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哲学者・思想家の名言
☆ ９月６日 ☆
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1.
貧乏にあまんずるは栄誉ある財産なり。
（ エピクロス ）
2.
十分暗くなれば、人は星を見る。
（ エマーソン ）
3.
泣いたことのない青年はがさつであるし、
笑おうとしない成年は阿呆だ。
（ サンタヤーナ ）
4.
我々は、幸福になるためよりも、どちらかといえば幸福だと人に思わせるために四苦八苦している。
（ ラ・ロシュフコー ）
5.
友人らしくみえる人々は、おおかた友人にあらず、かく見えぬ人がおおむね友人なり。
（ デモクリトス ）
6.
死はどこで我々を待っているか分からないから、いたるところでそれを待ち受けよう。
（ モンテーニュ ）
7.
神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。
（ ヴォルテール ）
8.
すべて存在するものは神の裡(うち)にあり、神なくしては何者も存在しえず、また理解もされない。
（ スピノザ ）
9.
人間の死ぬのはいつも早すぎるか遅すぎるかよ。
でも一生はちゃんとけりがついてそこにあるのよ。
一本、線が引かれたからには総決算しなけりゃ。
あんたは、あんたの一生以外の何ものでもないのよ。
（ サルトル ）
10.
スタイル・ハーモニー・優雅・よきリズムの美は、簡素さによる。
（ プラトン ）
11.
私の真理は怖ろしい。
というのは、いままでは嘘が真理と呼ばれてきたのだから。
あらゆる価値の転倒、これが私の方式だ。
（ ニーチェ ）
12.
教育の原点は、食べることを通して自己保存できる知恵を学ぶこと。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
13.
罪を憎みて罪人を憎まず。
（ セネカ ）
14.
重要なのは人生の長さではない。
人生の深さだ。
（ エマーソン ）
15.
あらゆる規定は否定である。
（ スピノザ ）
16.
名誉の悪用やこの世の虚妄について
最も多く呼号する者は、
最も多く名誉に飢えているのである。
（ スピノザ ）
17.
党派における裏切り者はやすやすと成功してしまう。
（ フランシス･ベーコン ）
18.
人は、善意を別にすれば、何にでも手向かうことができる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
19.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
20.
文明の全体が、
人間と雄と去勢物の中間のものを
女性と呼んでいるのだ。
（ ボーヴォワール ）
21.
この世で幸福以上の何かを求める人は、幸福の分け前にあずからなくとも、不平を言ってはならない。
（ エマーソン ）
22.
ぐずぐずしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく。
（ セネカ ）
23.
相反するものは一致する。
不調和なものが最も美しい調和を作る。
（ ヘラクレイトス ）
24.
現存在の最大の生産性と最大の享楽とを収穫するための秘訣は、危機に生きるということである。
（ ニーチェ ）
25.
我々が敵の不幸を憐れむ心の中には、しばしば優しさよりも高慢の方が多分含まれている。
我々が彼らに同情の証を見せるのは、彼らに我々の優越を感じさせたいからである。
（ ラ・ロシュフコー ）
26.
他人によって傷つけられるものは、自分のエゴイズムだけである。
（ 谷川徹三 ）
27.
過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。
（ ニーチェ ）
28.
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
（ プラトン ）
29.
力なき正義は無能であり、
正義なき力は圧制である。
（ ブレーズ・パスカル ）
30.
技芸はひと揃いの衣装を創るであろうが、
天性は人間を創らねばならない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
31.
人は多くを約束する、少しも与えないために。
（ ヴォーヴナルグ ）
32.
心の安らぎを得ている者は、自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない。
（ エピクロス ）
33.
褒める非難もあれば、けなす賞賛もある。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
死後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた、利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んで、いよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである。
（ J・S・ミル ）
35.
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。
広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。
従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。
そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
36.
習慣というものは、真にはげしい陰険な女教師である。
それは徐々に我々の内部に、その権力を植え付ける。
（ モンテーニュ ）
37.
あなたは、人生という実業にたずさわっているわけですから、ある意味の実業家でもあります。
自分の好きなことをやり、欲しいと思うものを持つ（＝手に入れる）、成功した実業家になりなさい。
（ 渡部昇一 ）
38.
生活とは、つまり習慣の織物である。
（ アミエル ）
39.
すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる。
（ ニーチェ ）
40.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
41.
共通の運命の下に生きねばならぬとの自覚が、社会人の日常生活の中に深く織り込まれるに至れば、人は自分一個の生活の狭い範囲を超えて、のちの世代を思い、次々に展開していく社会の一種の永遠性をも考えるようになるのである。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
42.
人々はなんらかの不潔なことを考えることを恥としないが、この不潔な考えが彼らのものだと言われていると感じると恥じる。
（ ニーチェ ）
43.
人生は本来善でも悪でもない。
生き方しだいで善の舞台とも悪の舞台ともなる。
（ モンテーニュ ）
44.
喜びを持てば持つほど、我々は完全さを持つことになる。
完全さとは充足感である。
（ スピノザ ）
45.
上り坂と下り坂は、一つの同じ坂である。
（ ヘラクレイトス ）
46.
耐えがたきに耐えたことは、
想い起こすごとに愉快である。
（ セネカ ）
47.
友たるものは、推察と沈黙に熟達した者でなければならない。
（ ニーチェ ）
48.
勇気のない者は、賢いとはいえない。
（ キケロ ）
49.
誰でもわが身がすべてである。
そのため、自分は誰にとってもすべてだと思うようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
追憶は後方へ向かって反復されるが、本当の反復は前方に向かって反復される。
（ キルケゴール ）
51.
我々はみな、生まれたばかりだという感傷をいだきつつこの世を去る。
（ エピクロス ）
52.
ひとを罰しようという衝動の強い人間たちには、なべて信頼を置くな！
（ ニーチェ ）
53.
情熱は人を承服させる唯一の雄弁家である。
情熱のある朴訥な人が、
情熱のない雄弁な人よりも
よく相手を承服させるのである
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
ここに印刷された言葉は考えであり、実際、身をもって経験しなければなりません。
（ アウグスティヌス ）
55.
「信仰」は悲惨な人たちには慰めであり、幸運な人たちにとっては恐怖の的である。
（ ヴォーヴナルグ ）
56.
立派な愛国者であるとは、
自国が商業によって繁栄し、
武力によって強大になるように願うことである。
（ ヴォルテール ）
57.
誤謬(ごびゅう)というものは、真理を余計含んでいれば、それだけ余計に危険である。
（ アミエル ）
58.
自然を見よ。
そして自然が教える道をたどっていけ。
自然は絶えず子供を鍛える。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
59.
想像力とは魂の目である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
60.
ゼウスが人間の願いに耳を傾けたなら、すべての者が滅びるだろう。
（人間は）人類に有害な多くのものを要求するからである。
（ エピクロス ）
61.
優雅は美徳と違ってすり切れない。
それには生命があり、絶えず新しくなる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
62.
一生を終えてのちに残るものは、
我々が集めたものではなくて、
我々が与えたものである。
（ ジェラール・シャンドリ ）
63.
正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。
（ プラトン ）
64.
責任をとらなくなったのか、
システムにがんじがらめになって責任をとれないのかは別として、
責任を負う、あるいは果たすということの意味が、
責任を問いただされる、とらされる
といった受動形にずらされてきたようにおもう。
「自己責任」という語もそうだが、
「悪いのは○○だ」「○○のせいだ」
という帰責の意味に。
（ 鷲田清一 ）
65.
善はただ一つしかない。
それは自分の良心に従って行動することである。
（ ボーヴォワール ）
66.
読書で生涯を過ごし、さまざまな本から知恵をくみとった人は、旅行案内書をいく冊も読んで、ある土地に精通した人のようなものである。
（ ショーペンハウアー ）
67.
だれもがなりたいものは、
たんになることが難しいだけではなく、
「定型」（ステレオタイプ）なのである。
難易度が違うだけで、
彼らのやっていることは、反復練習で、
それ自体は楽しいことでも、
わくわくすることでもない。
（ 鷲田小彌太 ）
68.
難しいからやろうとしないのではない。
やろうとしないから、難しくなるのだ。
（ セネカ ）
69.
他人の考えを読み取ることは他人の食べ残しを食べるようなもの、他人の脱ぎ捨てた衣服を着るようなものだ。
（ ショーペンハウアー ）
70.
幸福は過去になったとき初めて存在するものなのだ。
（ キルケゴール ）
71.
女性は初めての恋愛では愛する人に恋するが、その後の恋愛では恋に恋する。
（ ラ・ロシュフコー ）
72.
数珠は実にみごとな発明だ。
なぜなら、数珠を繰(く)ることで指が占拠されるだけでなく、心も占拠されるからだ。
（ タタルケビッチ ）
73.
人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。
（ エピクロス ）
74.
悪徳を非難するよりは、徳を教える方がよい。
（ スピノザ ）
75.
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
（ ニーチェ ）
76.
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分の好きなことをする時だけだ。
（ モンテーニュ ）
77.
才があって愚かな人はいるが、分別があって愚かな人は決していない。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
79.
記憶が言う。
それをしたのは私だと。
自尊心が答える。
そんなことをこの私がするはずはないと。
（ ニーチェ ）
80.
嫉妬は内紛の始まりを作り出す。
（ デモクリトス ）
81.
混乱は誕生の陣痛である
（ 唐木順三 ）
82.
絶望した側が戦いに勝つことがよくある。
（ ヴォルテール ）
83.
いかに長く生きたかではなく、
いかによくく生きたかが問題である。
（ セネカ ）
84.
相手の張った罠にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが最たる策略である。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
泣くことは、
自分自身に対する同情である。
（ ショーペンハウアー ）
86.
私の会う人はすべて、必ず何かの点で私よりまさっている。
私は常にその点をその人たちから学ぶことにしている。
（ エマーソン ）
87.
欲望はある種の人を盲目にするが、ある種の人を明るくする。
（ ラ・ロシュフコー ）
88.
敵となることは罪だ。
敵を持つことは試練だ。
（ ベンジャミン・ウイッチカット ）
89.
人間は、メッセージを忘れたメッセンジャーである。
（ アブラハム・ヘシェル ）
90.
心を向上させるために、我々は瞑想をするよりも、学ぶことを少なくすべきである。
（ デカルト ）
91.
万物は聖なる愛によって動かされる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
92.
争いをしているときは、理のある側が、まず先に若干譲歩すべきである。
理のない相手は、全然許すことのできないのが通常である。
（ カール・ヒルティ ）
93.
世の中には、
自分が“時代おくれ”になっていることを
（正当にも）過敏に意識しながら、
かといって今さら勉強する気力も能力もなく、
ただたんに隠微なルサンチマンから、
彼らをおびやかす何か理解できないものを抹消しようとする者どもが
絶えたことはない。
彼らは概して
できあいのラベルをはることによって、
それを片づけようとする。
（ 柄谷行人 ）
94.
私たちは三つの教育を受ける。
一つは両親から。
もう一つは教師から。
残りの一つは社会から教えられる。
そして、この三番目は、初めの二つの教えに全て矛盾するものである。
（ モンテスキュー ）
95.
人間の心は三つの部門、すなわち知力・理性・情熱に分けられる。
知力と情熱は他の動物にも具(そな)わるも、理性は人間のみ具わる。
（ ピタゴラス ）
96.
歴史は農業と同じように、高い丘からではなく谷間から、つまり卓越した人間からではなく、平均的な社会水準から養分を摂取するのである。
（ オルテガ ）
97.
法は人間の活動を除去すべきものではなく、指導だけを行なうべきものである。
それは、自然のつくった川の岸が、流れをせき止めるためのものではなく、流れに方向を与えるためのものであるのと同じである。
（ トマス・ホッブズ ）
98.
忍耐と長時間は、往々にして力や怒りよりも効果がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
99.
人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る。
（ ラ・ブリュイエール ）
100.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
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