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哲学者・思想家の名言
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1.
己の敵を誇れ。
されば汝の敵の成功は汝自身の成功となる。
（ ニーチェ ）
2.
最大の犯罪は、欲望によらず飽満によりて引き起こされる。
（ アリストテレス ）
3.
人類の義務の為に一日の快楽を犠牲にできぬ者に禍あれ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
4.
さあ賽は投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ！
（ キルケゴール ）
5.
船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、誰にも必要である。
（ ショーペンハウアー ）
6.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
7.
上流階級は国家の過去である。
中産階級こそが未来なのだ。
（ エイン・ランド ）
8.
人間の根源的な本質は、感謝されることを切望することである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
9.
力によってではなく、何度も落ちることによって、滴は岩に穴をあける。
（ オウィディウス ）
10.
常識とは、二点間の最短距離を意味する。
（ エマーソン ）
11.
善人とは、いかに道徳的に価値の少ない過去を持っていようと、さらに善に向かって進んでいる人間である。
（ ジョン・デューイ ）
12.
一人でいる限り、人は己自身であることができない。
（ アラン ）
13.
力のある者は騒がない。
力のある者ほどじっとしていて働きかける。
真の道徳は、言葉の終わったところから始まる。
（ シュバイツァー ）
14.
行動するキッカケを逃すな。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
15.
肉体は、我々の存在が（この世に）野営している仮の小屋である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
16.
一貫して変わらぬ目的が具体的に実現されるのは、主として仕事によってである。
（ バートランド・ラッセル ）
17.
生活が順調なる時は多くの友が取り巻くも、天運に恵まれず生活が左前になれば、ひとり置き去りにされる。
（ オウィディウス ）
18.
恐怖の数のほうが危険の数より常に多い。
（ セネカ ）
19.
欠陥に満ちていることは一つの悪である。
しかし欠陥に満ちていながらそれを認めようとしないのは、さらに大きな悪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
20.
方便の嘘とは、正真正銘の嘘である。
というのは、他人とか、あるいは自分の利益のために人を欺くことは、自分の利益を犠牲にしてまで欺くのと同じく、不正だからである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
21.
恋の病を癒す薬はいくつもある。
しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
我々の職業の大半は狂言である。
そのたずさわる役目が変わるたびに、新たな姿や形をとり、新たな存在に変質する者もある。
（ モンテーニュ ）
23.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
24.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
25.
快楽は肉体のある一点の幸福にすぎない。
真の幸福、唯一の幸福、全くの幸福は、魂の全体の平穏な裡(うち)に存する。
（ ジョセフ・ジュベール ）
26.
親戚は、我々の忍耐と我慢を要求する最もひどいものである。
（ アミエル ）
27.
役立つ人間だと人に思われたいならば、それを口に出すな。
（ ブレーズ・パスカル ）
28.
愛とは知の極点である。
（ 西田幾多郎 ）
29.
あたかも金(かね)に繁殖能力があるかのごとく、金に金を生ませるのは、最も不自然である。
（ アリストテレス ）
30.
どこの国にも、もっと広い視野に立てる人間がたくさんいるにちがいない。
どこの国の人間であれ、そういう能力を持った人々にこそ、人間に味方しようとする者は呼びかけるべきだ。
（ バートランド・ラッセル ）
31.
真なるものは全体である。
（ ヘーゲル ）
32.
順境の際、
招待されし時のみ我を訪れ、
逆境の際、
招待されずとも訪れるが真の友人なり。
（ テオフラストス ）
33.
人は、思っているほど不幸でもなければ、期待したほど幸福でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
我々は自分が直そうと思わない欠点を、ことさらに自慢の種にしようとする。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
雄弁がローマで最も盛んだったのは、ローマの政治が最悪の時であった。
（ モンテーニュ ）
36.
生活とは、つまり習慣の織物である。
（ アミエル ）
37.
心が受け入れようとしているものしか、目には見えない。
（ アンリ・ベルクソン ）
38.
重要なのは量ではなく質である。
（ セネカ ）
39.
自己の内なる情念と戦うほうが、
何らの抵抗も示さずそれらに支配されるよりはましである。
（ アウグスティヌス ）
40.
自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理よりおのれを愛する人間である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
41.
苦悩は活動への拍車である。
そして活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。
（ カント ）
42.
人間は思考し、観想する存在であると共に、選択する存在である。
（ キルケゴール ）
43.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
44.
人を動かすものは、情熱と魂だ。
自らを制し得ないものは自由たり得ず。
（ ピタゴラス ）
45.
わずか一言でも下手に受け取られると、十年の功績も忘れられてしまう。
（ モンテーニュ ）
46.
大半の者は心の底では徳を軽蔑しているが、栄光を軽蔑する者は少ない。
（ ヴォーヴナルグ ）
47.
人間は互いにだまし合うことがなければ、社会生活を継続することはできない。
（ ラ・ロシュフコー ）
48.
多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。
（ デモクリトス ）
49.
行動しなさい。
そうすれば力が湧いてきます。
（ エマーソン ）
50.
人間は平等のもとに生まれるが、そこにとどまることはできないだろう。
（ モンテスキュー ）
51.
現在我々が経験している時間と状況は、それまでの時間と状況が積もり積もってできた結果である。
これは大自然がこれまでに振り出した、あるいは振り出すことのできる、最上のサイの目である。
（ エマーソン ）
52.
妻は、
若い夫にとっては女主人、
中年の夫にとっては仲間、
老人の夫にとっては乳母である。
（ フランシス･ベーコン ）
53.
弓の弦(つる)は二本持っていなければならぬ。
（ シャルル・ド・ボヴェル ）
54.
知性は人材を生み出すことは出来ない。
人材は自然あるいは偶然の賜である。
知性が役に立つのは、その人材をいかに信用するかという点にある。
（ エドマンド・バーク ）
55.
人間は考えることが少なければ少ないほど、よけいに喋る。
（ モンテスキュー ）
56.
人間はすべて、
文明が進めば進むほど
俳優になっていく。
つまり、人間は
他人に対する尊敬と好意、典雅と無私の風を装うが、
それにたぶらかされる人はいない。
（ カント ）
57.
習慣は我々の偶像であり、我々が服従するから強いのである。
（ アラン ）
58.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
59.
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判(わか)るまで、彼をほめてはいけない。
（ ソクラテス ）
60.
我々は聞いてもらうよりも、話すことのほうに熱心である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
61.
恋愛は恋情によって始まる。
したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない。
（ ラ・ブリュイエール ）
62.
賢者のみが自由人にして、卑劣なる人間は奴隷なり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
63.
純粋数学者は音楽家と同じように、整えられた美しさを持つ独自の世界を自由に作り出す創作家である。
（ バートランド・ラッセル ）
64.
太っ腹に相手を信用してかかり、美点を探すのでなければならぬ。
人間に期待をかける人こそ、もっともよく報いられるものである。
（ アラン ）
65.
優柔不断以外の習慣を持たない人間ほど惨めなものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
66.
一貫して変わらぬ目的を持つということは、必ずしも人生を幸福にするとはいえないが、このような目的を持つことは、幸福な人生のためには不可欠な条件の一つであることは間違いない。
（ バートランド・ラッセル ）
67.
美徳もしくは道徳性は、
民選政府に欠いてはならない源泉である、とはまったくの真理である。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
68.
理論も、大衆をとらえるやいなや物理的権力となる。
（ カール・マルクス ）
69.
ありのままに見、あるがままに行動できる者を勇者と呼ぶ。
（ チャールズ・エバレット ）
70.
時間を充実させることが幸福である。
（ エマーソン ）
71.
汝の意志の規律が、いつの場合でも、一般に立法の原理として適用できるように行動せよ。
（ カント ）
72.
涙にもそれなりの快感がある。
（ オウィディウス ）
73.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
心を素直にすれば、両手の指十本でたいていのことは足りる。
それでも足りない時は、両足の指を加えて、あとは一まとめにすればよい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
74.
いかに長く生きたかではなく、
いかによくく生きたかが問題である。
（ セネカ ）
75.
優しくなりなさい。
あなたの出会う人々は皆、困難な戦いに挑んでいるのだから。
（ プラトン ）
76.
青春時代にさまざまな愚かさを持たなかった人間は、中年になってから何の力も持たないだろう。
（ アンソニー・コリンズ ）
77.
改革は積極的で、
保守は消極的である。
前者は真理を目指し、
後者は安寧を目指す。
（ エマーソン ）
78.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
79.
法律は正義であるがゆえに従うといって服従している者は、自分の想像する正義に服従しているのであって、法律の本質に服従しているのはない。
（ ブレーズ・パスカル ）
80.
死の恐怖は浪漫的であり、死の平和は古典的である。
死の平和が感じられるに至って初めて生のリアリズムに達するとも言われるであろう。
（ 三木清 ）
81.
この無限の空間の永遠の沈黙は、私に恐怖を起こさせる。
（ ブレーズ・パスカル ）
82.
人間にとって、自分自身の生命ほど保ち続けたいと思うものはないが、これほど大事にしないものもない。
（ ラ・ブリュイエール ）
83.
汝を高むる者は
ただ汝自身の中にあり。
（ 阿部次郎 ）
84.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
（ キケロ ）
85.
組織的な知識の助けがなければ、生まれつきの才能は無力である。
直感は多くをなすが、すべてをなすものではない。
天才が科学と結婚して、初めて最高の成果を生むことが出来る。
（ ハーバート・スペンサー ）
86.
平和が来ると、国民は幸福になり、人々は柔弱(にゅうじゃく)になる。
（ ヴォーヴナルグ ）
87.
絶望した側が戦いに勝つことがよくある。
（ ヴォルテール ）
88.
君があまりに大きな声でわめき立てるので、
私は君の言うことが聞き取れない。
（ エマーソン ）
89.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
90.
人生の目的については、今までよりはるかに大きな聡明さがどうしても必要とされるようになってきた。
しかし、この気狂い沙汰ともいうべき時代にあって、どこにそのようなすぐれた知識が見いだされるであろうか。
（ バートランド・ラッセル ）
91.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
92.
物事の手のつけられない厄介さと人間の弱さとを考えたら、何もできやしない。
だから、まず行動してみて、それから自分の行為について考えることだ。
（ アラン ）
93.
言葉の意味は文脈によって決まる、つまり、（他者の）言葉は私的に使用できない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
94.
お前の推測する義務とは、お前がそれを推測した瞬間からお前を束縛する。
（ アミエル ）
95.
美しい姿は美しい顔に勝り、
美しい行いは美しい姿に勝る。
（ エマーソン ）
96.
人間はみな、発見の航海の途上にある探求者である。
（ エマーソン ）
97.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
98.
人間は、他人が思うほど幸福ではないし、自分が考えるほど不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
一生を真に充実して生きる道は、結局今日という一日を真に充実して生きる外(ほか)ないでしょう。
実際一日が一生の縮図です。
（ 森信三 ）
100.
良い本を初めに読め。
そうでないと、まるっきりそれらの本を読むチャンスを持たないだろう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
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