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哲学者・思想家の名言
☆ ４月９日 ☆
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1.
富は消費するためにある。
消費する目的は、名誉と善行である。
（ フランシス･ベーコン ）
2.
誰かが何かを合理化しようと試みる場合、
本質的な問題は
そのひとが合理性の諸原理に則(のっと)っているか否かを調べることではなく、
かれがどんなタイプの合理性に訴えようとしているかをみつけることである。
（ ミシェル・フーコー ）
3.
何か特技を生かして、自らを引き立たせるように努力せよ。
（ セネカ ）
4.
さあ賽は投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ！
（ キルケゴール ）
5.
れぞれの性、それぞれの職業、それぞれの生活様式に独自の喜びがあるように、またその喜びと密接に結びついた独自の悲しみがある。
（ タタルケビッチ ）
6.
自らの力でやり遂げようとする人に、
天は手を差しのべる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
7.
生き物は全て孤独である。
そして人間は自らが孤独であることを最も良く知る者である。
（ アラン ）
8.
書籍なき家は、主人なき家のごとし。
（ キケロ ）
9.
時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
（ ラ・ブリュイエール ）
10.
愛することの反対は憎むことではなく無関心であることだ。
（ カール・ヤスパース ）
11.
賢者を知るは賢者なり。
（ クセノパネス ）
12.
善はただ一つしかない。
それは自分の良心に従って行動することである。
（ ボーヴォワール ）
13.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
14.
もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
15.
人は賞讃し、あるいは、けなす事ができるが、
永久に理解しない。
（ ニーチェ ）
16.
宴会と同じように、人生からも、飲みすぎもせず、喉が乾きもしないうちに立ち去るのが一番良い。
（ アリストテレス ）
17.
合理的な思索が
ぎりぎりまで考えぬかれるとき、
それは思考必然的な非合理性に達する。
これはわれわれの精神的生活を支配する逆説である。
（ シュバイツァー ）
18.
熱烈な野心は、
早くも若き日から遊びや愉しみを追い払って、
己のみを支配する。
（ ヴォーヴナルグ ）
19.
人生は川のようなものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
20.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
（ 和辻哲郎 ）
21.
人生において最も耐え難いことは、
悪天候が続くことではなく、
雲ひとつない日が続くことである。
（ カール・ヒルティ ）
22.
自然は、子供が大人になる前には子供が子供であることを欲する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
23.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
24.
女、この生きている謎を解くためには、それを愛さなければならない。
（ アミエル ）
25.
私の仕事と私の技術、それは生きることだ。
（ モンテーニュ ）
26.
めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
27.
自分を一つの軸で評価してはなりません。
異なる複数の軸をもつことです。
すると、浮いたり沈んだり、
自分の中にいろんな動きのあることが見えてくる。
そのやりくり、そのマネジメントこそ
人生なのです。
（ 鷲田清一 ）
28.
結婚というのは、人々が愛に、ある宗教的表現を与えることと、愛を宗教的義務に高めることのほか、何を意味するつもりなのか。
（ キルケゴール ）
29.
人に好かれようとするよりも、人を好きになるようにしよう。
こう気持ちを切り換えてごらん。
自分に自信がない君も、それだけで何だか自信がわいてくるんじゃないかな。
だって、人に好かれることは、自分じゃどうもできないことだけど、人を好きになることなら、自分でできることだからね。
自分でできることをするのでなければ、やっぱり面白くないじゃないか。
（ 池田晶子 ）
30.
許されていることには興味がないが、禁じられていることには気をそそられる。
（ オウィディウス ）
31.
人生の目的は自然に従い、すなわち徳に従いて生きる事なり。
（ ゼノン ）
32.
私は、世界中があまりにも働きすぎ、労働それ自体がすでに立派であり美徳であるという信念が非常に大きな害を引き起こしているので、近代的工業国家に対して、これまで説いてきたのとは全く違ったことを説く必要があるのではないかと思う。
（ バートランド・ラッセル ）
33.
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。
もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。
どんな学問分野を選ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代のすぐれた代表者として、勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
34.
ひまなことは忙しいよりはよいものだ。
余分なものを何一つ持たない我々庶民にとって、
時間だけが財産である。
（ バルタザール・グラシアン ）
35.
自分がどうなりたいか、
まず自分自身に問え。
しかる後、しなければならないことをせよ。
（ エピクテトス ）
36.
まったく相反する二つのこと、習慣と新奇が等しく我々の心をとらえる。
（ ラ・ブリュイエール ）
37.
自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。
それを避け、ののしるのはやめよう。
悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。
あら捜しをしようと思えば、楽園にすらあるものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
38.
仮面を長い間つけることはできない。
（ セネカ ）
39.
宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。
（ カント ）
40.
難問は分割せよ。
（ デカルト ）
41.
組織的な知識の助けがなければ、生まれつきの才能は無力である。
直感は多くをなすが、すべてをなすものではない。
天才が科学と結婚して、初めて最高の成果を生むことが出来る。
（ ハーバート・スペンサー ）
42.
罰を受けずに王侯を恥ずかしめるには、彼らに備わっていない徳を褒め称えればよい。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
「中庸」というのは、棒の真ん中をぽんとたたくことじゃない。
自分がたたくときに、どっちかに寄りやすいと意識して打つと、それが中庸。
自分がどっちにぶれやすいかを意識に置くってことだ。
（ 鶴見俊輔 ）
44.
知識と感覚と行動とをつなぐ回路をどのようにして自分の中に設計できるか。
そういう回路の見とり図をかくことだけでなく、実行の方向にふみだすことが大切だ。
知識と感覚・行動が絶縁している場合、人は、大局的に見て権力者のいうなりにあやつられる。
（ 鶴見俊輔 ）
45.
人間は一つの極端にあるからといって、その偉大さを示しはしない。
むしろ同時に二つの極端に達し、その中間をすべて満たすことによって、それを示すものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
46.
世界を悪質で醜いものだと理解したキリスト教の解決は、世界を悪質で醜いものにしてきた。
（ ニーチェ ）
47.
敵の害を防ぐの友の害を防ぐより易しい。
（ アルクマイオン ）
48.
真の貴族性とは、自分自身に対して要求が厳しいことである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
49.
治そうと思う者は、
もう半ば治っている。
（ セネカ ）
50.
文人は生きているうちは諷刺され、
死ぬと賞賛される。
（ ヴォルテール ）
51.
学問への入口となり鍵となるのは数学である。
（中略）数学を知らなくては、他の科学も実地問題も分からない。
なお悪いことには、数学に通じていない人は、自分が無学であることを感じないし、したがって無学を治す薬を探すこともないのである。
（ ロジャー・ベーコン ）
52.
我々は、どんなものでも自分自身のためにしか愛することができない。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する
（ アダム・スミス ）
54.
性格のための証拠は、いかなる細事からでも取り出し得る。
（ セネカ ）
55.
未来は、それに備える人々のものである。
（ エマーソン ）
56.
人生が低俗ではなく神聖であることを願う。
一日が百年のように重みがあり、
よい香りががすることを願う。
（ エマーソン ）
57.
いかに世間が判断を誤りやすいとはいえ、偽の偉さを厚遇する例の多さは、真の偉さを冷遇する場合を、さらに上回るものがある。
（ ラ・ロシュフコー ）
58.
我々は、
光のもとで暗闇を、
幸福のもとで悲惨を、
満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
（ カント ）
59.
男が本当に好きなものは二つ。
危険と遊びである。
そして男が女を愛するのは、それが最も危険な遊びであるからだ。
（ ニーチェ ）
60.
空想は感情に似ているが、
感情とは反対のものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
61.
人間は自己の弱点に気がついたときに、初めて人間を嘆かわしく思い、軽蔑するようになる。
（ アンリ・ベルクソン ）
62.
過ちを犯してもそれを苦にしない者ほど、たびたび過ちを犯す者はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
63.
身体を単なる機械仕掛けと考えると、人体の挙措(きょそ)動作を笑わずにはいられない。
（ アンリ・ベルクソン ）
64.
現在から、未来は生まれ落ちる。
（ ヴォルテール ）
65.
自由の自意識を有(も)っているかいないかが、
人間と動物とを区別する主要な点であろう。
（ 九鬼周造 ）
66.
世間には心に正義をいだく者が多いが、
決心がつくまで弓をとらぬので、
射るのも遅れる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
67.
もし、くそまじめな人間というものがあるとすれば、それは、
イエスと言うべき（＝イエスとしか言えない）ただ一つのものを持っている人のことです。
（ モーリス・メルロ＝ポンティ ）
68.
本のない部屋は、
魂のない肉体のようなものだ。
（ キケロ ）
69.
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判(わか)るまで、彼をほめてはいけない。
（ ソクラテス ）
70.
順境の美徳は節度であり、
逆境の美徳は忍耐である。
（ フランシス･ベーコン ）
71.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
（ エマーソン ）
72.
プロレタリアートは（束縛の）鎖以外に何も失うものはない。
（ カール・マルクス ）
73.
虚栄はあらゆる人間的なもののうち最も人間的なものである。
（ 三木清 ）
74.
現代とは別のある時代に、
何か模範的な形があるとは思いません。
……後戻りはできないのです。
（ ミシェル・フーコー ）
75.
自分が友達に望んでいる通りに、
友達には振る舞わねばならぬ。
（ アリストテレス ）
76.
自然に見えたいという欲求ほど、自然になるのを妨げるものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
77.
ものを知らない人はよくしゃべり、よく知っている人はあまりしゃべらない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
健康と自由な一日（＝日々）を与えられれば、帝王の栄華も馬鹿らしく思われるほど幸福になれる。
（ エマーソン ）
79.
私の疲れた心よ。
生きるということはなんと困難なことだろうか。
（ アミエル ）
80.
継続して行う事柄は、容易に行えるようになる。
それは物事の性質が変わるからではなく、わたしたちの力が増すからである。
（ エマーソン ）
81.
幸福は徳の褒賞ではなくて、徳そのものである。
（ スピノザ ）
82.
忍耐は平安を、性急は後悔を刈り入れる。
（ アヴィケブロン ）
83.
明日を最も必要としない者が、最も快く明日に立ち向う。
（ エピクロス ）
84.
現実に触れよとは切実な経験をせよということである。
（ 安倍能成 ）
85.
常識とは、二点間の最短距離を意味する。
（ エマーソン ）
86.
育ちのいい者、理性ある者が絶対に話題にすべきでないものが一つある。
それは自分の身体のことだ。
（ エマーソン ）
87.
哲学においては、自己自身を認識する理性はただ自己自身とだけ関係する以上、理性のすべての仕事とその活動とは、もっぱら理性自身のうちで基礎づけられるのであり、かくして哲学の内的本質という点から言えば、先学も後学も存在しない。
（ ヘーゲル ）
88.
善行は、お返しができる程度なら、快く受け取られる。
その限度を超えると、感謝どころか憎悪が返ってくる。
（ モンテーニュ ）
89.
忠告とは雪のようなものだ。
穏やかに降るほど、長く消えずに残り、心に染み込んでいく。
（ コールリッジ ）
90.
この世界における大事件の歴史は、犯罪史のほかの何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
91.
普通に誰でもがもっている、他の人間を殺したくないという感情が、国家の法規よりも優先する条件をつくりださなくては、今の行きづまりから人間が逃れることはできないのではないか。
（ 鶴見俊輔 ）
92.
（侵略者に対する）最も完全なる復仇(ふっきゅう)は、侵略者の真似をせざることなり。
（ アウレリウス ）
93.
内心に潜む確信を語れば、それはきっとすべての人に通ずる。
（ エマーソン ）
94.
原理とは、現在だれもが使用中で、すべての人の眼の前に存在するものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
95.
自分の悩みを数え上げられる人は幸いだ。
（ オウィディウス ）
96.
一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。
例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。
（ スピノザ ）
97.
全ての芸術、全ての教育は、単に自然の付属物に過ぎない。
（ アリストテレス ）
98.
老人はよい教訓を言いたがるが、それは、もう悪い手本を示す年ではなくなったことを、ひそかに自慰するためである。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
嫉妬は常に他人との比較においてであり、
比較のないところには嫉妬はない。
（ フランシス･ベーコン ）
100.
悪を厳しく憎まない人は、きっと悪に染まった人である。
（ 呂坤 ）
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