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哲学者・思想家の名言
☆ １０月３日 ☆
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1.
善、愛、高潔な心を動かしやすい行為や愛の業(ごう)を行わせることができるのは、つねにただ他人の苦悩に対する認識にほかならない。
（ ショーペンハウアー ）
2.
優柔不断ほど疲れることはない。
そして、これほど大きなエネルギーの無駄もない。
（ バートランド・ラッセル ）
3.
愚者は名高い作者のものならなんでも賞賛する。
（ ヴォルテール ）
4.
本能とは、思考に先立つすべての感情と行為である。
（ ヴォルテール ）
5.
人生で一番大切な事は何か、１つ挙げよと問われたら、私は躊躇なく「できない理由を探すな」と言いたい。
（ 渡部昇一 ）
6.
私は神の器官であり、神はあるがままの私を必要としたまうのだ。
さもなければ、私はここにいないだろう。
（ エマーソン ）
7.
我々にふさわしいものは、快活と勇気、希望を実現しようとする努力である。
（ エマーソン ）
8.
孤独は内に閉じこもることではない。
孤独を感じるとき、試みに、自分の手を伸ばして、じっと見詰めよ。
孤独の感じは急に迫ってくるであろう。
（ 三木清 ）
9.
嫉妬は自分よりも高い地位にある者、自分よりも幸福な状態にある者に対して起こる。
（ 三木清 ）
10.
人間の道具と武器は、特殊器官の欠如を補って余りあり、その学習能力は、生来の技術と器官の適応能力以上のことを成し遂げた。
（ エリック・ホッファー ）
11.
礼儀作法は、
法と称されるもののうちで一番つまらないものだが、
最もよく実施されている。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
真実は雄弁と美徳の秘訣であり、倫理的根拠の基礎であり、美術と人生の極致である。
（ アミエル ）
13.
法は国家の市民が互いに裁判を行うひとつの公約なり。
（ アリストテレス ）
14.
私を破滅させないものが、私を強くする。
（ ニーチェ ）
15.
本来、お世辞というものは、女の身にぴったりと当てはまる衣裳である。
（ キルケゴール ）
16.
わずかな知識しか持たぬ人間は多く語る。
識者は多く黙っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。
それを避け、ののしるのはやめよう。
悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。
あら捜しをしようと思えば、楽園にすらあるものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
18.
選択の瞬間、自我はおのれ自身を選ぶ──あるいはむしろ、おのれ自身に委ねられるがままにするのである。
その時、個性は、いつまでもおのれを高貴にしてくれる儀式を受けるのである。
（ キルケゴール ）
19.
人間が本当に道徳的であるということは、自分が助力することのできるあらゆる生命を助け、どんな生命をも傷つけまいと熱望する、その熱望に従う場合だけである。
（ シュバイツァー ）
20.
我々がインチキだと呼ぶもろもろの宗教も、かつては本物だった。
（ エマーソン ）
21.
人間は一匹の虫けらさえつくり出せないが、一ダースもの神々をつくり出している。
（ モンテーニュ ）
22.
幸福への才能とは、幸福への好みを抱き、幸福であることへの情熱を抱くことである。
（ フランシス・ジャンソン ）
23.
愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。
（ エーリヒ・フロム ）
24.
罪を知らざる者は真に神の愛を知ることは能(あた)わず。
（ 西田幾多郎 ）
25.
神は知識そのものではなく、知識の種子をわれわれに与えたり。
（ セネカ ）
26.
人には知力と人格が備わっている。
事実を拾い集め、自らの無知を知ることによって、人はうぬぼれという精神異常を癒すことができるのだ。
（ エマーソン ）
27.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
28.
人間は行動を約束することはできても、感情は約束できない。
自己欺瞞なしで永遠の愛を誓うものは、愛情の見せかけを永遠に約束するものだ。
（ ニーチェ ）
29.
将来は、それに準備した人の手の内にある。
（ エマーソン ）
30.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
31.
人は他の何ものを知るよりも先に、自己自身を知ることを学ばなければならない。
（ キルケゴール ）
32.
希望はある種の白昼夢である。
（ アリストテレス ）
33.
時間がやわらげてくれないような悲しみは、ひとつもない。
（ キケロ ）
34.
全ての芸術、全ての教育は、単に自然の付属物に過ぎない。
（ アリストテレス ）
35.
宇宙的な夢想は、孤独状態の現象であり、夢想家のたましいのなかにその根を下ろしている現象である。
（ ガストン・バシュラール ）
36.
自分に対して弱くて寛容であることと、人に対して厳しいことは、同じ悪徳にすぎない。
（ ラ・ブリュイエール ）
37.
紙上に書かれた思想は、
砂上に残った歩行者の足跡に過ぎない。
歩行者のたどった道は見える。
だが歩行者がその途上で何を見たかを知るには、
自分の目を用いなければならない。
（ ショーペンハウアー ）
38.
ほめられた子どもは自分に価値があるとは思わない。
どこか馬鹿にされたような気がする。
（ 岸見一郎 ）
39.
怪物と闘う者は、
その過程で自らも怪物にならないよう、
気をつけなければならない。
長い間深淵をのぞきこむとき、
その深淵もじっとこちらを見つめているのだ。
（ ニーチェ ）
40.
いかなる訓練をも受けない精神は、無為の中に鈍重になり不活発になる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
41.
孤独の中では、人がその中へ持ち込んだものが成長する。
（ ニーチェ ）
42.
人間にとっての主な仕事は、
自分自身を創造することである。
（ エーリヒ・フロム ）
43.
未熟な愛は言う、｢愛してるよ、君が必要だから｣と。
成熟した愛は言う、｢君が必要だよ、愛してるから｣と。
（ エーリヒ・フロム ）
44.
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した「この道」を駆け抜けて進むのだ。
（ キルケゴール ）
45.
教養の勝利は、
国民性を圧倒し去ることである。
（ エマーソン ）
46.
我々は問題に直面しないと、考えない。
（ ジョン・デューイ ）
47.
人生の目的は自然に従い、すなわち徳に従いて生きる事なり。
（ ゼノン ）
48.
崇高な英知は悦びの中ではなく、悲惨さの中にある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
49.
自分がこうしたいと思う映像を頭に思い浮かべ、その映像をずっと抱き続けていると、じきに考えていた通りのことが起きるものなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
50.
我々の人生は、我々の生きようとする意志と世界との対決であり、この対決において我々は、生きようとする意志を低下させないように、たえず抵抗しなければならない。
（ シュバイツァー ）
51.
習慣というものは、真にはげしい陰険な女教師である。
それは徐々に我々の内部に、その権力を植え付ける。
（ モンテーニュ ）
52.
外部に支えを求める精神は弱い精神である。
（ アラン ）
53.
貧困が犯罪を生む母であるとすれば、知性の欠如はその父である。
（ ラ・ブリュイエール ）
54.
人々が夢中になって騒ぐもの、それを手に入れるために躍起になって奔走するもの──そうしたものは、彼らになんの幸福ももたらさない。
奔走しているあいだは、その渇望するもののなかに自分らの幸福があると思っているけれども、それが手に入るや否や、彼らはふたたびそわそわしはじめ、まだ手に入れていないものを欲しがり、人が持っていれば羨(うらや)ましがる。
（ エピクテトス ）
55.
すべての夫は醜い。
（ モンテスキュー ）
56.
強い心で立ち向かっていく人には、向こうのほうが逃げ出し、降伏するのである。
だから、断じて強気でいかねばならない。
（ モンテーニュ ）
57.
人間的行為の宗教がないところには、いかなる宗教も存在し得ない。
（ サミュエル・クラーク ）
58.
真実の山では、登って無駄に終わることは決してない。
（ ニーチェ ）
59.
嘘つきは欺く術を知らない人であり、へつらう人間は一般に愚かな人々を欺く人である。
（ ヴォーヴナルグ ）
60.
自分に何ができるかは、自分以外の者には分からない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。
（ エマーソン ）
61.
何人も本意から悪人たるものなし。
（ ソクラテス ）
62.
人は持たぬもの、あるいは知らぬものを他の人に与えることも、他の人に教えることも出来ぬであろう。
（ プラトン ）
63.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
64.
利己心に勝る鞭はない。
（ アダム・スミス ）
65.
話の終わりは始めより重要である。
（ フランシス･ベーコン ）
66.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
67.
同情されたがる渇望は自己陶酔、しかも、隣人の懐を傷めての自己陶酔の渇望である。
（ ニーチェ ）
68.
子供はすべての動物の中で最も取り扱いが難しい。
なぜなら、子供はまだ鍛練されていない思慮の泉を最も多く持つがゆえに、動物の中で最もずるく、すばしこく、高慢であるからである。
（ プラトン ）
69.
宇宙はただひとつの物質と、ただひとつの魂とを有する一つの生き物としてつねに考えよ。
（ アウレリウス ）
70.
自然の先(ま)ず第一の原理は、何ものも神的な力によって無から生ずることは絶対にない、という点である。
（ ルクレティウス ）
71.
古今のあらゆる清純で賢明な魂は誤解を受けた。
（ エマーソン ）
72.
「何者かであり続けている」ことへの不安から、何者にもなれない人たちがいる。
（ エリック・ホッファー ）
73.
人生が始まるや否や、そこに危険がある。
（ エマーソン ）
74.
誰かにとって必要な人間になりなさい。
（ エマーソン ）
75.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
76.
現代における革命的とも言える大発見は、人間が心の内面のあり方を変えることによって、その外面をも変革しうることだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
77.
数学は、何にでも応用できる結論の集まりとなっている。
（ バートランド・ラッセル ）
78.
怒りは自己に悦(よろこ)びへつらう感情である。
（ モンテーニュ ）
79.
女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。
第二の恋人が出来ないかぎり。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
人間は、自分が自分自身に対して常に最大の敵なのである。
（ アラン ）
81.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
82.
戦争は従属ほど負担が重くない。
（ ヴォルテール ）
83.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
84.
孤独な暮らしの目的は、
ただ一つしかない。
もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。
（ モンテーニュ ）
85.
乏しいと云(い)うことには欠乏がない。
（ ルクレティウス ）
86.
知と愛とは同一の精神作用である。
（ 西田幾多郎 ）
87.
金(かね)に目もくれない人はいくらもいるが、金の与え方を心得ている人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
88.
我々は、我々が生まれたということに感謝しなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
89.
思想や文化は云(い)うまでもなく自主的なものだ。
ひとからもらったものは結局、
思想であるよりもモードにすぎぬ。
（ 戸坂潤 ）
90.
あなたがたは高められたいと願うとき、上方を仰ぎみる。
だがわたしはもう高みにいるから、下方を見下ろす。
あなたがたの誰が、高められて、しかも同時に哄笑(こうしょう)することができるだろうか？
最高の山頂に立つ者は、すべての悲劇と悲劇的厳粛を笑うのである。
（ ニーチェ ）
91.
運命は我々に幸福も不幸も与えない。
ただその素材と種子を我々に提供するだけである。
(ver.0)
（ モンテーニュ ）
92.
書物は、それが書かれたときとおなじように思慮深く、また注意深く読まれなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
93.
愛されるためには、
愛すべき人になりたまえ。
（ オウィディウス ）
94.
幸福はつねに外に現る。
単に内面的なことであるというような幸福は真の幸福ではない。
（ 三木清 ）
95.
世界が存在するのは誰のためでもない。
（ スピノザ ）
96.
化粧は女の社会的地位を表現するものである。
（ ボーヴォワール ）
97.
愛──
その手段においては両性の闘い、
その根底においては両性の命がけの憎悪。
（ ニーチェ ）
98.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
99.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
100.
人々はなんらかの不潔なことを考えることを恥としないが、この不潔な考えが彼らのものだと言われていると感じると恥じる。
（ ニーチェ ）
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