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101−117
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101.
「死者が生者を支配する」
という有名な警句が語っているのは、
人は誰でも
とりわけ敬意をはらうべき先人たちに
支配されている。
この先人たちの作品や思想は
今も残され、
万人にとっての遺産となっているのだ。
(
E・アラン
)
(
E. Alain
)
102.
カリスマが世襲可能であるという信仰は、
支配の構成体の存在と構造に
最大の「偶発性」を持ち込んだ
諸条件の一つである。
世襲の原理は
他の後継者指名の形式と競合する可能性があるので、
なおさらそうである。
(
マックス・ウェーバー
)
(
Max Weber
)
103.
人間は抽象的な「理性」の支配ではなく
本能と欲望の力に従う存在である。
そして最初の宗教的観念や信仰教義は
これらの本能や衝動の産物であるばかりでなく、
今もすべての宗教的信仰の源泉である。
(
エルンスト・カッシーラー
)
(
Ernst Cassirer
)
104.
我々は自然と協同することなしには
自然をも支配することができぬ。
自然を支配しようとする者は
自然に服従しなければならぬ。
(
三木清
)
(
Miki Kiyoshi
)
105.
本当のところ、(人類にとっての)危険は
爆弾のなかにあるのでもなければ、
エネルギーの驚異的な開発や技術の支配のなかにあるのでもない。
危険は、まずは、時代の変化を見るのを拒むこと、
そしてこの転回の意味を考察するのを拒むことのうちにあるのだ。
(
モーリス・ブランショ
)
(
Maurice Blanchot
)
106.
価値観や原理原則にかかわる分野を専門とする知識人たち──
文学や哲学や歴史の専門家たち──についていえば、
アメリカの大学は、
その気前の良さ、その保護区域的ユートピア、その瞠目すべき多様性によって、
彼ら知識人たちから毒気を抜いてしまった。
ほとんど想像を絶する不快感をあたえる専門用語が、
彼らの文章を支配している。
(
エドワード・サイード
)
(
Edward Said
)
107.
きみがべつの他人でない以上、
きみが気にしている他人の目というのも、結局は、
きみが彼に投影した、きみ自身の目だ。
きみの支配する心はきみ自身の心だけであって、
他人の目の姿をとっているのも、
おそらくは、きみの心のほうだ。
(
森毅
)
(
Mori Tsuyoshi
)
108.
思索的頭脳の持ち主、
正しい判断の持ち主、
真剣に事柄を問題にする人々、
すべてこの種の人々は例外にすぎないのであって、
うごめく虫類こそ、
いわば世間をひろく支配する法則となっている。
このような連中となると、
例外的な人々が熟慮の結果試みた発言を
いつも素早く敏捷(びんしょう)に改善しようとして、
かってに改悪する。
(
ショーペンハウアー
)
(
Schopenhauer
)
109.
民衆というものは、
いつの世にも
(支配者達から)馬鹿にされつつ、
おいてきぼりをくわされてきたものである。
それは今も変わりがない。
しかし、そうした中で、
自分達にあった生活をたててきたのである。
(
宮本常一
)
(
Miyamoto Tsuneichi
)
110.
(ヒューマニズムあふれる自己犠牲的選択に見えても)
「かけがえのなさ」が非対称的であれば、
そこから容易に共依存という対象支配が生まれる。
ところが相手に尽くしているとしか考えないひとたちは、
支配していることに無自覚である。
(
信田さよ子
)
(
Nobuta Sayoko
)
111.
合理的な思索が
ぎりぎりまで考えぬかれるとき、
それは思考必然的な非合理性に達する。
これはわれわれの精神的生活を支配する逆説である。
(
シュバイツァー
)
(
Albert Schweitzer
)
112.
君に言わせると、
支配者は外敵や内敵から人民を防いでくれるとのことだが、
しかしわれわれは敵を愛するから、
そういうものはわれわれにとって存在しないわけだ。
(
トルストイ
)
(
Lev Tolstoy
)
113.
ひとは感情にたいしてはなにもできない。
感情はそこにあり、
どんな検閲をも逃れるのだ。
ひとはひとつの行為、
発したひとつの言葉について
自分を責めることはできるけれども、
ひとつの感情については責められない。
それはただ、
ひとは感情を支配できないからだ。
(
ミラン・クンデラ
)
(
Milan Kundera
)
114.
(自然環境を支配する)技術は
人間の環境に対する適応の仕方にほかならない。
技術は適応であるという意味においてすでに、
単に戦闘の方法であるのでなく、
同時に和解の方法である。
戦うのは和解せんがためである。
(
三木清
)
(
Miki Kiyoshi
)
115.
理による説得というのは、
一人が別の人間を支配するということじゃない。
説得する人間が、
説得される人間にも自分にも共通するものを見つけることさ。
もし、そういうものだったら、
相手の意見とも、自分の意見とも感じられない。
(
なだいなだ
)
(
Nada Inada
)
116.
女らしくあることは、
つつましく、でしゃばらず、おとなしく、
男性に対して忠実であることを求めたものだ。
つまり、らしくある、という考えは、
男性支配の社会の構造を支える、構造的な考えで、
何故(なぜ)にという問いかけを拒む、
自動的に作りあげられる考えなのだ。
(
なだいなだ
)
(
Nada Inada
)
117.
ある考えに支配されると、
どこへ行っても
その考えが表されているのに遭う。
風の中にまでその匂いが入っている。
(
トーマス・マン
)
(
Thomas Mann
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