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哲学者・思想家の名言
☆ ８月２２日 ☆
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1.
幸福になりやすいたちで、特に運が良くなくても、幸福になる人もいれば、最高の環境が揃っていても不幸な人がいる。
というのも、幸福を感じる為には、楽しむ対象を持っているだけではなく、楽しむ能力も持っていなければならないからだ。
（ タタルケビッチ ）
2.
人間が根源的であればあるほど、不安はそれだけ深い。
（ キルケゴール ）
3.
目的は必ずしも達成されるために設定されているわけではなく、照準点とか方位点として役立たせるためである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
4.
どのような運が降りかかろうと、喜びに浮かれることのないように、悲しみに暮れることのないように。
万物は流転し、そして運もまた、いつ変わるとも知れないのだから。
（ ショーペンハウアー ）
5.
名誉は、外に現れた良心であり、良心は、内に潜む名誉である。
（ ショーペンハウアー ）
6.
いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。
（ ジョン・ロック ）
7.
諸君は私から哲学を学ぶのではない。
哲学することを学ぶのだ。
（ カント ）
8.
読まれたものは、
熟慮を重ねることによってのみ、
真に読者のものとなる。
食物は食べることによってではなく、
消化によって我々を養う。
（ ショーペンハウアー ）
9.
だれしも、分別に欠けるだけ虚栄に毒されている。
（ ニーチェ ）
10.
自分がどんな人間かはっきりさせようとするのは、
自らの歯を噛もうとするようなものだ。
（ アラン・ワッツ ）
11.
思考や道徳的意志が
宗教的観念を形成し維持するどころか、
最初に人間を信仰に導き彼をそこに留め置くものは、
むしろ希望と恐怖の感情である。
ここにわれわれは宗教的なものの真の基底を見出す。
（ エルンスト・カッシーラー ）
12.
その未来を先取りして経験し、それが良いか悪いか、理解し感じとるのだ。
これは、明らかに主に性格の問題である。
（ タタルケビッチ ）
13.
ヘーゲルは、欲望とは他人の欲望だといっています。
つまり、他人に承認されたい、認知されたいという欲望（のこと）です。
これはまた、
他人が欲望しているものを欲する、
ということを意味します。
なぜなら、これを手に入れることによって、
他人に承認され、
他人に対して優位に立ちうるからです。
他人が欲望しているから欲しい。
（ 柄谷行人 ）
14.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
15.
孤独とは生命の要求である。
（ キルケゴール ）
16.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
悪人は善人のずる賢さに気づいていつも驚く。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
人間は半ば社会的な動物であり、半ば孤独な動物である。
（ バートランド・ラッセル ）
19.
人間は自己の監獄の戸を開く権利なき囚人なり。
人間は神が召還するまで待つべきであり、自己の命を奪うべきにあらず。
（ ソクラテス ）
20.
賞賛の中には、非難の中よりも、より多くの鉄面皮がある。
（ ニーチェ ）
21.
貸した金の額が少なければ
債務者を作るだけですむが、
額が大きければ敵を作る。
（ セネカ ）
22.
誇りは、慎ましさに包まれているときに最も成功するものだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
23.
不完全な劣等動物である人間が、自然界において動物以上の存在になれたのは、弱点を利点に転化しうる非凡な天賦の才能による。
（ エリック・ホッファー ）
24.
人間の本質が人間の最高のものであるならば、実践的にも最高かつ最善の掟は、人間に対する人間の愛でなければならない。
（ フォイエルバッハ ）
25.
理性は、生に対する愛から生まれる。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
26.
たまたま私の身に起こることが私を偉大にするのではなく、私の行うことが、私を偉大にする。
（ キルケゴール ）
27.
本当に助言を求めている人というのは、
ほとんどいないだろう。
彼らが、他者の「助言」として知りたいと思っているのは、
心のなかではすでに密かに固まっている
自分の決心なのだ。
（ ヴァルター・ベンヤミン ）
28.
すべての罪の動機は空虚さにある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
29.
才気は多くの無用な思想を持つことにあり、
良識は必要な知識をよく身につけることにある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
30.
ある状況についての幻想を捨てたいという願いは、
幻想を必要とする状況を捨てたいという願いである。
（ カール・マルクス ）
31.
お前の哲学の目的は何か？
それはハエに、
ハエ取り器から脱出する出口を示してやることだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
32.
自尊心とは、空気でふくらませた風船である。
ちょっと突いただけで炸裂して風になってしまう。
（ ヴォルテール ）
33.
食べ物を選ぶように、言葉も選べ。
（ アウグスティヌス ）
34.
一日に一つでも恐怖の対象を克服しない者は、まだ人生の第一課さえわかっていない。
（ エマーソン ）
35.
才能は称賛の方へなびく。
称賛の声は才能を幻惑する人魚である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
36.
希望とは、目覚めている人間が見る夢である。
（ アリストテレス ）
37.
民主主義という言葉には、
ひとりでにすたれてしまった意味がある。
語源的には、
人民による統治ということだ。
ところが、現代の民主主義には、
統治する人民がいないことは明らかだ。
なぜって、
人民なるものが存在しないのだからね。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
38.
学校を卒業するとき
教育が終(おわ)ってはならない、
ということは陳腐な文句である。
このことの要点は、
学校教育の目的は、
成長を保障する諸能力を組織することによって
教育の継続を保障することだ、
ということである。
（ ジョン・デューイ ）
39.
あなたを欺(あざむ)いて究極的成功からはばむ者は誰もいないのだ。
あなた自身をのぞけば。
（ エマーソン ）
40.
（小さな木の）枝の先を地面に押しつけていると、手が離れたとたん、枝は再び空に向かってまっすぐに延びる。
（ ポエティウス ）
41.
高い地位は偉大な人物をいっそう偉大にし、卑小な人物をいっそう卑小にする。
（ ラ・ブリュイエール ）
42.
夫をつかまえるのは技、
とどめておくのは努力。
（ ボーヴォワール ）
43.
瞑想には条件がない。
条件がないということがそれを天与のものと思わせる根本的な理由である。
（ 三木清 ）
44.
正直は最善の政策である。
（ ゼノン ）
45.
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
毎日をまったく違う人生と見なすべきだ。
（ セネカ ）
47.
人は、自分を愛しているから嫉妬するんじゃなくて、
愛していないから嫉妬するんだ。
面白いもんだね。
（ 池田晶子 ）
48.
自然な世界を服従させるために
人間が発明した技術は、
人間自身に逆らって向きを変えた。
それは高まる自己疎外だけでなく、
むしろ最終的には
人間存在の一種の自己喪失にもつながった。
（ エルンスト・カッシーラー ）
49.
貧しき者、寂しき者の慰めは夢想である。
（ 阿部次郎 ）
50.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
51.
善なる行為も、習慣のおかげで善行でなくなってしまう。
（ カント ）
52.
（山登りは）初めはつねに難しいというが、
登るにしたがって、
その労を少なくするのは、
山の自然である。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
53.
私たちは無知によって道に迷うことはない。
自分が知っていると信じることによって迷うのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
54.
難しい出来事に遭遇したとき、その結果がどうなるかを決定するのは、何よりもまず、最初の姿勢である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
55.
考えに考え抜けば、解決できない問題はない。
（ ヴォルテール ）
56.
誤謬(ごびゅう)を犯すは人間の性(さが)なり。
（ キケロ ）
57.
不幸な、不成功の恋愛には、眼を閉じていても見えるくらい、禍(わざわい)は無数にある。
（ ルクレティウス ）
58.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）
59.
すべての人が道徳的になるまでは、
だれも完全に道徳的にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
60.
人はなんでも忘れることができるが、自分自身だけは、自分の本質だけは忘れることはできない。
（ ショーペンハウアー ）
61.
家に終始いることは精神病の一種を育む。
この意味では、どんな家も病院だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
神に代わって人間を支配する三つの力である、金と名誉と享楽との関係を断ったときに、人は初めて自分を自由に感じることができる。
（ カール・ヒルティ ）
63.
時はそれ（＝自然の働きの結果）を世々(よよ)明るみに出す。
自然はそれ自体ではつねに同じであるが、
つねに同じように知られているわけではない。
（ ブレーズ・パスカル ）
64.
結婚というのは、人々が愛に、ある宗教的表現を与えることと、愛を宗教的義務に高めることのほか、何を意味するつもりなのか。
（ キルケゴール ）
65.
運命が一つの扉を閉じたならば、信念が別の扉を開く。
空いている扉を見つけよ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
66.
私たちは、私たちがいつ最も成功したのかということを、決して知り得ない。
（ ウナムーノ ）
67.
パリを去るのはつまらない。
友達と別れなければならないから。
といって田舎を去るのも辛い。
自分と別れなければならないから。
（ ジョセフ・ジュベール ）
68.
人々はなんらかの不潔なことを考えることを恥としないが、この不潔な考えが彼らのものだと言われていると感じると恥じる。
（ ニーチェ ）
69.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
70.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、
二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
71.
ロウソクが消えた中では、
どんな女も美しい。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
72.
文化はOSであり、
言葉はネックトップ、
すなわち脳の中に入れるアプリのようなものです。
そのアプリのおかげで
人間には創造性があるのです。
（ ダニエル・デネット ）
73.
誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。
（ ラ・フォンテーヌ ）
74.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
75.
人をだましたと思っている者自身が、実はだまされているのだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
76.
健康と自由な一日（＝日々）を与えられれば、帝王の栄華も馬鹿らしく思われるほど幸福になれる。
（ エマーソン ）
77.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
78.
知識を身につける機会があれば、
たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、
劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
79.
もし全ての人が、互いに何を語り合っているかを知ったならば、事実、この世に友は四人といないであろう。
このことは、時折誰かが口を滑らせて告げ口をしたために起こる争いからしても明らかである
（ ブレーズ・パスカル ）
80.
健康というのは平和というのと同じである。
そこに如何(いか)に多くの種類があり、多くの価値の相違があるであろう。
（ 三木清 ）
81.
人格とは、
高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。
人格の高さとは、
この矛盾を持ち耐えることである。
（ ヘーゲル ）
82.
真理にみちた精神を持っている人には、世人の変わり易い評判がつきまといますが、それは大西洋の波が、月の引力にひかれて高まるのに似ています。
（ エマーソン ）
83.
恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかない。
（ アラン ）
84.
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である。
（ ブレーズ・パスカル ）
85.
人の人生で最大の悲劇は、
生きてはいても、
彼の内部で何かが死んでいることだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
86.
われは孤独である。
われは自由である。
われはわれみずからの王である。
（ カント ）
87.
死ぬことと、自分の信念とどちらが大事か！
（ ソクラテス ）
88.
幸福は趣味のうちにあり、物事のうちにはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
年をとったら謙虚にならなくては。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
90.
汝が富者ならば、喜ばしきときに食べよ、汝が貧者(ひんじゃ)ならば、食べられるときに食べておくべし。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
91.
賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。
（ アリストテレス ）
92.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
93.
沈黙することを学びなさい。
静まった心に耳をすませ、
吸収させなさい。
（ ピタゴラス ）
94.
智はいつも情に一杯食わされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
どんな時でもそうだが、
今度もたいへん良い機会だ。
それをどう扱うかさえ知っていれば。
（ エマーソン ）
96.
君が君の両親を取り扱うように、
やがて君の子供は君を取り扱う。
（ タレス ）
97.
男は、相手に苦しみを与えたと思って涙を流すが、女は、相手を十分に苦しめなかったと考えて涙を流す。
（ ニーチェ ）
98.
めったに使われない思考の自由の代償として、人々は言論の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
99.
わたしたちは、ひとりの人間を、
飢えとしてではなく、
食物として愛している。
わたしたちの愛は、
人食い人種の愛である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
100.
本当に自信のある人間は泰然として、人が彼をどのように評価するかなどということにはあまり気をとられないものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
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