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哲学者・思想家の名言
☆ ６月２７日 ☆
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1.
人は往々にして自分が不幸に思えることに、ある種の悦びを感じることで、不幸である自分を慰める。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである。
（ J・S・ミル ）
3.
およそあらゆる対人関係のトラブルは、人の課題に土足で踏み込むこと、あるいは（自分の課題に）踏み込まれることから起こる
（ 岸見一郎 ）
4.
「謙虚さを欠いた真理の主張」「謙虚さを欠いた正義の主張」などは人類の対立や戦争の火種に過ぎません。
謙虚さを欠いたらそれはすべて、人間的価値を喪失するといわなければなりません。
（ 芳村思風 ）
5.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
6.
歴史は、人間たちがその本性に背いた行為から成り立っている。
（ アラン ）
7.
人間は自然のままならば善である。
社会組織によってのみ邪悪にさせられる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
8.
神は自惚れ屋を憎む。
（ セネカ ）
9.
偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。
（ プラトン ）
10.
生は適切に活用すれば十分に長い。
（ セネカ ）
11.
運も健康と同じように管理する必要がある。
好調な時は充分に楽しみ、
不調な時は気長にかまえ、
そしてよくよくの場合でない限り、
決して荒療治はしないことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
我々は現在だけを耐え忍べばよい。
過去にも未来にも苦しむ必要はない。
過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。
（ アラン ）
13.
罰を受けずに王侯を恥ずかしめるには、彼らに備わっていない徳を褒め称えればよい。
（ ラ・ロシュフコー ）
14.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
15.
生きるとは
日に日に治まり新たになることにあり、
また再び自己を見い出し取り返すことである。
（ アミエル ）
16.
ある者の得は、他の者の損になる。
（ モンテーニュ ）
17.
目指すべきは、
成功や幸せではなく、豊かな人生です。
たくさんの失敗や苦しみは、
濃密な人生の重要な要素になるんです。
（ 中島義道 ）
18.
悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。
成り行き任せの人間は、気分が滅入りがちになる。
（ アラン ）
19.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
20.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
21.
汝の馬車を星へつなげ。
（ エマーソン ）
22.
早くから己を知ることができず、年齢からおのずともたらされる精神と肉体の衰弱とひどい退化について、みずから悟ることのできない欠点こそが、世の多くの偉人たちの評判を落とさせた。
（ モンテーニュ ）
23.
自分の知識をひけらかしてばかりいたら、成長にとって必要な自らの無知を自覚することなど、どうしてできるだろうか。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
24.
快楽を控えることでなく、快楽に勝って負けないのが最上である。
（ アリスティッポス ）
25.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
（ キケロ ）
26.
愛する者、親しい者の死ぬことが多くなるに従って、死の恐怖は反対に薄らいでいくように思われる。
（ 三木清 ）
27.
失うことを恐れるあまり必要な物を手に入れることも断念するという人は、理屈にも合わないし、卑怯である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
28.
私の生活を変えるのは、私の行為である。
（ キルケゴール ）
29.
将来もっと不幸なときがくるかもしれないのだから、今不幸だと思うのは愚かしい。
（ セネカ ）
30.
友達を疑ってかかるのは、友達からだまされるよりも恥ずかしいことだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
順境の際、
招待されし時のみ我を訪れ、
逆境の際、
招待されずとも訪れるが真の友人なり。
（ テオフラストス ）
32.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
33.
自分ひとりが賢い者になろうとするのは大馬鹿者である。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
愛したい思いを抑えるために自分の心に加える強制は、しばしば、愛するひとのつれなさよりも辛（つら）いものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
36.
世界史上の偉大なる進歩は、すべて熱中の勝利である。
熱中しなければ、偉大なことは成し遂げられなかったのだ。
（ エマーソン ）
37.
女は男を愛するにしたがって、いっそう男を憎む心に近くなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
手紙では人は赤面しない。
（ キケロ ）
39.
人生の目的は自然に従い、すなわち徳に従いて生きる事なり。
（ ゼノン ）
40.
知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。
（ キケロ ）
41.
仕事でいちばん大事なことは、
何より好きなことをやることです。
やりたいことができるのは、
お金や尊敬、地位を得るよりも、
価値があることです。
（ 中島義道 ）
42.
富によって得た不幸は、不幸の中でも最悪のものである。
（ キケロ ）
43.
私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。
（ 和辻哲郎 ）
44.
あらゆる職業の中で、最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するものは農業である。
（ キケロ ）
45.
すなわち、私の息の続く限り、私にそれができうる限り、知を愛し求めることを止(や)めないであろう。
（ ソクラテス ）
46.
肉体より魂を癒すことのほうがはるかに必要なり。
なんとなれば、死は悪い人生よりよいからなり。
（ エピクテトス ）
47.
私にしてみれば、快楽や恥辱のうちにあって喜んでいる者のほうが、艱難に耐えているとおぼしい者よりなお、同情に値する。
（ アウグスティヌス ）
48.
女たちが愛人の死を泣くのは、彼を惜しむからでなく、このように忠実な自分はさらに新しい愛人を得るに値する、と他人に思わせるためなのだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
49.
人間が存在するということは不可解であり、神が存在しないということも不可解である。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
これら（＝以下）の点の一つを欠いても賢者とはいわれない。
（中略）自己認識、明晰で雅量のある精神的自由、自然に従うこと、真の満足、それらは賢者以外のどこにも見出され得ない。
（ ピエール・シャロン ）
51.
あまり賢くない人は、自分が理解できない事については何でもけなす。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
53.
誰でも怒ることはできる──それは簡単なことだ。
しかし、正しい人に、正しい程度に、正しい時に、正しい目的、正しい方法で怒ること、それは簡単ではない。
（ アリストテレス ）
54.
何の仕事にも携わっていないことは、この世に存在していないことと同じである。
（ ヴォルテール ）
55.
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克(か)つ者もまた然(しか)り。
（ デモクリトス ）
56.
自国が決していっそう強大にも弱小にも、富裕にも貧乏にもならないことを欲する人こそ、世界の市民であるといえよう。
（ ヴォルテール ）
57.
怨恨は愛情に劣らず浮気である。
（ ヴォーヴナルグ ）
58.
思考の掲示は、隷属から自由へと人を釈放する。
（ エマーソン ）
59.
時は未来永劫の幻影なり。
（ プラトン ）
60.
二百語以内で表現できない考えはない。
（ エリック・ホッファー ）
61.
紙上に書かれた思想は、
砂上に残った歩行者の足跡に過ぎない。
歩行者のたどった道は見える。
だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、
自分の目を用いなければならない。
（ ショーペンハウアー ）
62.
起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
63.
片目をつぶされたら、相手の片目をつぶせばよいというのは、間違っている。
罪を犯した者は、自分が与えた以上の苦しみをなめねばならぬ。
（ アリストテレス ）
64.
ほかの人々は食わんがために生き、己自身は生きんがために食う。
（ ソクラテス ）
65.
我々は、我々が生まれたということに感謝しなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
66.
語り得ぬことについては、
人は沈黙せねばならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
67.
運命は性格なり
（ アリストテレス ）
68.
心は一種の劇場だ。
そこではいろいろな知覚が次々に現れる。
去っては舞い戻り、
いつの間にか消え、
混じり合っては
限りなくさまざまな情勢や状況を作り出す。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
69.
人間の希望は絶望よりも激しく、人間の喜びは悲しみより激しく、かつ永続するものである
（ ラ・ブリュイエール ）
70.
意見を持つだけの人は、ほとんど世に益をもたらさない。
しかし、確信を持つ人は、自ら生活する社会を改革することができるものだ。
（ エマーソン ）
71.
己の敵を誇れ。
されば汝の敵の成功は汝自身の成功となる。
（ ニーチェ ）
72.
人間は神にもなれずさりとて悪魔となりて満足することもできず、つまり五里霧中に彷徨(ほうこう)する哀れな生物である。
（ 西田幾多郎 ）
73.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
74.
いかなる事も、友に相談すべし。
とりわけ、自分自身に関する事は。
自己愛は判断を狂わすゆえ、友の助言は有益である。
（ セネカ ）
75.
どんな種類の変更も改良も何も望まないほど完全に自分の境遇に満足しきっていることは、おそらくただの一例もないだろう。
（ アダム・スミス ）
76.
戦争は限度など守りはせぬ。
抜き身の剣の行く手を制し、それをふさぐなど、容易にはかなわぬ。
（ セネカ ）
77.
人間たちが善良で正しいからではなく、むしろその逆だからこそ、人間たちが連帯しているからではなく、じつはしていないにしてもそうなる可能性がなくはないからこそ、国家が必要なのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
78.
どんな女の過失も、男の責任である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
79.
自分の足で立っている者は、決して孤立していない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
80.
じっと止まっていると、
私はほとんどものが考えられない。
私の精神を動かすためには、
私の肉体は動いていなければならないのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
81.
障害を克服できると信ずる者だけが、本当に障害を克服することができる。
（ エマーソン ）
82.
なんびとにもせよ、まったく突如として、人は生きているのである。
（ ショーペンハウアー ）
83.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
（中略）国家にしても、自らの力を知らず、自分よりも強大な国と戦えば、滅びたり、自由を奪われてしまう。
（ ソクラテス ）
84.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
85.
自然は我々に耳を二つと舌を一つ与えているが、それはもっとよく聞いて、余計にしゃべらないためである。
（ ゼノン ）
86.
大自然にひとつの法あり。
それはすべての人間に共通であり、理性的であり、永遠なるものなり。
（ キケロ ）
87.
人間は、自分が自分自身に対して常に最大の敵なのである。
（ アラン ）
88.
生活とは、つまり習慣の織物である。
（ アミエル ）
89.
生まれて一度も、立派な決心をしない人はほとんどない。
ただそれが続かないのだ。
昨日結んだ紐(ひも)が、今日はや緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるではないか。
結んだ紐は、日に日に締め直せば、固く締まってくる。
（ ジェームズ・ミル ）
90.
善き人々の最大の影響は、彼らが去った後に感じられる。
（ エマーソン ）
91.
法は習慣のおかげで力を発揮する。
（ エルヴェシウス ）
92.
人はつねに自分の幸福を望むものだが、その幸福を見分けることはできない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
93.
人間が他の動物よりも賢くて強くて繊細で高級だというのは、
単に人間自身の尺度でもって他の生物たちを価値評価した結果でしかない。
（ 竹内芳郎 ）
94.
追憶は後方へ向かって反復されるが、本当の反復は前方に向かって反復される。
（ キルケゴール ）
95.
大地の花々は躍り出て、時間と死をあざ笑う。
（ スリ・アウロビンド ）
96.
自己の中に深く没入すれば、自分の求めるものがそこにあることを知る。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
97.
人生は生きる価値があると信じなさい。
その信念が、その事実を生み出すことになるでしょう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
98.
美貌は目を楽しませ、優しさを魂を魅了する。
（ ヴォルテール ）
99.
あなたを支配するのは、出来事ではない。
その出来事に対するあなたの見方が支配するのだ。
（ アウレリウス ）
100.
世間の意見がいかに乱暴なものでも、自分自身の意見の振るう暴力に比べれば、ものの数ではない。
自分自身をどう考えるかによって人の運命は決定される、あるいは暗示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
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