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哲学者・思想家の名言
☆ ８月１３日 ☆
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1.
人間の最も基本的な分類として、「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。
（ プラトン ）
2.
予の見るものは人間にして人類にあらず、馬にして馬類にあらず。
（ アンティステネス ）
3.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）
4.
身体の美は、もし知性がその根底になければ、動物的なものに過ぎず。
（ デモクリトス ）
5.
精神的な人は、そういう人は同時に勇気もある人だと前提しての話だが、精神的であればあるだけ、また痛ましい悲劇にも出会う。
だが、彼らはまさに人生が自分たちに大きく敵対してくればくるだけ、その人生を称賛する。
（ ニーチェ ）
6.
哲学者たちの全生涯は、死に対する準備なり。
（ キケロ ）
7.
すばらしい英知は、
極度の無知と同じく、狂愚として非難される。
（ ブレーズ・パスカル ）
8.
名声を追う者は他人の行動に己自身の善をおく。
快楽を追う者は己の官能に善をおく。
しかし、賢者は己の行いに善をおく。
（ アウレリウス ）
9.
歴史は、自由な国においてのみ真実に書かれうる。
（ ヴォルテール ）
10.
虚言のデパートは誇張だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
11.
怒りはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
（ 三木清 ）
12.
その女を手に入れる事ができない期間だけ、
男はその女に熱狂させられる。
（ キルケゴール ）
13.
自分が、その価値に値しないのに、武勇章をつけて得意になっている連中は虚栄心の強い人間である。
（ アラン ）
14.
男は女にすべてを与えよと求める。
女がその通りにすべてを捧げ、生涯をあげて献身すると、男はその重荷に苦しむ。
（ ボーヴォワール ）
15.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
（ セネカ ）
16.
人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである。
（ カール・マルクス ）
17.
生涯の幸福な時は、全体的に見て、仕事をしている時である。
（ カール・ヒルティ ）
18.
真実には、我々は何も知らない。
というのも、真理は奥底にあるから。
（ デモクリトス ）
19.
書物は私の心の鍛錬にはならず、
知を育んだだけである。
（ モンテーニュ ）
20.
演繹法は、厳密であればあるほど、いっそう理解しやすい。
なぜなら、正確さというのは、すべてをより簡単な原理に帰着させることだからである。
（ ダランベール ）
21.
言葉は実行の影法師である。
（ デモクリトス ）
22.
万物は流転している。
汝自身も絶え間なく変化し、少しずつ衰退してゆく。
そして、全宇宙は汝と共にある。
（ アウレリウス ）
23.
生きるためにはわずかの生気しか必要でないが、行動するためには多くの生気が必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
24.
多く笑う者は幸福であり、多く泣くものは不幸である。
（ ショーペンハウアー ）
25.
人々は彼らの感情にふさわしい信仰を抱く傾向がある。
残忍な人々は残酷な神を信じ、そして彼らの残忍さを弁明するためにその信仰を利用する。
ただ、親切な人は親切な神を信じ、彼らはどんな場合にも親切であるだろう。
（ バートランド・ラッセル ）
26.
ものを知らない人はよくしゃべり、よく知っている人はあまりしゃべらない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
27.
いかなる人も、好んで真理から除け者にされる者なし。
（ プラトン ）
28.
死がいかなる場所において汝を待ち受けているか不明なり。
ゆえに、いかなる場所においても死を待ち受けよ。
（ セネカ ）
29.
頑固者は、
打ち砕くことはできるが、
服従させることはできない。
（ セネカ ）
30.
我々は死すべき者として万事を恐怖しながら、まるで不死の者であるかのように思って、どんなものでもほしがる。
（ ラ・ロシュフコー ）
31.
批評家とは、他人の思想について思考する人間である。
（ サルトル ）
32.
無知を知るは学問の始めなり。
（ ソクラテス ）
33.
人類の義務の為に一日の快楽を犠牲にできぬ者に禍あれ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
34.
友と敵とがなければならぬ。
友は忠言を、敵は警告を与える。
（ ソクラテス ）
35.
結婚とは、男女の経済的・性的結合という集団の利益に向かって追い越されることであり、彼ら個人の幸せを確保することが目的ではない。
（ ボーヴォワール ）
36.
飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、走ること、よじのぼること、踊ることを学ばなければならない。
最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。
（ ニーチェ ）
37.
賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。
（ アリストテレス ）
38.
（数学における）証明とは、君に強制的にやらせる作業ではない。
君を導く筋道だと思いたまえ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
39.
名声の後には忘却あるのみ。
（ アウレリウス ）
40.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
41.
この人生劇場において、
観客たるべき神と天使のためにのみ
精力を蓄えておくべきなり。
（ ピタゴラス ）
42.
私たちは、死の心配によって生を乱し、生の心配によって死を乱している。
（ モンテーニュ ）
43.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
（ キケロ ）
44.
逃げれば逃げるほど、
恐怖感はつのるものです。
（ エマーソン ）
45.
己の敵に何を持って復仇すべきか？
できる限り多くの善を行うべく努力せよ。
（ エピクテトス ）
46.
子供と動物はずいぶんよく似ています。
どちらも自然に近いのです。
でも子供が狡猾な猿よりも良く理解する事が一つあります。
それは偉人の立派な行為のことです。
（ プラトン ）
47.
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、
臆病の証拠である。
（ トマス・ホッブズ ）
48.
時は、時をよく用いる者には親切である。
（ ショーペンハウアー ）
49.
原理とは、現在だれもが使用中で、すべての人の眼の前に存在するものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
50.
仮りに我々〔人間〕が造り出されなかったとしても、それが我々にとって一体何の禍(わざわい)であろうか？
即ち、一旦生(うま)れ出て来たものは、甘い快楽が引き止めている限り、生命に止(とどま)りたがるに違いないからである。
ところが、生命への愛着を味(あじわ)ったことのない者、即ち生命を有する者の仲間に加ったことのない者は、生れ出なかったと云(い)うことは何の痛痒(つうよう)も感じないわけではないか。
（ ルクレティウス ）
51.
男の幸せは「われ欲す」、女の幸せは「彼欲す」ということである。
（ ニーチェ ）
52.
人間は他人の嘘にはたやすく気づくものであって、ただその嘘が自分におもねるときか、あるいはちょうど都合のよいときだけ、それを信じるのである。
（ カール・ヒルティ ）
53.
あまりに細心すぎるのは、繊細（の意味）を取り違えているのだ。
本当の繊細さは、確固とした細心さである。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。
彼の興味を利用して指導せよ。
そうすれば自分の能力がどこに向いているか。
少年自身で見出しやすくなる。
（ プラトン ）
55.
愛とは本来臆病なものであり、控えめなものです。
（ カール・マルクス ）
56.
書く力も資格もない者が書いた冗文や、
からっぽ財布を満たそうと、
からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、
書籍全体の九割にのぼる。
（ ショーペンハウアー ）
57.
彼の言葉があるように彼の人生もある。
（ セネカ ）
58.
眠りは、神からの唯一の無償の授かり物である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
59.
希望を捨てろ。
ここから入るすべての者たちよ！
（ ダンテ・アリギエーリ ）
60.
すべてを与えざる愛はエゴイズムである。
（ カール・マルクス ）
61.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
62.
自由というのは、他人や社会に求めるものではなくて、自分で気がつくものなんだ。
自分は自分のしたいことをしていい、よいことをしても悪いことをしても何をしてもいい、何をしてもいいのだから何をするかの判断は完全に自分の自由だと、こう気がつくことなんだ。
（ 池田晶子 ）
63.
人間の自由を奪うものは、
暴君でも悪法でもなく、
社会の習慣である。
（ J・S・ミル ）
64.
概して言えば、人間は、自分の限界よりも、ずっと狭い範囲内で生きているにすぎず、いろいろな能力を使いこなせないままに放置しているのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
65.
借財は底なしの海なり。
（ キケロ ）
66.
平和状態は創設されなければならない。
（ カント ）
67.
教育の目的は、各人が自己の教育を継続できるようにすることである。
（ ジョン・デューイ ）
68.
あらゆる有用なことのなかでもいちばん有用なこと、つまり人間をつくる技術はまだ忘れられている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
69.
じぶんのことばっかり語ったら、
それはモノローグ、ひとり語りになってしまいます。
そうじゃなしに、
ほんとうの語らい、語りは
ダイアローグ、もっといえばむしろ聴きあうことのうちにある。
（ 鷲田清一 ）
70.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
71.
その日その日を最高の日にしよう。
毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは、
何一つ正しく見ることが出来ない。
（ エマーソン ）
72.
この人間よりも私のほうが賢いに決まっている。
なるほど、我々は二人とも、
正しいこと、まともなことを何一つ知らぬように見えるが、
向こうは、物を知っていると思い込みながら、実は何一つ知らぬのに対して、
私はなるほど何一つ物を知らぬが、知っているとは全然思ってもいないのであるから。
（ ソクラテス ）
73.
名誉の悪用やこの世の虚妄について
最も多く呼号する者は、
最も多く名誉に飢えているのである。
（ スピノザ ）
74.
おそらく快楽は、
苦痛の半分の印象も我々に与えない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
75.
自然は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。
だから人は話すことの二倍だけ聞かねばならない。
（ ゼノン ）
76.
苦悩は活動への拍車である。
そして活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。
（ カント ）
77.
人生は振り返らなければ理解できないが、
前を向かなければ進んで行かない。
（ キルケゴール ）
78.
人類の暴君たる法は、
（人類の）本性に反する多くのことをなすべく、
しばしば我々に強制す。
（ プラトン ）
79.
（自分の）意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。
（ J・クリシュナムルティ ）
80.
人生とは自らの道である。
一つのことを試みることであり、一つの道を端的に示すことである。
（ サルトル ）
81.
心が受け入れようとしているものしか、目には見えない。
（ アンリ・ベルクソン ）
82.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
83.
私は物体である。
そして私は思惟(しい)する。
それ以上の事を私は知らない。
（ ヴォルテール ）
84.
人をだめにする最大の方法は、
好きなことをやらせ、
好き放題にさせ、
褒めまくることだ。
いうところの褒め殺しである。
これによく抵抗できる人は少ない。
（ 鷲田小彌太 ）
85.
多くの人間たちにとって、不幸を癒す薬は沈黙である。
とりわけ分別のある者には。
（ カルキノースⅡ ）
86.
成功の暁、その成功をもってどうするかということを人間が教えられて来なかったとすれば、
成功の達成も、つまるところは、その人間を退屈の餌食にするより他はないものである。
（ バートランド・ラッセル ）
87.
ほめれば（子どもは）喜ぶだろうと思うのは間違いです。
小さな子どもさんを観察すればすぐわかることですが、ほめられた子どもはすごく嫌な顔をしています。
（ 岸見一郎 ）
88.
怨恨(えんこん)は劣等感から湧き出るものである。
（ オルテガ ）
89.
他の人に賛成するには、やはり自分の意見をいくらか加えるのがよい方針である。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
世に抜きん出るには二つの方法がある。
自分自身の努力によるか、
他人の愚かさを利用するか、
そのいずれかである。
（ ラ・ブリュイエール ）
91.
時は未来永劫の幻影なり。
（ プラトン ）
92.
一貫して変わらぬ目的が具体的に実現されるのは、主として仕事によってである。
（ バートランド・ラッセル ）
93.
寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
（ カール・ヒルティ ）
94.
最上の証明とは経験である。
（ フランシス･ベーコン ）
95.
金(かね)は商売の原動力だ。
（ ビオン ）
96.
「馬鹿の一つ覚え」は小人の心に潜む悪魔であり、その崇拝者は三流の政治家、哲学者、牧師といったたぐいである。
同じことをいつまでも続けていては、偉大な魂は何もすることがなくなる。
（ エマーソン ）
97.
酒は口を軽快にする。
だが、酒はさらに心を打ち明けさせる。
こうして酒はひとつの道徳的性質、つまり心の率直さを運ぶ物質である。
（ カント ）
98.
金のためにする仕事はすべて、心を疲弊させる。
（ アリストテレス ）
99.
困難とは、人がそれを越えて発展しつつ、ある仕方でそれにすっかり身をまかせようとすれば、直ちに人を強めてくれるものなのだ。
（ アラン ）
100.
賢い者は、言うべきことがあるから話し、愚かな者は、言わねばならぬから話す。
（ プラトン ）
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