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1.
人間はモチベーションがなければ動くことはない。
エンジンのない船やガスの抜けた気球と同じである。
（ ヘンリー・ウォード・ビーチャー ）
2.
船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、誰にも必要である。
（ ショーペンハウアー ）
3.
君(くん)は舟なり、
庶民は水なり。
水すなわち舟を載せ、
水はすなわち舟を覆(くつがえ)す。
（ 荀子 ）
4.
馬は、主人が二人になれば痩(や)せ衰え、
小船は、所有者が二人になれば浸水する。
（ 中国のことわざ・格言 ）
5.
高尚な目的を持たぬ魂は、
舵のない船のようなものです。
（ アイリーン・キャディ ）
6.
船頭多くして船(ふね)山に上(のぼ)る。
（ 日本のことわざ・格言 ）
7.
「安全第一」を守っていては、
あまり遠くへボートを漕ぎ出せない。
（ デール・カーネギー ）
8.
遠くて近きもの　極楽。
舟の道。
人の中。
（ 清少納言 ）
9.
静かな海では、
誰でも水先案内人になれる。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
10.
ボートを漕ぐ時に人間はうしろを向く。
人間が未来に進んでいくというのは
ちょうどああいった状態だ。
（ 山本七平 ）
11.
ボートを前に進めようと思ったら、
人間は後ろを向かねばならない。
（ 一般のことわざ・格言 ）
12.
信念、それは人生を動かす羅針盤のごとき尊いものである。
従って信念なき人生は、ちょうど長途の航海の出来ないボロ船のようなものである。
（ 中村天風 ）
13.
人間性を欠いた熱意は、
舵の無い船のようなもの。
今すぐにでも座礁しそうだ。
（ オーウェン・フェルサム ）
14.
港に泊まっている船は安全である。
しかし、船はそのために作られたのではない。
（ ウィリアム・シェッド ）
15.
旅支度が整ったら、荷物はなるべく軽くしよう。
神が与えてくださった恵み深き和ぎに感謝しながら、さあ船を進めようではないか。
（ カール・ヒルティ ）
16.
愛は嵐を見つめながら、揺るぎもせず、いつまでも、しっかと立ち続ける燈台なのだ。
すべてのさまよう小舟を導く星なのだ。
その高さは測れようとも、その力を知ることはできない。
（ シェイクスピア ）
17.
静かな海では、誰でも舵をとれる。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
18.
船長が何人もいると、
船は転覆する。
（ アラブのことわざ・格言 ）
19.
夫のいない女は、舵のない小舟だ。
（ イタリアのことわざ・格言 ）
20.
吹かぬ風に船は進まぬ。
（ 朝鮮（韓国・北朝鮮）のことわざ・格言 ）
21.
女と船はいつも、
転覆しないかと心配である。
（ イタリアのことわざ・格 ）
22.
呉越同舟
（ 孫子 ）
23.
水先案内が多ければ、
船はすぐ沈む。
（ スペインのことわざ・格言 ）
24.
漂えど沈まず。
（ セーヌ河を上下する船に刻まれている言葉 ）
25.
神は舵(かじ)を与えるが、
悪魔は帆を与える。
（ セルビアのことわざ・格言 ）
26.
船頭もあとの婆(ばば)あは義理で抱き
（ 『柳多留［やなぎだる］ ）
27.
大きな船には大きな航海。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
28.
この世紀には三通りの人間が見られる。
生きている人間、死んだ人間、それに船で海を帆走る人間がそれである。
（ アナカルシス ）
29.
船は沖合いでは船頭のものだ。
（ セルビアのことわざ・格言 ）
30.
女に秘密を打ち明けることは、
沈みそうな船で航行するよりも危険だ。
（ ロシアのことわざ・格言 ）

31.
仇(かたき)も同じ船に乗れば助け合う。
（ 朝鮮（韓国・北朝鮮）のことわざ・格言 ）
32.
車が、舟に乗るときもあれば、
舟が、車に乗るときもある。
（ インドのことわざ・格言 ）
33.
性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。
恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
（ オルテガ ）
34.
神に祈れ。
だが岸に向かって漕ぐ手は休めるな。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
35.
船の網を無理やり針の孔(あな)に通すのも、
女を黙らせるほど難しくはない。
（ コッツェブー ）
36.
君たちは船出するんだ。
穏やかな海に。
晴れの日もあるだろうが、
いつもではない。
嵐も吹き荒れるだろうが、
きっと乗り切れる。
かわりばんこに舵(かじ)を取り、
凪(なぎ)もしけもくぐり抜けなさい。
くじけてはいけない。
旅の終わりには、
安全な港が待っているのだから。
（ ダフニ・デュ・モーリエ ）
37.
私は平衡の人間である。
ボートが右へ転覆しそうになると、私は本能的に左へ身を乗り出す、逆の場合には逆の動作をする。
（ トーマス・マン ）
38.
書物……一万語を軟禁してある紙の城。
書物……重さ百グラムの愚者の船。
書物……押し花の犯罪。
書物……声を出さない雄弁機械。
書物……瞑想の紙製飛行機。
（ 寺山修司 ）
39.
海が凪(な)いでいたり、
天気が良い日には、
良い水先案内の価値はわからない。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
40.
千鈞(せんきん)も船を得(う)れば則(すなわ)ち浮かぶ。
（ 韓非子 ）

41.
男は意志で女は情操である。
人類というこの舟で、
意志は舵、情操は帆である。
（ エマーソン ）
42.
逆光の汽船を夏と見しことも
（ 佐藤文香 ）
43.
汗拭いて身を帆船とおもふかな
（ 岡本眸 ）
44.
さかしげに帆綱(ほづな)をのぼる小蟹(こがに)かな
（ 鈴鹿野風呂 ）
45.
君主国は優秀な商船ではあるが、
暗礁にぶつかり、沈没することもあろう。
共和国は沈むことのないイカダであるが、
足はいつも水につかっている。
（ フィッシャー・エイムズ ）
46.
ヨットより出(い)でゆく水を夜といふ
（ 佐藤文香 ）
47.
山やくや舟の片帆の片あかり
（ 久芳水颯 ）
48.
山焼の明りに下る夜舟哉(かな)
（ 小林一茶 ）
49.
もろもろの不気味な力のどよめきに囲まれた真っ只中(まただなか)に、
目隠しにされてただひとり立ち、
しかも呪縛を解く魔法の言葉をもう少しのところで言えそうに感じている、
これが人間の宿命なのだ。
嵐の夜、未知の大海に漂う一そうの舟のように。
（ フリードリヒ・ヘッベル ）
50.
片足をカヌーに突っ込み、片足をボートに突っ込めば、川に落ちてしまう。
（ タスカロラ族のことわざ ）

51.
やごとなき一筆(ひとふで)かきや宝船
（ 黒柳召波 ）
52.
こみあげるものあれば押す木の葉舟
（ 折笠美秋 ）
53.
倭の國は葦の小舟や台風圏
（ 篠崎央子 ）
54.
朧月(おぼろづき)大河(たいが)をのぼる御舟(ぎょしゅう)かな
（ 与謝蕪村 ）
55.
花火舟音なく岸を離れけり
（ 九鬼あきゑ ）
56.
岸に釣る人の欠伸(あくび)や舟遊(ふなあそび)
（ 高浜虚子 ）
57.
炎天の遠き帆やわがこころの帆
（ 山口誓子 ）
58.
石蕗(つわ)咲いていそぐとみえぬ帆のいそぎ
（ 澁谷道 ）
59.
勢(いきおい)を知らずして、
風に向かいて火を放ち、
水に逆らいて船を行(あやつ)るがごとく、
ただ難儀ばかりにこれ無く、
その害知るべからず。
（ 渡辺崋山 ）
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