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哲学者・思想家の名言
☆ ９月２６日 ☆
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1.
決定的なものは「是が非でも」の上にしか打ち立てられない。
（ ニーチェ ）
2.
醜い行いを後悔することは
人生を救う。
（ デモクリトス ）
3.
アドバイスは結果を見てから評価されるものだ。
その意図によってではない。
（ キケロ ）
4.
真実と自由は、虚偽と暴力のように堅く結び合っている。
真実さのみが自由な世界を一つに結ぶ。
真実さがなければ、自由な世界も消失する。
自由と虚偽は互いに排斥し合う。
（ カール・ヤスパース ）
5.
人に善くしてやったとき、それ以上の何を君は望むのか。
君が自己の自然にしたがって行動したということだけで充分ではないか。
（ アウレリウス ）
6.
自分が死すべき存在だと知ったときから、私は死の観念が怖ろしくてたまらなかった。
人々が「勇気」と呼ぶものなど、私には何も見ていないゆえの軽はずみとしか思えなかった。
（ ボーヴォワール ）
7.
何についてもいうな、｢なくした｣と。
｢返した｣と言え。
（ エピクテトス ）
8.
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
9.
人間の過大な愚劣さは、名誉を追求することであるが、それこそまさに、人間の優秀さの最高のしるしである。
（ ブレーズ・パスカル ）
10.
結婚は、愛という多くの短い愚行を終わらせる。
一つの長い愚行として。
（ ニーチェ ）
11.
単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。
（ ハイデッガー ）
12.
自然は、我々の知性にとっては限りなく驚嘆すべきことを、最高度の容易さと単純さとで行なっているのです。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
13.
あなたの得意なこと、
それが幸福をもたらしてくれる。
（ バートランド・ラッセル ）
14.
良心からの指令は
自然の法に基づいて発せられると言われるが、
実際には慣習から生まれるのである。
人はそれぞれ、
周囲で認められている思想すなわち慣習を
腹の底で尊重しているから、
そこからはずれれば悔いをおぼえ、
それを守れば皆から称賛されるのである。
（ モンテーニュ ）
15.
寛容の精神は我々すべてを兄弟にする。
しかし不寛容の精神は人間を野獣にする。
（ ヴォルテール ）
16.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
（ キケロ ）
17.
習慣より強きものなし。
（ オウィディウス ）
18.
眠れぬ夜こそ、神が与え給もうた貴重な時間である。
（ カール・ヒルティ ）
19.
情熱は･･･人間という原子を回転させる力であり、他人の家を訪ねたり初めて社会的に発言するときの抵抗感を克服させる。
つまりは勢いよく私たちを発進させて、いったん着手したなら容易に続いてゆけるようにさせる熱なのだ。
（ エマーソン ）
20.
恋の病を癒す薬はいくつもある。
しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
機会は発見するごとに、捕らえなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
22.
人生の自然な目的によって計るとき、貧しさは大いなる富となり、限度を知らぬ富は大いなる貧しさとなる。
（ エピクロス ）
23.
努力する限りひとはあやまつ。
恥ずべきことは、
誤謬(ごびゅう)を犯すということよりも寧(むし)ろ
自分の犯した誤謬から何物をも学び取ることができないということである。
（ 三木清 ）
24.
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。
（ ラ・ロシュフコー ）
25.
人は、見ようと思うものしか見ない。
（ エマーソン ）
26.
人生には正真正銘の本質的な価値などない。
人生はただ、欲望と幻影によって動き続けるだけだ。
（ ショーペンハウアー ）
27.
自分がある人から尊敬されるだけのものを有していないと感じるとき、人間はすでにその人を憎みかけている。
（ ヴォーヴナルグ ）
28.
富は消費するためにある。
消費する目的は、名誉と善行である。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
起源的には実践は理論に先行する。
しかし、ひとたび理論の立場にまで自己を高めると理論は実践に先行し得る。
（ フォイエルバッハ ）
30.
道徳律はつねに変化している。
（ バートランド・ラッセル ）
31.
本当の学問には、無駄に終わるような理論や研究は一つもない、と言える。
（ ヴォルテール ）
32.
読書のコツは拾い読みにある。
従って、賢明になるコツは何を捨てるかを知る術にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
33.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
34.
人間の一世(ひとよ)おもへばおのがじし
負い来(き)し業(ごう)を果たさむとする
（ 森信三 ）
35.
孤独とは
他人を拒否することではなく、
他人を他人として受け容れること。
だからこそ、愛することのありのままの姿は、孤独なんだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
36.
今こそ好機逸すべからず。
君は現在に生き、あらゆる波に乗って船出し、各瞬間に永遠を見出さねばならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
37.
快楽は常に来るものと思うな。
常に去るものと思え。
（ アリストテレス ）
38.
最も優れた人々は、はかない物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかし、多くの人々は、家畜のように腹一杯食べることを選ぶ。
（ ヘラクレイトス ）
39.
普遍的な真理に対して人がいかに無関心でも、個別的な真理に対しては実に執着が強い。
（ ショーペンハウアー ）
40.
知識のある人はすべてについて知識があるとは限らない。
だが、有能な人はすべてについて有能である。
無知にかけてさえも有能である。
（ モンテーニュ ）
41.
ひとりの徳行ある者には九千九百の美徳のパトロンがいる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
42.
世間には心に正義をいだく者が多いが、
決心がつくまで弓をとらぬので、
射るのも遅れる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
43.
丁寧に拒絶することが出来るのは、交際の上で重要な術である。
（ カール・ヒルティ ）
44.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
45.
金属は利用とともに光る。
（ オウィディウス ）
46.
高慢な人間は、虚栄心の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
47.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
48.
神の怒りは一時のものであり、神の慈悲は永遠のものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
49.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
50.
時はわれらに生を与えると同時に、生を奪い始む。
（ セネカ ）
51.
多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じように疲労させる。
（ カール・ヒルティ ）
52.
その日その日を最高の日にしよう。
毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは、
何一つ正しく見ることが出来ない。
（ エマーソン ）
53.
人がどんなに我々を誉めても、それは何ひとつ新しく我々に教えることにはならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
考えるということは、
自分の問いに明確に向き合うことなのだ。
（ 西研 ）
55.
この世界は言葉のゲームだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
56.
不完全な劣等動物である人間が、自然界において動物以上の存在になれたのは、弱点を利点に転化しうる非凡な天賦の才能による。
（ エリック・ホッファー ）
57.
幸福は満足する人間に属す。
（ アリストテレス ）
58.
あなたを称讃する人々の価値の有無に重点を置くべきである。
悪から称讃されないことこそ、真の価値であるからだ。
（ セネカ ）
59.
美には客観的な原理はない。
（ カント ）
60.
多く笑う者は幸福であり、多く泣くものは不幸である。
（ ショーペンハウアー ）
61.
ほとんどの人間は、完全に生まれる前に死んでしまう。
創造性とは、死ぬ前に生まれることだ。
（ エーリヒ・フロム ）
62.
これはあなたの人生です。
本も導師(グル)も、何者もあなたに教えてはくれません。
本からではなく、自分自身から学びなさい。
これは終わりのないこと、素晴らしいことです。
そして、自分について自分自身から学ぶ時、そこから知恵を得ることができます。
そうすると、あなたは素晴らしく特別で幸せで美しい人生を、生きることができるのです。
（ J・クリシュナムルティ ）
63.
空想は感情に似ているが、感情とは反対のものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
64.
人間の本性を詳(つまび)らかにするには、理性によるほかはない。
（ ダランベール ）
65.
浮世の名声は、今こなたに吹き、今かなたに吹き、そのところを変えるによりて名を変えうる風の一息にほかならず。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
66.
不満は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
67.
ある者に道理があると人から判断されればされるほど、その者が誠実であることの根拠になる。
（ ドゥニ・ディドロ ）
68.
常識とは、この世で最も広く分配されている日用品である。
（ デカルト ）
69.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
70.
宴会と同じように、人生からも、飲みすぎもせず、喉が乾きもしないうちに立ち去るのが一番良い。
（ アリストテレス ）
71.
人間は美しいものをあがめ、
実益を軽んじている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
72.
「文化」は
言語の条件であり、
同時に、その産物である。
（ ジョン・デューイ ）
73.
奇妙な奴だ、人間とは！
自分が持っている自由は決して使わずに、いつも、自分の持っていない自由を望む。
思想の自由を持ち、言論の自由を求めるのもそれだ。
（ キルケゴール ）
74.
「垣根」は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
（ アリストテレス ）
75.
信念は理屈をも超越する。
（ キルケゴール ）
76.
今容貌は如何(いか)に立派であろうとも、女の肉体全身から愛の力が発散されていようとも、女は他に幾(いく)らでもあることは確かだ。
この女一人がいなかったとしても、我々はこれまで生きて来られたことは事実だ。
この女のする事は、醜い女がすることとすべてに変(かわ)りがないことは確かだ。
（ ルクレティウス ）
77.
成長は、自分の弱さを受け入れ始めたときに始まる。
（ ジャン・ヴァニエ ）
78.
世間の人が友情と呼称するものは、社交・欲望のかけ合い・駆け引き・親切の交換にすぎない。
つまり、自愛がつねに何か得をしようとする一種の取引にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
世間の付き合いでは、長所よりも短所によって気に入られることが多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
人はしばしば、いちばん大切なこと（問題の核心）にまっすぐに向かわずに、それを不適切なかたちで問うのである。
（ 西研 ）
81.
自然は神の芸術なり
（ ダンテ・アリギエーリ ）
82.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
83.
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
（ プラトン ）
84.
結婚は、経験してみたり、辛抱するためにあるのではない。
反対に、創造するものだ。
（ アラン ）
85.
真の友情とは、はるかに功利を超越したものである。
（ ルイ・ド・ボナール ）
86.
一羽の燕が、また或(あ)る一朝夕が春をもちきたすのではなく、
それと同じように、至福なひと・幸福なひとをつくるものは一朝夕や短時日ではない。
（ アリストテレス ）
87.
智はいつも情に一杯食わされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
88.
人間は他人の経験を利用するという特殊な能力を持った動物である。
（ コリングウッド ）
89.
学問に時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
贅沢は人為的貧困である。
（ ソクラテス ）
91.
これまでに激しい苦悩も味わわず、自我の大きな劣敗を経験しなかった、いわゆる打ち砕かれたことのない人間は、何の役にも立たない。
（ カール・ヒルティ ）
92.
異端者とは、火刑柱(ひあぶりばしら)を燃やす者ではなく、火刑柱に火をつける者のことだ。
（ フランシス･ベーコン ）
93.
我々の背後にあるものも目の前にあるものも、我々の内側にあるものに比べたら、所詮ささいなものばかりだ。
（ エマーソン ）
94.
哲学の正しい方法とは、
語ることが出来るもの以外に語らないということ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
95.
私自身の一部分は恐怖と困惑ともって死を眺め、他の一部分はまず好奇心から、とりわけ美と愛が充実して現われるのを見たいとの渇望から、死を望んでいる。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
96.
礼儀作法は、
法と称されるもののうちで一番つまらないものだが、
最もよく実施されている。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
全体性における人間は天使でもなければ動物でもなく、天使であると同時に動物である。
かくして人間とは矛盾の存在である。
（ 三木清 ）
98.
自分の腕前を隠す心得があることこそ、
素晴らしい腕前である。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
悪とは何か。
弱さから生じるすべてのものだ。
（ ニーチェ ）
100.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
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