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哲学者・思想家の名言
☆ ８月２２日 ☆
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1.
健康というのは平和というのと同じである。
そこに如何(いか)に多くの種類があり、多くの価値の相違があるであろう。
（ 三木清 ）
2.
死はどこで我々を待っているか分からないから、いたるところでそれを待ち受けよう。
（ モンテーニュ ）
3.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
4.
人生の目的には、
レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。
レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、
人生の究極の目的の一つである。
（ アリストテレス ）
5.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
6.
神は本質ではなく実存である。
我々は、神については、霊的な体験に基づいた象徴的な言葉だけでしか語ることができない。
（ ベルジャーエフ ）
7.
希望がなくなったからといって、何も絶望する必要はない。
（ セネカ ）
8.
ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
（ ニーチェ ）
9.
言葉は女性的で、
行動は男性的である。
（ バルタザール・グラシアン ）
10.
我々は自分の健康を大切にする。
貯蓄をし、家の屋根を丈夫にし、衣服を十分に整える。
だが、あらゆる財宝のうちで最高のもの、「友人」という財宝を備えようとする賢者はどこにもいない。
（ エマーソン ）
11.
飢餓線上の貧困者は生き甲斐のある生活をおくる。
衣食住を求める闘争に従事することは、無用の感覚から自由になることでもある。
（ エリック・ホッファー ）
12.
私達は竹馬に乗っても何もならない。
なぜなら、竹馬に乗ってもやはり自分の足で歩かなければならないからである。
（ モンテーニュ ）
13.
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
（ セネカ ）
14.
泣くことは、
自分自身に対する同情である。
（ ショーペンハウアー ）
15.
自然は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。
だから人は話すことの二倍だけ聞かねばならない。
（ ゼノン ）
16.
人間的欠陥の主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
（ デカルト ）
17.
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない。
（ エリック・ホッファー ）
18.
女であることはなんと不幸なことか！
しかも女でありながら、自分が女の一人であることを本当に知らないのは、いっそう手ひどく不幸なことだ。
（ キルケゴール ）
19.
人生の唯一の理性的目的は、地上に神の国を築いていくことである。
（ カール・ヒルティ ）
20.
音楽において調和と呼ばれるものは、国家においては一致と呼ばれる。
（ キケロ ）
21.
まったく相反する二つのこと、習慣と新奇が等しく我々の心をとらえる。
（ ラ・ブリュイエール ）
22.
生命を賭(と)すること、生命を犠牲にすることは、それなしでは人間にふさわしい生を得ることもできず、救いの道を見出すこともできないであろうような、人間にとって必須の条件であるが、それも生命を賭すること、生命を犠牲にすることそのものにではなく、それが理性と愛から出た、人間として生きる上での契機となっている点に、意味があるのである。
（ カール・ヤスパース ）
23.
行為の前に先慮することは、後になって気付くことよりもより良い。
（ デモクリトス ）
24.
アメリカにおいては、
人々を判断するには、
彼らの生活程度から推定される収入の多寡(たか)によるのが早道である。
（ バートランド・ラッセル ）
25.
生き埋めにされた皇帝よりも、乞食暮らしのほうがよい。
（ ラ・フォンテーヌ ）
26.
常に今日のためにのみ働く習慣をつくるがよい。
明日はひとりでにやってくる。
そしてそれとともに新しい明日の力もまた来るのである。
（ カール・ヒルティ ）
27.
自制ができぬうちは、自由だとはいえぬ。
（ デモフィロス ）
28.
存在せよ！
この言葉の最高の意味で、
見かけだけであることをやめよ。
実体そのものとなるべく努めよ！
これが、すべての実践的哲学の最高の要請である。
（ シェリング ）
29.
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、人生が変わる。
（ アミエル ）
30.
人生には正真正銘の本質的な価値などない。
人生はただ、欲望と幻影によって動き続けるだけだ。
（ ショーペンハウアー ）
31.
死人のみが、戦争の終わりを知る。
（ プラトン ）
32.
宗教とは、知性の破壊力に対する自然の防御的反作用である。
（ アンリ・ベルクソン ）
33.
あらゆる我々の発明は、
知的生活を伴う物質的諸力を授けたが、
人間の生活を物質的な圧力に屈服させた。
（ カール・マルクス ）
34.
自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである。
（ J・S・ミル ）
35.
青年は熱い血によってその趣味を変え、老人は習慣によってその趣味を保つ。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
我々が、自分の得ようとするものに達するには、まずその反対のものを経なければならないということは、我々人間の不完全さの一つである。
──我々は善悪を通して、初めて至福を目にするのである。
（ キルケゴール ）
37.
この世で成功するには、馬鹿のように見えてその実(じつ)利口でなければならない。
（ モンテスキュー ）
38.
ひとりの男だけを見つめている女と、ひとりの男からいつも眼をそらす女とは、結局、似たようなものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
39.
不満は自負の欠乏であり、意志の衰弱である。
（ エマーソン ）
40.
犠牲は、超時間的な、超感覚的な、無制限なものと結びついている。
それは、たとえ「無駄」であろうと、「無意味」ではない。
犠牲は、すべての人間的な事象を超えた神秘を啓示するものである。
（ カール・ヤスパース ）
41.
孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。
なぜなら、孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。
（ ショーペンハウアー ）
42.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
43.
雄弁は、常軌を逸した群衆や暴徒を扇動したり操ったりするために考え出された道具である。
（ モンテーニュ ）
44.
人間は心構えを変えることによって、その人生を変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
45.
恋の始めも終わりも、二人だけの場合には当惑を感ずるものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
46.
名声を追う者は他人の行動に己自身の善をおく。
快楽を追う者は己の官能に善をおく。
しかし、賢者は己の行いに善をおく。
（ アウレリウス ）
47.
依頼心が苦悩を作り出す。
（ 清沢満之 ）
48.
そう考えない自由が私にあるのだ。
（ アウレリウス ）
49.
外からの出来事が人の運の良し悪しに大いに関係することは確かだ。
これには、他人の好意、機会、関係者の死、その人の美徳ゆえの機会などが入る。
だが、自分の運をどう発展させていくかの問題は、その人の手中にしかない。
（ フランシス･ベーコン ）
50.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
51.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
52.
教えることのできない子供というものはない。
あるのは子供達にうまく教えられない学校と教師だけである。
（ M・アドラー ）
53.
今の瞬間だけに生きよ！
（ アウレリウス ）
54.
会社や仕事が自分に合うかどうかは、
とにかくやってみなければ分かりません。
人間は体全体で何かを理解します。
（ 中島義道 ）
55.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
56.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
57.
権力欲は強さでなく弱さに根ざしている。
（ エーリヒ・フロム ）
58.
人間はその身に降りかかることよりも、それをどう受け止めるかによって傷つくことが多い。
（ モンテーニュ ）
59.
脱皮できない蛇は滅びる。
意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。
それは精神であることをやめる。
（ ニーチェ ）
60.
生まれつきの善人よりも、努力してなった善人のほうが多い。
（ クリティアス ）
61.
恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍(ししゅう)されたカンヴァスである。
（ ヴォルテール ）
62.
我々は心穏やかでいられるだろう。
集団から離れているだけで。
（ セネカ ）
63.
幾何学者にも天文学者にも科学者にもなりたいわけではない大衆はすべて、
基本科学のそれぞれの主要諸観念を絶えず同時的に求めている。
（ オーギュスト・コント ）
64.
難しい出来事に遭遇したとき、その結果がどうなるかを決定するのは、何よりもまず、最初の姿勢である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
65.
人に従うことを知らない者は、良き指導者になりえない。
（ アリストテレス ）
66.
生物の存在するところに、
すべて権力に対する欲求がある。
（ ニーチェ ）
67.
他人からもらった快楽というものは、（受け取ると）約束しただけのものを決して受け取ることがないのに反し、行動することの快楽は、必ず（受け取ると）約束したものより以上のものを受け取る。
（ アラン ）
68.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
69.
臆病の虫に取り付かれると、その人はよきことを行わなくなる
（ キルケゴール ）
70.
他人の過ちが気に障る時は、即座に自らを反省し、自分も同じような過ちを犯していないか考えてみるといい。
（ アウレリウス ）
71.
個々の人すべてに共通な心が一つある。
そして各人は同じものに至る入り江であり、
すべての人間は同じものから生じたのだ。
（ エマーソン ）
72.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、心の動きを他に転じ得ないならば、傷は活発となり、育むことによって痼疾(こしつ)化し、日毎に狂気はつのり、苦悩は悪化するばかりだからである。
（ ルクレティウス ）
73.
読書は心豊かな人を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
74.
公の災害は力強い平等論者である。
（ エドマンド・バーク ）
75.
美しいという感じと、美しいという意味は、どっちが先にあるものだろう。
美しいという言葉は、美しいという感じにつけられた名前なんだろうか。
名前と事柄とは、どっちが先なんだろうか。
（ 池田晶子 ）
76.
ゼウスが人間の願いに耳を傾けたなら、すべての者が滅びるだろう。
（人間は）人類に有害な多くのものを要求するからである。
（ エピクロス ）
77.
克服することができると信じる者は、克服することができる。
この人生の第一課を学ばなかった者は、恐れを克服できないまま日々を過ごす。
（ エマーソン ）
78.
人間の運命は人間の手中にある。
（ サルトル ）
79.
政治の一番大きな努力が、あれほど多くの人々の平和を犠牲にして何人かの幸福な人々を作るのであるならば、政治というものは喜ぶべきものだろうか。
（ ヴォーヴナルグ ）
80.
何が最も真実なことと言われるか？
人間たちが邪悪であることである。
（ サラミスのヒッポダマス ）
81.
勇気こそ、あらゆるものに新しい姿・形を与えるものである。
意を決した人間は、しっかりした発言と意欲の力で、挫折を蹴散らし、征服に向かって歩き始める。
（ エマーソン ）
82.
生きるというのは、考えるということである。
（ キケロ ）
83.
我々にふさわしいものは、快活と勇気、希望を実現しようとする努力である。
（ エマーソン ）
84.
少年たちの勉学を強制と厳格さによって訓練するのではなく、彼らに興味をいだかせるように導くならば、彼らは心の張りを発見するだろう。
（ プラトン ）
85.
人は同じ流れに再び入ることはできない。
（ ヘラクレイトス ）
86.
彼（＝ナルシシスト）がつまらぬちょっとした言葉を喋るとき、自分ではさも重大なことを話しているように思っているのが、我々にはよくわかることがある。
（ エーリヒ・フロム ）
87.
やり直すとは、
ゼロからではない。
（ 鷲田小彌太 ）
88.
最も熱烈な恋愛は、最も冷たい週末を有す。
（ ソクラテス ）
89.
書物は私の心の鍛錬にはならず、
知を育んだだけである。
（ モンテーニュ ）
90.
人々の善が最高の法律である。
（ キケロ ）
91.
人間は世界史の重要な担い手であって、世界史は人類の運命の集合から生ずる。
（ ブレンターノ ）
92.
およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です。
（ セネカ ）
93.
悪人が受ける主な罰は、彼ら悪人が善心に立ち還った瞬間に、よりよくなろうと願っても、もはや善の道に還ることが出来ないという点にある。
（ カール・ヒルティ ）
94.
神は似非(えせ)信心家を作り、王侯は偽善者を作る。
（ モンテスキュー ）
95.
自分自身に満足していない人間に、いったい何ができるっていうんだい？
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
96.
ラディカルであることは、事柄を根本において把握することである。
（ カール・マルクス ）
97.
我々は何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになる。
（ シュバイツァー ）
98.
我々人間は集団を好む動物であるとともに、自分の同族に認められること、それも好意をもって認められることの好きな動物である。
もし自分の属する社会集団の誰からも完全にそっぽを向かれるとすれば、こんな残酷な刑罰はあるまい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
99.
人間は今や、彼らの用いている道具の道具になってしまった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
100.
人間は疑念を持つが、これは科学の芽生えである。
（ エマーソン ）
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