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哲学者・思想家の名言
☆ ４月１２日 ☆
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1.
事故の原因は、事故そのものよりも興味深い。
（ キケロ ）
2.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
3.
人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。
しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が自分で決めることだ。
（ ヴォルテール ）
4.
社会とは、いわば、
その成員を構成していると考えられる個々の個人より成り立つところの
架空のものにすぎない。
社会の利益とは、
それを構成する個人の利益の総和にすぎない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
5.
神は本質ではなく実存である。
我々は、神については、霊的な体験に基づいた象徴的な言葉だけでしか語ることができない。
（ ベルジャーエフ ）
6.
言論が詭弁であるかどうかは、（言論）技術の働きそのものによってではなく、論者の意図によって決まる。
（ アリストテレス ）
7.
私は二つの顔を持つヤヌスだ。
一面の顔で笑い、一面の顔で泣いている。
（ キルケゴール ）
8.
われわれは、批評せずには生きていられないが、自分の批評を批評せずとも生きていられる。
（ ニーチェ ）
9.
完璧になろうとしゃかりきになればなるほど、完璧からどんどん遠ざかってしまう。
（ ハリダス・チャウドリ ）
10.
自然は人間を嫌う。
（ デカルト ）
11.
二百語以内で表現できない考えはない。
（ エリック・ホッファー ）
12.
どんな意識的な行為でも不透過な部分がある。
ふらふらとやったのと大差ない要素がある。
とにかく先ず人間は何事かをやってしまう。
そして、やってしまってから考えるのである。
（ 柄谷行人 ）
13.
私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。
（ キケロ ）
14.
生への畏敬こそ、倫理の根本原理をわたしに啓示するものである。
それは、善は生命を維持し促進し高めることのうちにあり、それを破壊し損傷し妨げることは悪であるということだ。
（ シュバイツァー ）
15.
この世界は言葉のゲームだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
16.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
17.
「私は君に対して率直に振る舞うことにした」こんなことを言う人間は、なんと腐った卑しい人間であることか。
いったい何がしたいのか。
口に出して言うべきことではない。
（ アウレリウス ）
18.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
19.
今日人々がいずれかの宗教を選ぶ場合には、教理や教義によるのではなくて、それを奉じている人々の人格や生活に顧みる場合が多い。
もはや聖典の権威は世間でさほど通用しないが、心情・行いの純粋・誠実なることの権威は高く君臨している。
（ 中村元 ）
20.
人間は自己の監獄の戸を開く権利なき囚人なり。
人間は神が召還するまで待つべきであり、自己の命を奪うべきにあらず。
（ ソクラテス ）
21.
理性もしくは分別(ふんべつ)は、
われわれを人間たらしめ、
動物から区別している
唯一のものであるから、
各人のうちに完全な形で備わっている
と私は信じたい。
（ デカルト ）
22.
世界が一つになるには、
理解と寛容が絶対必要である。
（ 中村元 ）
23.
人に従うことを知らない者は、
良き指導者になりえない。
（ アリストテレス ）
24.
大衆はモノを書かない批評家である。
（ ヴォルテール ）
25.
何事にも不可能はない。
必ず道はある。
（ ラ・ロシュフコー ）
26.
子供には批評よりも手本が必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
27.
妻と子供をもった男は、
運命を質に入れたようなものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
28.
追いつめられた若者が意を決して、「世間」という暴れん坊の顎ひげを引っ張ると、すぽりと手の中に抜け落ちることがある。
よく見直すと、それは、臆病者を追い払うためのつけひげなのだ。
（ エマーソン ）
29.
食べているうちに食欲は起こるものだ。
（ モンテーニュ ）
30.
問題の結論を説得力のあるものにするためには、
提示された前提や導出では不十分であると指摘し、
もっと良い論証を示すように要求することが、
（本来あるべき形の）批判なのです。
（ 金杉武司 ）
31.
高慢な人間は、虚栄心の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
32.
子供と動物はずいぶんよく似ています。
どちらも自然に近いのです。
でも子供が狡猾な猿よりも良く理解する事が一つあります。
それは偉人の立派な行為のことです。
（ プラトン ）
33.
富は賢者の奴隷であり、愚者の主人である。
（ セネカ ）
34.
種を蒔けば、刈り取らねばならない。
人を殴れば、苦しまねばならない。
人に善をなせば、君も善をなされるであろう。
（ エマーソン ）
35.
お前は主人から可愛がられ、おだてられたからといって、それだけで奴隷でなくなると思うのか？
奴隷よ、お前は実におめでたい。
お前の主人はお前をおだてているが、いまにお前を打つであろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
36.
詩は自分の内に持っていなければ、どこにも見つけられない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
37.
ただ存在するのではなく、生きていかねばならぬ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
38.
苦しみは成長から生まれる副産物。
苦しみだけで終わってしまうことはない。
（ アイリス・マードック ）
39.
悪徳を非難するよりは、徳を教える方がよい。
（ スピノザ ）
40.
下坐行(げざぎょう)を積んだ人でなければ、
人間のほんとうの確かさの保証はできないと思うのです。
たとえその人が、いかに才知才能に優れた人であっても、
またどれほど人物の立派な人であっても、
下坐(げざ)を行(ぎょう)じた経験を持たない人ですと、
どこか保証しきれない危なっかしさの付きまとうのを、免れないように思うのす。
（ 森信三 ）
41.
盲人が、つえの与える自由を得たいならば、危険を冒す必要があります。
人生も、同じです。
（ マイケル・ポランニー ）
42.
怒りのさなかにあっても、
自分の激情と舌とを制御し続けることができ、
このうえなく激しい感情の動揺のさなかでも、
それの爆発を押さえて黙っていられるというのは、
全く英知の、とは言わぬまでも、
少なくとも普通以上の精神の強さを証すものだ。
（ キケロ ）
43.
幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である。
（ カール・ヒルティ ）
44.
伝統が創造されるというのは、
それが形を変化するということである。
伝統を創り得るものはまた
伝統を毀(こわ)し得るものでなければならぬ。
（ 三木清 ）
45.
理解することは同意することの始まりだ。
（ スピノザ ）
46.
神を感じるのは心情であって、理性ではない。
信仰とは、そのようなものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
47.
その女がもし男だったら親友に選んだであろう者でなければ、妻として選んではいけない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
48.
何故(なにゆえ)に人間が社交するかといえば、自己の財産を保持したいからである。
（ ジョン・ロック ）
49.
われわれは、
誤りから学ばねばならないのであるから、
他者がわれわれの誤りを気づかせてくれたときには、
それを受け入れること、
じっさい、感謝の念をもって受け入れることを
学ばねばならない。
（ カール・ポパー ）
50.
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
（ デモクリトス ）
51.
良識または理性と呼ばれ、
物事を正しく判断し、
真実と誤謬(ごびゅう)を峻別する力は、
どんな人間にも生まれつき平等に備わっている。
（ デカルト ）
52.
哲学というのは一切の現象を批判の対象とするような、生活の一種の態度そのもの、或いは少なくとも思想の態度そのものを意味する。
（ 戸坂潤 ）
53.
現実的には、人間がもはや余すところ何もなしというほど不幸の境地になったことは、いまだかつて一度もなかった。
そこで常識が、「抜け目なくやりくりさえすれば、何とかなる」と広言するのも、なるほどもっともである。
（ キルケゴール ）
54.
知識は力なり。
（ フランシス･ベーコン ）
55.
社会のなかで一人ひとりが
それぞれ異なった存在として認められていること、
ということは、
自分が手抜きをすれば
全体もまたうまくいかないだろうと
意識できているということ。
これが、民主主義の社会というものが成り立つための条件なのです。
（ 鷲田清一 ）
56.
ある認識の正しさは、
けっしてそのまま真理と一致するわけではないのだが、
正しさというものは、
いかなるものであれ、
真理と何らかのかたちでかかわっている。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
57.
ある命題を信じよと提案されるとき、
あなたはまず
それが受け容れられるものか否かを
検討しなければなりますまい。
なぜなら、
わたしたちの理性は神によって創造されたのであり、
わたしたちの理性にとって好ましいものが
神の理性にとっても好ましくないはずはないから。
（ ウンベルト・エーコ ）
58.
悲観主義は弱さを招き、楽観主義はパワーをもたらす。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
59.
希望はうまい朝食だが、
晩飯にしてはまずい。
（ フランシス･ベーコン ）
60.
今はちょっと難しくすぐに実現できずとも、「いつか必ず自分にはやれる」という気持ちをもって「やるための理由」を掲げて努力を絶やさない人には、不思議なことに、天の一角から助けのロープが下りてくるものである。
（ 渡部昇一 ）
61.
歴史は農業と同じように、
高い丘からではなく谷間から、
つまり卓越した人間からではなく、
平均的な社会水準（の人間）
から養分を摂取するのである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
62.
どのチャンスも、一度しか巡ってこない
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
63.
気持ちよく断ることは半ば贈り物をすることである。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
64.
夜は多くのシミや欠点を隠す。
夜には醜い女は存在しない。
（ オウィディウス ）
65.
日本人の欠点は、
感覚を偏愛し、
理性に欠ける所にある。
（ 田中美知太郎 ）
66.
生まれによって、
名声によって、
世襲財産によって
尊重されればされるほど、その人は高い位の者が戦場では第一線に立つことを考えて、
より一層勇敢に振る舞うべきなのである。
（ セネカ ）
67.
高慢は、つねにかなりの愚かさに結びついている。
高慢はつねに破滅の一歩手前で現れる。
高慢になる人は、すでに勝負に負けているのである。
（ カール・ヒルティ ）
68.
美徳は二つの悪徳のちょうど中間である。
（ アリストテレス ）
69.
あなたの投票権のすべてを投じなさい。
ただの一枚の投票用紙ではなく、
あなたの影響力全体を投じなさい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
70.
不幸は大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。
（ モンテーニュ ）
71.
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である。
（ モンテスキュー ）
72.
愛とは知の極点である。
（ 西田幾多郎 ）
73.
富は徳の荷物
（ フランシス･ベーコン ）
74.
政治の一番大きな努力が、あれほど多くの人々の平和を犠牲にして何人かの幸福な人々を作るのであるならば、政治というものは喜ぶべきものだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
75.
徳にとってまず要求されることは、自己自身を支配することである。
（ カント ）
76.
贅沢は人為的貧困である。
（ ソクラテス ）
77.
幾何学者にも天文学者にも科学者にもなりたいわけではない大衆はすべて、
基本科学のそれぞれの主要諸観念を絶えず同時的に求めている。
（ オーギュスト・コント ）
78.
幸いなるかな、天の流転(るてん)に従いて静かに流転する人々。
（ モンテーニュ ）
79.
あなたがたは高められたいと願うとき、上方を仰ぎみる。
だがわたしはもう高みにいるから、下方を見下ろす。
あなたがたの誰が、高められて、しかも同時に哄笑(こうしょう)することができるだろうか？
最高の山頂に立つ者は、すべての悲劇と悲劇的厳粛を笑うのである。
（ ニーチェ ）
80.
すべての不幸は、未来への踏み台にすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
81.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
82.
氷の上をすべるには、スピードを出すほうが安全だ。
（ エマーソン ）
83.
忙しいだけでは十分ではない。
問題は何(なに)で忙しいかである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
84.
夢想は空っぽの頭ではない。
それは言わば充実した魂を知るための──時間という贈り物なのだ。
（ ガストン・バシュラール ）
85.
音楽において調和と呼ばれるものは、国家においては一致と呼ばれる。
（ キケロ ）
86.
あらゆる借金の中で
人々は税金を一番払いたがらない。
これは政府に対するなんという諷刺であろうか。
（ エマーソン ）
87.
片目をつぶされたら、相手の片目をつぶせばよいというのは、間違っている。
罪を犯した者は、自分が与えた以上の苦しみをなめねばならぬ。
（ アリストテレス ）
88.
仮に君が怒って破裂したところで、彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう。
（ アウレリウス ）
89.
天使は力において神と等しくなろうと欲して法を破って堕ち、人間は知識において神と等しくなろうと欲して法を破って堕ちた。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
善、すなわち一切の幸福と一切の満足とは消極的なものである。
言いかえれば、それは単に欲求が鎮まり、苦痛がやんでいるということにすぎない。
（ ショーペンハウアー ）
91.
二度子供になるは老人のみならず、酔っ払いも然(しか)り。
（ プラトン ）
92.
愛情を受け取る人間は、一般的にいえば、愛情を与える人である。
（ バートランド・ラッセル ）
93.
ほかの人々は食わんがために生き、己自身は生きんがために食う。
（ ソクラテス ）
94.
心を向上させるために、我々は瞑想をするよりも、学ぶことを少なくすべきである。
（ デカルト ）
95.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
96.
気軽に約束しない人が、いちばん約束を守る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
97.
勤勉であることは、人間を知らずゆずらず屈辱的ならしめる。
（ 三木清 ）
98.
何もかも知ろうとして苦労はするな。
さもないと、何ひとつ覚えられない。
（ デモクリトス ）
99.
人生は
それを感じる人間にとっては悲劇であり、
考える人間にとっては喜劇である。
（ ラ・ブリュイエール ）
100.
快活さと明るい気分というものは、使えば使うほど残りは多くなる。
（ エマーソン ）
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