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現在・今に関する名言
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101.
我々の人生は
我々の後にも前にも、側(かたわら)にもなく、
我々の中にある。
（ ジャック・プレヴェール ）
102.
生きるというのは、瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実することだ。
過去にこだわったり、未来でごまかすなんて根性では、現在を本当に生きることはできない。
（ 岡本太郎 ）
103.
なべて芸術表現の触覚は
「今」 より少なくとも数十年先に届いており、
その所為(せい)で
同世代には下手にも見え、
又ワカラナイとの文句に出会うのも宿命。
（ 富岡多恵子 ）
104.
人間は現在の自分を拒絶する唯一の生きものである。
（ アルベール・カミュ ）
105.
過去は常に、今から見れば
実際の過去より美しく思える。
過去が楽しいのは、
過去が今ここにないからに過ぎない。
（ フィンリー・ピーター・ダン ）
106.
日本人が新しがりなのは、
現在手にしているものに含まれている可能性を利用する能力に乏しいからである。
（ 丸山真男 ）
107.
現在を享楽せよ。
明日のことはあまり信ずるなかれ。
（ ホラティウス ）
108.
釣った魚にエサをやろう。
今の時代、安定したサポーターがいることを当然のことと思っていてはならない。
（ トム・ピーターズ ）
109.
後悔は猛毒、
（過ぎたことを）考えれば考える程、
体が動かなくなる。
心を半分地べたに捨てて、
今やらなきゃいけない事に集中するの。
（ 漫画『PSYREN（サイレン）』 ）
110.
時間というものの本質の中で永遠であるものは、
「今」だけである。
（ 『ア・コース・イン・ミラクルズ』 ）
111.
恐れは今のものではなく、
今ではない、
過去と未来のものです。
（ 『ア・コース・イン・ミラクルズ』 ）
112.
一番辛い苦悩は、
今直面している苦しみ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
113.
つまらないことでもいい。
今ぶつかるべきものとぶつかりあえば、
自分のエネルギーは無限に増幅されて強大になっていく。
（ 岡本太郎 ）
114.
昔は手　今は通帳　握る妻
（ 小出順子 ）
115.
今こそが本番
今日こそが本番
今年こそが本番
（ 東井義雄 ）
116.
過去に目を閉ざす者は、
結局のところ現在にも盲目となります。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、
またそうした危険に陥りやすいのです。
（ リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー ）
117.
今ここで征服できない時間は、
永久に征服できない。
（ デーヴィッド・グレーソン ）
118.
たったいま、みなさんが抱くさまざまな考えがこの世界全体を努力なしに変える。
（ バシャールの言葉 ）
119.
現在は過去が産んだ卵であった。
その殻の中に未来を有していたのだ。
（ ゾラ・ニール・ハーストン ）
120.
なにかが欠けているのだが、
それがなんなのか、
はっきりしない。
それが今の時代かもしれない。
〈ない〉ものが〈見えない〉世界、
これはいささか暮らしにくい。
（ 養老孟司 ）
121.
人生には笑ってよいことが誠に多い。
しかも今人は
まさに笑いに餓(う)えている。
（ 柳田国男 ）
122.
先のない人生の今紅葉(もみじ)濃し
（ 稲畑汀子 ）
123.
「今」を生きることを学び、
感謝の念で毎日をいとおしむことによって、
自尊心は著しく高まる。
（ ボブ・モワッド ）
124.
咲くも無心
散るも無心
花は嘆かず
今を生きる
（ 坂村真民 ）
125.
我々が死によって失うものは、
時間のわずかな一部、現在の一瞬のみ。
（ アウレリウス ）
126.
私は過去に対して罪悪感を感じている。
未来に対しては不安だ。
しかし現在なら行動できる。
今この瞬間に生きる能力は、精神的に健康であることの主たる要素だ。
（ アブラハム・マズロー ）
127.
瞬間が全部であり、
瞬間が永遠である。
瞬間が初めであり、
瞬間が終わりである。
一切をただこの瞬間に集中する。
刻々の完成が、
永遠の完成である。
今の今なる自己の完成が、
永遠の自己の完成である。
（ 後藤静香 ）
128.
過去から引きずっていると思うどんな観念も、
あなたによって今つくられている。
（ バシャールの言葉 ）
129.
歴史は、現在と過去との対話である。
（ E・H・カー ）
130.
あすの事きのうの事に渡らずと
ただ今橋をわたれ世の人
（ 中沢道二 ）

131.
今かかえている苦しさから脱するには、
これが一番いい。
「人を助ける」
（ 宇佐美百合子 ）
132.
真実とは、今現在のありのままのものだ。
かくあるべき、というのは汚い嘘にすぎない。
（ レニー・ブルース ）
133.
今はまりこんでる孤独から逃れるには、
これが手っとり早い。
「人に尽くす」
（ 宇佐美百合子 ）
134.
人の世の地獄見ていま蟻地獄
（ 鈴木真砂女 ）
135.
千差万別な幸と不幸の両面が、
反復しつつ人生をいろどっていることは、
むかしも今も変わりのないことだ。
（ 池波正太郎 ）
136.
法師蝉(ほうしぜみ)一途(いちず)にいまを鳴きとほす
（ 石崎浄 ）
137.
今生(こんじょう)のいまが倖(しあわ)せ衣被(きぬかつぎ)
（ 鈴木真砂女 ）
138.
君の花は、いま君がいるそこに咲くのだよ。
（ 草柳大蔵 ）
139.
すべての動機は「愛」だよ。
そして、この「愛」に対して希薄になっていることが、
今の時代の問題なんだ。
（ リチャード・H・モリタ ）
140.
人間はね、
この「今」をどのくらいの時間で認識しているかと言えば、
たった十二秒の範囲でしか認識できないんだ。
（ リチャード・H・モリタ ）

141.
未来ではない、
今の自分がどうなのかが大事なのだ。
（ 平尾誠二 ）
142.
いまの問題と持続的な問題がまとまる頂点というか、集合点がある。
そこだけ捕まえていれば、どういうことに適応させても、たいていそんなに大きな間違いはしない。
（ 吉本隆明 ）
143.
私にとっては
現在を唯一の宝玉として尊重し、
それを最上に生き行く外(ほか)に残された道はない。
私はそこに背水の陣を布(し)いてしまったのだ。
（ 有島武郎 ）
144.
宗教は疲れて近代科学に置換され
然(しか)も科学は冷たく暗い
芸術はいまわれらを離れ
然(しか)もわびしく堕落した
（ 宮沢賢治 ）
145.
常に自分に次のように言い聞かせ、確認しよう。
自分は、この世に二人といないかけがえのない存在であり、今の自分はこれまでの自分の中で最高である。
自分は知性の面でも心の面でも、常に成長している。
（ ボブ・モワッド ）
146.
今売れているからといって、
明日売れるとは限らない。
まさに一寸先は闇だ。
（ 佐伯秀穂 ）
147.
どんなに辛い今であっても
これまで得たもので
ほほ笑みつくれ
そのほほ笑みにこそ
未来は応えてくれる
（ 神岡学 ）
148.
春暁(しゅんぎょう)や今はよはひをいとほしみ
（ 中村汀女 ）
149.
私は今の日本人論、日本文化論を好まない。
日本人はこうだと決めつけても、しょせん甲斐ないことなんです。
本質はこうだと決めつけても何にもならん。
第一、そんなに人間って不変のものですか？
（中略）今の日本での民族論の不毛さを感じるんだ。
悠久の歴史の中で、短い時間だけを切り取って、その民族の特性を断定したって意味がない。
（ 梅棹忠夫 ）
150.
あしたが　くるんじゃない。
いまが　すすんでいるんだ。
（ 神岡学 ）

151.
敵といふもの今は無し秋の月
（ 高浜虚子 ）
152.
白葱(しろねぎ)の　ひかりの棒を　いま刻む
（ 黒田杏子 ）
153.
過去未来そして現在霧去来(きょらい)
（ 稲畑汀子 ）
154.
無季の句は現在時制である。
それで切羽つまった感情をぶっつけるように投げ出すことはできても、
より深い感動を表出することは難しい。
（ 外山滋比古 ）
155.
故郷(ふるさと)も今は仮寝や渡り鳥
（ 向井去来 ）
156.
今すぐでなければ会はず冬灯(ふゆともし)
（ 藤井あかり ）
157.
浪費したものは、
かつて持っていたものであり、
与えたものは、
今でも持っているものである。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
158.
忍苦とは、
晴れ晴れした日の予感を抱き、
現在をその日のために、
どうしても歩まねばならぬ当然の道として、
黙って進むことである。
（ 串田孫一 ）
159.
現在は移り変わる瞬間であり、
すでに過去は存在せず、
未来の見通しは暗く、疑わしい。
（ エドワード・ギボン ）
160.
僕はおまえが好きだった。
そして今でも好きなんだ。
たとえ世界が木っ端微塵になったとしても、
その残骸の破片から、
恋の想いは炎となって燃え上がる。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）

161.
明鏡は形を照らす所以(ゆえん)、古事は今を知る所以。
（ 『三国志』 ）
162.
バラの季節過ぎたる今にして初めて知る、
バラのつぼみの何たるかを。
遅れ咲きの茎に輝けるただ一輪、
千紫万紅をつぐないて余れり。
（ ゲーテ ）
163.
能力を発揮するたった一つの方法は、
成果をあげるため、
この瞬間にしなければならないことに集中することである。
（ ジョー・トーリ ）
164.
ニューヨークやロンドンではなく、
あなたが今いるところにチャンスはあります。
（ ラッセル・H・コンウェル ）
165.
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
（ 谷川俊太郎 ）
166.
運命とは、今この瞬間の心の持ち方でつくられていく。
（ 植西聰 ）
167.
私たちは、今しか生きられない生きものです。
そして、その「今を生きている」ことを意識しながら生きていける生きものです。
（ 近藤裕 ）
168.
起きればいいんだ
転んだならば

直せばいいんだ
気に入らなければ

大切なのは
今ここから
どうするかってこと
（ 神岡学 ）
169.
今日のトップマネジメントは、
現場のマネジメントの延長線上にある。
だが明日のトップマネジメントは、現場のマネジメントとは異質の機関となる。
それは事業全体のための機関となる。
（ ピーター・ドラッカー ）
170.
もし、現在の自分に「生きづらさ」を感じるなら、生まれもった「自分らしさ」にどれほどの価値があるのか、いまいちど再考してみるべきだと思います。
（ 土井隆義 ）

171.
目標を掲げたのに、
今、何をしていいか解らない、と迷っている人が多い。
理想を目標に掲げてしまうと、
高すぎて仰ぎ見るしかない。
また目標が成ったことばかりをイメージして今を見ていない。
（ 志茂田景樹 ）
172.
今、為すべきことをやっていれば、過去は有用なときに取り出せる叡智の蔵になり得るだろう。
（ 志茂田景樹 ）
173.
今ある一個の卵のほうが、
後日の一頭の牛よりも役に立つ。
（ フランスのことわざ・格言 ）
174.
今ならば語り合えるや春の水
石なる父の肩に注ぎぬ
（ 三井修 ）
175.
現在の行動にばかりかまけていては、
生きるという意味が逃げてしまう。
（ 小林秀雄 ）
176.
自愛は現在の意識で当面の利益を見、
理性は未来と結果を考える。
（ アレキサンダー・ポープ ）
177.
現在の社会は、ある意味で厳しい競争社会です。
その中で各人は精一杯努力して生きてゆかねばなりません。
しかしその半面、人は共存し、生かし生かされて初めて生存してゆくことができるのです。
この競争と共存とによって、社会が成り立っているのです。
（ 伊藤雅俊 ）
178.
考えて見ると
一日一日、一刻一刻が
こんなに事なく過ごして行けるものか。
（ 串田孫一 ）
179.
二種類以上の問題を無理にかかえようとするな。
世の中には三種類も問題をかかえている人がある──
過去の問題のすべて、
現在の問題のすべて、
未来の問題のすべてを。
（ エドワード・エヴァレット・ヘイル ）
180.
現在も永久にも、自分がやましい気持ちを感じないというものこそ、
本心良心のあらわれ。
自分の言葉や行いは常に本心良心そのまま
という気持ちを心がけの第一とされたい。
（ 中村天風 ）

181.
過去の出来事を持ち出してこれが今の悩みの原因ですよという治療者に、
患者さんは依存してしまいます。
患者さん自身は何も言えないのです。
治療者から一方的にこうなんだと言われると、
依存関係になってしまう
（ 岸見一郎 ）
182.
転(うた)た寝の只今(ただいま)石鹸玉(しゃぼんだま)のなか
（ 大竹照子 ）
183.
生涯のいま午後何時鰯雲(いわしぐも)
（ 行方克巳 ）
184.
過去は幾重(いくえ)にも存在しています。
あなたはその内のたった一つの過去を体験しています。
今、この時点であなたの心の中の過去を変えることによって、
あなたは過去の性質だけでなく、
その影響も変えることができます。
それも、自分への影響だけでなく、
他人への影響をも変えてしまいます。
（ セス ）
185.
今幸せだと思えない人は、１０年後も幸せだと思っていない。
今充実していると思えない人は、１０年後も充実していると思えない。
（ 籏禮泰永 ）
186.
悲しい顔をして過去を覗(のぞ)くのはやめなさい。
過去は戻ってこないのですから。
賢明に現在を改善しなさい。
それが肝要なことなのです。
まだはっきりしない未来を恐れることなく、
男らしい勇気を持って進んで迎えなさい。
（ ロングフェロー ）
187.
他人のことをうらやんではいけない。
辛抱して、将来、発展すればいい。
いま苦しいのはむしろ幸せ、と思いなさい。
（ 井上準之助の母親の言葉 ）
188.
僕もまた、
かつては、いや、いまもなお、
生きることに不熱心である。
けれども僕は自殺をしない。
誰かに自惚れられるのが、いやなんだ。
（ 太宰治 ）
189.
「蔵書」力が落ちている。
そのために記憶する力、伝える力もまた、ネットに頼るばかりで、きれいに落ちている。
そのことがいまの本当の問題ではないだろうか。
（ 長田弘 ）
190.
今は世をたのむけしきや冬の蜂
（ 杉田旦藁 ）

191.
国破れて山河あり、
って言葉を皆どう思っているか知らないが、
国が破れようと、破れまいと関係ないんだよ。
人間、死んだら土にかえるという意味は、
人間の社会は土に寄生しているようなもんだ、
というところまで
感覚的にも極めている人はあまりいない。
やっぱり人間が生きているのは社会のおかげと思ってる。
その社会自身を支えているのは自然だろ、
っていうことを、
今の人、もう一度考えないといけないんじゃないかな。
（ 養老孟司 ）
192.
今現在が肝心なのだ。
過去と未来を結ぶ懸け橋としてではなく、
その中身のために。
今という瞬間の中身は、
それを受け取る能力があればの話だが、
空を満たし、私たちのものとなり得る。
（ ダグ・ハマーショルド ）
193.
みんな、
今の自分よりも少しはましになりたい、
もっと向上したいと思う。
でも、毎日、
同じ反省を繰り返しながら、
足踏みをしている。
結局のところ、
それが人間というものなんじゃないかと思うんです。
（ 藤子・F・不二雄 ）
194.
今は、心の収穫がどれほど少なくても
それを感謝し、一年の終わりの到来に備える季節なのです。
今もなお明るい時間が減り続け、暗い時間が増えています。
ですが真の光が自然界で消えることはないように、魂の光も消えません。
干潮を大切になさり、暗闇を恐れないで下さい。
夜が昼になるように、光がよみがえり、また満ち足りた時が戻ってきます。
（ サラ・バン・ブラナック ）
195.
現在の科学の説明だけが宇宙の真理ではない。
科学の外部にも、より全体的、包括的な合理性は働いている。
（ 野口晴哉 ）
196.
今の世を、百年も以前のよき風になしたく候(そうらい)ても成らざる事なり。
されば、その時代々々にて、よき様にするが肝要なり。
（ 山本常朝 ）
197.
私は現在に自己のすべてを賭けている。
──１枚のトランプに人が大金を賭けるように。
私は現在をそっくりそのままで、
できるだけ高価なものにしようと努力しているのだ。
（ ゲーテ ）
198.
幸せは永遠の中にのみ存在する。
永遠の今という瞬間の中だけに。
（ ケン・ケイエス・ジュニア ）
199.
詩人は、とらえがたい霊感の祭司である。
未来が現在の上に投げかける巨大な影を映す鏡である。
自らの理解しないことを表現する言葉である。
それは、出陣を励ましながら、その鼓舞するものが何かを知らぬラッパである。
動かされる力でなく、動かす力である。
詩人は世界の非公認の立法者である。
（ パーシー・ビッシュ・シェリー ）
200.
生きているということ
いま生きているということ
それは　ふかく己を恥じるということ
木洩れ陽がなくなることを恐れること
ふっと　悲しみを思いだすということ
心から怒ること
あなたたちを忘れないということ
（ 谷川俊太郎 ）

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