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哲学者・思想家の名言
☆ ８月２３日 ☆
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1.
君の覚えた小さな技術をいつくしみ、その中にやすらえ。
（ アウレリウス ）
2.
過去によって未来をもくろむな。
（ エドマンド・バーク ）
3.
すべて賭けをする人は、
不確実を以(も)って勝つために
確実に賭ける。
（ ブレーズ・パスカル ）
4.
科学とは色あせたもろもろの思想の集まった墓場である。
（ ウナムーノ ）
5.
大きな苦痛こそ
精神の最後の解放者である。
この苦痛のみが、
我々を最後の深みに至らせる。
（ ニーチェ ）
6.
何であれ伝え方や行い方次第で、
その事柄の価値そのものが大きく変わってくる。
これは人の世話をする場合によく当てはまる。
とげとげしい気持ちでいやいやながら世話をすれば、
親切な行いも固くなったパンみたいなものになる。
（ セネカ ）
7.
平等主義は因習的不平等・独断的特権・歴史的不正を除去した後、
次には、功績・能力・徳性の不平等に対して謀反を起こした。
（ アミエル ）
8.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
9.
世間普通の人たちは、難しい問題の解決にあたって、熱意と性急のあまり、権威ある言葉を引用したがる。
（ ショーペンハウアー ）
10.
夢想は思考の日曜日。
（ アミエル ）
11.
美徳もしくは道徳性は、
民選政府に欠いてはならない源泉である、とはまったくの真理である。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
12.
夜は多くのシミや欠点を隠す。
夜には醜い女は存在しない。
（ オウィディウス ）
13.
諸君は相手をだましたと思っている。
だが先方は、だまされたふりをしているのだとしたら、どちらが一体だまされているのか。
（ ラ・ブリュイエール ）
14.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
15.
所有の本能は、
人間の本能の基礎である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
16.
医者というものは、ほとんどわかっていない未知の病気を治療するために、自分でもわかっていない薬を処方するものである。
（ ヴォルテール ）
17.
すべて賭けをする者は、不確実なものを得るために、確実なものに賭ける。
（ ブレーズ・パスカル ）
18.
あまりに早くにあげた名は、何と重荷になることか。
（ ヴォルテール ）
19.
生徒の才能を軽視するよりも、
むしろ過大視したほうがよい。
その方が生徒を謙虚にするからである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
20.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
（ 和辻哲郎 ）
21.
運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する。
（ ヴォルテール ）
22.
礼儀正しさが人の本性に訴えかける働きは、熱がロウに伝える働きのごとし。
（ ショーペンハウアー ）
23.
年頃の娘たちは結婚のために結婚する。
結婚によって自由になれるから。
（ ボーヴォワール ）
24.
金を払う相手は先生だが、実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。
（ エマーソン ）
25.
魂は肉体を拒否する。
（ アラン ）
26.
時は万事を暴露する。
（ タレス ）
27.
全ての条件が同じなら、
最も単純な理屈が正しい。
（ オッカムのウィリアム ）
28.
人間はときに、他人と別人であると同じほどに自分とも別人である。
（ ラ・ロシュフコー ）
29.
美しさは「自然」が女に与える最初の贈り物であり、そしてまた「自然」が女から奪い取る最初の贈り物である。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
30.
我々の改革者たちは、「経験」に向かっては、お前はもうろくしているといい、「過去」に向かっては、お前は子供だという。
（ ジョセフ・ジュベール ）
31.
（不快な状況に）対峙するなかれ。
我慢ならなくとも、受け入れよ。
そうするよう心掛ければ、うまくいく。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
32.
宇宙は数学という言語で書かれている。
そしてその文字は三角形であり、円であり、その他の幾何学図形である。
これがなかったら、宇宙の言葉は人間にはひとことも理解できない。
これがなかったら、人は暗い迷路をたださまようばかりである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
33.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
（ プラトン ）
34.
どんな人も
他人の経験によって学び取るほど利口ではない。
（ ヴォルテール ）
35.
幸福を確かなものにするには、
美徳では不十分だが、
不幸を確かなものにするには、
悪徳で十分である。
（ アリストテレス ）
36.
虚栄は理性以上に、我々に我々の思考に反することをさせるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
37.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
38.
不死不滅という希望なくしては、何人といえども、国家のために死ねるものにあらず。
（ キケロ ）
39.
人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり、変化しやすく不確定である。
人間は病める動物なのだ
（ ニーチェ ）
40.
自己に与えられた条件を
ギリギリまで生かすことが、
人生の生き方の最大最深の秘訣である。
（ 森信三 ）
41.
真実は疑いなく美しい。
しかし、嘘もまた同様である。
（ エマーソン ）
42.
革命は些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
（ アリストテレス ）
43.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
（ ニーチェ ）
44.
我々は、我々自身を冷笑しないために、多くのものを冷笑する。
（ ヴォーヴナルグ ）
45.
内緒話くらい信用されるものはない。
（ ボーヴォワール ）
46.
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
（ セネカ ）
47.
不真実はいずれも、全体主義への道をたどる一歩である。
（ カール・ヤスパース ）
48.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
49.
不運が眠っているときには、
起こさないようにそっとしておくことだ。
ちょっとしたつまづきなら軽い傷ですむが、
それがもとで転倒してしまうと、
致命傷を負いかねない。
（ バルタザール・グラシアン ）
50.
（創造者の道を行く）君は、君自身を愛し、君自身を軽蔑しなければならぬ。
（ ニーチェ ）
51.
娘の純潔の確かな番人は厳しさである。
（ モンテーニュ ）
52.
たまたま私の身に起こることが私を偉大にするのではなく、私の行うことが、私を偉大にする。
（ キルケゴール ）
53.
人がいやいやながらいる処(ところ)は、彼にとっては牢獄である。
（ エピクテトス ）
54.
私は孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
55.
大きく正義を行おうとするものは、細かく不正を働かねばならない。
（ モンテーニュ ）
56.
正義とは、強者の利益にほかならず。
（ プラトン ）
57.
勇気──攻撃する勇気は最善の殺戮(さつりく)者だ。
死をも殺戮する。
（ ニーチェ ）
58.
生活のための闘争と言っているものは、正直なところ、成功のための闘争にほかならない。
（ バートランド・ラッセル ）
59.
定義は、定めるよりも反論する方がやさしい。
（ アリストテレス ）
60.
起きている人間たちは同じひとつの世界を共有しているが、眠れば、人それぞれにこの世界を離れて、自分に固有の世界におもむく。
（ ヘラクレイトス ）
61.
自分自身を信頼すれば、他の多くの事柄に対する信頼が生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
62.
友人らしくみえる人々は、おおかた友人にあらず、かく見えぬ人がおおむね友人なり。
（ デモクリトス ）
63.
お互いに友人だといっても、それを信じるのは愚か者である。
この名ほど世間にありふれたものはなく、その実、これほど天下に稀なものはない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
64.
（本当のことは）誰にとっても正しいことなのだから、お互いの正しさを主張しあって喧嘩になるはずもないということも、わかるよね。
だから、本当のことを知っているということは、それ自体が自由なこと（＝自由であるということ）なんだ。
本当のことを知らないから、人は人に対して自分の自由を主張することになるんだ。
（ 池田晶子 ）
65.
ありのままに見、あるがままに行動できる者を勇者と呼ぶ。
（ チャールズ・エバレット ）
66.
暇な時間は、かけがえのない財産である。
（ ソクラテス ）
67.
万物は聖なる愛によって動かされる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
68.
犬があなたの膝に乗るのは、
あなたが好きだから。
でも猫が同じことをしても、
それはあなたの膝の方が温かいからだ。
（ ホワイトヘッド ）
69.
克服できない障害を前にして頑固にふるまうのは、おろかなことだ。
（ ボーヴォワール ）
70.
「文化国家」とは、近代的観念にすぎない。
一方は他方を食っていき、他方は一方の犠牲において繁栄する。
文化のすべて偉大な時代は、政治的には没落の時期である。
（ ニーチェ ）
71.
女性をキャンドルの光のもとで評価してはいけない。
判断を誤る。
女の容貌を真に知りたければ、昼の光のもと、しらふの状態で見ることだ。
（ オウィディウス ）
72.
極端な行動は虚栄、普通の行動は習慣、卑劣な行動は恐怖に帰されるならば、過失を犯すことはまずなかろう。
（ ニーチェ ）
73.
人間は慣習の束である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
74.
とにかく結婚したまえ。
良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる。
（ ソクラテス ）
75.
親友が逆境に陥ったとき、我々はきまって不愉快でない何かをそこに見出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
我々は、
光のもとで暗闇を、
幸福のもとで悲惨を、
満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。
しかし、その逆はいつもである。
（ カント ）
77.
その文章さえよければ、悪い作家から引用することを私は決して恥じない。
（ セネカ ）
78.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
79.
目的なしに行動すべきにあらず。
（ アウレリウス ）
80.
些細なことが我々を慰めるのは、些細なことが我々を悩ますからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
81.
実は死が近づくという観念は誤りである。
死は近くにありもしなければ遠くにありもしない。
死は在(あ)らないのである。
（ ボーヴォワール ）
82.
潔癖な心は、法律が禁じないことをも抑制してしまう。
（ セネカ ）
83.
音楽とは、自分では気づかずに計算する、心の喜びである。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
84.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
85.
私の生活を変えるのは、私の行為である。
（ キルケゴール ）
86.
子供には過去も未来もない。
だから現在を楽しむ。
大人はとてもそうはいかない。
（ ラ・ブリュイエール ）
87.
空想は感情に似ているが、感情とは反対のものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
88.
（小さな木の）枝の先を地面に押しつけていると、手が離れたとたん、枝は再び空に向かってまっすぐに延びる。
（ ポエティウス ）
89.
我々の後悔は、我々が行った悪を遺憾に思う心であるというよりはむしろ、それがやがて我が身にふりかかりはしないか、とあやぶむ心である。
（ ラ・ロシュフコー ）
90.
野心は、空を飛ぶことも出来るし、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
91.
私たちのもっとも大きな偽りは、私たちの中にある醜悪を隠すことではなく、私たちの空虚を隠すことによって形成される。
そこにないものを隠すことこそ、もっとも難しい。
（ エリック・ホッファー ）
92.
哲学者たちの全生涯は、死に対する準備なり。
（ キケロ ）
93.
すべての賢者の学説が示すところによれば、
よく生きるとは自然に従って生きることであり、
この世の最高善は自然に合致することであり、
自然を案内者とし女主人としてそれに従う限り、
我々はあやまつことがないであろう。
（ ピエール・シャロン ）
94.
結婚は鳥かごのようなものだ。
外にいる鳥たちはいたずらに中に入ろうとし、中にいる鳥たちはいたずらに外に出ようともがく。
（ モンテーニュ ）
95.
沈黙することを学びなさい。
静まった心に耳をすませ、吸収させなさい。
（ ピタゴラス ）
96.
金(かね)に目もくれない人はいくらもいるが、金の与え方を心得ている人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
97.
友人と共にあるとき、私達は容易に偉大な人間になれる。
生の扉を広く開け放ってくれるのは、友人なのだ。
（ エマーソン ）
98.
賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
妻は、
若い夫にとっては女主人、
中年の夫にとっては仲間、
老人の夫にとっては乳母である。
（ フランシス･ベーコン ）
100.
我々は他人の知識によって物知りにはなれるが、賢くなるには、我々自身の知恵によるしかない。
（ モンテーニュ ）
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