65601.悲しみの一時(いっとき)は楽しみの一日より長し。
65602.俺って人生の視聴者は俺だけだ。だったら俺が続きを見たくなるような物語じゃないと、意味がないだろ?
65603.自分の意志を貫いていくと抵抗も大きいが、逆にそれを魅力と感じてくれる人も現れるのである。
65604.子どもたちは勉強が嫌いなのではありません。勉強が嫌いになるような勉強方法や教材ばかり与えられているのです。だから、伸びる学習方法や教材を与えられることが大切なのです。
65605.(企業の)組織を細分化する際には、経営者の視点から見て、どのような単位で採算をとらえれば、経営の実態がより明瞭に見えてくるのかが鍵となる。
65606.雑談は、常に完結しません。7割で止めて、残り3割が次ののりしろになっているのです。
65607.命ありてまた着んものか夏のシャツ しまいつついて心はゆらぐ
65608.好色・博奕(ばくえき)・大酒・三重戒。これ古人の掟なり。
65609.花は半開を看(み)、酒は微酔に飲む。この中大いに佳趣(かしゅ)あり。
65610.切れ目がない話し方だと、相手と会話のキャッチボールができにくく、独演会になってしまう。自分の話をよく聞いてもらい、なおかつ互いに話のやり取りを楽しむには、センテンスを短めに区切ることがコツである。
65611.本当にすごい夢が姿を現したときは、つかまえなくちゃいけない!
65612.誰でも最初は真似から始める。しかし、丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切だ。
65613.奇麗なものと奇妙なものは、どこか似ているね。
65614.僕はアイデアを考えるとき、人からだけでなく、(自分の)持ち物から刺激を受けることも多い。身のまわりの一つひとつの持ち物が、ものづくりのお手本みたいなところがあります。
65615.人間関係があるところで表現する(=つらい体験を話す)から(心の)傷は治っていくわけです。そこがすごく大事なところです。
65616.世界は、物事、人々、経験にあふれかえっています。たとえ一万年生きたとしても、すべてを経験することなんてできません。それなら、あなたを喜ばせる経験をしたほうがよいでしょう。
65617.歓びを知らずに生涯をおえるひとはあっても、苦しみを知らずにその生涯をおえるひとはない。
65618.幾分かの変化は非常に遅いため、人間はそれに気づかない。別の幾分かの変化は、非常に速いため、変化のほうが人間に気づかない。
65619.人間だから、よい心やわるい心、長所や欠点があるのが当たり前。
65620.女の美しさを形作っているものは、気立ての優しさ、情の深さ、無邪気さ、繊細な感受性であって、これらはみな表情に表れる。
65621.子供というものは、元気なようでいて、案外もろくて弱いものです。疲れやすいのです。
65622.一度、愛されてしまえば、愛してしまえば、もう忘れることなど出来ないんだよ。
65623.健康は、肉体の最も賞賛に値する美質である。
65624.父母は、たわむれにも子を欺(あざむ)くな。
65625.「面壁九年」。この言葉にあやかり、私は「面壁一生」であってよいと思う。仕事の上であろうと生活の下であろうと、一生かけて毎日のようにカベを見つけて破ってゆくところに、人生の進歩があると信ずる。
65626.忠告は敵を作る。
65627.いつも家来をののしれば、主人は必ずだめになる。
65628.いっぺんも つまずかずに すくすく伸びるということは この娑婆ではありえない
65629.太陽をみあげ (なにはともあれ ともかく)なんて わけもなく つぶやいて わけもなく 安心するのである 今日もちゃんと 今日だな と
65630.自分を幸せにできる人は、人も幸せにできる。
65631.お金があれば、友達などいくらでも手に入る。しかし、払った金額に見合う値打ちの人は滅多にいない。
65632.森へ ゆこう。いちばん だいじなものが 森のなかに ある。きみの いちばん たいせつなものが そこに ある。
65633.僕にとっては、(企画書の)決め手となる一行を考えついたら、その後がすらすらと書ける。企画書のなかの(決め手の)一行は相手の気を引くだけでなく、自分の気を奮い立たせるためでもあるんです。
65634.このさかしまな世では、すべてが逆だ。騒音のうちにしか、静けさがない。困苦のうちにしか、尊厳がない。
65635.弓の弦(つる)は二本持っていなければならぬ。
65636.忍耐し時間をかければ、力や怒りがなす以上のことができる。
65637.おそらくは生涯妻をむかへじと わらひし友よ 今もめとらず
65638.想像力なき魂は、望遠鏡のない天文台のようなものだ。
65639.「待つ」というのは、受動的な意味ではなくて、いつでもスタンバイOKにしておく、メンテナンスを常にOKにしておくこと。
65640.友だちを増やすには、まず出会いの機会を少しでも多くしなければならない。まずは共通の趣味を楽しむとか、同じ目的の勉強をするというような仲間をつくるのがいちばんよい。
65641.生き残るのは、学び続ける組織です。常に知識を向上させて、問題を特定し解決策を考え続ける組織が生き残ります。
65642.真の自己の島へ針路を向けなさい。伝説ではその海岸に着いたものは、そこから去ることはありません。その聖なる島を見つけたら、元来のあなたを思い出すからです。
65643.成功者の自叙伝がいつも読者に心地良さを与えるのは、功成り名遂げた人物の発想のユニークさや行動の大胆さが小気味良く映るからです。実はほとんどの人が心の底では「そういう生き方ができたらいいな」と思って……
65644.ものを考える人間の最大の幸福は、探究できることは探究し終え、探究しがたいことは静かに敬愛するということである。(ver.0)
65645.怠惰は、貧乏や没落をもたらす。
65646.我々が了解できる理性は、永遠の理性ではない。我々の命名し得る存在もまた、永遠の存在ではない。
65647.仕事でも事業でも、その動機が純粋であれば必ずうまくいく。私心を捨て、世のため人のためによかれと思って行う行為は、誰も妨げることができない。逆に、天が助けてくれる。
65648.いくらすべてがきちんとしていても、金銭のやりとりに潔癖でなくて、貪欲だったりすれば人に軽蔑される。
65649.世の中には下手な子育てはあっても、どんな子にでもあてはまる“よい子育て”というものはありません。
65650.一文惜しみの百知らず。
65651.倉廩(そうりん)実(み)ちて則(すなわ)ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る。(ver.0)
65652.できる人は「できる(=できそうな)」話し方をする。
65653.(経営者は)無理でもいいから笑っていなさい。
65654.お金や名誉や地位はないよりあったに越したことはありません。しかし、ないよりあったほうがいいくらいのものものでは、人生を本当の意味で満足させてくれるものにはなりません。
65655.もう六十 まだ六十と 紅(べに)を引く
65656.人の意見はそう簡単に変えられるものじゃない。でも、真剣に伝え続けることは、無駄じゃない。
65657.人間(=個人)の性格は千年たっても変わらない。
65658.人は自分がいつ頃、死ぬかと、時々考えるだろうが、どんな場所や部屋で息を引きとるかほとんど想像しない。
65659.もちろん勝負に勝つというのも大事なんですけど、そのためにいつも決まり形でやっていたら、そのことで将棋をやっている意味があるのかということに、どうしてもぶつかってしまうんです。
65660.鉛を刀と為すべからず。
65661.見切り千両という言葉もあるように、諦めこそが金持ちになる秘訣なんですよ。
65662.漂えど沈まず。
65663.そんなに「傑作」が書きたいのかね。傑作を書いて、ちょっと聖人づらをしたいのだろう。馬鹿野郎。
65664.もし、あなたがジンクスに追いかけられていると肯定すれば、あなたの心はその命令にしたがい、あなたの人生にあらゆる種類の不幸をもたらすことでしょう。
65665.もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる。(ver.0)
65666.自分の将来(=老後)のためにも、今を楽しく充実したものにして、あとで回想するときに良い思い出となる生き方をするのがよい。
65667.Never say never(できないなんて言うな)
65668.おそらく人生で最も罪深いことは、正しいことだと知りつつそうしないことだ。
65669.殺しも芸のうちだからな。近頃の戦争のように、死人を量産すると、どうしても一つ一つの死が粗雑になっていけない。世の中がいくら合理化しても、せめてひと殺し位(くらい)は昔ながらの、手仕事のよさを残して……
65670.我々は、立身出世より名誉にこだわる人を、無私無欲の人物と呼ぶ。
65671.この四ケ年が わたくしにどんなに楽しかったか わたくしは毎日を 鳥のように教室でうたってくらした 誓って云(い)うが わたくしはこの仕事で 疲れをおぼえたことはない(ver.0)
65672.「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その答えが容易に得られぬと分かっていて、それでも、その問いを粘り強く問い続ける能力のことです。
65673.倹約と冒険はめったに両立しない。
65674.ながねん 流れの中で坐っているが まだ カドが 丸くなりません
65675.恋さえあれば、愛などいらない。
65676.(真底)好きなことをやっている人は、成功するために(真剣に)考え、努力を惜しまないから、成功を呼び込むことができる。
65677.人間の幸せというものは、しみじみと、心の底から、ああ、いま、自分は生きているということを感じることだな。そうすれば、自分のまわりのものが、草でも、木でも、風でも、陽の光でも、みんな違ったものに見え……
65678.道は邇(ちか)きに在(あ)り、而(しか)るに諸(これ)を遠きに求む。(ver.0)
65679.動いてみれば、何か状況が変わるかもしれんでしょ!?
65680.献身には、何の身支度も要らない。今日ただいま、このままの姿で、いっさいを捧(ささ)げたてまつるべきである。鍬(くわ)とる者は、鍬とった野良姿(のらすがた)のままで、献身すべきだ。自分の姿を、いつわ……
65681.人間の未来も、お前の運命も、お前にとっては常に未知のものでなければならない。だがあらゆる事態に対する覚悟だけはしっかりと決めて、勇気をもって生きることだ。そしてあとは神の御心(みこころ)にまかせる……
65682.学習課題の講義や解答を理解するのには十分であった能力も、数学的創造となると、それだけでは足りなくなる。この時は、独創性や創造力や天賦の才とでも呼ぶべき特別の才能が要求される。
65683.恐怖はあなたの心の中の一つの考えです。ですから、あなたは自分自身の考えを恐れているわけです。
65684.たいていの数学者は幾何学的な図式によって考える。最終的な結果を解析学的な形に表すときには、これらの「建築」材は跡形もなくなっていることが多いが、そんな場合でも、もとは幾何学的に考えられたのである。
65685.人の罪は、生まれた時に始まる。
65686.恋愛に滑稽(こっけい)感は禁物である。
65687.国が豊かになり物があふれる世の中になると、人間と物との関係は希薄になり、物を大切にする心がなくなる。
65688.いくら勉強しても、自分の頭で考えない奴は、何の役にも立たない。
65689.含羞(がんしゅう)は、誰でも心得ています。けれども、一切に眼をつぶって、ひと思いに飛び込むところに真実の行為があるのです。
65690.「正しいこと」を言っている場合でも、相手を傷つけたり、激怒させれば、それは「失言」なのである。この場合、「表現が不適切」、つまり言い方が問題ということになる。
65691.仕事をしない人には仕事が来ません。
65692.どんな別れ方をした相手からも、たっぷりの肥料をもらって、育ってきたことを反対に感謝しなければならない。
65693.失敗を乗り越えて問題の解決策を探る、それが人生というものです。
65694.(リラックスするには)過去の体験の中でゆったりくつろいだときのことをイメージするのです。イメージを描けば、体験したときと同じようにゆったりした状態があらわれてきます。はじめのうちは20〜30分かか……
65695.必死な思いは、必ずや仕事相手にも伝わる。
65696.苦労なんて耐えるもんじゃない。苦労は楽しむものです。
65697.完全な人生に生きようと思うならば先(ま)ず、現在の瞬間をあたう限り(=可能な限り)価値高く生きるべし。
65698.ああ、もう、言葉は、いやだ。なんとでも言える。
65699.数学において記憶しなければならないのは、公式ではなく思考の過程である。
65700.静かな者は長生きをし、活動の激しい者は早く倒れる。
65701.馬は、主人が二人になれば痩(や)せ衰え、小船は、所有者が二人になれば浸水する。
65702.肌の色や育ち、信仰の違いを理由に他人を憎むように生まれつく人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎むことを学べるなら、愛することも学べる。愛は、憎しみより自然に、人の心に届くはずだ。
65703.日本人は、何事も隣人や同僚と比較して、「みんながいいと言っていることだから私もいいと思わなければならない」という相対的な価値観で判断し、自分の道を決める。そこから脱しなければならない。
65704.男が、自分で思っているのと同じくらい若く見えることはよくある。だが、自分で思っているのと同じくらい重要な存在であることは絶対にない。
65705.絶望と希望は同じものだよ。望むけれどかなわない。その表と裏に違う名がついているだけだ。
65706.どんな場合にも自分の本心良心に背いてはならない。
65707.音楽とは、自分では気づかずに計算する、心の喜びである。
65708.「磨きたての真珠を薄絹につつんだような」きれいな気持ちになることだ。
65709.絶対、人と競争をするな。自分が3の力しかなかったら3だけやればいい。10の力があったら10やれ。3の方が10と一緒にやったときにうらやむな。
65710.虎のいない里では狸(たぬき)が虎になる。
65711.古い真実は忘れない。
65712.死は存在せず。なんとなれば、我らの存在する限り死の存在はなく、死の存在あるとき、我らは存在することをやめるからなり。(ver.0)
65713.自己中心の人は決して幸福ではない。満ち足りた人生を送る秘訣は、ほかの人により多くの愛、喜び、幸福を与えることにある。
65714.一枚の花びら、あるいは道の上の一匹の小さい虫が、図書室全体のすべての本よりはるかに多くを語り含んでいる、とぼくは思います。文字やことばでは何も言うことはできません。
65715.何かを生み出すという行為には、周囲に間違っていると思われている場合でもそれを貫き通す頑固なビジョンが不可欠なのです。
65716.「愛」は困難な事業である。それは、「神」にのみ特有の感情かも知れない。人間が人間を「愛する」というのは、なみなみならぬ事である。容易なわざではないのである。
65717.弁論に確信を与える要素は、明快、熱意、誠意にある。
65718.嫁、姑、先生、上司……。世の中にはいろんな肩書があるけれど、惑わされている人が多すぎます。例えば“嫁”だって、実家に戻れば“娘”になるし、同窓会に行けば“同級生”、職場に行けば“OL”になるんです……
65719.傷ついた人にとって、希望ほど大事なものはないはずだ。
65720.不倫は人生の香水である。(中略)時々人生にふりかけてたのしむ。無味無臭の人生でも、むろん生きるのに不都合はない。でも、いい匂いが立つと、また気分が変わって心が引き立てられる。しかしそれはいかにもぷ……
65721.笑えば心持ちは何となくのびのびと朗らかになるもんだよ。試しにおかしくもなんともないときに、アハハっと笑ってごらん。笑うにつれ腹が立ってくるとか、悲しくなってくるとか、辛くなってくることは、絶対にあ……
65722.自分が直すべき欠点と考えていることの中には、実は必ずしも欠点ではないことが含まれていることも多い。たとえば口下手な人には、本人が思っているよりはるかに説得力があることが少なくないものだ。
65723.いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな? つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。
65724.最も優れた人々は、苦悩を突き抜けて歓喜を獲得する。(ver.0)
65725.未知なる山との厳しい試練の積み重ねの中で、人間は勇気、忍耐(=忍耐力)、不屈の精神力、強靭な肉体を鍛え上げていくのである。登山とは、ただこれだけで僕には十分である。
65726.念仏というのは、自分の口で称える念仏ではなく、口から出る念仏なのだ。私が称える念仏ではなく、思わず私からこぼれ出るのが念仏なのだということです。
65727.数学というものをあまり知る機会のなかった多くの人々は、それを算数と混同し、退屈で無益な学問だと思っている。実際には数学は、最大の想像力を必要とする学問である。
65728.マゾヒストは、ただ、相手のなすにまかせて、白日夢のなかに遊んでいればいい。マゾヒズムこそは、貴族の快楽であり、まったく〈あなたまかせ〉で、できるゲームなのだ。
65729.ことあるごとに人を批判している人は、自分自身にも不満が多いものだ。劣等感と不安にさいなまれている人ほど、相手を批判、非難してしまうのだ。
65730.(従業員や若い人には)“好きだから、楽しいから仕事をする”という境地にまで幅を広げてほしい。
65731.(失敗しても)起き上がれる人は、自分の能力の限界を知っている人だ。自分がまだまだ能力を使い切っていないことがわかるからだ。「こう攻撃し、こういう方法で失敗した。こういうやり方なら、今度は成功できる……
65732.恋愛は一時の戯れではない。人生の楽しい道草でもない。感情や気分からやるべきではない。
65733.嘘をつくな、時間を守れ、約束を守れ、他人に迷惑をかけるな。
65734.商談などでは、会ったその時に、相手が気分がいいか悪いかを観察する。「イライラしているな」と思ったら、簡単な説明にとどめ、別の日に出直すのがベストだ。逆に「気分がよさそうだ」と感じたら、一……
65735.大事なのは、とにかくやり始めることだ。やる気スイッチは、本当は自分の中にあって、やっているうちに自動的にスイッチが入るものなのだ。
65736.幸せいっぱいな家庭ほど、失うものも多い。空の箱には、たくさんものが入るように、不幸な家庭に育った人は、幸せをたくさん詰め込めます。
65737.どのような利益が数字の上で出ていようとも、安心して使えるのは手元にある自分のお金(キャッシュ)しかない。つまり、企業を発展させるため、新たな投資を可能にするものは、自分のものとして使えるお金以外に……
65738.歌が刺激にすぎなくなっていって、音に隠されて、言葉が意味を失っていったときに、ジム・クロウチのしようとしたことは、言葉にせめて意味をかえして、人生の物語を人びとにかえすことだったと思う。
65739.自由を奪われた人間は、他者の自由を承認する感度が低くなる。
65740.人は、(自分が)今見ている姿だけが本質じゃないですからね。どんな相手でも、いいところを見つけて好きになる。
65741.何もやらず、頭から「出来るわけが無い」と決めて掛かる発想が私は一番嫌いである。
65742.大事なのは、歌じゃない。歌がつくりだすもの、だ。
65743.人は誰でも自分の中にいろいろなチャンネルを持っていて、日頃は一つのチャンネルで生きている。その隠された(チャンネルの)部分に相当重要な意味があるように思えるんですね。夢とか、密(ひそ)かな願望、あ……
65744.なぜ子供はみんなグズでノロマなのか。理由は、そうでないと危険で、ヘタをすると死ぬからだ。(中略)そうならないために、子供は臆病で親のそばを離れないようにプログラミングされている。
65745.プロはうまくいかなかった責任を環境や他人のせいにぜず、自己の責任としてとらえ、全力で自己改善に取り組む。
65746.欲を捨てるなんてことは考えるな。欲があるから生き甲斐が生まれるのであり、その欲を満足させるところに楽しみはある。
65747.生きる理由のある人間は、ほとんどあらゆることに耐えられる。
65748.人間は、各個が唯一者であって、形而上学的にも科学的にも、その用語によっては、説明され得ない。
65749.人生とは闘いの連続である。闘わざる者に勝利の味は得られない。
65750.新しいことをやれ。人の真似をするな!
65751.誰かのために生きた人間は、誰かの心に生き続けてんだ。そして、その誰かは、また誰かのために生きて、優しさをつなぐ。そのつながりのために、命をかけるんだ。
65752.寛容の精神は我々すべてを兄弟にする。しかし不寛容の精神は人間を野獣にする。(ver.0)
65753.自らが“点火装置”となって、自らに火をつけ燃える人が、やる気のある人であろう。
65754.より大きな河を以前見たことのない者には、どんな河でも一番大きな河に見えるものであり、樹にしても、人にしても巨大に見えようし、あらゆる種類のものでも、誰でも一番大きいと思って見たものはすべて、これ巨……
65755.「私のことを何もかもわかってくれる人が欲しい」という人がいます。いい年をして、少女マンガの読みすぎです。
65756.失敗すれば失敗したで、不幸なら不幸で、またそこに生きる道がある。
65757.男に負けまいとする女が、かえって女らしい。
65758.労苦なくして 勝利なし 茨(いばら)なくして 王座なし 辛酸なくして 栄光なし 受難なくして 栄冠なし(ver.0)
65759.神は小さくされた者の側に立つ。
65760.明日があるからと安心して手を抜くのではなく、今日しかないと思って、今日に全力を尽くすことが成功や勝利につながる。
65761.哲学することとは、死に備えることに他ならない。
65762.本田技研って会社が今日あるのは、(仕事の)パートナーがよかったからってだけじゃない。最大の理由は会社に若さがあったってことだろう。(若い社員たちは)俺がどんなに叱ろうが、怒鳴ろうがびくともしない。……
65763.幸運をつかむような行動をしているかが重要であり、偶然や宿命などはあまり重要な要因ではない。
65764.「顔と名前だけでも覚えて帰ってください」って、顔と名前を覚えるのって結構大変だよね。
65765.泣いた日、落ち込んだ日、あなたの両手でしっかり支えられた私
65766.私たちはすべて、自然をその肉体とし、神をその魂としている巨大な全体の一部なのです。
65767.真実を語ろう。その結果、どんな結末を迎えようとも。
65768.潜在意識を船にたとえれば、あなたの意識する心(=顕在意識)は船長である。四十万トンの大タンカーでも、船長が右と言えば右に行く。
65769.図書館はまさに「蓄える」文化そのものであり、アレキサンドリア文明の生気となったのは「蓄える」文化です。
65770.子に鞭(むち)を加えない者は、その子を憎むなり。
65771.夜毎、空には神秘な星の光が輝き、地上には正しく生きることを考え、悩みながら人間が生きている!
65772.聖なる空間と聖なる時間、喜びを伴う何かの作業、必要なのはそれだけだ。そうすればほとんどあらゆるものが、絶えることのない大きな喜びへと変わる。
65773.現在は「父親不在」の時代であって、社会はつねにその内核に、父的なるものを要求しつづけている。そして、父親を必要とする政治、宗教が、そのまま父親のいない時代の疲弊(ひへい)を物語っている。
65774.肉声には暴力のおもむきがあり、書物のことばには権力の匂いがするのは、肉声が往復可能であるのに比して、書物が片道伝達しかはたさないからなのかも知れない。
65775.人おのおの。おのれひとりの業務にのみ、努めること第一であるが、たまには隣人の、かなしくも不抜の自尊心を、そ知らぬふりして、あたためてやりたまえ。
65776.世の中の人というものは、お互い、こわばった挨拶をして、用心して、そうしてお互いに疲れて、一生を送るものなのでしょうか。
65777.大きな声を発する。ハッスル!ハッスル! 元気な声を発する。ハッスル!ハッスル!
65778.のれんに腕押し
65779.俳優は自分に理解できることだけを演じるべきではない。それでは、自分の役がもつ神秘性を彼自身の水準まで引き下げることになってしまう。一人ではけっして獲得できなかったあらゆるものを、その役が、俳優自身……
65780.曠野(あらの)ゆく汽車のごとくに、このなやみ、ときどき我の心を通る。
65781.別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。
65782.イノベーション政策にかかわる国際会議に出席すると、諸外国の参加者はだれもが博士号を持っていますが、日本のキャリア官僚だけが持っていない。グローバルスタンダードでは博士号を持っていないと一人前に扱わ……
65783.人は世俗の借金で自殺することもあれば、また概念の無形の恐怖から自殺することだってあるのです。
65784.時間はきれいな空気のようなものだ。一時間が過ぎると、六十分が過ぎる。ふと目をあげると、日暮れがきている。夜になる。
65785.いい人間だと思う女には、ヒトリモノ、あるいは恋人をもってるが結婚してない女が多い。
65786.人間の幸不幸は、その人がその精神に何を食べさせているかによって分かれるのです。
65787.不良品の対策を終えたあと、会社には1ドルも残っていなかった。しかし、それよりもはるかに大切なものが残った。それは世間の(よい)評判だ。
65788.育児は芸術である。
65789.オジサンはお酒の量がへりはじめ、オバサンは飲みはじめる。
65790.和というのは、決して消極的なものではないのです。
65791.生を棄てて逃げ去るのは罪悪だと人は言う。しかし、僕に死を禁ずるその同じ詭弁家(きべんか)が時には僕を死の前にさらしたり、死に赴(おもむ)かせたりするのだ。彼等の考え出すいろいろな革新は僕の周囲に死……
65792.あそこの家へ行くのは、どうも大儀だ、窮屈だ、と思いながら渋々出かけて行く時には、案外その家で君たちの来訪をしんから喜んでいるものである。
65793.つるぎを もつものが いる とつぜん、わたしは わたしのまわりに そのものを するどく 感ずる つるぎは しずかであり つるぎを もつ人は しずかである すべて ほのほのごとく しずかである やる……
65794.なんのために生まれて、なにをして生きるのか。これは、ぼくの人生のテーマソングでもあります。ぼくはみんなが楽しんで、喜んでくれるのが一番嬉しい。でもすぐにそれが分かったわけではないんだよね。
65795.人生のトラブルを解決するには、視点を増やすこと。
65796.数学を学ぶのは、不滅の神々に近づくことである。
65797.夫婦なんかは別れちまえば赤の他人だが、兄弟の血は一生もんだ。
65798.どの点がいいのかをはっきり教えてやり、その長所を伸ばそうとするのが効果的なほめ方である。こうすれば、ほめられた者は自分の才能に気づき、必要に応じてその才能を活かすようになる。
65799.「死ぬほど働く」ことを他人に押しつけるつもりはない。だが、「死ぬほど働く」ことで見えてくるものがあることは確かだ。もちろん、嫌いな仕事や職場で「死ぬほど働く」のは論外である。
65800.釈迦、孔子、モーゼ、キリストのように、教えを説き、師と仰がれた人々の名は、人類の殿堂に永遠に輝く。
65801.障害は不便です。だけど、不幸ではありません。
65802.われわれ観客・読者は、作家と逆の操作を行う必要があります。作家の駆使する技法という回線を逆に辿(たど)って彼の魂の底に降り立つわけです。このとき、われわれは観客・読者としての実力を問われます。
65803.死は何ら恐ろしいものではない。むしろ死は恐ろしいという死についての考え、それが恐ろしいものなのだ。
65804.仲間の群を抜くものというのは、消極的な言葉を決して発しない。
65805.汝が信ずることができるならば、信ずる人には、不可能なことはないであろう。
65806.マイナス思考から抜け出すには「自分はダメだから」と何でも決めつけず、自然体であるがままでいましょう。ケ・セラ・セラ…なるようになるものです。
65807.平和条約についての規準など、いくらよく考えられ、いくら手際よく整えられたものであろうと、何の役にも立たぬ。生への畏敬の思いを実効あるものにする思考のみが、永遠の平和をもたらすことができるのである。
65808.OODAループ──観察(Observe)、状況判断(Orient)、決断(Decide)、実行(Act)。4ステップを敵より早く終えて、しかもできるだけ素早く終えて、防御態勢に早く移行することが勝……
65809.男は、武術。之(これ)の修行を怠っている男は永遠に無価値である。
65810.キスとは、思うぞんぶん唇を使うことによって二人とも黙ろうとする試みです。
65811.外形さえ健康な力に充ちていれば、それがすなわち「礼儀正しい私」の姿である。
65812.神は、(民が)不当な圧迫の犠牲になっているのでなければ、悪を表沙汰にするのを好まない。
65813.本物の話し上手は、少し話すだけで、聞いている人の反応から、その人がどのくらいのレベルにあるかを見抜く。そこで、その人が十分理解できる言葉を使い、わかりやすい構成にして話す。
65814.一人になりたい人間には、酒がただひとつの相手になる時だって、あるでしょう。
65815.倫理観とは、他人が正式に結婚していないのではないかと勘ぐることだ。
65816.我々は失敗から学ぶが、成功からは学ばないのだ。
65817.僕はね、キザのようですけど、死にたくて、仕様が無いんです。生まれた時から、死ぬ事ばかり考えていたんだ。皆のためにも、死んだほうがいいんです。それはもう、たしかなんだ。それでいて、なかなか死ねない。……
65818.好きな仕事に就いて「かきくけこ」の法則を守っていれば、目の前にごろごろ転がっているチャンスを見逃さないと思いますよ。
65819.狂気は唯一人の夢であるが、理性は、明らかに万人の狂気なのだ。
65820.平和は戦争よりもむつかしい。
65821.上に立つ人は、公平と清廉(せいれん)性を持たねばならない。
65822.人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。でも、そこで運命に負けず勇気を出して、不運や不幸に立ち向かってほしいのです。
65823.大成する奴は弱い時から粘りがある。同じ負けるんでもせめて相打ちになろうとか、一手違いで負けようかという、それがある。野球でいうなら、最初十点とられても九回裏までには一点差まで詰めておくとか、こうい……
65824.正月が 四十(しじゅう)を越せば 飛(とん)で来(くる)
65825.鉄が鉄を研ぐように、人も人を研磨する。
65826.契約に従って曲を作ろうとすると、見ばえはよくても生命力のないものになる。
65827.深い集中力を得られるかどうかは、私の場合は、将棋を指していて、面白いと感じられるかどうかによる。楽しい局面かそうではないかで集中の度合いは全然違う。
65828.我が身を曲げてへり下(くだ)っていれば、安全である。
65829.べらぼうめ。できないのをできないというのに、不思議があるものか!
65830.家出の実践は政治的な解放のリミットを越えたところでの、自立と自我の最初の里程標(りていひょう)をしるすことになるだろう。
65831.騏驥(きき)も一躍に十歩すること能(あた)はず。
65832.自己を過小評価する人は、いつも成功したことに驚いているのに対し、自己を過大評価する人は、いつも失敗したことに驚いている。
65833.小説は、やはりわがままに書かねばいけないものだ。試験の答案とは違うのである。
65834.地に足をすえ、しっかり立て。ただし、立つべき大地は選べ。
65835.ぼくが ここに いるとき ほかの どんなものも ぼくに かさなって ここに いることは できない ああ このちきゅうの うえでは こんなに だいじに まもられているのだ どんなものが どんなとこ……
65836.美しいものでなければ、人の心を打つことはできない。情熱を込めて作られたものでなければ、感動を呼ぶことはできない。
65837.朝起きるのが楽しみ。そんな日がときどきあるといい。
65838.(人生において)私たちは自分で自分の弁当を作っているのです。自分で弁当を作っているのに関わらず、それに文句を言うのは愚かなことです。
65839.不安を感ずるというのは、いまの自分のあり方が本来じゃないという、その危うさの予感です。
65840.すべて賭けをする者は、不確実なものを得るために、確実なものに賭ける。
65841.衆人がみな善をするなら、おのれ一人だけは悪をしろ。逆も、またしかり。
65842.いい藻がある川には魚が集まり、いい心を持つ者の家には人が集まる。
65843.ま、ぶっちゃけた話、私が言いたいのは、「大人、恐れるに足りず!」ということです。
65844.ほめるコツ──ほめた後に批判を付け加えない。せっかくほめても、最後にひとこと欠点を指摘して、ぶちこわしにしてしまう上司が多い。
65845.節約家は気晴らしの買い物で気分を高揚させません。節約家は楽しくなるために買い物をしません。節約家はセールでも何も買わずに立ち去ります。
65846.資本は人なり、資金はカネなり。
65847.新しき明日(あす)の来(きた)るを信ずといふ 自分の言葉に 嘘はなけれど――
65848.献身などというが、それは、そのことが自分を満足にさせるから喜びを感じる。
65849.好きなことをしているときは、自分らしい形で世の中のためになっている。
65851.私の最大の願望は、いわゆるキャリアウーマンにならずに、キャリアを築くことです。
65852.普通の人間とは、素晴らしい英雄にも、また悪の権化にもなりうる人です。
65853.人生に生きる刹那、刹那、何事をするときでも、自分の心の態度が積極的であるか消極的であるかについて、自分が試験官になって、おごそかに、自分自身の気持ちを検査することである。
65854.故郷の者たちに尊敬されるという事は、人間の最高の幸福で、また終極の勝利だ。
65855.私は正義の戦いよりも、よこしまな平和を好む。
65856.戦争をしない年月に在る難しさは、その意味で、日々の平凡さを引き受けなければならない難しさです。
65857.(家に来た)お客の接待にアルバムを出すというのは、こいつあ、よっぽど情熱の無い証拠なのだ。いい加減にあしらって、ていよく追い帰そうとしている時に、この、アルバムというやつが出るものだ。注意し給え。
65858.時計の針が 前にすすむと「時間」になります 後にすすむと「思い出」になります
65859.人は本来、物質的自然の中に住んでいるのではなくて、魚が水の中に住んでいるように、心の中に住んでいます
65860.権限委譲をするなら、その前に委譲できる後継者を育てなければいけない。権限は一気に渡してしまうものではない。教育をしながら少しずつ委譲していくものなのだ。
65861.小理窟(こりくつ)を覚えた女は、必ず男に捨てられますよ。
65862.数学は大胆な者を好む。
65863.我らの行いはすべて円環を描く。それはこの世のすべてが円環を描いて働くからである。
65864.全部わかって書いている──これぐらい、つまらないこともありません。それなら、書かないで頭の中で考えて、あっ全部できたと、もうそれで終わればいいんです。
65865.死んで仕廻(しまっ)て見ればよい人。
65866.そう、私の日々は速やかに過ぎ去ろうとしている。私が望むのは、生においても死においても、何ものにも縛られぬ魂として、勇気を持って耐え忍ぶことだけ。
65867.現代生活において、私たちが失っている最大のもの、それが(今生きているということに)不可思議さを感ずる心だと思います。不可思議さという言葉を有難さという言葉におきかえてもいいでしょう。
65868.芸術の新しい概念とは、人間たちが自覚していない偉大さを、彼らに自覚させることにある。
65869.生死の不思議とは、実は「ある」と「ない」の不思議なんだ。人は、「死」という言い方で、「無」ということを言いたいんだ。でも、これは本当におかしなことなんだ。「無」とは、「ない」とうことだね。無は、な……
65870.(※男の、女に)傷(いた)めつけられ、反発するエネルギーが、思いがけない仕事を生む原動力になったりもする。
65871.人は自分の努力、経験、ある程度の勇気、適度な禁欲、働くことへの愛着、そして何よりも安らかな心の結果、幸福になる。
65872.「食べることは生きること」(食べることを充実させることによって生きることを充実させる)という発想は、他の手段によって「生きることを充実させる」ことができない者の発想である。「食べることを充実させる……
65873.大成功はおぼつかないと分かった時になって、人は大風呂敷を軽蔑する。
65874.三十歳までは女が温めてくれる。三十歳からは一杯の酒が温めてくれる。
65875.人間が人間のことを想う、これ以上に美しいものはない。
65876.懐疑主義こそ、おそらく英知の始まりであろう。
65877.父親たちの根本的な欠陥は、子供を自分の名誉にしたいと考えていることである。
65878.リーダーというものは、部下に誇れる何かがないといけません。それがないと、結局、部下の機嫌をうかがうことになる。中途半端なゼネラリストは駄目です。一芸に秀でたものがあれば申し分ないですが、それがなく……
65879.(会話では)自分が話すだけでは何かを新たに得るのは難しい。持っているものを人に与えるだけのことである。
65880.人間万事嘘は誠
65881.トラブルは竹の節みたいなもの。あとになると、思い出にいい味わいを添えてくれる。
65882.人の小さな過ちをとがめるようなことをしないこと。過ちはだれにでもあるもので、小さな過ちを鬼の首でもとったような態度で責めるようなことをすれば、人は離れていくばかりである。
65883.女が言う「イエス」と「ノー」の間には、通るのを妨げる鍵のかかった部屋はない。
65884.虹を見て思ひ思ひに美しき
65885.私は苦悶(くもん)の無い遊びを憎悪する。よく学び、よく遊ぶ、その遊びを肯定する事が出来ても、ただ遊ぶひと、それほど私をいらいらさせる人種はいない。
65886.空想は最大級の価値ある特質である。
65887.些細(ささい)な出費を警戒せよ。小さな穴が大きな船を沈めるであろうから。(ver.0)
65888.くるしむことは、自由だ。よろこぶことも、そのひとの自由だ。
65889.自尊心を失う十八の心得──15.人に自分を無視させ過少評価させておく。
65890.教育の目的は、機械を作ることにあらず。人間を作ることにあり。
65891.長くいい人付き合いをする方法。相手をあまり知り過ぎないこと。
65892.親に対して心掛けのよい者は、公的生活でも滅多に人に逆らわず、人間としての秩序を守る。
65893.真の謙遜とは、自分に欠けていることのすべてについて明確な知識を持ち、自分の所有するものについてその価値をよくわきまえ、決して自ら誇らないことなのである。
65894.力はあなたの中にあり、ほかにはない。
65895.小さな変化が起こったとき、人は人生を本当に生きる。
65896.昨日は戻ってこない。明日は来るか分からない。だから今日一日を有意義に生きよう。
65897.技術革新は一見異質なものをぶつけ合ったり、組み合わせたりする中から生み出される場合が少なくない。
65898.品性というのは感情に似ている。外に表すだけでなく、自分でそれを感じなくてはいけない。
65899.犠牲の大きさと(犠牲の)よろこびのおごそかさを知るものが、ほんとうに(、)たたかい生きてゆく民族の命をうたうことができる。
65900.人間はその身に起こること以上に、その受け止め方によって傷つく。(ver.0)
65901.壁に突き当たっても諦めずに、何が何でもやればできると信じて行動しなさい。そうすれば必ずあなたは成功する。
65902.足るを知る、之(これ)を足ると為(な)す。
65903.人のいうことを ナルホドそうかと うなずけたら 何か そこには 小さな花が咲くようである
65904.幾何学とは、空間と数が持つ分かりきった、したがって間違いのない特徴に対して、厳密な論理を応用することである。
65905.(シューマンは)この世のもっとも遠くから手紙を書くように、音楽をつくった。音楽は、ほんとうは手紙なのだ。
65906.みんなが休んでる正月やお盆に働いてると、神様に目をつけてもらいやすいから、運をもらえるんじゃないか。
65907.人生で持つべき人間関係とは、大勢の友人ではなく、数人の大親友でもなく、信頼できるたった一人の弁護士である。
65908.恋をした女は自分が何か無軌道なことをしても心から悪いと思わないのだ。自己正当化がすぐできるのだ。
65909.人間、笑えるときに笑っておけ。いつか泣く日がくるのだから。
65910.悲しみは、最も堅固な精神の持ち主をもたじろがせる。
65911.部下たちは、そのときの能力ではなく、内に秘めた才能を見込んで採用されていることも多い。そこで優れた上司はチェスの名人のように、先を見すえて駒を進める。新しいことに自分の部下がいつ成功するか、しばし……
65912.美しいものは殺さなきゃいけないんだ。どんなものだって、一生のうちで一度は美しくなる。そのかたちを、そのままでとどめなきゃあ。
65913.結婚生活においては、虚偽の中で生きるよりは、虚偽を打破するほうがはるかに賢明な策です。
65914.革新時代というのは、古いものがただ単に伝統の力によって、その古さの持つ権威だけで存在しようとするのは無理だ。
65915.子供のためによかれと思っていても、それ(=親の愛情)が条件から出発しているんなら、それは子供の心を開かない。どういう私が出てきても、それを受け止めてもらえるという時、はじめて安んずるという心が出て……
65916.この世界は素晴らしい場所であり、そのために戦うに値し、そして俺はこの世界を去るのがとても嫌なんだ。
65917.空の下で、樹のことばを、聴くように見、見るように聴く。
65918.あんパンさえあれば、たいていの悲しみは耐えられる。
65919.恋愛の兆候の一つは彼女は過去に何人の男を愛したか、あるいはどういう男を愛したかを考え、その架空の何人かに漠然とした嫉妬を感ずることである。
65920.色々苦労してきたけど、したいことをして苦労するのは当たり前だからね。そりゃあ覚悟してたから、なんてことはない。
65921.私をだましたな。だが告訴するのはやめておこう。法に訴えては、いたずらに時が流れるばかりだ。いっそ私自身の手で、お前を滅ぼしてくれる。
65922.仕事上のライバルは徹底的に追い詰めたりせず、自分にはかなわないと思わせるぐらいにして、好敵手に仕立てたほうが得るものは多い。
65923.馬鹿が考えることは、たいてい役に立たない。
65924.苦難を希望のもとと考えねば、(責任感の強い者は)責任の重さにつぶされてしまう。
65925.作家というのは、まだもう少し先に(もっと)よい仕事ができると、一生思い続けているものなのだと思います。
65926.緊張した研究活動は、とことんくたびれるものだ。もしも学者が、研究に費やすのと同じくらいの期間、完全に休息をとることができなかったら、そのことはたちまち、彼の論文のでき栄えに現れるだろう。
65928.必要なものだけを取り入れればよいものを、不必要なものを取り入れているから、心が消極的になるのだ。
65929.今、無理に思えることは、今、挑戦しなければ、10年後にはもっと無理になる。そして、10年前ならできたのに、と後悔することになる。
65930.としとしに わが悲しみは深くして いよよ華やぐ いのちなりけり(ver.0)
65931.とりたてて良いことがなくても、一瞬一瞬に楽しみを見出す。
65932.私はどのようなイデオロギー下にあっても、国家なんてものを好きになることはできないよ。
65933.「今回は失敗に終わったけど着想は素晴らしかったと思うよ」などといわれれば、失敗して落ち込んでいた人も、元気を取り戻す。新たな勇気が湧いてくる。
65934.たいていの人は、自分がどんなにうぬぼれ屋でも、他人のうぬぼれは嫌うものだ。
65935.優れた文章書きは、なるべく小さく千切ったものを、相手に次々に提供していく。
65936.急がずば ぬれざらましを 旅人の 跡より晴るる 野路の村雨(むらさめ)
65937.物を乱暴に扱うのは、その物を大切にしていない証拠であるが、さらにその場にいる人の心に対してもまったく配慮をしていないことを示している。
65938.変化は、あのうんざりした気分によく効く治療法だ。変化といっても、必ずしも旅行とはかぎらない。
65939.人の嘆きを見て、悲しまずにいられようか。人の悲しみを目にして、優しい慰めを探さずにいられようか。
65940.ときには己を正しく否定せよ。
65941.へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。おともだちとなかよし。かぞくが、げんき。えがおであそぶ。ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる。けんかしても、すぐなかなおり。(後略)
65942.サラリーマンには、三種類の人間がいる。第一に、言われたこともできない人、第二に、言われたことしかできない人、第三に、自分で考え、行動できる人である。成長企業とは、第一と第二の人を減らし、第三の……
65943.いつも妥協する姿勢を見せず理想ばかりを突きつけてくる人とはだんだんみんな仕事をするのが嫌になって避けるようになる。正義一辺倒の人が孤立するのは、正しくないことを言っているからではなく話ができないから。
65944.好きなことだけをやりなさい。好きなことは一生懸命やりなさい。
65945.同気(どうき)相(あい)求む。(ver.0)
65946.人は厚情と誠実。
65947.人生はパーティーのようなものだ。始まってから参加し、お開きにならないうちに去るからだ。
65948.「なんで俺はダメな人間なんだ」。そんなふうに思いはじめたらキリがない。それよりもはじめから、「イチローだって7割近くは失敗する。3割成功すれば一流なんだから」と思った方が気が楽になる。
65949.ゆたかさは、私有とちがう。むしろ、けっして私有できないものだ。 私有できないゆたかなものをわれわれは、どれだけもっているか?
65950.夜明けまであそびてくらす場所が欲(ほ)し 家(いへ)をおもへば こころ冷(つめ)たし
65951.宇宙に自由は存在しないし、また決して存在し得ない。星々にもないし、地上にもないし、海にもない。我々人間が自由という外見や戯画を持っているのは、我々に与えられた最も重い罰にすぎないのである。
65952.鳴く鹿も燃ゆる蛍もあわれなり なにをなにとか思い知るらん
65953.イノベーションというものは、ある日朝起きて「私はイノベートしたい」と言って生まれるようなものじゃない。質問として問うことで、よりイノベーティブなカルチャーが生まれるのだ。
65954.もともとクレーム処理は、お客様に申し訳ないという気持ちで、最善最速に行うべきものだから、自分の仕事に自信と誇りを持っている人ほど、その気持ちを強く持ち、一生懸命に対応するものである。
65955.前向きに考える人間は、前向きな結果を出す。
65956.穏やかで清らかな結婚生活を送っている人はたくさんいますよ。そういう結婚が悪いと言ってるんじゃありません。でも、それはそれでいいけれど、そう出来ない人もいていいわけです。
65957.汽車の窓 はるかに北にふるさとの山見え来(く)れば 襟(えり)を正すも
65958.軍人にとって最も不安なのは、敗北の予感に見舞われる時だ。そして、その予感を最も強く察知するのは、指揮官が弱っているのを見る時だ。
65960.ちいさい童(こども)が むこうをむいてとんでゆく たもとを両手でひろげて かけてゆく みていたらば わくわくと たまらなくなってきた
65961.旅行は愚者の楽園である。
65962.人生を充実させるための三従──夢志に従え! 閃きに従え! 衝動に従え!
65963.失敗のしない人は富をなさず。
65964.ああ このちきゅうの うえでは こんなに だいじに まもられているのだ どんなものが どんなところに いるときにも その「いること」こそが なににも まして すばらしいこと として
65965.ほとんどの大人たちは希望というような言葉を、いまではちゃんとじぶんではつかえなくなっています。
65966.お前ら、ほんとバカだよな。知ってるか? 世間じゃ、いい奴のことをバカって言うんだってよ。なんなんだろな? いい奴がバカにされて。正直な人がだまされて。頑張ってる奴ばっか、悔しい思いをしてよ。
65967.人口過剰、生活空間の荒廃、人間同士の競争、感性の衰滅、遺伝的な退廃、伝統の破壊、洗脳されやすさ、核兵器。
65968.聖書を読んだからといって、べつだん、その研究発表をせずともよい。きょうのことは今日、あすのことは明日。そのとおり行うべきである。
65969.たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。引金(ひきがね)を引け、言葉は武器だ!
65970.親しむべきでない友とは、貪(むさぼ)りの深い人、言葉の巧みな人、諂(へつら)う人、浪費する人である。
65971.本当にかっこいい奴なんて始めから決められてはいないんじゃないのか。
65972.迷ったときには、自分の目を信じる。
65973.己れを舎(す)ててはその疑いに処することなかれ。その疑いに処すれば、すなわち舎(す)つるところの志多く愧(はじ)ず。
65974.ヤソ(=キリスト教徒)のヤソくさきは真のヤソに非(あら)ず。
65975.本当に頭のいい人は、頭のいい人の頭を使う。
65976.怒ったり、争ったりするために、家庭を持つのではないはずである。
65977.多くの夢は、かなえられた瞬間に失われる。
65978.勇者は懼(おそ)れず。
65979.ビジネスに限らずとも、思い付いたことを実行するのとしないのとでは天と地の差がある。そこで成功するかどうかの道が分かれる。
65980.生活の中で本当に大事なのは、爆笑よりもユーモアじゃないかな。だって、人と人との関係で言えば、顔がちょっとほころぶぐらいで充分じゃない?(中略)上司と部下だって、緊張感をちょっとゆるめるために必要な……
65981.われわれの習慣になった思想は、われわれの脳裏でわれわれの接触するすべてのものに、その思想特有の色彩を与えるものである。だからそれらの思想が間違っていれば、それは最も崇高な真理さえ引き歪めてしまう。……
65982.私は、ものすごく貧しい家──食べ物にもこと欠くような貧しい家庭で育ちました。もちろん、おもちゃなどありませんでしたから、いつもいろんな遊び道具を工夫して作ったものです。だから自然と、何かを考え出す……
65983.勝つ気ねえガンバリなんざ、何の意味もネェ。
65984.チャンスは突然やってくる。そのときものをいうのは、いかに多く引出しを持っているかということだ。引出しが多ければ多いほど、どんな状況にも素早く対応できる。
65985.恐怖は、失敗、苦痛、落胆、不快感などの思い出したくない体験を鮮明に呼び起こす。しかも、同じ体験は繰り返しやすいものだということを、これでもかこれでもかとばかりに思い起こさせるのである。
65986.自分の存在を、ひとつの統一として保っていられる人間は、生活にどんな波風が立とうとも、いつまでも平静で、動揺しないでいられる。木の葉が揺れても、湖のきらめく水面に波紋が起ころうとも、平静でいられる。
65987.ぶれるなよ。自分のことを信じられない奴を、他の誰が信じるんだ?
65988.四十五十にして聞こゆること無ければ斯(こ)れ又畏るるに足らず。
65989.「だめだ、全然なってない」と叱るのではなく、「ここがちょっと残念だった、もっと良くなるはずだから頑張って」と励ますほうが、言った本人も言われた相手も気分よく仕事に立ち向かえます。
65990.人はみんな演技者だが、ほとんどは悲しいほど演技が下手だ。
65991.たがいに信じ合うことのできるのは、たがいの人格を敬愛し合うからである。たがいの人格を信じ、心から許し合うことのできるのは、同じ信念の世界において、かぎりなき愉悦を抱きつつ、ともに歩んでいるからである。
65992.木の癖組みは工人の心組み。
65993.これが自分の椅子だ、これが自分にとっていちばんいい椅子だ、この椅子に座っていれば、たとえ本を読まなくて膝の上に本を置いて居眠りをしても楽しいという椅子にめぐりあえれば、人生の時間の感触はきっと違っ……
65994.体調が悪い時で、寝ているのにも飽きてしまった時は、自分の好きなこと、興味のあること、得意なことをやってみる。するとなぜだか、ある程度、時にはかなり、体調が良くなってくる。
65995.空しい希望を捨てた心には、その代償として、日増しに深まる静けさが与えられる。
65996.(他者による)尊敬というものの中から誇りが出てくる。
65997.日々の快便を感謝します されど原子力の 巨大な 糞づまりは いつかは人類の生存を 脅かすかもしれん
65998.真実以外何も話すな。そうすればすぐに、危険人物と見なされるだろう。
65999.そもそも恋愛とは、見知らぬ同士がお互いの存在を賭けて新しい境地を切り開くための“精神の格闘技”なのです。
66000.好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。(ver.0)
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