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哲学者・思想家の名言
☆ １０月２９日 ☆
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1.
満足は天然の富だ。
（ ソクラテス ）
2.
常識とは、二点間の最短距離を意味する。
（ エマーソン ）
3.
情熱がなければ、
人は単なる潜在力と可能性にすぎない。
（ アミエル ）
4.
物を知るには、これを愛さねばならず、物を愛すには、これを知らねばならない。
（ 西田幾多郎 ）
5.
人は長生きすることを望み、しかも老齢を恐れる。
人は生命を愛し、死を避けるのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
6.
私はアテネ人ではない、ギリシャ人でもない、世界市民である。
（ ソクラテス ）
7.
成功と幸福とを、不成功と不幸とを同一視するようになって以来、人間は真の幸福が何であるかを理解し得なくなった。
自分の不幸（の原因）を不成功として考えている人間こそ、まことに憐れむべきである。
（ 三木清 ）
8.
人間にあっては、
近いもの（たとえばじぶんの感情、性、家族）、
大事なこと（たとえば政治）ほど、
見えにくいものだ。
言葉にはなりえないもののうちに
それでも言葉を駆使して潜り込んでゆくこと。
このことを、胆に銘じたいものだ。
（ 鷲田清一 ）
9.
ただ存在するのではなく、生きていかねばならぬ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
10.
話の終わりは始めより重要である。
（ フランシス･ベーコン ）
11.
人間相互の尊敬を結ぶ綱は、
一般的に必要から生じたものである。
というのは、全ての人間が支配者になりたがるが、
みながそれになるわけにはいかないため、
種種の階級が存在せねばならなくなるからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
12.
死に対する用心深さが死を恐ろしいものにし、死の接近を促進する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
13.
甘いものは、
苦いものと混ざり合わなければ
（人は）耐えられない。
（ オウィディウス ）
14.
私の人生哲学は、本質的には単純な言葉だが、「辛抱強く頑張る」ところにある。
（ ジョン・デューイ ）
15.
二重の用心は一重の用心に優る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
16.
自分がどんな人間かはっきりさせようとするのは、
自らの歯を噛もうとするようなものだ。
（ アラン・ワッツ ）
17.
他人の自我にたえず耳を貸さねばならぬこと――それこそまさに読書ということなのだ。
（ ニーチェ ）
18.
死の恐怖は浪漫的であり、死の平和は古典的である。
死の平和が感じられるに至って初めて生のリアリズムに達するとも言われるであろう。
（ 三木清 ）
19.
幾何学は上手く測定する技術である。
（ ペトルス・ラムス ）
20.
まだ驚くことがありうるということに驚く以外は、驚くべきではないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
文体の第一の美点は、明晰なことである。
（ アリストテレス ）
22.
自分の欲望を満たそうと努力することよりも、
むしろそれを制限することによって幸福を得る。
（ J・S・ミル ）
23.
選択しなければならないのに選択しないのは、それ自体がもう選択していることになる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
24.
私たちの強さは弱さから生まれる。
（ エマーソン ）
25.
人はしばしば弱気がゆえに強く、臆病なるがゆえに大胆である。
（ ラ・ロシュフコー ）
26.
歴史は人生の方面よりも悪の方面をいっそう強く描き出す。
歴史家にとって革命や困難は面白い材料だが、平和に栄えゆく世は材料にならないから。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
27.
他人の生活と比較することなく、
汝自身の生活を楽しめ。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
28.
人間への信仰は、人間の存在を可能ならしめる神性への信仰を前提としている。
（ カール・ヤスパース ）
29.
優れた人間とは、自分自身に多くを課す者のことであり、凡俗な人間とは、自分自身に何も課さず、現在あるがままのもので満足し、自分自身に陶酔（とうすい）している者である。
（ オルテガ ）
30.
欲望はある種の人を盲目にするが、ある種の人を明るくする。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
習慣によって、言わば第二の天性が作られる。
（ キケロ ）
32.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
33.
「死」は、あなたの死にも生にも関与しない。
あなたが生きているのは、あなたがこうして存在しているからであり、あなたが死んだときは、あなたはもはや存在していないからである。
（ モンテーニュ ）
34.
国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる。
（ トマス・ホッブズ ）
35.
技術は一方において自然がなしえざることを完成し、他方において自然を模倣す。
（ アリストテレス ）
36.
私が望みたいのは、君たちが、あらゆる種類の隣人たち、またその近所の者たちに堪えきれなくなることだ。
そうすれば君たちは、自分自身の内部から、友とそのあふれる心情とを創り出さざるをえなくなるだろう。
（ ニーチェ ）
37.
新しい知恵が浮かばなかったら、古い知恵を上手に使う方法を見つけよ。
（ エマーソン ）
38.
嫉妬心と競争心には、
悪徳と美徳ほどの隔たりがある。
（ ラ・ブリュイエール ）
39.
人生に結末がなかったとしたならば、誰が自己の運命に絶望するであろうか。
死は悲運をこの上なく辛いものにする。
（ ヴォーヴナルグ ）
40.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
41.
欠点の中には美点につながり、直さない方がいいような欠点もあるものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
42.
名高い詩人や芸術家らは、往々にしてメランコリーあるいは狂気である。
アイアスのごときはそれだ。
しかしそのような素質は、近頃でも、ソクラテスや、エンペドクレスや、プラトンその他多くの人々、ことに詩人の中に認められる。
（ アリストテレス ）
43.
いかに示唆するかを知ることは、教え方の偉大な技術である。
（ アミエル ）
44.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
太陽は日々に新しい。
（ ヘラクレイトス ）
46.
戦争は従属ほど負担が重くない。
（ ヴォルテール ）
47.
我々も宗教を欲するが、それは、もっとも神にふさわしく、最も我々のために作られた宗教である。
一言にしていえば、我々は神と人間に仕えたいのである。
（ ヴォルテール ）
48.
私に真に愛するものがあるなら、
そのことが私の永生(ながいき)を約束する。
（ 三木清 ）
49.
物質を支配せよ！
さもなければ物質はお前を支配する。
（ カール・ヒルティ ）
50.
この世の中で成功するには、力ずくでも、死ぬまで剣を腕より離さないことだ。
（ ヴォルテール ）
51.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
52.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
（ 和辻哲郎 ）
53.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
（ 和辻哲郎 ）
54.
言葉は社会の子である。
（ アラン ）
55.
危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、危険に落ち込む。
（ ラ・フォンテーヌ ）
56.
我々は普遍的実在ではなく、すべてのことについて、すべてを知ることはできないのだから、すべてのことについて、少し知るべきである。
（ ブレーズ・パスカル ）
57.
神は似非(えせ)信心家を作り、王侯は偽善者を作る。
（ モンテスキュー ）
58.
一生を真に充実して生きる道は、結局今日という一日を真に充実して生きる外(ほか)ないでしょう。
実際一日が一生の縮図です。
（ 森信三 ）
59.
女が守る唯一の秘密は、
（その女が）知らない秘密だ。
（ セネカ ）
60.
「やりたいこと」に思いをめぐらすことに、年齢はない。
何歳になっても、「これこそやりたいことだった」という発見をしたいものだ。
（ 鷲田小彌太 ）
61.
男性における知的な風貌は、最も自惚れの強い連中の熱望する美の形成である。
（ ラ・ブリュイエール ）
62.
人の一生とは、その人が人生をいかに考えたかである。
（ アウレリウス ）
63.
全力をあげて努力しない限り、人を愛そうとしても必ず失敗する。
（ エーリヒ・フロム ）
64.
この世で幸福以上の何かを求める人は、幸福の分け前にあずからなくとも、不平を言ってはならない。
（ エマーソン ）
65.
働きかけをあきらめることも、場合によっては働きかけそのものとまったく同様の効果をあげるものである。
（ モンテーニュ ）
66.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、
憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、
初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、
傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、
心の動きを他に転じ得ないならば、
傷は活発となり、
育むことによって痼疾(こしつ)化し、
日毎に狂気はつのり、
苦悩は悪化するばかりだからである。
（ ルクレティウス ）
67.
人間は歴史を作る。
しかしそのことを知らない。
（ カール・マルクス ）
68.
どこの国のどこの民族とも、範疇(はんちゅう)の上での移行の可能性を有(も)っている思想や文化でなければ、本物ではない。
（ 戸坂潤 ）
69.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。
最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。
私は独りでいることを愛する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
70.
人の人生で最大の悲劇は、生きてはいても、彼の内部で何かが死んでいることだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
71.
天は自(みずか)ら助くる者を助く。
（ ラ・フォンテーヌ ）
72.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
73.
過去に何があり、未来に何があるかは些細なことだ。
私たちの内部に何があるかに比べれば。
（ エマーソン ）
74.
忙しいだけでは十分ではない。
問題は何(なに)で忙しいかである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
75.
善をなしながら誹謗されるのは、国王の宿命である。
（ アンティステネス ）
76.
つねに控え目に褒めることは、凡人たる大きな証である。
（ ヴォーヴナルグ ）
77.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
78.
最上の死は、
あらかじめ考えられなかった死である。
（ モンテーニュ ）
79.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
80.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
81.
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
（ エーリヒ・フロム ）
82.
嫉妬とは何であるか？
それは他人の価値に対する憎悪を伴う羨望である。
（ 阿部次郎 ）
83.
幸福は満足する人間に属す。
（ アリストテレス ）
84.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
85.
なるほど、人には自分のしたいことをする自由がある、悪いことをする自由もある。
でも、悪いことをする自由は、じつは自由ではないんだ。
（ 池田晶子 ）
86.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
87.
希望を持たぬ者は、絶望することもない。
（ セネカ ）
88.
みせかけの微笑を見せたり、
心に仮面をかぶったりしない、
真心のこもった、裸のままの親切には、
人は決して抵抗できないものだ。
もしこちらがあくまで親切を続ければ、
たとえ良心のひとかけらもない人間でも、
必ず受け入れてくれるだろう。
（ アウレリウス ）
89.
一緒に泣くことほど、人の心を結びつけるものはない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
90.
人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる
（ バートランド・ラッセル ）
91.
金銭は、人間の抽象的な幸福です。
だから、もはや具体的に幸福を享楽する能力のなくなった人は、その心を全部、金銭にかけるのです。
（ ショーペンハウアー ）
92.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
93.
幸運と愛とは勇気とともにあり。
（ オウィディウス ）
94.
蛇に咬(か)まれた者がどんな苦しみを受けねばならないかは、自ら蛇に咬まれたことのある者にしかわからない。
（ キルケゴール ）
95.
人間が神の失敗作にすぎないのか、それとも神が人間の失敗作にすぎないのか。
（ ニーチェ ）
96.
無限の可能性をはらんだ未来の観念が、未来そのものよりも豊饒なのだ
（ アンリ・ベルクソン ）
97.
すべての嫉妬にはなんらかの羨望がつきまとう。
また、しばしばこの２つの情念は混じり合っている。
一方、羨望はときには嫉妬からはっきり分離していることもある。
（ ラ・ブリュイエール ）
98.
全世界を知り、己自身を知らない者がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
99.
小さなことに熱中してしまう人は、大きなことができなくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
100.
法は人間の活動を除去すべきものではなく、指導だけを行なうべきものである。
それは、自然のつくった川の岸が、流れをせき止めるためのものではなく、流れに方向を与えるためのものであるのと同じである。
（ トマス・ホッブズ ）
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