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哲学者・思想家の名言
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1.
うぬぼれというものが
ついぞなかったら、
人生はてんで楽しくあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
2.
水泳は冬の間に上達し、
スケートは夏の間に上達する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
3.
善人においては、現世にても死後にても、悪は発生せず。
（ ソクラテス ）
4.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
5.
天性はつねに教育よりいっそうの影響力を持つ。
（ ヴォルテール ）
6.
恋は遅く来るほど激しい。
（ オウィディウス ）
7.
国民から認められると宗教という名を与えられ、国民が否認すれば迷信という名を付けられる。
（ トマス・ホッブズ ）
8.
哲学するとは、
自分の人生を考え、
その考えにしたがって生きること。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
9.
健全な胃を持っている者が胃の存在を感じないように、幸福である者は幸福について考えない。
（ 三木清 ）
10.
嫉妬は常に他人との比較においてであり、
比較のないところには嫉妬はない。
（ フランシス･ベーコン ）
11.
人間というものは、つねに利己的で神の助け以外には救いようがない。
（ オーギュスト・コント ）
12.
恐怖心をなくしたいなら、あなたがいちばん恐れていることをしなさい。
そうすれば恐怖心は消えてなくなります。
（ エマーソン ）
13.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
（ セネカ ）
14.
人間が他の動物すべてを合わせたより勇敢で、反抗し、運命に挑戦したのは確かである。
永遠に未来のものである人間、自己自身の迫真力のために安息できず、あらゆる現在のうちに未来を拍車のように食い込ませる人間、こういう勇敢で豊かな動物が、最も重く病めるものでないわけがどうしてあろうか。
（ ニーチェ ）
15.
もし自然な陽気さが失われた場合、快活さを取り戻す最善の道は、元気に立ち上がって、いかにも快活そうに振る舞い、快活そうに話すことである。
それでも快活になれなかった場合は、他に何をやっても駄目なものだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
16.
いかに我々は
「相手に勝とうとする気持」だけで議論するのであろうか？
「新しい展開」を求めてゆくという
対話の基本原理を忘れてはならない。
（ 中島義道 ）
17.
修学なくしては技術なく、
技術なくして修学なし。
（ プロタゴラス ）
18.
夫婦生活は長い会話である。
（ ニーチェ ）
19.
愚かな者達には、言葉ではなく不運が教師となる。
（ デモクリトス ）
20.
過去は生きる力。
未来は生きるためのエネルギー。
自分の生きて来た道を信じることです。
自分を信じることです。
そして、未来に向かって歩き出しなさい。
（ サンタヤーナ ）
21.
有能の評判を得たいという欲望は、
しばしば有能になることの邪魔をする。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
確かな友は不確かな境遇の下(もと)で分かる。
（ キケロ ）
23.
起きている人間たちは同じひとつの世界を共有しているが、眠れば、人それぞれにこの世界を離れて、自分に固有の世界におもむく。
（ ヘラクレイトス ）
24.
楽観主義者は、どこでも青信号を見る人のこと。
悲観主義者とは、赤信号しか見えない人のこと。
本当に賢い人は色盲です。
（ シュバイツァー ）
25.
何かをするとき、いやいやながらするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
（ アウレリウス ）
26.
我々は常に、
我々を賛嘆する人々を愛するが、
我々が賛嘆する人を愛するとは限らない。
（ ラ・ロシュフコー ）
27.
自分にも他人にも、
またそれ以外の何物にも、
特別な価値を認めないという精神、
これがユーモア精神に他ならない。
（ 土屋賢二 ）
28.
人間はその身に降りかかることよりも、それをどう受け止めるかによって傷つくことが多い。
（ モンテーニュ ）
29.
心の平安は、いたずらなる欲望の充足によって生じるものでなく、反対にそうした欲望の棄却によって生ずるものである。
（ エピクテトス ）
30.
あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから。
（ エマーソン ）
31.
人間が互いに害し合おうと内心考えをめぐらしながらも、相互依存し合うことを余儀なくされているなどは、大きな見ものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
32.
彼の愛は心理的ではなく、感性的であって、感性的な愛は、その概念にしたがって貞節ではなく、絶対的に不貞であり、一人の女を愛さずすべての女を愛する。
すなわちすべての女を誘惑するのである。
（ キルケゴール ）
33.
友人に不信を抱くことは、友人に欺(あざむ)かれるよりももっと恥ずべきことだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
勇気は、どんな嵐が吹こうと、道を途中でやめたり、歩みを止めたりはしない。
（ モンテーニュ ）
35.
その人が一日中考えていることが、その人である。
（ エマーソン ）
36.
識別がうまくできぬものは事務の中にうまく入っていけないであろう。
しかし、あまり細かく識別しすぎる人はそこからうまく抜け出せなくなる。
（ フランシス･ベーコン ）
37.
始まりは、どんなものでも小さい。
（ キケロ ）
38.
君について、誠実でないとか、善い人間でないとか、そういったことを嘘を伴わずに言える権利を誰にも与えてはならない。
（ アウレリウス ）
39.
付き合いがまずくなるのは、言葉が誤解されるときではなく、沈黙が理解されないときである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
40.
私たちの存在は、獣性と神性、つまり、より人間的なものと、より人間的でないものの間の、シーソーだ。
（ アブラハム・ヘシェル ）
41.
心情は理性の知らないところの、それ自身の道理を持っている。
（ ブレーズ・パスカル ）
42.
人生には正真正銘の本質的な価値などない。
人生はただ、欲望と幻影によって動き続けるだけだ。
（ ショーペンハウアー ）
43.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
44.
男は自己の感じているほどの年であり、女は見かけほどの年なり。
（ セネカ ）
45.
真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、
それを見た人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
克服できない障害を前にして頑固にふるまうのは、おろかなことだ。
（ ボーヴォワール ）
47.
原理とは、現在だれもが使用中で、すべての人の眼の前に存在するものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
48.
金を払う相手は先生だが、実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。
（ エマーソン ）
49.
結び直された友情は、破れたことのない友情よりも心遣(づか)いが要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
50.
知るは見るなり
（ ジョン・ロック ）
51.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
52.
世の中には、往々、何故(なぜ)に宗教が必要であるか、などと尋ねる人がある。
しかし、かくの如(ごと)き問いは、何故に生きる必要があるか、と問うのと同一である。
（ 西田幾多郎 ）
53.
私は他人にどう見えるかということよりも、むしろ私自身の中で、どんな人間であるかを気にする。
借りものによってではなく、私によって富みたいと思う。
（ モンテーニュ ）
54.
何であれ伝え方や行い方次第で、
その事柄の価値そのものが大きく変わってくる。
これは人の世話をする場合によく当てはまる。
とげとげしい気持ちでいやいやながら世話をすれば、
親切な行いも固くなったパンみたいなものになる。
（ セネカ ）
55.
期待を持つこと、これが幸福であることだ。
（ アラン ）
56.
青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
57.
自分を知ることぐらい大切なことはないのだ。
（中略）国家にしても、自らの力を知らず、自分よりも強大な国と戦えば、滅びたり、自由を奪われてしまう。
（ ソクラテス ）
58.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
59.
恋愛に年齢というものはない。
それはいつでも生まれる。
（ ブレーズ・パスカル ）
60.
美と呼ばれるものは、しばしば流行と地域で決められる。
（ ブレーズ・パスカル ）
61.
睡眠は死からの負債である。
睡眠は生命を維持するために、死から借りるものである。
（ ショーペンハウアー ）
62.
生きるとは、呼吸することではない。
行動することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
63.
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。
（ ジョン・デューイ ）
64.
大きな苦痛こそ
精神の最後の解放者である。
この苦痛のみが、
我々を最後の深みに至らせる。
（ ニーチェ ）
65.
「革命」とは何か。
自分の旗に記したある主義の名のもとに、権力の把握に成功した暴徒のことある。
（ アミエル ）
66.
恋をすると、人間は一番いい自分を見せるものだ。
（ ボーヴォワール ）
67.
徒歩は私の思想を活気づけ、
生き生きさせる何ものかを持っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
68.
自然の法則には、例外というものはひとつもない
（ ハーバート・スペンサー ）
69.
人間の現実社会は、他者の群れのなかに、なんとか多数派である自分の姿を見つけようとするゲームだ。
（ ジャック・ラカン ）
70.
墓に入るまで、
人間は幸福なりと称すべきにあらず。
（ オウィディウス ）
71.
機会がなければ、強者の手といえども鎖につながれたのも同然だ。
爪をとられた獅子は、力がなんの役に立とうか。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
72.
絵はあまりに絵画的であってはいけない。
（ エマーソン ）
73.
暗記することは真に知ることではないのです。
それだけなら、記憶の中に託されたものを後生大事に守っているだけなのです。
（ モンテーニュ ）
74.
私はすべての自分の書物を閉じてしまった。
その中でただ一冊だけ、全ての人間の眼に対して開かれたものがある。
それが自然という書物である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
75.
どういう所か少しも知らずに紛れ込んだ難所が、私たちの生である。
（ ショーペンハウアー ）
76.
幸運が勝手に転がり込んでくる人たちもいる。
（ フランシス･ベーコン ）
77.
人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
（ ショーペンハウアー ）
78.
自分の内を見よ。
内にこそ善の泉があり、この泉は君がたえず掘り下げさえすれば、たえず湧き出るであろう。
（ アウレリウス ）
79.
拒絶に慣れていない子供は、欲しいものが手に入らないということより拒絶されたことを一層辛く考えることになる
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
80.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
81.
賢明である秘訣は、重要視しなくともいいものが何かを心得ることである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
82.
もっといい時代はあるかもしれないが、これは我々の時代なのだ。
我々はこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである。
（ サルトル ）
83.
知識を身につける機会があれば、たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
84.
勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。
そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。
そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
85.
人間は神と悪魔の間に浮遊する。
（ ブレーズ・パスカル ）
86.
結婚は、経験してみたり、辛抱するためにあるのではない。
反対に、創造するものだ。
（ アラン ）
87.
自分自身に満足していない人間に、いったい何ができるっていうんだい？
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
88.
悪にかけても善にかけても英雄がいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
嘘つきは真実を語りても信じられず。
（ キケロ ）
91.
自己の活動時代を持つ人のみが富者である。
（ エマーソン ）
92.
苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。
（ モンテーニュ ）
93.
私は孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
困難に陥った時、切り抜ける手だてになるのは自分の意志だけだ。
（ アラン ）
95.
幾何学は上手く測定する技術である。
（ ペトルス・ラムス ）
96.
存在せよ！
この言葉の最高の意味で、
見かけだけであることをやめよ。
実体そのものとなるべく努めよ！
これが、すべての実践的哲学の最高の要請である。
（ シェリング ）
97.
人生は生きる価値があると信じなさい。
その信念が、その事実を生み出すことになるでしょう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
98.
人格とは、
高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。
人格の高さとは、
この矛盾を持ち耐えることである。
（ ヘーゲル ）
99.
恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。
（ プラトン ）
100.
声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択した言葉に劣らない雄弁がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
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