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実・果実の名言
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1.
努めれば　花咲き実る　生きる世は
（ 作者不詳 ）
2.
忍耐は苦い。
しかしその実は甘い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ ラテンのことわざ・格言 ）
3.
忍耐の草は苦い。
だが、最後には甘くやわらかい実を結ぶ。
（ ジムロック ）
4.
何であれ素晴らしいものは突如として生じるものではない。
ブドウの１房、イチジクの実１つとて同じである。
君がイチジクの実が欲しいというなら、私は時間が必要だと答えよう。
花が咲き、実がつき、それが熟すのを待たねばならない。
（ エピクテトス ）
5.
君の心の庭に忍耐を植えよ。
その根は苦くともその実は甘い。
（ ジェーン・オースティン ）
6.
「幸福」とは、
最終的に欲しい果実を手に入れるために、
今すぐ欲しい果実を犠牲にすることによって得られる収穫のことだ。
（ スティーブン・Ｒ・コヴィー ）
7.
友人は、不幸という風が吹くと散ってしまう木の葉だが、
身内は、木の根元に落ちる果実である。
（ マレーシアのことわざ・格言 ）
8.
一粒の麦も、
地に落ちてはじめて多くの実を結ぶ。
（ 井深大 ）
9.
根がなければ実はならない。
これは「順序」と「プロセス」の原則である。
（ スティーブン・Ｒ・コヴィー ）
10.
踏まれても叩かれても、
努力さえし続けていれば、
必ずいつかは実を結ぶ。
（ 升田幸三 ）
11.
一番熟れた桃の実はてっぺんにある。
（ ジェイムズ・ウィットコム・ライリー ）
12.
桃栗三年柿八年
（ 日本のことわざ・格言 ）
13.
桃李もの言わざれども
下自ら蹊を成す。
（ 『史記』 ）
14.
富者は貧者(ひんじゃ)の労働が結んだ実を享楽する。
（ ジョナサン・スウィフト ）
15.
仕事に成功するかしないかは、
第二のこと。
要は、仕事に没入することである。
批判はあとでよい、
とにかく一心不乱になることだ。
こうした努力は必ず実を結ぶのだ。
そこからものが生まれずして、
いったいどこから生まれよう。
（ 松下幸之助 ）
16.
嘘は花を咲かせるが、
実はつかない。
（ スペインのことわざ・格言 ）
17.
一粒の麦は、
地に落ちて死ななければ、
一粒のままである。
だが、（地に落ちて）死ねば、
多くの実を結ぶ。
（ 『新約聖書』 ）
18.
良い木は良い果実をもたらす。
良い言葉は良い運をもたらす。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
19.
お花が散って
実が熟れて、
その実が落ちて
葉が落ちて、
それから芽が出て
花が咲く。
そうして何べん
まわったら、
この木は御用が
すむかしら。
（ 金子みすゞ ）
20.
金というものは、
一見無駄と思えるところにかけると、
回り回って大きな果実になって戻ってくるものなんですよ。
（ 古川爲三郎 ）
21.
すべて男と女の仲は、
焦ったり、あきらめたり、してはだめですな。
熟れた木の実がひとりでに落ちるように、
自然と落ちるところへ落ちなければ、
どこかに無理が生じますよ。
（ 田辺聖子 ）
22.
（教育は）どこまでやったら終わりというものが無いんです。
目に見えるものを完成させる訳じゃないんです。
目の前の子供に教育をしても、それがどこまで将来の花になるか実になるかわからない。
だから、少しでも多くのものを注ぎ込んでおきたい。
（ 村田正樹 ）
23.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて
絶えず結実を求めれば、
耕地はやがて困憊(こんぱい)する。
（ セネカ ）
24.
実の成る木は、
葉のうちから分かる。
（ 朝鮮（韓国・北朝鮮）のことわざ・格言 ）
25.
葉の多い樹にうまい果実がなるとは限らない。
（ ブラジルのことわざ・格言 ）
26.
忍耐、正直は最良の策である。
忍耐は苦しいが、
その実は甘い。
（ 野口英世 ）
27.
ちいさな子どもが
クスッと笑うと
草の実が　ぱちん！とはじけます
クスクスッと笑うと
木(こ)の葉がゆれて
ひかりが　こぼれます
クスクスクスッと笑うと
もう誰だって
いっしょに笑わずにはいられない
朝の空気も　牛乳びんも　石段も　風も　遠くの海も
（ 新川和江 ）
28.
創造の過程では、
被創造物はもう創造者のものではない。
実は熟したら自然に木から落ちるものだ。
（ ジャック・ルコック ）
29.
教育の根は苦いが、
その果実は甘い。
（ アリストテレス ）
30.
花は
その花弁のすべてを失って、
果実を見出す。
（ タゴール ）

31.
果実は熟したら、
切り取らないと台無しになる。
（ ルタのことわざ・格言 ）
32.
お金で多くのものの皮を買うことはできるが、
実(み)を買うことはできない。
（ ヘンリック・イプセン ）
33.
けちな金持ちは、
果実のつかない木のようなものだ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
34.
枯草は
次のいのちのために
土に伏して
その実を抱いている
（ 浅田正作 ）
35.
決して熟さない実よりも有害な実はない。
（ イタリアのことわざ・格 ）
36.
よいつぼみであれ、
よい花になる。
よい花であれ、
よい果(み)になる。
花をまねたつぼみ、
果をまねた花、
ともに不具である。
（ 後藤静香 ）
37.
梨を分け病人のことたづねけり
（ 大野林火 ）
38.
沈黙の果実は平静。
（ アラブのことわざ・格言 ）
39.
一粒の麦、
地に落ちて死なずば、
ただ一つにてありなん。
もし（地に落ちて）死なば
果(か)を結ぶべし。
おのが生命を愛する者は、
これを失い、
この世にてその生命を憎む者は、
これを保ちて、
とこしえの生命に至るべし。
（ 『新約聖書』 ）
40.
あなたはあなた自身の境遇や経験、事件などの製作者であり造形者なのです。
あなたの意識的な心によって
真実と感じられた、あるいは真実として受け入れることを認められたすべての思考は、
あなたの無意識の心の中に根を下ろし、
やがて行為として表出し、
機会や経験という実を結びます。
そして、その思考が
よいものであればいい実を、
悪いものであれば悪い実を結ぶのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）

41.
草の実が語る。樫の木の幹が語る。
曲がってゆく小道が語る。
真昼の影が語る。ジョウビタキが語る。
独りでいることができなくてはいけない。
（ 長田弘 ）
42.
掌(て)の中に持ちゆく気なき木の実かな
（ 北野平八 ）
43.
梅青し女のもてる悪だくみ
（ 鈴木真砂女 ）
44.
籠(こも)り居て木の実草の実拾はばや
（ 松尾芭蕉 ）
45.
人の体が養われるのは、
自分の言葉の結ぶ果実によってである。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
46.
幻影は落ちていった。
一つまた一つと。
果実の皮がむけるように。
そして残った果実は経験というものだ。
（ ジェラール・ド・ネルヴァル ）
47.
大粒の涙のやうに木の実落つ
（ 石田郷子 ）
48.
花の時は気づかざりしが老母草(おもと)の実
（ 黒柳召波 ）
49.
草の実も人にとびつく夜道かな
（ 小林一茶 ）
50.
木の実置くてのひら母の日なりけり
（ 秋元不死男 ）

51.
梨の肉(み)にしみこむ月を噛みにけり
（ 松根東洋城 ）
52.
柚子(ゆず)の実に飛行機雲の新しき
（ 石田郷子 ）
53.
良い考えには良い実が、
悪い考えには悪い実がなるもの。
（ ジェームズ・アレン ）
54.
草の実がはじけ蹌踉(よろ)けるひとばかり
（ 宮坂静生 ）
55.
草の実をつけたる犬に甘えられ
（ 石田郷子 ）
56.
梅の実を土産(みや)に実家の母来(きた)る
（ 大平保子 ）
57.
主婦の目で見てゐるものに(みうめ)かな
（ 稲畑汀子 ）
58.
桜の実夕日のなかに入りけり
（ 石田郷子 ）
59.
木の実落つ誰かがゐてもゐなくても
（ 石田郷子 ）
60.
枇杷(びわ)の実を空からとつてくれしひと
（ 石田郷子 ）

61.
沈黙という木には、
平和という実がなる。
（ アラブのことわざ・格言 ）
62.
民主主義者は若い保守主義者であり、
保守主義者は老いた民主主義者であり、
貴族政治主義者は果実を結ばない民主主義者である。
（ エマーソン ）
63.
虚栄は愛情の母であり、
愛情は虚栄のかわいい娘である。
虚栄は自愛の根本であり、
愛情は自愛の果実である。
（ ジョージ・サヴィル［初代ハリファックス侯爵］ ）
64.
よろこべばしきりに落つる木の実かな
（ 富安風生 ）
65.
木の実ふみ地のさびしさを蹠(あうら)にす
（ 那須乙郎 ）
66.
木の実落ち幽(かす)かに沼の笑ひけり
（ 大串章 ）
67.
大小の木の実を人にたとへたり
（ 高浜虚子 ）
68.
北風よ起(おこ)れ、
南風よ來(きた)れ、
わが園を吹いてその香氣を揚げよ、
願くはわが愛する者のおのが園にいりきたりて
その佳(よ)き果を食はんことを
（ 『旧約聖書』 ）
69.
大いなる果実(かじつ)のやうな初日の出
（ 金子敦 ）
70.
一枝(ひとえだ)の櫟(くぬぎ)の実手に少女めく
（ 岡田順子 ）

71.
新興国は
芽を出すか出さぬかのうちに
花を咲かせ実を結びたがり、
多くは人工の花や実でみずからを飾りたてたのである。
（ エリック・ホッファー ）
72.
自分が死んだ後にこの世の中がどうなろうと我関せず
と決め込む人もいるが、
私はそうありたくない。
私自身は将来生きていないとしても、
私の現在の行動が、
将来なんらかの果実をもたらすと思いたい。
（ バートランド・ラッセル ）
73.
病葉(わくらば)が
裸木(はだかぎ)の枝先にからみついて
ただ一枚残っているような、
あるいは赤く熟れた柿の実が
人の手の届かない高い木の枝にひっかかって、
そこで醜い姿をさらしながら
饐(す)え腐っていくような、
そういう枯れはぐれ、朽ちそこないにはなりたくない。
（ 有吉佐和子 ）
74.
実を結んだ後は、枯れて朽ちる。
枯れるのはいい。
枯淡の境地とは望むところだ。
そして朽ちるのが死を意味するなら、
これも自然だ、甘受したい。
（ 有吉佐和子 ）
75.
幸福な者、というのは
半分は愚かな者なのだが、
彼の周りではすべてがよく育ち、
実を結んでいる。
ちっぽけな所有地に立って、
片手にじょうろを持ち、
もう片手で自分を指す。
ここに世界の中心あり、と。
（ パウル・クレー ）
76.
古い伝統は
各々の大地のネイティヴな果実にその形式をあてがいつつ、
たえずその意味を更新してきた。
（ 若桑みどり ）
77.
いろいろな書物を遠慮なくかじるほうがいいかもしれない。
宅(うち)の花壇へいろいろの草花の種をまいてみるようなものである。
そのうちで地味に適応したものが栄えて花実を結ぶであろう。
人にすすめられた種だけをまいて、育たないはずのものを育てる努力にひと春を浪費しなくてもよさそうに思われる。
（ 寺田寅彦 ）
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