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[ 名言 ]
下坐行(げざぎょう)とは、自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことです。
言い換えれば、その人の真の値打ちよりも、二、三段下がった位置に身を置いて、その地位に安んじて、わが身の修養に励むことを言うのです。
そしてそれによって、自分の傲慢心が打ち砕かれるわけです。
すなわち、身はその人の実力以下の地位にありながら、これに対して不平不満の色を人に示さず、真面目にその仕事に精励する態度を言うわけです。

[ 出典 ]
森信三[もり・しんぞう]
(哲学者・教育者、1896〜1992)
『修身教授録』

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[ 補足 ]
※下座行(げざぎょう)=自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことによって、下の者の苦労や屈辱感を味わう修行。
当然、不平不満を表さず、真面目にその仕事に励むことまでが「下座行」の修行の一貫である。

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〈原文全文〉
下坐行(げざぎょう)とは、自分を人よりも一段と低い位置に身を置くことです。
言い換えれば、その人の真の値打ちよりも、二、三段下がった位置に身を置いて、しかもそれが「行」(ぎょう)と言われる以上、いわゆる落伍者というのではなくて、その地位に安んじて、わが身の修養に励むことを言うのです。
そしてそれによって、自分の傲慢心が打ち砕かれるわけです。
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すなわち、身はその人の実力以下の地位にありながら、これに対して不平不満の色を人に示さず、真面目にその仕事に精励する態度を言うわけです。

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