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桃李もの言わざれども
下自ら蹊を成す。 『史記』李将軍伝賛より
※編纂:司馬遷[しばせん](中国前漢時代の歴史家、前145〜86) (読み付き)
桃李(とうり)もの言わざれども 下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す 桃やすももは何も言わないが、その美しい花や美味しい果実を求めて多くの人がやって来るため、その下には自然に小道ができる。
転じて、徳のある人や魅力のある人は、自ら求めなくても、自然と人が慕って集まってくること。 《関連》
功徳ある人のところには、 集めなくても人は集まってくる。 香(かぐわ)しい花は遠くにあっても、 蜂が雲のように集まってくる。 (サキャ・パンディタ) 《関連》 いい藻がある川には魚が集まり、 いい心を持つ者の家には人が集まる。 (モンゴルのことわざ) 昭和の大宰相、吉田茂が好んだ言葉だそうです。
本当に人格・能力の優れた人なら、じっと静かに待っていても、人が集まり、自然と道は開けるものです。 まずは、自分を磨くことが大切なのです。 そして、チャンスを待つ。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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( 鹿島茂 )
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( 作者不詳 )
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( 藤原敏行 )
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【 臼淵磐 】
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