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哲学者・思想家の名言
☆ ４月１０日 ☆
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1.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
2.
己の秘密を守ることは、
他人の秘密を守ることよりも堅い。
（ エマーソン ）
3.
人間は疑念を持つが、これは科学の芽生えである。
（ エマーソン ）
4.
演繹法は、厳密であればあるほど、いっそう理解しやすい。
なぜなら、正確さというのは、すべてをより簡単な原理に帰着させることだからである。
（ ダランベール ）
5.
信仰は愛のようなもので、強制することはできない。
（ ショーペンハウアー ）
6.
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
（ アラン ）
7.
怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。
（ デカルト ）
8.
酒の一杯は健康のため、
二杯は快楽のため、
三杯は放縦のため、
四杯は狂気のため。
（ アナカルシス ）
9.
不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。
（ バートランド・ラッセル ）
10.
小さなことに熱中してしまう人は、大きなことができなくなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
自尊心とは、空気でふくらませた風船である。
ちょっと突いただけで炸裂して風になってしまう。
（ ヴォルテール ）
12.
近いものは遠いものを説明する。
一滴の水は小さな大海である。
（ エマーソン ）
13.
太陽が雨の役目を果たそうとするだろうか。
彼らはそれぞれ異なっていながら、同一の目的に向かって協力してはいないだろうか。
（ アウレリウス ）
14.
人は精神の力によって大きな悲しみから脱けられるものではない。
・・・人間はすこぶる弱いから、いや、非常に浮気だから、すべてを思い諦める。
（ ラ・ブリュイエール ）
15.
諸君の内なるすべての新大陸と新世界とのためのコロンブスとなり、貿易のではなく、思想の新しい航路を拓きたまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
16.
善悪において一個の創造者になろうとするものは、まず破壊者でなければならない。
そして、一切の価値を粉砕せねばならない。
（ ニーチェ ）
17.
男は意志で女は情操である。
人類というこの舟で、
意志は舵、情操は帆である。
（ エマーソン ）
18.
人間の運命は、
その人の性格が生み出したものである。
（ エマーソン ）
19.
自制心のない者に、自由はない。
（ ピタゴラス ）
20.
人間がだまし合いをしなかったら、この世で長い間暮らしてはいけないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
一番快感のあるものに金のかからないような人間こそ、最も富める者である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
22.
賭博は、先天的に備わった“人間の特性”である。
（ エドマンド・バーク ）
23.
よい結婚はあるけれど、楽しい結婚はめったにない。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
悪人とは、いかに善良な過去を持っていても、まさに堕落の道をたどろうとし、善良さの度合いが減退する人間である。
（ ジョン・デューイ ）
25.
犯罪に対する最大の動機は、罪を回避せんとする希望なり。
（ キケロ ）
26.
恋に陥りし人間は、快楽と引き換えに不幸を手に入れん。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
27.
戦争は限度など守りはせぬ。
抜き身の剣の行く手を制し、それをふさぐなど、容易にはかなわぬ。
（ セネカ ）
28.
未来を構成する要素は、現在を構成する要素と何ら変わらない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
29.
世の中では、
予断の信奉(しんぽう)が良識として通る。
（ エルヴェシウス ）
30.
成すべき事をせよ、すると力が得られる。
（ エマーソン ）
31.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
32.
人生の大半は生活のために金を得るためであると思い込むのは、救いようのない馬鹿者である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
33.
人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りえることなり。
魂なき生活は人間に値する生活にあらず。
（ ソクラテス ）
34.
思弁が終わる、まさにそのときに信仰が始まる。
（ キルケゴール ）
35.
快活さを失った場合、
それを取り戻す最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、
快活そうにしゃべることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
36.
脱皮できない蛇は滅びる。
意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。
それは精神であることをやめる。
（ ニーチェ ）
37.
利得には聖堂がないが、崇められる。
（ ヴォルテール ）
38.
人生には正真正銘の本質的な価値などない。
人生はただ、欲望と幻影によって動き続けるだけだ。
（ ショーペンハウアー ）
39.
起こったことをあるがままに受け入れよ。
それが不幸な結果を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
40.
正義なんて滑稽ものだ。
一筋の川で限界づけられるのだから。
ピレネー山脈のこちら側では真実でも、向こう側では誤りなのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
41.
汝の道を行け、
しかして、
あとは人の語るにまかせよ。
（ カール・マルクス ）
42.
教えることのできない子供というものはない。
あるのは子供達にうまく教えられない学校と教師だけである。
（ M・アドラー ）
43.
音楽は音の結晶である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
44.
書籍なき家は、主人なき家のごとし。
（ キケロ ）
45.
愛──
その手段においては両性の闘い、
その根底においては両性の命がけの憎悪。
（ ニーチェ ）
46.
我々が死によって失うものは、
時間のわずかな一部、現在の一瞬のみ。
（ アウレリウス ）
47.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
48.
立派な箴言というものは、時の歯にとって余りに固すぎる。
そしてあらゆる世紀もこれを食いつくせない。
それはいつの時代のためにも栄養に役立つものであるけれども。
（ ニーチェ ）
49.
道徳律はつねに変化している。
（ バートランド・ラッセル ）
50.
心配に対する最上の対策は、忍耐と勇気である。
（ カール・ヒルティ ）
51.
諸君が貧しいならば、徳によって名をあげるがよいし、諸君が富裕であるならば、慈善によって名をあげるがよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
52.
私は人を愛するが、それは利己心からの自覚があって愛するのである。
つまり、それが気持ちがよく、自分を幸福にするからだ。
だから、私は人の犠牲になろうとは少しも思わない。
（ シュティルネル ）
53.
語り合ってみて理性も好感も感じられない人間が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
国家を最下級の野蛮状態から最高度の富裕に達せしめるには、平和と軽い税金と、正義の寛大な執行の他に不可欠なものはほとんどない。
（ アダム・スミス ）
55.
賢い貧しさよりも、厄介な富を同居人として家に抱える方が勝っているだろうか？
（ クリティアス ）
56.
人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。
どれだけ楽しんだかで測られるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
57.
いわゆる恋愛結婚とは、幻想を父とし、必要性を母とするものである。
（ ニーチェ ）
58.
不運は確かに偉大な教師だが、その授業料は高く、それから得た利益は、しばしばそれに費やした費用に匹敵しない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
59.
変化はつねに力強い。
あなたの鈎針(かぎばり)を投げておけ。
少なくともあなたが期待する池の中に魚はいる。
（ オウィディウス ）
60.
他人の心情を顧みない者は失敗する。
（ ゼノン ）
61.
誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。
（ ラ・フォンテーヌ ）
62.
結婚生活は、双方がそこから多くの幸せを得ることを期待しなければ、幸福と呼べる可能性が高くなる。
（ バートランド・ラッセル ）
63.
我々は、静止しているがゆえに自由であるのではなく、かつての我々とは違ったものになるがゆえに自由なのである
（ ジョン・デューイ ）
64.
我々は親友の不幸の中に、なんとなしに嫌ではない、あるものを常に感じる。
（ ラ・ロシュフコー ）
65.
みせかけの微笑を見せたり、心に仮面をかぶったりしない、真心のこもった、裸のままの親切には、人は決して抵抗できないものだ。
もしこちらがあくまで親切を続ければ、たとえ良心のひとかけらもない人間でも、必ず受け入れてくれるだろう。
（ アウレリウス ）
66.
賢明であるコツとは、
何に目をつぶるかを知ることである
（ ウィリアム・ジェームズ ）
67.
相手側の言い分を聞いてやろう、
という気持ちがなくなったら、
もうその人の負けである。
（ ラ・ロシュフコー ）
68.
何かをするとき、いやいやながらするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
（ アウレリウス ）
69.
名誉の悪用やこの世の虚妄について
最も多く呼号する者は、
最も多く名誉に飢えているのである。
（ スピノザ ）
70.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
71.
我々は、あまりにも他人の前で自分を偽装するのに慣れているので、
しまいには自分の前でまで自分を偽装するようになる。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
美なるものの最も重要な姿は、整っていること、釣り合いがとれていること、明確であることである。
（ アリストテレス ）
73.
革命は、成功するまではすべて失敗の連続である。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
74.
最も強いのは、自分自身の中に力を持っている者だ。
（ セネカ ）
75.
自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理よりおのれを愛する人間である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
76.
我々は目当て以上のものを狙う。
（ エマーソン ）
77.
用心というやつは
絶えず我々を先へ先へと連れて行き、
しばしば我々が到達する見込みのなかった所まで
我々を連れて行く。
我々の不幸はここにある。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
目の本質的な役割は、見ることではなく、涙を流すことだ。
（ ジャック・デリダ ）
79.
伝統が創造されるというのは、それが形を変化するということである。
伝統を創り得るものはまた伝統を毀(こわ)し得るものでなければならぬ。
（ 三木清 ）
80.
善い思想も
これを実行しなかったら
善い夢と同じである。
（ エマーソン ）
81.
一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。
（ ニーチェ ）
82.
世界が存在するのは誰のためでもない。
（ スピノザ ）
83.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
84.
うんざりさせるための秘訣は、
なんでもかんでもしゃべることである。
（ ヴォルテール ）
85.
言葉は、精神の顔である。
（ セネカ ）
86.
簡単な言葉で言い表せないほど薄弱な思想は、捨て去って良い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
87.
凡人には月並みが素晴らしいことなのだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
88.
偉大な人とは、物質を変えうる人ではなく、自分自身の心の状態を変えうる人です。
（ エマーソン ）
89.
夫婦の社会では、それぞれの仕事で各自が相手を助け、あるいは相手を支配する。
だから、夫婦は対等だが、異なっている。
彼等は異なるからこそ対等なのである。
（ アラン ）
90.
学者や芸術家との交際においては、評価を反対に誤ることがよくある。
注目すべき学者の背後に凡庸な人間を、また、凡庸な芸術家の背後にしばしばきわめて注目すべき人間を見ることが希ではない。
（ ニーチェ ）
91.
ある行為を後悔する者は、二重に不幸あるいは無能である。
最初に邪悪な欲望によって、ついで悲しみによって征服される者だからである。
（ スピノザ ）
92.
普通、人は時間をつぶすことに苦心する。
才能ある人間は、時間を利用することに苦心する。
（ ショーペンハウアー ）
93.
自分の情念だけで血を騒がせるのは、人間の危険な特権である。
（ アラン ）
94.
人間はすべて、
文明が進めば進むほど
俳優になっていく。
つまり、人間は
他人に対する尊敬と好意、典雅と無私の風を装うが、
それにたぶらかされる人はいない。
（ カント ）
95.
一日に一つでも恐怖の対象を克服しない者は、まだ人生の第一課さえわかっていない。
（ エマーソン ）
96.
世の中で生きるには、人々とつきあうことを知らなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
97.
一人でいる限り、人は己自身であることができない。
（ アラン ）
98.
常備軍が刺激となって、
たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、
それに費やされる軍事費の増大で、
ついには平和が短期の戦争よりもいっそうに重荷となり、
この重荷を逃れるために、
常備軍そのものが先制攻撃の原因となるのである。
（ カント ）
99.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
100.
隣人の語ること、行うこと、考えることを気にかけない者は、どれだけ多くの利益を受けることだろうか。
（ アウレリウス ）
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