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哲学者・思想家の名言
☆ １０月２日 ☆
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1.
女にはあまりにも長い間、
暴君と奴隷とが隠されていた。
女に友情を営む能力の無いゆえんであって、
女の知っているのは恋愛だけだ。
（ ニーチェ ）
2.
残された時間は短いが、
私はこのまま自分の一生を貫き通したいと思う。
（ ソクラテス ）
3.
今日、自由と支配が同一視されている
（ ミゲル・ベナサジャグ ）
4.
目は耳よりも確かな証人である。
（ ヘラクレイトス ）
5.
完全に目覚めた知性とは、直観である。
直観こそが、人生のただ一つの真のガイドである。
（ J・クリシュナムルティ ）
6.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
7.
楽しみへの期待は、過去の楽しみの回想につながるものなり。
（ キケロ ）
8.
財宝も、高貴な生(うま)れも、又名家の誉れも、われわれの肉体にとってすら何の益にもならない以上、われわれの精神にとってもまた利するところは全くなしと断ぜざるをえない。
（ ルクレティウス ）
9.
嫉妬には体質に大いに関係する。
嫉妬は必ずしも大きな熱情の証拠ではない。
（ ラ・ブリュイエール ）
10.
神の怒りは一時のものであり、神の慈悲は永遠のものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
11.
ある一定の歴史的状況においては、革命について千通りもの語り方があるかもしれない。
しかし革命を行おうと決意したすべての人間の間には、必然的に一つの一致が存在するのだ。
（ レジス・ドブレ ）
12.
一人ひとりは、いまだかつてこの世に存在しなかった独自の存在である。
したがって、自分にしか果たせない使命を持って、この世に存在しているのだ。
もし同じ存在があるとしたら、この世に私が今いる必要はない。
（ マルティン・ブーバー ）
13.
世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。
（ ニーチェ ）
14.
探求とは疑念に始まり、疑念を除去する条件を作ることに終わる。
疑念を除去する条件が作られるというのは、信念が作られることである。
（ ジョン・デューイ ）
15.
教育の秘訣は、生徒を尊敬することにある。
（ エマーソン ）
16.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
17.
死は我々にとって何ものでもない。
なぜなら、我々が存在する時には、死はまだ訪れていないのであり、死が訪れた時には我々は存在しないのだから。
（ エピクロス ）
18.
真の快楽は節制に伴う。
（ アリスティッポス ）
19.
善行について言えば、それは一人の人間にとって手一杯の仕事である。
わたしはこの仕事にかなり励んだ結果、奇妙に聞こえるかもしれないが、自分の気質に合わないことを発見した。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
20.
正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。
（ プラトン ）
21.
常識と公平な扱いほど、人々を驚かせることはない。
（ エマーソン ）
22.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
23.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）
24.
死人のみが、戦争の終わりを知る。
（ プラトン ）
25.
人はしばしば、いちばん大切なこと（問題の核心）にまっすぐに向かわずに、それを不適切なかたちで問うのである。
（ 西研 ）
26.
すべての芸術は自然の模倣である。
（ セネカ ）
27.
敵を憎み、復仇しようとするのは弱さのためであり、落ち着き払って敵を討とうともしないのは怠慢のためである。
（ ラ・ブリュイエール ）
28.
この地上にて最も小なるものは貪欲、快楽欲、大言壮語であり、最も大いなるものは寛容、柔和、慈悲心なり。
（ エピクテトス ）
29.
幸運のクッションに座っている間は、人は眠りこけてしまう。
こづかれ、責められ、打ち負かされ、苦しめられているときには、人は何かを学ぶ好機を与えられている。
（ エマーソン ）
30.
自惚れは進歩の障害である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
31.
わが心の安静を保てる唯一の仕事といえば、
それは数学だ。
（ カール・マルクス ）
32.
詩は真理の全体を包含し、哲学はその部分を表現する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
33.
学問に王道はない。
疲れることを恐れず、石ころだらけの小道を登っていく者だけが輝ける峰に到達できる。
（ カール・マルクス ）
34.
大成功はおぼつかないと分かった時になって、人は大風呂敷を軽蔑する。
（ ヴォーヴナルグ ）
35.
人は、自分を愛しているから嫉妬するんじゃなくて、愛していないから嫉妬するんだ。
面白いもんだね。
（ 池田晶子 ）
36.
ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに語ることができ、ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに行動することができる。
（ キルケゴール ）
37.
話すように書かねばならぬ。
（ ヴォルテール ）
38.
人間の最大の誘惑は、あまりにも小さなことに満足してしまうことだ。
（ トマス・マートン ）
39.
他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めることである。
（ プラトン ）
40.
政府がちょっと手を貸せば、どんなに馬鹿げたことでも大多数の国民が信じるようになる。
（ バートランド・ラッセル ）
41.
夫婦の社会では、それぞれの仕事で各自が相手を助け、あるいは相手を支配する。
だから、夫婦は対等だが、異なっている。
彼等は異なるからこそ対等なのである。
（ アラン ）
42.
時は人間が消費しえる最も価値あるものなり。
（ テオフラストス ）
43.
チャンスという黄金の瞬間を利用すること、そして手の届くところにあるよきものをつかまえることは、人生の最大なる技術であります。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
44.
苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものであるから、私はそうした経験を通じて、苦難のときには希望を抱くようになり、逆にあまり大きな幸福に対しては疑念を抱くようになった。
（ カール・ヒルティ ）
45.
脱皮できない蛇は滅びる。
意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。
それは精神であることをやめる。
（ ニーチェ ）
46.
もろもろの偉大な思想は心から来る。
（ ヴォーヴナルグ ）
47.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
48.
生への畏敬こそ、倫理の根本原理をわたしに啓示するものである。
それは、善は生命を維持し促進し高めることのうちにあり、それを破壊し損傷し妨げることは悪であるということだ。
（ シュバイツァー ）
49.
不当な非難をこうむればこうむるほど、また強暴な言論の圧迫を受ければ受けるほど、我々はますます高く叫ばずにはいられない。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
最も知られることのないものこそ、最も固く信じられるものである。
（ モンテーニュ ）
51.
我なにかを知る。
（ モンテーニュ ）
52.
シェイクスピアを研究したとて、シェイクスピアにはなれない。
（ エマーソン ）
53.
子供は眠っているときが一番美しい。
（ キルケゴール ）
54.
共産主義の理論は一言で要約し得る。
「いっさいの私有財産をなくせ」
（ カール・マルクス ）
55.
人は自分の想像力で作り出したものに対して嫉妬する。
しかし嫉妬において想像力が働くのはその中に混入しているなんらかの愛に依(よ)ってである。
（ 三木清 ）
56.
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
（ ニーチェ ）
57.
現在から、未来は生まれ落ちる。
（ ヴォルテール ）
58.
科学は組織された知識である。
（ ハーバート・スペンサー ）
59.
幸福は香水のようなものである。
人に振りかけると自分にも必ずかかる。
（ エマーソン ）
60.
よい格言は、時の歯がたつには堅すぎる。
そして、いかなる時代にも栄養のたしになるが、幾千年の歳月にも食いつくされはしない。
（ ニーチェ ）
61.
英知は知識にすら制限を加える。
（ ニーチェ ）
62.
過ぎ去った過去の奴隷にならずに、浄化の海に飛び込んで深く潜り込み、どこまでも泳いでゆけ。
そして、自らを尊び、新しいパワーを身につけ、人生を新たなる高き視野から見直し、それがなぜ、そのようであったかを知って、戻ってくるがよい。
（ エマーソン ）
63.
多くの者達は博識であっても分別を持たない。
博識ではなく分別を多く持つことに努めねばならない。
（ デモクリトス ）
64.
ひどく運の悪い人は安心せよ。
もうこれ以上悪くはならない。
（ オウィディウス ）
65.
いかなる人も、好んで真理から除け者にされる者なし。
（ プラトン ）
66.
尊大な態度は、昇進が人にねたみを起こさせる以上に敵を作る。
（ ルイ・ド・ボナール ）
67.
悪口は意地悪な人による慰めである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
人間に対して控えめの人は、事柄（都市、国家、社会、時代、人間性）に対してはそれだけひどく自惚れを見せる。
これが彼の復讐である。
（ ニーチェ ）
69.
汝は生きるために食うべきで、
食うために生きるべきではない。
（ キケロ ）
70.
単純化、単純化、単純化せよ！
物事は二つか三つ考えればよい。
百や千では多すぎる。
百万でなく半ダースで十分だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
71.
立派な家を悪い敷地に建てる者は、みずからを牢獄にゆだねる者である。
（ フランシス･ベーコン ）
72.
身体の健康には体育が必要であり、精神の健全には芸術が必要である。
（ プラトン ）
73.
信じるとは魂の主張を受け入れることであり、信じないというのは魂の主張をしりぞけることである。
（ エマーソン ）
74.
簡単な言葉で言い表せないほど薄弱な思想は、捨て去って良い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
75.
我々は友人に
食事や衣服や健康の心配をしてもらおうとは思わない
──そうしたことは隣人たちでもやってくれるだろう。
（友人には）これと同様の務めを、
我々の魂に対して果たしてほしいのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
76.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
77.
健康は実に貴重なものである。
これこそ人がその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、否(いな)生命さえも捧げるに値する唯一のものである。
（ モンテーニュ ）
78.
人間は自己の幸福の工匠(こうしょう)である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
79.
言葉を正確に使えないということは、
思想も精神も曖昧だということだ。
（ 唐木順三 ）
80.
媚びる者が存在するのは、それでいい気になる者がいるからである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
81.
数学の諸概念によくよく注意を向けるなら、（数学の）記号は必ず大幅な簡略化のために役立つはずである。
（ ホワイトヘッド ）
82.
愛なくしては、何人(なんびと)も、優れた才能を持っている人でさえも幸福ではありえない。
（ カール・ヒルティ ）
83.
人間的欠陥の主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
（ デカルト ）
84.
少女には少女の自由を許さなければならない。
ただし、それを利用する機会は与えるべきでない。
（ キルケゴール ）
85.
真理は二人から始まる。
（ カール・ヤスパース ）
86.
哲学するとは、自分の人生を考え、その考えにしたがって生きること。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
87.
友情は、愛されるよりは愛することにある。
（ アリストテレス ）
88.
愛の本質は個人を普遍化することである。
（ オーギュスト・コント ）
89.
将来の戦争の種をひそかに保留して締結された平和条約は、けっして平和条約とみなされてはならない。
（ カント ）
90.
多くの宗教が互いに相反しているのをみる。
だから、ひとつを除いて、他はみな虚偽である。
どの宗教も、それ自身の権威に基づいて（人に）信じられることを欲し、不信仰者をおびやかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
91.
無作法な態度はすべてを台なしにしてしまう。
理性や正義さえも。
（ バルタザール・グラシアン ）
92.
神は自惚れ屋を憎む。
（ セネカ ）
93.
目の本質的な役割は、見ることではなく、涙を流すことだ。
（ ジャック・デリダ ）
94.
真の自由とは、自分自身に対してあらゆることをなしうるということである。
（ モンテーニュ ）
95.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
（ セネカ ）
96.
懐疑主義は、知性の貞潔だ。
（ サンタヤーナ ）
97.
人生の最初の四分の一は、その使い途(みち)もわからないうちに流れ去り、最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎてゆく。
しかも、我々に残された時の四分の二は、睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。
人生は短い。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
98.
勇気は恐怖を克服する徳。
（ アラン ）
99.
魂を鍛えるだけでは足りません。
筋肉をも鍛えてやらねばなりません。
魂は、筋肉の助けを得ない時は、あまりにも圧迫されます。
一人で二つの役目に当たるのは無理なことです。
（ モンテーニュ ）
100.
思想と風俗とは一連のつながりがあるものだ。
思想は風俗となって思われるものだし、風俗は思想を象徴する。
（ 戸坂潤 ）
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