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哲学者・思想家の名言
☆ ４月１１日 ☆
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1.
人は手に入れているものよりも、
期待するものを喜ぶ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2.
どんな儲けも、他人の損害の上に成り立つ。
（ モンテーニュ ）
3.
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
（ デモクリトス ）
4.
我々は、
我々と同意見の人でなければ、
分別ある人とはまず言わない。
（ ラ・ロシュフコー ）
5.
死ぬことと、自分の信念とどちらが大事か！
（ ソクラテス ）
6.
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。
そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。
そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
7.
文明人は奴隷状態において
生まれ、生活し、死ぬ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
8.
人生はただ向こうから与えられるものではない。
自ら創ってゆくものである。
自ら創ってゆくにはやはり三つの段階が必要なのだ。
ラクダの人生とライオンの人生と小児の人生。
いいかえれば忍耐の人生、勇気の人生、そして創造の人生である。
（ 梅原猛 ）
9.
乏しいと云(い)うことには欠乏がない。
（ ルクレティウス ）
10.
死の持つ恐怖はただ一つ。
それは明日がないということである。
（ エリック・ホッファー ）
11.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
12.
嫉妬には天真爛漫ということがない。
愛と嫉妬とは、種々の点で似たところがあるが、先ずこの一点で全く違っている。
（ 三木清 ）
13.
軽信というものは、善良に生まれついた人に具(そな)わる特徴である。
（ ショーペンハウアー ）
14.
富は徳の荷物
（ フランシス･ベーコン ）
15.
不滅の肉体はない。
不屈の精神があるのみだ。
（ チャールズ・エバレット ）
16.
善い人間とは、過去においてどんな失敗や過失をおかしたにかかわりなく、現在より善くなろうと努力し前進している人間のことである。
（ ジョン・デューイ ）
17.
贅沢と慰安に関しては、
最も賢い人々は
つねに貧乏人よりもっと簡素で乏しい生き方をしている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
18.
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
（ デモクリトス ）
19.
生は適切に活用すれば十分に長い。
（ セネカ ）
20.
（人が）笑うべき男とは、笑うべきことをやっている間のみ、愚者の外観を備えている男のことである。
（一方）愚者のほうは、笑うべき格好を崩す時がない。
（ ラ・ブリュイエール ）
21.
二重の用心は一重の用心に優る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
22.
我々の背後にあるものも目の前にあるものも、我々の内側にあるものに比べたら、所詮ささいなものばかりだ。
（ エマーソン ）
23.
立派な箴言はちょうど塩のように、決して利かなくなることのない食物である。
（ ニーチェ ）
24.
人間は自分のことを一向に知らないものだから、多くの人々は、健康であるのに死んでいくように思い、また、多くの人々は、死にかけているのに健康であると思う。
（ ブレーズ・パスカル ）
25.
虚栄心の強い男は自分のことをよく言ったり、悪く言ったりして得する。
謙遜な人は、まったく自分のことを語らない。
（ ラ・ブリュイエール ）
26.
議論せずに問題に決着をつけるよりは、決着無しに議論する方がよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
27.
困難が大きいほど、それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。
（ エピクロス ）
28.
罪を憎みて罪人を憎まず。
（ セネカ ）
29.
物事の手のつけられない厄介さと人間の弱さとを考えたら、何もできやしない。
だから、まず行動してみて、それから自分の行為について考えることだ。
（ アラン ）
30.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
31.
存在せよ！
この言葉の最高の意味で、
見かけだけであることをやめよ。
実体そのものとなるべく努めよ！
これが、すべての実践的哲学の最高の要請である。
（ シェリング ）
32.
地位ますます高くなれば、
いよいよ謙虚にならなければならない。
（ キケロ ）
33.
最も尊重しなければならないのは、ただ生きることではなく、よく生きることである。
（ ソクラテス ）
34.
狂気はどこにあるか。
それを汝らに植え付けねばならぬのだが。
（ ニーチェ ）
35.
幸福の秘訣はこういうことだ。
あなたの幸せをできるかぎり幅広く探せ。
（ バートランド・ラッセル ）
36.
人間は死を怖れる。
ちょうど子供が暗闇を怖れるように。
そして子供のうちのこの怖れが色々な物語によって大きくなるのと同じように、
死への怖れも大きくなる。
（ フランシス･ベーコン ）
37.
音楽は人生と同じく、本質的には無効である。
（ サンタヤーナ ）
38.
豚となりて楽しまんより、
人となりて悲しまん。
（ ソクラテス ）
39.
進歩は
偶然の出来事ではなく、
必然である。
（ ハーバート・スペンサー ）
40.
心を打ち明けるということは、王冠や主権と同じく、最高の地位の者にだけ許された贅沢であり、それは相手のご機嫌取りをすることも、相手に迎合することもなく、真実を語ることである。
（ エマーソン ）
41.
器量こそ
乱世における勝敗を決定するものである。
（ 唐木順三 ）
42.
その人の不幸は、その人に起こることだけでなく、その人がどのように反応するか、そして苦痛を減らす心理メカニズムが勝つか、それとも苦痛が意識全体を征服する点にまで、苦痛を増加させるメカニズムが勝つか、ということにも左右される。
（ タタルケビッチ ）
43.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
44.
友愛はつねに利をもたらすも、恋情は害をもたらす場合もありえる。
（ セネカ ）
45.
優れた人間とは、自分自身に多くを課す者のことであり、凡俗な人間とは、自分自身に何も課さず、現在あるがままのもので満足し、自分自身に陶酔（とうすい）している者である。
（ オルテガ ）
46.
女が不道徳に陥るのは、女にとって道徳というものが非人間的な本質の具体化となっているからである。
（ ボーヴォワール ）
47.
人は普通、称讃されんがために褒める。
（ ラ・ロシュフコー ）
48.
有害なのは、自分の身の丈に合わせて、たいていは自分の身の丈より小さく見立てて、なそうという目標を立てる心性である。
第一、窮屈である。
第二に、窮屈に慣れて、身も心も縮こまったままになる。
第三に、自分の窮屈さを、思慮深さと勘違いして、子どもの世代に強要することだ。
（ 鷲田小彌太 ）
49.
習慣を自由になし得る者は人生において多くのことを為し得る。
習慣は技術的なものである故(ゆえ)に自由にすることができる。
（ 三木清 ）
50.
教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。
国家あるいは社会のためを目標とし、国民や公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
51.
ほとんどいつも私は、自分自身との対話を書いている。
私自身と二人っきりで話していることを、書いているのだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
52.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
53.
相談するときには過去を、享楽するときには現在を、何かするときには未来を思うがよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
54.
人がいらだったり、不機嫌だったりするのは、あまり長い間立ち通しでいたせいであることがよくある。
そういう時、その人の不機嫌に対して理屈をこねあげたりしてはいけない。
椅子を差し出してやるがいい。
（ アラン ）
55.
おんどりは、自分の糞の山の上では王様である。
（ セネカ ）
56.
強い人間は自分の運命を嘆かない。
（ ショーペンハウアー ）
57.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）
58.
過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる者の生涯は短く、悩み事が多い。
（ セネカ ）
59.
凡庸の特性は、人より優れていると思い込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
60.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
61.
遠くにいると恐怖を感じるが、近くに迫るとそれほどでもない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
62.
人間は自由であり、
常に自分自身の選択によって行動するべきものである。
（ サルトル ）
63.
人間の最大の誘惑は、あまりにも小さなことに満足してしまうことだ。
（ トマス・マートン ）
64.
倫理的生活の根源とでもいうべきものは、良心の中にある。
（ P・フルキエ ）
65.
我々は、賢明になるためには、
まず馬鹿にならなければならない。
己を導くためには、
まず盲目にならなければならない。
（ モンテーニュ ）
66.
運命は予測できない。
でもひとつだけ分かっていることがある。
本当に幸せになれる人とは、自ら進んで世の中の役に立つすべを求め、見出した人である。
（ シュバイツァー ）
67.
簡素化、簡素化に尽きる
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
愛すまいとするが意のままにならなかったように、永遠に愛そうとしても意のままにはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
科学における全ての偉大な進歩は、新しい大胆な想像力から出てきている。
（ ジョン・デューイ ）
70.
自分の実力が不十分であることを知ることが、自分の実力を充実させる。
（ アウグスティヌス ）
71.
真理は「時」の娘であり、
権威の娘ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
72.
嫉妬は、嫉妬される者の位置に自分を高めようとすることなく、むしろ彼を自分の位置に低めようとするのが普通である。
（ 三木清 ）
73.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
74.
人生にあるのは三つの出来事のみだ。
生まれること、生きること、そして死ぬこと。
人は誕生を意識せず、死を前に苦しみ、そして生きていることを忘れる。
（ ラ・ブリュイエール ）
75.
人は許しながらなお残酷になれるし、
罰しながらなお慈悲深くなれる。
（ アウグスティヌス ）
76.
人間の過大な愚劣さは、名誉を追求することであるが、それこそまさに、人間の優秀さの最高のしるしである。
（ ブレーズ・パスカル ）
77.
人は、善意を別にすれば、何にでも手向かうことができる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
この世で成功するには、馬鹿のように見えてその実(じつ)利口でなければならない。
（ モンテスキュー ）
79.
瞑想には条件がない。
条件がないということがそれを天与のものと思わせる根本的な理由である。
（ 三木清 ）
80.
我々の計画というのは、目標が定かでないから失敗に終わるのだ。
どの港へ向かうのかを知らぬ者にとっては、いかなる風も順風たり得ない。
（ セネカ ）
81.
人は敗北主義から独断家になる。
（ 三木清 ）
82.
人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
84.
通常、青年たちに与える教育は、第二の自負を吹き込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
恐れる者は恐れることなかれ。
だが恐れぬ者は恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
86.
（仕事選びにおいて）世間体、収入、組織、そういう画一的価値に押しつぶされてしまうのが、最も危険です。
（ 中島義道 ）
87.
考えに考え抜けば、解決できない問題はない。
（ ヴォルテール ）
88.
亀の肉がさまざまな肉の味わいを持っているのと同じく、結婚もまたいろいろと変わった味を持っている。
そして、亀が歩みののろい動物であるのと同じく、結婚もまた足取りののろいものである。
（ キルケゴール ）
89.
生まれつきによるよりも、訓練の成果でより多くの者が優れた者になる。
（ クリティアス ）
90.
汝の馬車を星へつなげ。
（ エマーソン ）
91.
私は哲学者ではなく、
「哲学学者」だった。
（ 谷川徹三 ）
92.
かの金持ちは財産を所有するにあらず、奴の財産が奴を所有するなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
93.
人が自分のよからぬ性質や悪徳を隠そうがあからさまに打ち明けようが、結局いずれの場合にも彼の虚栄心がその際得をしたがっている。
誰の前でああした性質を隠し、誰の前で正直に率直になるかということを、彼がいかに巧妙に使い分けるか、よく気をつけてみるがいい。
（ ニーチェ ）
94.
ひとりの徳行ある者には九千九百の美徳のパトロンがいる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
95.
真実は皆のものではない。
それを追い求める者のみが手に入れることができる。
（ アイン・ランド ）
96.
善良さは決して裏切られることのない唯一の投資である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
97.
人間は犬に似ている。
遠くで他の犬が吠えるのを聞いて、自分も吠える。
（ ヴォルテール ）
98.
一方の疑念は他方の欺瞞を正当化する。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
全世界を知り、己自身を知らない者がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
100.
いい家を建てた人は、主人と人生の仕事を得ることになる。
彼は家を育て、監視し、見せびらかし、修理する。
残りの人生の時間を使って。
（ エマーソン ）
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