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哲学者・思想家の名言
☆ ６月１７日 ☆
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1.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
2.
理想ほど危険なものはない。
人が一つの理想しか持たなかったとしたら。
（ アラン ）
3.
おずおずとお願いする者は、（相手に）拒絶することを教えている。
（ セネカ ）
4.
キリスト、キリストと呼ばれる人にて、
審判の時には、
キリストを知らざる人よりも遠く彼を離れるべき者多し。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
5.
ずるい人間は、すぐに他人もずるいと思い込む。
（ ラ・ブリュイエール ）
6.
女はなぜとか、何のためにとかいった理由なしに愛されることを望むものだ。
つまり、美しいからとか、善良であるとか、聡明であるとかいった理由によってではなく、彼女が彼女自身であるという理由によって愛されることを望むものだ。
（ アミエル ）
7.
素朴さは生得(しょうとく)の美点であるに違いないが、身につけるには学ぶ必要がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
8.
内心に潜む確信を語れば、それはきっとすべての人に通ずる。
（ エマーソン ）
9.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
（ 和辻哲郎 ）
10.
人類に与えられた自然の恵みのうち、自分の子供たちほど甘美なものがまたとあろうか。
（ キケロ ）
11.
余り高望みをして、目前の職業を失うな。
（ エマーソン ）
12.
食事もほどほどにしておかないと、コックも毒を盛る人になってしまう。
（ ヴォルテール ）
13.
あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから。
（ エマーソン ）
14.
歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。
（ ヴォルテール ）
15.
人間は互いにだまし合うことがなければ、社会生活を継続することはできない。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
小難しい思考や重箱の隅めいた研究をわたしは禁じ、そして罰する。
それらがもたらす悲しげな憂愁によって、
それが引きずりこむ果てしない不確実性によって、
そしてその発見めいたものを伝えたときに
それが直面する冷たいオウム返しによって
罰するのだ。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
17.
引っ込み思案は、若者には美点になるが、年配には欠点でしかない。
（ アリストテレス ）
18.
暗殺者は世界の歴史を変えなかった。
（ エマーソン ）
19.
人間の世に起こる事件で心配に値するものは何もない。
（ プラトン ）
20.
真の勇気は、目撃者のいない場合に示される。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
虚偽を加味することは、金貨銀貨に加える混ぜ物のように、実用に役立たせるかも知れないが、その質を低下させる。
（ フランシス･ベーコン ）
22.
自分が崇拝されたり、服従されたりすることを夢想する人間は帝国主義者である。
服装・徽章(きしょう)・名前がものをいう華やかな女優は帝国主義者である。
（ アラン ）
23.
人生の目的には、
レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。
レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、
人生の究極の目的の一つである。
（ アリストテレス ）
24.
信念は、嘘よりも危険な真理の敵である。
（ ニーチェ ）
25.
すべての芸術は自然の模倣である。
（ セネカ ）
26.
無関心でいる自由は、
自由の中で最も低級である。
（ デカルト ）
27.
運は我々から富を奪うことはできても、勇気を奪うことはできない。
（ セネカ ）
28.
酒の一杯は健康のため、
二杯は快楽のため、
三杯は放縦のため、
四杯は狂気のため。
（ アナカルシス ）
29.
継続して行う事柄は、容易に行えるようになる。
それは物事の性質が変わるからではなく、わたしたちの力が増すからである。
（ エマーソン ）
30.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
31.
青年は恋愛を欲しがり、壮年は地位を欲しがり、老人は貪欲になって地位も金も名誉もすべて欲しがる。
（ アラン ）
32.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
33.
時は万事を暴露する。
（ タレス ）
34.
理性に従った享楽は禁欲よりも辛い。
あるものを節制する方が、無いのを我慢するよりもずっと辛い徳である。
（ モンテーニュ ）
35.
幸福は趣味のうちにあり、物事のうちにはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
法のないところに不義はない。
（ トマス・ホッブズ ）
37.
自なくして他なく、他なくして自なきは、全なくして個なく、個なくして全なきが如くである。
（ 安部能成 ）
38.
復讐する時、人間はその仇敵と同列である。
しかし、許す時、彼は仇敵よりも上にある。
（ フランシス･ベーコン ）
39.
友人との気楽な会話は、
私の最も好きな娯楽である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
40.
よい結婚はしたほうがよく、悪い結婚はしないほうがよい。
（ バートランド・ラッセル ）
41.
良心と名声は二つの事柄なり。
良心は汝自身に帰すべきものにして、名声は汝の隣人に帰すべきものなり。
（ アウグスティヌス ）
42.
「社会」なんてものを目で見た人はいないのに、人はそれが何か自分の外に、自分より先に、存在するものだと思っている。
思い込んでいるんだ。
それが自分や皆でそう思っているだけの観念だということを忘れて、考えることをしていないから、思い込むことになるんだね。
（ 池田晶子 ）
43.
人にものを教えることはできない。
みずから気づく手助けができるだけだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
44.
つねに控え目に褒めることは、凡人たる大きな証である。
（ ヴォーヴナルグ ）
45.
人を信頼（信用）しなさい。
そうすれば人はあなたに正直になるだろう。
素晴らしい人物として接しなさい。
そうすれば素晴らしさを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
46.
目指す港がないような航海をしていたら　どんな風が吹いても助けにならない。
（ モンテーニュ ）
47.
過去に何があり、未来に何があるかは些細なことだ。
私たちの内部に何があるかに比べれば。
（ エマーソン ）
48.
運命の恵みを少しも被(こうむ)らなかった人々にとっては、
運命がかくも盲目に見えることはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
49.
現実の過程で２度同じことが起こることはない。
再び似たような機会に出会うだけである。
（ スザンヌ・K・ランガー ）
50.
我は教えるために学ばん。
（ セネカ ）
51.
何かをするとき、いやいやながらするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
（ アウレリウス ）
52.
天国には興味深い人たちが一人もいない。
（ ニーチェ ）
53.
人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
54.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
55.
完全な作品を作り上げて名声を得ることは、既に得ている名声によって平凡な作品に箔をつけるような、そんな生やさしいものではない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
56.
私は私の意見を述べる。
それがよい意見だからではなく、私自身の意見だからだ 。
（ モンテーニュ ）
57.
どんな儲けも、他人の損害の上に成り立つ。
（ モンテーニュ ）
58.
恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍(ししゅう)されたカンヴァスである。
（ ヴォルテール ）
59.
人生の旅をするのに有用な路銀は、一つの偉大な義務と、いくつかの誠実な愛情である。
（ アミエル ）
60.
善とは一言で言えば人格の実現である。
（ 西田幾多郎 ）
61.
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
（ プラトン ）
62.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、また、私が持っているものを失ってしまったら、私は誰なんだろう？
（ エーリヒ・フロム ）
63.
疑い深い人は、自ら招いて、裏切られることになる。
（ ヴォルテール ）
64.
真の人間、世にいう、「堅い背骨のある人間」が欲しいものだ。
わが国の人口統計は過大に報告されている。
この国土の千マイル四方に、
何人、真の人間がいるというのか！
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
65.
葬式は、
死者に対する務めというよりは、
生者に対する慰めである。
（ アウグスティヌス ）
66.
我々が死によって失うものは、
時間のわずかな一部、現在の一瞬のみ。
（ アウレリウス ）
67.
愛し合わなくなった時に、愛し合ったことを恥ずかしく思わない人は、めったにいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
68.
結び直された友情は、破れたことのない友情よりも心遣(づか)いが要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
69.
単純にしたまえ、単純に。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
70.
この世で成功するには二つの道しかない。
一つは自分自身の勤勉、
もう一つは他人の愚かさ。
（ ラ・ブリュイエール ）
71.
論理によって懐疑が出てくるのではなく、懐疑から論理が求められてくるのである。
（ 三木清 ）
72.
善良さは決して裏切られることのない唯一の投資である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
73.
失敗は一種の教育である。
（ ジョン・デューイ ）
74.
自分が恋人を愛すのは彼女への愛情からだと信じている男がいたら、思い違いもはなはだしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
議論するだけなら議員は大勢いる。
実行が問題になるとだれもいなくなる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
76.
物事をプラスに考えるものは、やがて女神の祝福を受ける。
（ エマーソン ）
77.
生まれた以上死なねばならぬ、ということ以外確実なことはなし。
（ クリティアス ）
78.
我々の信用は、我々のひとつの財産である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
79.
私は正義の戦いよりも、よこしまな平和を好む。
（ キケロ ）
80.
名声は人々のささやきに他ならないが、それはしばしば腐敗しきった息である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
81.
法律が信用されているのは、
それが公正であるからではなく、
それが法であるからである。
これが、すなわち法律の権威の不可思議な基礎であり、
これ以外に基礎は全くない。
（ モンテーニュ ）
82.
一般的にいって、一つの世代は、その世代中に生み出された世界観によって生きるよりも、むしろ前世代の世界観によって生きるものである。
（ シュバイツァー ）
83.
人生より難しき芸術はなし。
他の芸術学問には至るところに師あり。
（ セネカ ）
84.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
85.
すべての嫉妬にはなんらかの羨望がつきまとう。
また、しばしばこの２つの情念は混じり合っている。
一方、羨望はときには嫉妬からはっきり分離していることもある。
（ ラ・ブリュイエール ）
86.
友と敵とがなければならぬ。
友は忠言を、敵は警告を与える。
（ ソクラテス ）
87.
金銭、快楽、名誉を愛する者は、人を愛することができない。
（ エピクテトス ）
88.
理性は、本性よりもしばしば我々を欺く。
（ ヴォーヴナルグ ）
89.
不満は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
90.
悪人は善人のずる賢さに気づいていつも驚く。
（ ヴォーヴナルグ ）
91.
慎重な人は自分のために良いことをなし、徳のある人は人のために良いことをなす。
（ ヴォルテール ）
92.
女、この生きている謎を解くためには、それを愛さなければならない。
（ アミエル ）
93.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
94.
二流の思想家というのは、おそらく困難を遠くからながめ、防御態勢をとる人々だろう。
これでは戦わぬ先に疲れてしまう。
（ アラン ）
95.
幸福は何処にあるのか、誰がそれを知っているのか。
皆それを求めているのだが、それは誰にも見つからない。
人々は一生を費やして幸福を追っかけまわしているのだが、それを捕まえることもなく死んでいく。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
96.
食べているうちに食欲は起こるものだ。
（ モンテーニュ ）
97.
どんな問題にも両面がある
（ プロタゴラス ）
98.
人はたいていのことを、それを誉めるのが、またはけなすのが流行りだから、誉めたりけなしたりするのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
我々に秘密がありすぎるのも、
また、なさすぎるのも
精神の弱い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
100.
お前は主人から可愛がられ、おだてられたからといって、それだけで奴隷でなくなると思うのか？
奴隷よ、お前は実におめでたい。
お前の主人はお前をおだてているが、いまにお前を打つであろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
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