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哲学者・思想家の名言
☆ １０月１７日 ☆
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1.
怠け者はいつも何かをしたがっている。
（ ヴォーヴナルグ ）
2.
世界は深い。
昼が考えたより深い。
（ ニーチェ ）
3.
なんと速やかに我々はこの地上を過ぎてゆくことだろう。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
4.
幼稚な愛は「愛されているから愛する」という原則にしたがう。
成熟した愛は「愛するから愛される」という原則にしたがう。
（ エーリヒ・フロム ）
5.
愚者とは、自惚れるために必要な才知すら持たない者である。
（ ラ・ブリュイエール ）
6.
「やりたいこと」に思いをめぐらすことに、年齢はない。
何歳になっても、「これこそやりたいことだった」という発見をしたいものだ。
（ 鷲田小彌太 ）
7.
機知とは自分の思っている事を人に推測させる余地を与えるために、半分しか言わない技術である。
（ ヴォルテール ）
8.
恋愛と友愛は互いにしりぞけ合う。
（ ラ・ブリュイエール ）
9.
礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。
（ キケロ ）
10.
内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である。
（ アミエル ）
11.
あらゆる我々の発明は、
知的生活を伴う物質的諸力を授けたが、
人間の生活を物質的な圧力に屈服させた。
（ カール・マルクス ）
12.
自然な魂は常にメランコリーに包まれて、悩まされるようにできている。
（ ヘーゲル ）
13.
人間は自信を持ち、貫禄がつき、自分の仕事以外に己がないようになると、平凡なものになる。
役所ほど人間を殺すところはない。
（ アラン ）
14.
愛または憎しみと共演しないとき、女は凡庸な役者だ。
（ ニーチェ ）
15.
男同士は本来、互いに無関心なものだが、女は生まれつき敵同士である。
（ ショーペンハウアー ）
16.
人は神の存在の中に精神的安らぎを固く信ずるとき、神の観念は歓びと安心の時を与え、それを正当化する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
17.
名誉心はまず自己を対象とする。
名誉心を持っている人間が最も嫌うのは流行の模倣である。
名誉心は何らかの仕方で永遠を考えている。
（ 三木清 ）
18.
宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。
（ カント ）
19.
私の好きな話し方は、
単純で、素朴で、
紙に書くときも口に出すときも
変わらぬ話し方であり、
滋味豊かで、力強く、短くて、引き締まった話し方です。
繊細で整ったのよりも、
激しくぶっきらぼうなのがいいのです。
（ モンテーニュ ）
20.
自分が崇拝されたり、服従されたりすることを夢想する人間は帝国主義者である。
服装・徽章(きしょう)・名前がものをいう華やかな女優は帝国主義者である。
（ アラン ）
21.
栄光は美徳の影である。
（ キケロ ）
22.
偏見というのは一般愚民の王である。
（ ヴォルテール ）
23.
「必ず実現する」という固い信念だけが、
本来実現するかどうかわからない結果を実現させるのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
24.
世界についての意見は、同時に自らの人格の告白でもあることを、人々は理解していないようだ。
（ エマーソン ）
25.
愛というものは、
地中深くにしっかりと根を張り、
また、天にも届かんばかりの大きな枝を張った大樹になるべきものである。
（ バートランド・ラッセル ）
26.
常備軍は、時とともに全廃されなければならない。
常備軍はいつでも武装して出撃できる準備を整えていることによって、
ほかの諸国をたえず戦争の脅威にさらしているからである。
（ カント ）
27.
忍耐は苦い。
しかしその実は甘い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ ラテンのことわざ・格言 ）
28.
恐れる者は恐れることなかれ。
だが恐れぬ者は恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
29.
ゆうゆうと焦らずに歩む者にとって長すぎる道はない。
辛抱強く準備する者にとって遠すぎる利益はない。
（ ラ・ブリュイエール ）
30.
この世で情熱なしに達成された偉大なことなどないと確信する。
（ ヘーゲル ）
31.
人は教える間に教えられる。
（ セネカ ）
32.
あらゆる職業の中で、最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するものは農業である。
（ キケロ ）
33.
幸福はひとりでに生じるか、もしくは全く生じないかのどちらかだ。
（ タタルケビッチ ）
34.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
35.
人は、見ようと思うものしか見ない。
（ エマーソン ）
36.
我々が自分の生活あるいは人類の歴史において体験するものが、我々の生きようとする意志を圧迫し、我々から生気と思慮を奪ってしまうならば、我々は支えを失い、崩れる石に足をとられて深みに落ちるかもしれない。
しかし、我々を下で待ち受けているものが死であることを知るがゆえに、我々は再び小道をよじ登のである。
（ シュバイツァー ）
37.
人がどんなに我々を誉めても、それは何ひとつ新しく我々に教えることにはならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
生きるとはある活動であり、各人はそのもっとも好む事柄に対して、もっとも好む能力を働かせて活動する。
これらの活動の愉しみが活動を完成させ、各人の追求する生を完成させるのである。
（ アリストテレス ）
39.
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。
人の心も同じである。
（ セネカ ）
40.
現在は過去以外の何ものも含んでいない。
そして、結果の中に見出されるものは、すでに原因の中にあったものである。
（ アンリ・ベルクソン ）
41.
希望はうまい朝食だが、晩飯にしてはまずい。
（ フランシス･ベーコン ）
42.
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
（ ニーチェ ）
43.
立派にやり遂げたことに対する最大の報酬は、それをやり遂げたことそのものにある。
（ ヴォルテール ）
44.
偉人の名声は、それを得るために用いられた手段によって評価されるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）
46.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、また、私が持っているものを失ってしまったら、私は誰なんだろう？
（ エーリヒ・フロム ）
47.
一日に一つでも恐怖の対象を克服しない者は、まだ人生の第一課さえわかっていない。
（ エマーソン ）
48.
何が問題なのかが完全にわかったら、その問題は解決されている。
（ アラン ）
49.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
50.
自分がもし他の人々よりも賢いとすれば、
それは自分が無知であることを自覚しているからだろう。
（ ソクラテス ）
51.
到達された自由のしるしは何か？
――もはや自分自身に対して恥じないこと。
（ ニーチェ ）
52.
忍耐は平安を、性急は後悔を刈り入れる。
（ アヴィケブロン ）
53.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
54.
世間普通の人たちは、難しい問題の解決にあたって、熱意と性急のあまり、権威ある言葉を引用したがる。
（ ショーペンハウアー ）
55.
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、・・・これが人々の好むところである。
（ ニーチェ ）
56.
無限の可能性をはらんだ未来の観念が、未来そのものよりも豊饒なのだ
（ アンリ・ベルクソン ）
57.
国家を最下級の野蛮状態から最高度の富裕に達せしめるには、平和と軽い税金と、正義の寛大な執行の他に不可欠なものはほとんどない。
（ アダム・スミス ）
58.
金はこやしのようなもので、撒かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
59.
幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。
（ ショーペンハウアー ）
60.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
61.
神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。
（ キケロ ）
62.
階級選択は自由による選択である。
したがって、
ある階級に所属するよう強制されたり、
どれかの階級から閉め出されたりするようなことがあってはならない。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
63.
たとえ善意と協調と思いやりの限りを尽くしても、
まだ友情と呼ぶには十分ではない。
友人同士は、
世間の言うように単に調和（ハーモニー）だけに生きるものではなく、
（互いの）メロディーに合わせて生きるものであるからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
64.
いったん灰になることがなくて、どうして新しくよみがえることが望めよう。
（ ニーチェ ）
65.
外に出るな。
汝自身の中に立ち帰れ。
内的人間にこそ真理は宿るのである。
（ アウグスティヌス ）
66.
他の人からみると、
すばらしい職業に見えるものは、
例外なく、その過程がきわめて厳しい。
（ 鷲田小彌太 ）
67.
美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど、早く紛争を起こして失敗するものはない。
結婚には、一定して変わることのないしっかりとした土台と、堅実にして慎重な行動が必要である。
沸き立つような歓喜は、何の役にも立たない。
（ モンテーニュ ）
68.
恋に陥りし人間は、快楽と引き換えに不幸を手に入れん。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
69.
「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。
体でなければ、心でもない。
ないないづくしで、どこにもない。
それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。
なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。
ないけれどもある。
あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。
何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。
（ 池田晶子 ）
70.
羞恥心はすべての人にまことにふさわしいものである。
しかし、それを克服するすべを、そしてそれを決して失わないすべを心得ておかねばならない。
（ モンテーニュ ）
71.
若者からは暴力、老人からは成熟が、その生命を奪う。
（ キケロ ）
72.
ひたすら生き、仕事をする。
周りに気を配るのはそれからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
73.
凡人には月並みが素晴らしいことなのだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
74.
すべての歴史は「現代史」である。
（ ベネデット・クローチェ ）
75.
概して言えば、人間は、自分の限界よりも、ずっと狭い範囲内で生きているにすぎず、いろいろな能力を使いこなせないままに放置しているのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
76.
賢い者は、言うべきことがあるから話し、愚かな者は、言わねばならぬから話す。
（ プラトン ）
77.
自分自身を信頼すれば、他の多くの事柄に対する信頼が生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
あなたが犠牲を払うから、（あなたは）幸せになれないのです。
（ タタルケビッチ ）
79.
なにか、悲しくなりそうなことに出会ったときは、つねに自分にこう言いきかせよ。
これは不幸ではない、これに高貴に耐えることが幸福なのだと。
（ アウレリウス ）
80.
ビロードのクッションに座るよりも、気兼ねせずにカボチャの上に座っている方がいい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
81.
法は聖者のために制定さる。
もっともそれは、彼らが不正を犯さぬためにあらず、不正をこうむらざるためなり。
（ エピクロス ）
82.
友への同情は、堅い殻の下にひそんでいるのがいい。
（ ニーチェ ）
83.
有閑の悪徳は多忙によって除かれることほど、確かなことはない。
（ セネカ ）
84.
美徳は多くの説教師をかかえているが、
殉教者は少ない。
（ エルヴェシウス ）
85.
真理は、霧を消さずに、その中で光る松明(たいまつ)である。
（ エルヴェシウス ）
86.
賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。
（ ラ・ロシュフコー ）
87.
人は天才に生まれるのではない。
天才になるのだ。
（ ボーヴォワール ）
88.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
89.
何より大切なことは、羊の群れのように先を行く群れの後について行くような真似はしないことである。
（ セネカ ）
90.
あなたが望むあらゆる物は、意志の力によって引き寄せられる。
（ ピタゴラス ）
91.
絶対的な二者択一は一つしかない。
すなわち善悪の選択であって、これはまた絶対的に倫理的でもある。
（ キルケゴール ）
92.
君の精神は、君の平生の思いと同じようになるであろう。
なぜならば、魂は思想の色に染められるからである。
（ アウレリウス ）
93.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
94.
人間の空虚な事を十分に知ろうとするには、恋愛の原因と結果を考察すれば足りる。
原因は「何も言えない」ことである。
…が、その結果は恐るべきもので、この「何も言えないこと」…人の知る事も出来ない些細たる事が、全地、王侯、軍隊、全世界をも動かすのである。
（ モンテーニュ ）
95.
嘘つきがいつでも必ず嘘をつくとしたら、それは素晴らしいことである。
（ アラン ）
96.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
97.
自分の魂（精神）をできるだけ優れたものにせよ。
（ ソクラテス ）
98.
良書の要約というものはすべて愚劣なものだ。
（ モンテーニュ ）
99.
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。
広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。
従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。
そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
100.
人間は歴史を作る。
しかしそのことを知らない。
（ カール・マルクス ）
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