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哲学者・思想家の名言
☆ ２月１５日 ☆
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1.
すべての社会主義は、
奴隷制度を付随的に伴う。
（ ハーバート・スペンサー ）
2.
急に芽生えた恋は、癒えるのに最も時間がかかる　
（ ラ・ブリュイエール ）
3.
真の苦行は全く人に知られることのない苦行である。
そうでないものは虚栄心によって楽になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
4.
愛を生ぜしめるものは習慣だからである。
例えば、如何(いか)に軽くとも頻繁な打撃を反復して受けるものは、永い間には負けて、倒れ易くなるものである。
石の上に落ちる水滴でさえ、永い間には石に穴をうがつのを見るではないか。
（ ルクレティウス ）
5.
子ども達は批判よりも模範を必要とする。
（ ジョセフ・ジュベール ）
6.
天才は生得の心の素質であり、これによって自然は芸術に規則を与える。
（ カント ）
7.
親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
8.
大衆は文化保存の力である。
同時に大衆は文化革新の力である。
（ 三木清 ）
9.
君主にとって、歴史ほど優れた女教師はない。
だが、彼女の方は少々散漫な生徒を持って不幸なのである。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
10.
平和とは、ただ闘いのないことではなく、魂の力より生まれる美徳である。
（ スピノザ ）
11.
勇気こそ、あらゆるものに新しい姿・形を与えるものである。
意を決した人間は、しっかりした発言と意欲の力で、挫折を蹴散らし、征服に向かって歩き始める。
（ エマーソン ）
12.
我々は自分の健康を大切にする。
貯蓄をし、家の屋根を丈夫にし、衣服を十分に整える。
だが、あらゆる財宝のうちで最高のもの、「友人」という財宝を備えようとする賢者はどこにもいない。
（ エマーソン ）
13.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
14.
浪費するのを楽しんだ時間は、浪費された時間ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
15.
未熟な愛は言う、｢愛してるよ、君が必要だから｣と。
成熟した愛は言う、｢君が必要だよ、愛してるから｣と。
（ エーリヒ・フロム ）
16.
秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのは、それをうまく活用することである。
（ デカルト ）
17.
そぶりのほうは、すでにとっくに愛していないと物語っているのに、永い習慣から会い続ける。
（ ラ・ブリュイエール ）
18.
高い地位は偉大な人物をいっそう偉大にし、卑小な人物をいっそう卑小にする。
（ ラ・ブリュイエール ）
19.
人は往々にして恋愛を去って野心に赴(おもむ)くが、野心から恋愛に立ち戻ることはほとんどない。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
人間は歴史を作る。
しかしそのことを知らない。
（ カール・マルクス ）
21.
人間は天使でもなければ、獣でもない。
だが不幸なことに、人間は天使のように振る舞おうと欲しながら、まるで獣のように行動する。
（ ブレーズ・パスカル ）
22.
ひやかすとは、品よく無礼を働くことだ。
（ アリストテレス ）
23.
人間は本来、他人をだましながらだまされるように生まれついている。
（ ヴォーヴナルグ ）
24.
嘘はいつまでも続かない。
（ ソクラテス ）
25.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
26.
成長を欲する者は、
まず根を確かに下(おろ)さなくてはならない。
上にのびることのみ欲するな。
まず下に食い入ることに努めよ。
（ 和辻哲郎 ）
27.
もしも、個性とは、個性的になろうとしてそうなるようなものであるなら、そこには必ず他人との比較があるはずだ。
人と同じようにはするまい、人と同じようにはなるまいという、他人を気にする気持ちがあるはずだ。
だったら、どうしてそんな人が個性的であるはずがあるだろう。
本来のその人がそうである仕方でそうであるのではないからだ。
（ 池田晶子 ）
28.
もし平和が名誉をもって維持され得ないならば、そのような平和はいかなる平和でもない。
（ バートランド・ラッセル ）
29.
虻(あぶ)が刺したくらいでは、
威勢よく走っている馬を止めることはできない。
（ ヴォルテール ）
30.
純粋さとは、汚れをじっと見つめうる力である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
31.
知らない女はみんなおしとやかに見える。
（ モンテーニュ ）
32.
自然はやさしい案内者である。
私はいたるところに自然の足跡を探し求める。
我々人間は、人為的な痕跡でそれをわからなくしてしまった。
（ モンテーニュ ）
33.
自分を他人に貸すことは必要だが、自分だけにしか自分を与えてはならぬ。
（ モンテーニュ ）
34.
幸福は趣味のうちにあり、物事のうちにはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
感謝の気持ちを表わすことは、
最も美しい礼儀作法である。
（ ジャック・マリタン ）
36.
楽しみへの期待は、過去の楽しみの回想につながるものなり。
（ キケロ ）
37.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
38.
申し分のない振り子とは、動きの速い振り子のことではなく、良く調整されている振り子のことだ。
（ ヴォーヴナルグ ）
39.
恩恵を施した者は黙っているのがよい。
恩恵を受けた者は語るのがよい。
（ セネカ ）
40.
悔恨の情は、得意の折には熟睡し、失意のときには苦味を増すものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
41.
（※人生において）我々は常に悲観論の深淵に沿って、ごろごろした石を踏んで歩いて行く。
（ シュバイツァー ）
42.
他人によって傷つけられるものは、自分のエゴイズムだけである。
（ 谷川徹三 ）
43.
過去を思い出さない者は、同じことを繰り返す宿命にある。
（ サンタヤーナ ）
44.
人間性についての警句を求める人々は、泥水の中に入って探さなければならない。
すると、彼は彼自身の心の中にあるものを発見することになる。
（ ブラッドリー ）
45.
勇者の気持ちを味わいたければ、ありったけの気力をふるって、勇者らしく振る舞うことだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
46.
美なるものの最も重要な姿は、整っていること、釣り合いがとれていること、明確であることであり、数学は、何にもましてこれらをこそ表現しているのである。
（ アリストテレス ）
47.
大人物と小人物との差異は、一度意を決すれば死ぬまでやるという覚悟があるかないかにある。
（ シェリング ）
48.
いわゆる害悪と呼ばれるものの多くは、悩める者の心のあり方を、恐怖の態度から闘争の態度へと変化させることにより、気を引きしめる強壮剤に変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
49.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
50.
不死不滅という希望なくしては、何人といえども、国家のために死ねるものにあらず。
（ キケロ ）
51.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは感情や認識の中にではなく、
意志の中に善を求め、
幸福よりも権力を高く評価する。
（ バートランド・ラッセル ）
52.
息子が死んだとな？
返したのじゃ。
細君が死んだとな？
返したのじゃ。
（ エピクテトス ）
53.
ハープを演奏することによってハープ奏者になる。
それと同じように、私たちは正しい行いをすることによって正しい人間になり、自らを律することによって自制心が身につき、勇気ある行動をとることによって勇敢になる。
（ アリストテレス ）
54.
人類は絶えず徒(いたず)らに又(また)無駄に齷齪(あくせく)し、空疎なる心労に生命を費やしているが、明らかにその理由は、所有するということには如何(いか)なる限度があるかを知らず、又(また)真の快楽は如何(いか)なる程度まで増大し得るかの範囲に全く無智であるが為である。
（ ルクレティウス ）
55.
友情の目的は、
若い時から老いて死に至るまでの
さまざまな交友関係を通じて、
互いに援助し合い、
楽しみを分かち合うことにある。
（ エマーソン ）
56.
寛容の精神は我々すべてを兄弟にする。
しかし不寛容の精神は人間を野獣にする。
（ ヴォルテール ）
57.
歴史は人生の方面よりも悪の方面をいっそう強く描き出す。
歴史家にとって革命や困難は面白い材料だが、平和に栄えゆく世は材料にならないから。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
58.
力のある者は騒がない。
力のある者ほどじっとしていて働きかける。
真の道徳は、言葉の終わったところから始まる。
（ シュバイツァー ）
59.
思想家にはなりたまえ。
だがそのあらゆる思想の中にあって、
変わらず人間であり続けることを忘れるな。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
60.
他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
61.
幸福は閑暇にこそあると思われる。
なぜなら、われわれは閑暇を得るために働き、平和の裡(うち)にすごさんがために戦争するからである。
（ アリストテレス ）
62.
何事にも耐え忍べる者は、何事も思い切ってできる。
（ ヴォーヴナルグ ）
63.
自分を分かち与えることこそ、最高の贈り物だ。
（ エマーソン ）
64.
新しい意見は常に疑われ、たいてい反対される。
まだ一般的ではないという理由だけで。
（ ジョン・ロック ）
65.
しかし、どうあがいてみても、やっぱり人生は何ものでもないのである。
それ自体が暇つぶしなのである。
存在が存在するということに理由がないからである。
（ 池田晶子 ）
66.
あなたが何かになろうとしている限り、あなたが何かにとりつかれている限り、不可避的な葛藤、混乱、つのりゆく不幸があるだろう。
（ J・クリシュナムルティ ）
67.
生まれつき善良であることは、幸運であり、大きな財産である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
腹蔵なく、生一本(きいっぽん)になって生きていけ。
（ オーギュスト・コント ）
69.
戦争──それはつまるところ無益な殺し合いだ。
「よい戦争」とか「悪い平和」なんてものはない。
あるのはただ「悪い戦争」と「よい平和」だけだ。
（ バートランド・ラッセル ）
70.
孤独の中では、人がその中へ持ち込んだものが成長する。
（ ニーチェ ）
71.
人生は闘争にして、また過客の仮の宿なり。
（ アウレリウス ）
72.
男が、自分で思っているのと同じくらい若く見えることはよくある。
だが、自分で思っているのと同じくらい重要な存在であることは絶対にない。
（ ボーヴォワール ）
73.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
74.
我々の生は、
我々が生の問題を理解し始めた瞬間に閉ざさる。
（ テオフラストス ）
75.
人間の真の学問、真の研究、それは人間である。
（ ピエール・シャロン ）
76.
沈黙が金なのだ。
不在が神なのだ。
神とは人間の孤独さだ。
俺しかいなかったのだ。
（ サルトル ）
77.
なんのために人間は裕福でなければならないのか？
なんのために彼には高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、公共の娯楽場に入場する権利が必要なのか？
すべてはこれは思考の欠如からきている。
こうした人々に、思考の内的な仕事を与えよ。
さすれば彼は、最も富裕な人々よりも幸福になるだろう。
（ エマーソン ）
78.
幸福になりやすいたちで、特に運が良くなくても、幸福になる人もいれば、最高の環境が揃っていても不幸な人がいる。
というのも、幸福を感じる為には、楽しむ対象を持っているだけではなく、楽しむ能力も持っていなければならないからだ。
（ タタルケビッチ ）
79.
愛とは知の極点である。
（ 西田幾多郎 ）
80.
この（＝誠実さの）学問は、本来、人間の学問である。
というのも、それは、道理にかなった人間的な仕方で生活しかつ互いに交際するところに成り立つからである。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
81.
最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しく生きることである。
（ ソクラテス ）
82.
早くから己を知ることができず、年齢からおのずともたらされる精神と肉体の衰弱とひどい退化について、みずから悟ることのできない欠点こそが、世の多くの偉人たちの評判を落とさせた。
（ モンテーニュ ）
83.
人間の過大な愚劣さは、名誉を追求することであるが、それこそまさに、人間の優秀さの最高のしるしである。
（ ブレーズ・パスカル ）
84.
もし一年を通して太陽の日と雲の日とを数えてみれば、晴れた日の方が多かったということが分かるだろう。
（ オウィディウス ）
85.
人間の幸福の敵は、苦痛と退屈である。
（ ショーペンハウアー ）
86.
この校則は破るしかないと決めたなら、それだけの覚悟と責任でもって、破ればいい。
なぜなら、それが、君が本当にしたいことだからだ。
君が君の人生で本当にしたいことを、君の自由で決めたのだから、規則を破ることの報いとしての、「罰」を受けることにだって、決して悔いなどないはずだ。
（ 池田晶子 ）
87.
善人とは、いかに道徳的に価値の少ない過去を持っていようと、さらに善に向かって進んでいる人間である。
（ ジョン・デューイ ）
88.
人の眼の中には、精神、魂、肉体の現れがある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
89.
私は船室におさまって航海することを好まず、人生のマストの前、甲板の上にあることを欲した。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
90.
友たるものは、推察と沈黙に熟達した者でなければならない。
（ ニーチェ ）
91.
逃げれば逃げるほど、
恐怖感はつのるものです。
（ エマーソン ）
92.
迫害されるのは英雄の運命である。
（ ヴォルテール ）
93.
生きるというのは、考えるということである。
（ キケロ ）
94.
人間というものは、つねに利己的で神の助け以外には救いようがない。
（ オーギュスト・コント ）
95.
哲学は疑義である。
（ モンテーニュ ）
96.
人間は自然に服従しながら、
自然を支配する。
（ フランシス･ベーコン ）
97.
過去とは、所有者の贅沢だ。
過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。
（ サルトル ）
98.
人間的なことがいかにはかなく、くだらなく、かつ昨日の小敵が今日のミイラあるいは灰になることを思え。
（ アウレリウス ）
99.
原理とは、現在だれもが使用中で、すべての人の眼の前に存在するものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
100.
何であれ素晴らしいものは突如として生じるものではない。
ブドウの１房、イチジクの実１つとて同じである。
君がイチジクの実が欲しいというなら、私は時間が必要だと答えよう。
花が咲き、実がつき、それが熟すのを待たねばならない。
（ エピクテトス ）
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