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[ 名言 ]
桜梅桃梨(おうばいとうり)

[ 出典 ]
仏教の教え

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[ 意味 ]
桜は桜らしく、梅は梅らしく、桃は桃らしく、梨は梨らしく花を咲かせ実をつける。
同じように人間も、それぞれの持ち味を活かした生き方をしなさい。

[ 関連キーワード ]
桜が咲く

梅の花
梅の実

桃の花
桃の実

梨の花
花を咲かせる
実をつける
持ち味を活かす
生き方

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[ 解説 ]
人はそれぞれ容姿・性格・能力・健康・財産・趣味・人間関係など、あらゆる面で異なります。
誰一人、他の誰かと全く同じ条件だという人はいません。
当然、人によって生き方も違ってきます。
自分の持っている条件の下で、生きるしかないからです。


■この世には、どんな生き方がより優れているということはありません。
それは桜と梅のどちらが優れているかと議論するようなものです。
華やかな桜の花を、可憐な梅の花がうらやましがる。
その気持ち、分からないでもありません。
しかし、桜と梅、それぞれの持ち味があります。
桜を好きな人もいれば、梅を好きな人もいる。
それでいいじゃないですか。


■人は、自分に無いものに憧れる傾向があります。
その憧れが人を努力に向かわせ、成長させることがあることも確かです。
しかし、自分本来の魅力を活かさないのは実にもったいないことです。
桜のマネをした梅と、本来の梅、どちらが魅力的でしょう?
マネは所詮マネに過ぎず、どうしても無理が生じます。
梅は梅であり、桜にはなれないのです。
だから、梅なら、最高の梅を目指すことです。


■他人の華やかな生き方を真似しても、心からの満足感は得られません。
自分自身を否定している限り、自分の人生を生きていることにはならないからです。
人間にとって一番大事なことは、自分らしく生きること。
それは、自分の持ち味を活かした生き方をすることです。
もう一度、自分の持ち味をよく見つめて直してみましょう。
(ながれおとや)


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