平和というのと同じである。
そこに如何(いか)に多くの種類があり、多くの価値の相違があるであろう。
（ 三木清 ）
21.
自分の意見と違う意見に腹を立てず、そういう意見が出た理由を理解しようとする術を学ぶことが大事である。
（ バートランド・ラッセル ）
22.
人は自分の認識を他人に伝えると、もはやその認識を前ほどには愛さなくなる。
（ ニーチェ ）
23.
貧しさは貧しいと感じるところにある。
（ エマーソン ）
24.
富は賢者の奴隷であり、愚者の主人である。
（ セネカ ）
25.
言葉は貧者(ひんじゃ)の貨幣である。
（ トマス・ホッブズ ）
26.
自分の夢に向かって確信を持って前進し、
思い描いた人生を生きるように努力するならば、
普通では考えられないような成功を手にする。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
27.
大きな苦痛こそ
精神の最後の解放者である。
この苦痛のみが、
我々を最後の深みに至らせる。
（ ニーチェ ）
28.
立法者は何よりもまず中庸を得た精神の持ち主でなければならず、政治および道徳における正義は、常に両極端の間に位置するものである。
（ モンテスキュー ）
29.
一般に友情などと呼ばれるものは、ごろつきの間なら、多少相手から尊敬されるという程度のものにすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
30.
親友が逆境に陥ったとき、我々はきまって不愉快でない何かをそこに見出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
目的のある娯楽は真の娯楽にならない。
（真の）娯楽には目的がなくて、
しかもそれは生活にとって合理的なものである。
（ 三木清 ）
32.
不道徳行為を望むのは、大きな誤謬の永続を望むことである。
（ ショーペンハウアー ）
33.
人間はその身に起こること以上に、その受け止め方によって傷つく。
（ モンテーニュ ）
34.
最も強いのは、自分自身の中に力を持っている者だ。
（ セネカ ）
35.
人間というものは、幼いときから労せずして得た栄誉を持っていると、成長するにつれて必ずそれを自慢したくなるものである。
（ J・S・ミル ）
36.
他人のために生きることは容易である。
誰でも皆していることである。
（ エマーソン ）
37.
医術は患者を慰めることにあり、自然は病気を治す。
（ ヴォルテール ）
38.
私はすべての自分の書物を閉じてしまった。
その中でただ一冊だけ、全ての人間の眼に対して開かれたものがある。
それが自然という書物である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
39.
話していて楽しい人が少ないのは、ほとんどの人が、明確な答えをすることよりも、自分の言いたいことに心が向いているからです。
（ ラ・ロシュフコー ）
40.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
41.
苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものであるから、私はそうした経験を通じて、苦難のときには希望を抱くようになり、逆にあまり大きな幸福に対しては疑念を抱くようになった。
（ カール・ヒルティ ）
42.
人生は絶えざる錯覚にほかならない。
人は互いに欺き互いに諂(へつ)らうことを、これ事としている。
（ ブレーズ・パスカル ）
43.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
44.
男は自分の秘密よりも他人の秘密のほうを誠実に守る。
女はそれと反対に、
他人の秘密よりも自分の秘密のほうを大事にする。
（ ラ・ブリュイエール ）
45.
真の友とは手に入れたものの中で最も大切なものだが、手に入れようとするものの中では、最も力を入れないものだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
期待できないことに希望をつなぐな。
（ ピタゴラス ）
47.
飲めば飲むほどのどが渇く
（ オウィディウス ）
48.
己の敵を誇れ。
されば汝の敵の成功は汝自身の成功となる。
（ ニーチェ ）
49.
法は習慣のおかげで力を発揮する。
（ エルヴェシウス ）
50.
真実は疑いなく美しい。
しかし、嘘もまた同様である。
（ エマーソン ）
51.
私は人生を他人の二倍も楽しんでいる。
なぜなら享受の尺度は、我々がそこに注ぐ熱意の多少に依存するからである。
（ モンテーニュ ）
52.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
（ アミエル ）
53.
人が多くの理性とわずかばかりの英知を持つことはない。
（ ヴォーヴナルグ ）
54.
親切が過ぎて意地悪になってはいけない。
（ バルタザール・グラシアン ）
55.
賢者は原因を討議し、
愚者は原因を裁決する。
（ アナカルシス ）
56.
どこに死が我々を待っているか分からないのだから、いたる所で待とうではないか。
（ モンテーニュ ）
57.
困難とは、人がそれを越えて発展しつつ、ある仕方でそれにすっかり身をまかせようとすれば、直ちに人を強めてくれるものなのだ。
（ アラン ）
58.
人はいつまでも故郷を身に付けている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
59.
人は当然ながら、
偉大なことより目新しいことを褒めそやす。
（ セネカ ）
60.
遠くにいると恐怖を感じるが、近くに迫るとそれほどでもない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
61.
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。
むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
罪を憎みて罪人を憎まず。
（ セネカ ）
63.
家を建てる人全てに私が言いたいのは、所有者が家の装飾品となるべきで、家が所有者の装飾品になってはならない、ということだ。
（ キケロ ）
64.
良心は、ただただ常に沈黙という形で語る。
（ ハイデッガー ）
65.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
道徳的現象なるものは存在しない。
あるのはただ、現象の道徳的解釈である。
（ ニーチェ ）
67.
二人の占い師が（互いを占おうと）顔を見合えば、笑い出さずにいられない。
（ キケロ ）
68.
無知、および好奇心の欠如は、快い両耳である。
だが、そのような耳に気づくには、モンテーニュと同様に作られた頭脳を必要とする。
（ ドゥニ・ディドロ ）
69.
希望はある種の白昼夢である。
（ アリストテレス ）
70.
美貌は夏の果物のように腐りやすく長持ちしない。
（ フランシス･ベーコン ）
71.
世界は断じて神々の力によって我々の為に造られたものではない。
世界には、実に多くの欠陥が具(そな)わっているではないか。
（ ルクレティウス ）
72.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
猟人は犬をもってウサギを狩り、阿諛者(あゆしゃ)は賞賛をもって愚者を狩る。
（ ソクラテス ）
74.
上品は天賦のものであり、技巧によって得られるものではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
75.
死と太陽は直視することは不可能である。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
どんな時でもそうだが、
今度もたいへん良い機会だ。
それをどう扱うかさえ知っていれば。
（ エマーソン ）
77.
善の究極は悪であり、悪の究極は善である。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
必然の理由から出発して反論の余地のない証明が成立するのは数学だけである。
したがって、数学においてのみ、人間はその学問独自の法則に基づいて、真理に到達することができる。
（ ロジャー・ベーコン ）
79.
死の観念は我々を欺く。
それは、我々に生きることを忘れさせるからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
80.
どんな問題にも両面がある
（ プロタゴラス ）
81.
希望とは、精神の持ち方、心の働きである。
……つまり、事態はいずれ好転すると確信することが希望ではない。
結果のいかんを問わず、理にかなうものはあくまでも理にかなっているのだという不動の信念こそ、希望なのだ。
（ バツラフ・ハベル ）
82.
むら気な女とは、もはや愛していない女である。
浮気な女とは、すでに他の男を愛している女である。
移り気な女とは、果たして自分が愛しているのか、また、誰を愛しているのか自分でもわからない女である。
無関心な女とは、誰をも愛さない女である。
（ ラ・ブリュイエール ）
83.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
84.
最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しく生きることである。
（ ソクラテス ）
85.
歴史は人生の方面よりも悪の方面をいっそう強く描き出す。
歴史家にとって革命や困難は面白い材料だが、平和に栄えゆく世は材料にならないから。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
86.
人生の価値は時間の長さではなく、その使い方で決まる。
長生きをしてもむなしい人もいる。
（ モンテーニュ ）
87.
目的は必ずしも達成されるために設定されているわけではなく、照準点とか方位点として役立たせるためである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
88.
つきあいには親切心が無くてはならぬ。
ただし、それには限度が必要である。
度を超えれば、親切心は屈従となる。
少なくとも物事にこだわらない親切心が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
だまされる者はだまされない者よりも賢く、だます者はだまさない者よりもよい。
（ キルケゴール ）
90.
生活のための闘争と言っているものは、正直なところ、成功のための闘争にほかならない。
（ バートランド・ラッセル ）
91.
人は多くを約束する、少しも与えないために。
（ ヴォーヴナルグ ）
92.
泣くことも一種の快楽である。
（ モンテーニュ ）
93.
単に撤退するのではなく、撤退する目的を持ちたまえ。
（ エマーソン ）
94.
人間の活動、活動のみが
その人間の価値を決定する。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
95.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
96.
人間は一匹の虫けらさえつくり出せないが、一ダースもの神々をつくり出している。
（ モンテーニュ ）
97.
理解されるということは、一種の贅沢である。
（ エマーソン ）
98.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
99.
パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
100.
未来は待つべきものではない。
作り出さなければならないのだ
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
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