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哲学者・思想家の名言
☆ ２月１６日 ☆
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1.
われわれ大人がもし「えらいね」と言われて嫌であれば、子どもも嫌なのです。
（ 岸見一郎 ）
2.
犠牲行為によって計画される道徳は、半野蛮的階級の道徳である。
（ ニーチェ ）
3.
人間の可能性は無限である。
だが、これは矛盾しているように見えるが、
人間の不可能性も無限である。
この両者の間、
人間の成し得る無限と、
人間の成し得ざる無限との間に、
彼の故郷がある。
（ ゲオルク・ジンメル ）
4.
真の懐疑家は論理を追求する。
しかるに独断家は全く論説しないか、ただ形式的に論説するのみである。
（ 三木清 ）
5.
けちは往々にして逆の結果をもたらす。
何の当てにもならない遠い希望のために、全財産を投ずる者があるかと思うと、ある者は、目先のほんのわずかの利益のために、将来の大きな儲けを逃す。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
詐欺師をだますのは二重の歓びである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
7.
自分の仕事に、自分の言葉に、そして友人に正直であれ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
8.
駆けることは何の役にも立たない。
ちょうどよい時に発(た)つべきだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
9.
虚栄心の強い男は自分のことをよく言ったり、悪く言ったりして得する。
謙遜な人は、まったく自分のことを語らない。
（ ラ・ブリュイエール ）
10.
世界が存在するのは誰のためでもない。
（ スピノザ ）
11.
才能は称賛の方へなびく。
称賛の声は才能を幻惑する人魚である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
12.
人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。
（ エピクロス ）
13.
風刺的な傾向を持つ人間は、他人に自分の機知を恐れさせると同時に、自分も他人の記憶を恐れなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
14.
死ぬことと、自分の信念とどちらが大事か！
（ ソクラテス ）
15.
嫉妬には天真爛漫ということがない。
愛と嫉妬とは、種々の点で似たところがあるが、先ずこの一点で全く違っている。
（ 三木清 ）
16.
将来の戦争は勝利に終わるのではなく、相互の全滅に終わる。
（ バートランド・ラッセル ）
17.
人間が本当に道徳的であるということは、自分が助力することのできるあらゆる生命を助け、どんな生命をも傷つけまいと熱望する、その熱望に従う場合だけである。
（ シュバイツァー ）
18.
おずおずとお願いする者は、（相手に）拒絶することを教えている。
（ セネカ ）
19.
今の瞬間だけに生きよ！
（ アウレリウス ）
20.
思想や文化は云(い)うまでもなく自主的なものだ。
ひとからもらったものは結局、
思想であるよりもモードにすぎぬ。
（ 戸坂潤 ）
21.
我々は常に、
我々を賛嘆する人々を愛するが、
我々が賛嘆する人を愛するとは限らない。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
礼儀は賢いことであり、
非礼は愚かなことだ。
非礼を不必要に気ままに行うことによって
敵をつくることは、
わが家に放火すようなものだ。
（ ショーペンハウアー ）
23.
気持ちよく断ることは半ば贈り物をすることである。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
24.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
（ エマーソン ）
25.
美しいという感じと、美しいという意味は、どっちが先にあるものだろう。
美しいという言葉は、美しいという感じにつけられた名前なんだろうか。
名前と事柄とは、どっちが先なんだろうか。
（ 池田晶子 ）
26.
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
（ ヴォルテール ）
27.
自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。
（ ヴォルテール ）
28.
隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。
（ ラ・ロシュフコー ）
29.
賢者には、大地は至る所に開かれている。
善良なる魂の祖国は全世界なり。
（ デモクリトス ）
30.
あなたが欲しいもののいくつかをなしで済ませることが、幸せになるには不可欠である。
（ バートランド・ラッセル ）
31.
贅沢と慰安に関しては、
最も賢い人々は
つねに貧乏人よりもっと簡素で乏しい生き方をしている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
32.
私は、単に笑いを誘うようなことを、楽しいとは言わない。
楽しさとはある種の魅力、つまり、どんな話題からも、たとえかなり深刻な話題からでも醸成される、快い雰囲気を指すのである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
33.
地獄への道は、善意で舗装されている。
（ カール・マルクス ）
34.
「密(ひそか)なるものの語る声は静か」。
それは、深く隠れた真理はわれわれにいつも静かに語りかけているのに、われわれはその声を聞く耳を持たない。
赤子の心でその声を聞けという意味です。
（ 梅原猛 ）
35.
「垣根」は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。
（ アリストテレス ）
36.
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
（ フランシス･ベーコン ）
37.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
女性の力は精神的な力であり、男性の力は物質的な力である。
（ アラン ）
39.
神は私という器官を必要としたのだ。
そうでなければ、私がここにいるはずはない。
（ エマーソン ）
40.
教育が進歩しなければ、社会もまた進歩しない。
（ ジョン・デューイ ）
41.
徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである。
（ プラトン ）
42.
身体の美は、もし知性がその根底になければ、動物的なものに過ぎず。
（ デモクリトス ）
43.
どんな時でもそうだが、
今度もたいへん良い機会だ。
それをどう扱うかさえ知っていれば。
（ エマーソン ）
44.
不真実はいずれも、全体主義への道をたどる一歩である。
（ カール・ヤスパース ）
45.
財産を守ることはけちであっても、時間を投げ捨てる段になると、たちまちにして、最大の浪費家と変わる。
（ セネカ ）
46.
我々の苦悩の中でも最も歓迎できないのは、
自分の存在を軽蔑することだ。
（ モンテーニュ ）
47.
私が哲学より習得したものは、いかなる社会においても安じて感知する能力である。
（ アリスティッポス ）
48.
人々の善が最高の法律である。
（ キケロ ）
49.
君自身の行為や、出くわした危険を、たくさん、度をこえて述べることは避けたほうがいい。
（ エピクテトス ）
50.
重要なのは、
自分が大切に思っている人に認められることです。
（ 鷲田小彌太 ）
51.
どんな小さな努力でも、それをする事で、無限の結果が生まれてくる
（ アラン ）
52.
蒸気が百年前より少しでも強くなったわけではない。
しかしそれは今では、ずっと良く利用されている。
（ エマーソン ）
53.
人間は考えることが少なければ少ないほど、よけいに喋る。
（ モンテスキュー ）
54.
自分が恋人を愛すのは彼女への愛情からだと信じている男がいたら、思い違いもはなはだしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
（ セネカ ）
56.
自国が決していっそう強大にも弱小にも、富裕にも貧乏にもならないことを欲する人こそ、世界の市民であるといえよう。
（ ヴォルテール ）
57.
真実は皆のものではない。
それを追い求める者のみが手に入れることができる。
（ アイン・ランド ）
58.
卵一個ゆでるにも最上の方法がある。
方法とは、物事を楽しくすらすら行うための手順である。
（ エマーソン ）
59.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
60.
善の究極は悪であり、悪の究極は善である。
（ ラ・ロシュフコー ）
61.
人生には処方箋もなければ注意書きもない。
我々に裸のまま与えられるものなのだ。
（ フェルナンド・サバテール ）
62.
思慮は何にもまして堅固なる城壁なり。
なぜならば、それは決して倒壊することも、敵の手に渡されることもないゆえなり。
（ アンティステネス ）
63.
不平は自信の欠乏であり、意志の薄弱である。
（ エマーソン ）
64.
すべての個性には自(おの)ずからの美あり。
（ エマーソン ）
65.
電子メディアの時代には、問題があまりにも個人化され、大きな視野で問題を取り扱わない傾向がある。
議論の水準を高めるためには、知識人の存在は必要だ。
（ ユルゲン・ハーバーマス ）
66.
孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の間にある。
（ 三木清 ）
67.
どんな楽しみも、
それ自体は悪ではない。
けれども、特定の楽しみについては、
それを得るための手段が、
楽しみよりもはるかに大きな痛みをもたらす。
（ エピクロス ）
68.
幸福について考えることはすでに一つの、おそらく最大の、不幸の兆しである。
（ 三木清 ）
69.
満ち足りてしまった恋は、すぐに、退屈になってしまうものである。
（ オウィディウス ）
70.
女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。
第二の恋人が出来ないかぎり。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
他をとがめんとする心をとがめよ。
（ 清沢満之 ）
72.
人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない。
（ キルケゴール ）
73.
他人の自我にたえず耳を貸さねばならぬこと――それこそまさに読書ということなのだ。
（ ニーチェ ）
74.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
75.
人生はすべて実験である。
実験の数は多ければ多いほどよい。
もし失敗したら、もう一度起き上がればよい。
転んだって何ともない。
（ エマーソン ）
76.
大志は、空を飛ぶことも出来れば、同じように、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
77.
僕ぐらい僕に似ていない者はいない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
もしも諸君が奴隷の首の回りに鎖をかけるならば、鎖の一方の端は諸君自身の首の回りにからみつくだろう。
（ エマーソン ）
79.
次の戦争を確信する者は、他ならぬその確信によって戦争の発生を促すことに協力しているのだ。
平和を確信する者は、のんびりしているうちに知らず知らず戦争に巻き込まれてしまう。
ただ危険を見、一瞬もそれを忘れない者のみが、理性的に振る舞い、その危険を追い払うために可能なことを果たすことができるのである。
（ カール・ヤスパース ）
80.
情熱がもはや精神に水を与えることも育(はぐく)むこともなくなると、
怖れが雑草のごとく、
捨てられた土地の荒れ土に吹き出すのです。
（ サム・キーン ）
81.
好奇心というものは、実は虚栄心にすぎない。
たいていの場合、何かを知ろうとする人は、ただそれについて他人に語りたいからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
82.
付き合いがまずくなるのは、言葉が誤解されるときではなく、沈黙が理解されないときである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
83.
「そんな難しいことはできない」と言う前に、
まずやってみることです。
結論はそれからでも遅くありません。
（ エマーソン ）
84.
「運命」とは、まだ思考の火をくぐっていない事実、まだ洞察を受けていないさまざまな原因を表す言葉だ。
（ エマーソン ）
85.
人が財産を使うに際しては、慎重さとためらいとがある。
それは善行ではないし、手腕も能力も必要とはしない。
（ カント ）
86.
われわれは苦しむ以上に恐れるのである。
（ アラン ）
87.
一番の獣が一番にぎやかなところに住んでいる。
（ バルタザール・グラシアン ）
88.
権威に対する抵抗それ自体にすでに価値があるのだとか、
普通でない意見は当然正しいはずであるなどと考えたがるのは、
非常に危険である。
街灯に石を投げたり、
シェイクスピアは詩人でないと主張したりしても、
有益な目的にはまだ何の役にも立たないのである。
（ バートランド・ラッセル ）
89.
一般に青年が主張する内容は正しくない。
しかし、青年がそれを主張すること自体は正しい。
（ ゲオルク・ジンメル ）
90.
友達を疑ってかかるのは、友達からだまされるよりも恥ずかしいことだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
ある者の得は、他の者の損になる。
（ モンテーニュ ）
92.
苦難の道は永くもあれば、また暗くもある。
次第に明るくなるような道は別の道である。
（ キルケゴール ）
93.
忠告とは雪のようなものだ。
穏やかに降るほど、長く消えずに残り、心に染み込んでいく。
（ コールリッジ ）
94.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
95.
持って生まれた能力というのは植物と似たようなものだ。
研鑚によって余計なものを刈り取らなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
96.
孤独な暮らしの目的は、
ただ一つしかない。
もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。
（ モンテーニュ ）
97.
読書は量ではなく、役に立つように読むことが問題である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
98.
イギリスの人民は（自分たちは）自由だと思っているが、それは大まちがいだ。
彼らが自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人民は奴隷となり、無に帰してしまう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
99.
すべての芸術は自然の模倣である。
（ セネカ ）
100.
悪を厳しく憎まない人は、きっと悪に染まった人である。
（ 呂坤 ）
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