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哲学者・思想家の名言
☆ ２月２９日 ☆
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1.
幸福、それは君の行く手に立ちふさがる獅子である。
たいていの人はそれを見て引き返してしまう。
（ カール・ヒルティ ）
2.
すべて賭けをする者は、不確実なものを得るために、確実なものに賭ける。
（ ブレーズ・パスカル ）
3.
賢人は、妨げうる不幸を座視することはしない一方、避けられない不幸に時間と感情を浪費することもしないだろう。
（ バートランド・ラッセル ）
4.
貧困は我々の欲求を強めるが、また、それを満たすのを制限する。
富裕は我々の欲求を増やすが、また、それを満たす手助けもしてくれる。
（ ヴォーヴナルグ ）
5.
ある状況についての幻想を捨てたいという願いは、
幻想を必要とする状況を捨てたいという願いである。
（ カール・マルクス ）
6.
模倣はしばしばわれわれを迷わせる道案内である。
（ ラ・ロシュフコー ）
7.
光るものすべてが黄金ではない。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
8.
我々が最もよく知っていることとは、皮肉なことに、我々が今までに全く教えてもらったことのないことである。
（ ヴォーヴナルグ ）
9.
美とは無言の欺きである。
（ テオフラストス ）
10.
嫉妬は錆(さび)のごとし。
錆が鉄をむしばむがごとく、嫉妬は汝自身をむしばむ。
（ アンティステネス ）
11.
人生はそれを感じる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
（ ラ・ブリュイエール ）
12.
間違ったことをして、それに苦しむことができない人間くらい、たびたび間違ったことをする人間はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
13.
汝を罵倒したり、打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。
それを恥辱なりと考える汝の想念が、然(しか)らしむることをしかと考えよ。
（ エピクテトス ）
14.
キリスト教徒の神は、リンゴを大切にしながら、子供をなおざりにする父親である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
15.
天才を知る者は天才である。
（ ヘーゲル ）
16.
悦楽は、他人の苦痛を代償としたときに最も甘美である。
（ オウィディウス ）
17.
真の自由とは、自分自身に対してあらゆることをなしうるということである。
（ モンテーニュ ）
18.
才能と意志の欠けているところに、いちばん嫉妬が生ずる。
（ カール・ヒルティ ）
19.
幾何学者は難しい証明の中で、ごく簡単でわかりやすい推論の長い鎖を用いる習慣を持っている。
それと同じように、人間にとって認識可能なことはすべて、（推論の鎖によって）次から次へと結論が続いて導かれる。
（ デカルト ）
20.
満足は天然の富だ。
（ ソクラテス ）
21.
汝が汝自身のごとく隣人を愛するとき、汝はまたその隣人を愛するごとく、汝自身をも愛さねばならない。
（ キルケゴール ）
22.
世界で最も素晴らしいことは、自立の方法を知ることである。
（ モンテーニュ ）
23.
真の人間、世にいう、「堅い背骨のある人間」が欲しいものだ。
わが国の人口統計は過大に報告されている。
この国土の千マイル四方に、
何人、真の人間がいるというのか！
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
24.
楽しみへの期待は、楽しみそのものより心ときめくことがある。
（ タタルケビッチ ）
25.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
26.
期待と不安は分かちがたい。
期待のない不安はないし、不安のない期待はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
27.
素晴らしい信念と、公平さと、誠実さを併せ持つ人物を賛美すること、それは人間全般に対する不信を表明しているのと全く同じだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
28.
急いでも無駄だ。
大切なのは間に合うように始めることだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
29.
人に退屈だと思われないようにすることを大切だと思っている人々に限って、きまって我々を飽きさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
30.
海のほか何も見えないときに、
陸地がないと考えるのは、
けっして優れた探検家ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
31.
友達は第二の自己である。
（ アリストテレス ）
32.
敵がなければ、勇士も生まれない。
宇宙が光を放つものだったら、太陽はおよそ退屈なものになるであろう。
（ エマーソン ）
33.
名声は英雄的行為の芳香なり。
（ ソクラテス ）
34.
人間の道具と武器は、特殊器官の欠如を補って余りあり、その学習能力は、生来の技術と器官の適応能力以上のことを成し遂げた。
（ エリック・ホッファー ）
35.
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
（ デモクリトス ）
36.
金持ちの屋敷の窓からも、救貧院の窓からも日差しは同じように反射してきらめいている。
救貧院の戸口の前の雪は、春が来ればたちまち溶ける。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
37.
弓の弦(つる)は二本持っていなければならぬ。
（ シャルル・ド・ボヴェル ）
38.
悪が物質から来るものとすれば、
我々には必要以上の物質がある。
もし悪が精神から来るものとすれば、
我々には多すぎるほどの精神がある。
（ ヴォルテール ）
39.
我々の美徳は、ほとんど常に仮装した悪徳にすぎない。
美徳は、もし虚栄の道連れがなかったら、こんなに遠くまで乗り出すはずがない。
（ ラ・ロシュフコー ）
40.
老齢は明らかに迅速なり。
我らに必要以上に迅速に切迫す。
（ プラトン ）
41.
徒歩は私の思想を活気づけ、
生き生きさせる何ものかを持っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
42.
あなたの人生を変えたいと思うなら、
一、今すぐ始めよう。
二、燃えて取り組め。
三、途方もないことをやれ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
43.
未だかつて、自分は本当に幸福だと感じた人間は一人もいなかった。
――もしそんなのがいたら、多分酔っぱらってでもいたのだろう。
（ ショーペンハウアー ）
44.
幸福はどこにあるのか？
名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
（ アウレリウス ）
45.
動じることのない智慧は全てに値する。
（ デモクリトス ）
46.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
47.
生きる理由のある人間は、ほとんどあらゆることに耐えられる。
（ ニーチェ ）
48.
人格は肉体であるとともに精神であり、活動であるとともに存在である
（ 三木清 ）
49.
彼の愛は心理的ではなく、感性的であって、感性的な愛は、その概念にしたがって貞節ではなく、絶対的に不貞であり、一人の女を愛さずすべての女を愛する。
すなわちすべての女を誘惑するのである。
（ キルケゴール ）
50.
あなたの得意なこと、
それが幸福をもたらしてくれる。
（ バートランド・ラッセル ）
51.
自分と異なる人間と接することの価値、なじみのない思想や行動様式に出会うことの価値は、どんなに高く評価してもしすぎることはない。
かって、このような出会いの機会といえば、主に戦争だったが、いまは通商なのである。
（ J・S・ミル ）
52.
頭が水に潜っていたときに空気を欲しがったぐらい知恵を欲すれば、君は英知を得るであろう。
（ ソクラテス ）
53.
雑草とは何か？
その美点がまだ発見されていない植物である。
（ エマーソン ）
54.
成功を求める時間もないほど忙しい人のところへ、成功は訪れる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
55.
汝の意志の規律が、いつの場合でも、一般に立法の原理として適用できるように行動せよ。
（ カント ）
56.
仕事の成功に対する報酬は、その仕事を成し遂げた、ということである。
（ エマーソン ）
57.
自然はやさしい案内者である。
賢明で、公正で、しかもやさしい。
（ モンテーニュ ）
58.
優雅は美徳と違ってすり切れない。
それには生命があり、絶えず新しくなる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
59.
想像力は、現実に持ち込まれた主観以外の何ものでもない。
（ ガストン・バシュラール ）
60.
利得には聖堂がないが、崇められる。
（ ヴォルテール ）
61.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。
最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。
私は独りでいることを愛する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
埋葬された皇帝よりも、生きている従僕のほうがましだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
63.
数学は、人間の共通かつ根本的な認識のための手段にほかならない。
（ ニーチェ ）
64.
悪にかけても善にかけても英雄がいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
65.
下劣な人間は、偉大な人物のあることを決して信じない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
66.
人々は彼らの感情にふさわしい信仰を抱く傾向がある。
残忍な人々は残酷な神を信じ、そして彼らの残忍さを弁明するためにその信仰を利用する。
ただ、親切な人は親切な神を信じ、彼らはどんな場合にも親切であるだろう。
（ バートランド・ラッセル ）
67.
剣で人を殺すよりも、言葉で戦(いくさ)をつぶすほうが名誉なことである。
（ アウグスティヌス ）
68.
読書は単に知識の材料を提供するだけである。
それを自分のものにするのは思索の力である。
（ ジョン・ロック ）
69.
一羽の燕が、また或(あ)る一朝夕が春をもちきたすのではなく、
それと同じように、至福なひと・幸福なひとをつくるものは一朝夕や短時日ではない。
（ アリストテレス ）
70.
想像力は何でもやってのける。
それは美と正義と幸福をつくるが、これこそ、この世におけるすべてなのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
71.
忍耐は希望を持つための技術である。
（ ヴォーヴナルグ ）
72.
何が最も真実なことと言われるか？
人間たちが邪悪であることである。
（ サラミスのヒッポダマス ）
73.
自己愛は、あらゆるおべっか使いの中で、最も強力なものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
74.
威厳と恋は融合することなく、
また、ともに永く持続するものにあらず。
（ オウィディウス ）
75.
肉体は、我々の存在が（この世に）野営している仮の小屋である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
76.
結婚は、経験してみたり、辛抱するためにあるのではない。
反対に、創造するものだ。
（ アラン ）
77.
方便の嘘とは、正真正銘の嘘である。
というのは、他人とか、あるいは自分の利益のために人を欺くことは、自分の利益を犠牲にしてまで欺くのと同じく、不正だからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
教育は、お互いにその独立を認め合った個人間の相互行為の中から生まれるのではなく、体制が個々人に加える圧力から生まれてくるものなのだ。
（ イヴァン・イリイチ ）
79.
我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い。
（ J・S・ミル ）
81.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
82.
（人間の）弱さは、
悪徳が美徳に反するより、
もっと美徳に反する。
（ ラ・ロシュフコー ）
83.
才気に富んだ人たちをある命題に賛成させるには、時として、それを途方もない逆説の形にさえしてみせればいいことがある。
（ ニーチェ ）
84.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
誰もがその収入を公表はしない。
ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
（ モンテーニュ ）
86.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、単なる報復の心に支配され、状況を悪化させ、自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）
87.
人間の最も基本的な分類として、「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。
（ プラトン ）
88.
誤った愛の心が三つある。
思い上がりの心、羨む心、逆上する心。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
89.
純粋で、ほかの情念がまったく混じらない愛があるとすれば、それは心の底に隠されていて、我々自身も知らない愛である。
（ ラ・ロシュフコー ）
90.
しばしば悲鳴は論文に勝る。
（ エマーソン ）
91.
自分を最も深く動かすものを信じなさい。
（ サム・キーン ）
92.
理性を使うことを許された者は、全財産を所有した自由民である。
（ エマーソン ）
93.
純粋数学は恒久的で狂いのない真理と、また感覚を超えた理知の世界が存在することへの確信の、主たる源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
94.
栄誉を否定する論者も、
よく論じた栄誉は得たいと望む。
（ ブレーズ・パスカル ）
95.
自分の内に安らぎを見出せない時は、外にそれを求めても無駄である。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
真の友愛においては、私は友を自分の方に引き寄せるよりも、むしろ自分を友に与える。
（ モンテーニュ ）
97.
偉大なる思想は胃袋から生まれる。
（ ヴォーヴナルグ ）
98.
人は幸せである限り、多くの友人を持つことができるが、雲行きが悪くなれば孤独に陥るだろう。
（ オウィディウス ）
99.
いかなる職業でも、
自分が支配するかぎり愉快であり、
服従するかぎり不愉快である。
（ アラン ）
100.
世の中には、往々、何故(なぜ)に宗教が必要であるか、などと尋ねる人がある。
しかし、かくの如(ごと)き問いは、何故に生きる必要があるか、と問うのと同一である。
（ 西田幾多郎 ）
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