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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ８月２日 ☆
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1.
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。
もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。
どんな学問分野を選ぼうと、ひたすらに努力を続ければ、いつかは同世代のすぐれた代表者として、勝利感にひたれる輝かしい朝が来る。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2.
諺は言い訳にはならない。
（ ヴォルテール ）
3.
自己本来の目標を達成できる条件もととのわないうちに、
現実をとりかえてみたところで
なにになろう？
われわれは
空虚な現実に乗りあげて難破するのは
ごめんである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
4.
思いちがいを恐れずに、毎日新しく思いちがいを世界にこじいれてゆく他ない。
（ 鶴見俊輔 ）
5.
耐えがたきに耐えたことは、
想い起こすごとに愉快である。
（ セネカ ）
6.
大胆は無知と卑劣の子であって、他の資格よりはるかに劣る。
（ フランシス･ベーコン ）
7.
外に出るな。
汝自身の中に立ち帰れ。
内的人間にこそ真理は宿るのである。
（ アウグスティヌス ）
8.
哲学には初心者も専門家もいない。
哲学はむしろすすんで初心者であろうとする。
（哲学は）「なぜ？」という問いを連発する子どもたちと連帯しようとする……。
なんとも不思議な知的いとなみである。
（ 鷲田清一 ）
9.
哲学を本気でやれば、君は決して孤独ではない。
君は必ず真の友人を見つけることができる。
君が君の思考を進めれば進めるほど、隠れていた友人たちが次々と現れてくるはずだ。
（ 永井均 ）
10.
ひまなことは忙しいよりはよいものだ。
余分なものを何一つ持たない我々庶民にとって、
時間だけが財産である。
（ バルタザール・グラシアン ）
11.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
12.
急いでも無駄だ。
大切なのは間に合うように始めることだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
13.
善悪の基準を自分の外に求めるという思い込みの根は、とにかく深い。
まさにこの思い込みのために、人類において、道徳や法律は時代や国によって相対的になっているのであって、本当は話がまったくあべこべなのだけど、ここ数千年、人類はそのことに気がついていない。
（ 池田晶子 ）
14.
孤独は内に閉じこもることではない。
孤独を感じるとき、試みに、自分の手を伸ばして、じっと見詰めよ。
孤独の感じは急に迫ってくるであろう。
（ 三木清 ）
15.
そうすることができると信ずる者が勝つ。
（ エマーソン ）
16.
最も熱烈な恋愛は、最も冷たい週末を有す。
（ ソクラテス ）
17.
人の価値は、不運の時、へこたれないかどうかである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
18.
もっとも厄介な奴隷状態とは、自分自身の奴隷であることだ。
（ セネカ ）
19.
敵意がそれを抱く者の心に与える傷は、敵に対して与えることのできるいかなる傷よりもはるかに深い。
（ アウグスティヌス ）
20.
物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するにはこれを知らねばならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
21.
あらゆる我々の発明は、
知的生活を伴う物質的諸力を授けたが、
人間の生活を物質的な圧力に屈服させた。
（ カール・マルクス ）
22.
孤独とは
他人を拒否することではなく、
他人を他人として受け容れること。
だからこそ、愛することのありのままの姿は、孤独なんだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
23.
夢想は思考の日曜日。
（ アミエル ）
24.
人には知力と人格が備わっている。
事実を拾い集め、自らの無知を知ることによって、人はうぬぼれという精神異常を癒すことができるのだ。
（ エマーソン ）
25.
自分の意見を隠すか、さもなければ、その意見の陰に自分を隠すか、そのいずれかがよい。
（ ニーチェ ）
26.
あらゆるものは自明である。
（ デカルト ）
27.
大きな夢を見よう。
大きな夢だけが人の心を動かす。
（ アウレリウス ）
28.
高慢な人間は、虚栄心の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
29.
この世においては汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではなきか。
（ アウレリウス ）
30.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
31.
いかなる身分でも、気晴らしができる限り幸福である。
それは自分自身について考えることから心をそらしてくれるという幸福である。
（ ブレーズ・パスカル ）
32.
樹木は伐(き)り倒されても直(す)ぐに生えて来るが、人間は殺されると再び得ることは容易でない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
33.
女が守る唯一の秘密は、
（その女が）知らない秘密だ。
（ セネカ ）
34.
女のもとへ赴こうとするならば鞭を忘れるな！
（ ニーチェ ）
35.
普通、人間は機会さえあれば悪いことをするものである。
（ アリストテレス ）
36.
キリスト教の信仰は二つの真理、すなわち人間の自然性の堕落と、イエス＝キリストの購(あがな)いとを両立させるところである。
（ ブレーズ・パスカル ）
37.
洞察力の最大の欠点は、的(まと)に達しないことではなく、その先まで行ってしまうことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
38.
天才とは自ら法則を作るものである。
（ カント ）
39.
権威に対する抵抗それ自体にすでに価値があるのだとか、
普通でない意見は当然正しいはずであるなどと考えたがるのは、
非常に危険である。
街灯に石を投げたり、
シェイクスピアは詩人でないと主張したりしても、
有益な目的にはまだ何の役にも立たないのである。
（ バートランド・ラッセル ）
40.
理論も、大衆をとらえるやいなや物理的権力となる。
（ カール・マルクス ）
41.
労働──つまり経済活動──が世界の歴史に姿をあらわしたのは、人間が土地から自然発生的に生じたものを糧とするにはあまりにも数おおくなってしまった日以後のことにほかならぬ。
（ ミシェル・フーコー ）
42.
人間たちが善良で正しいからではなく、むしろその逆だからこそ、人間たちが連帯しているからではなく、じつはしていないにしてもそうなる可能性がなくはないからこそ、国家が必要なのだ。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
43.
男たちは、自分の職業がほかのいかなる職業よりも大切だと信ずるか、自分で思いこませる以外に、その職業を持ちこたえることはまず出来ない。
（ ニーチェ ）
44.
勇気に次いで立派なのは、
自分の臆病を白状することだ。
（ エルヴェシウス ）
45.
社会は、
何も要求しない人には、
何一つ与えない。
ここで要求することとは、
たえず要求することの意味だ。
（ アラン ）
46.
けちは往々にして逆の結果をもたらす。
何の当てにもならない遠い希望のために、全財産を投ずる者があるかと思うと、ある者は、目先のほんのわずかの利益のために、将来の大きな儲けを逃す。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
少年たちの勉学を強制と厳格さによって訓練するのではなく、彼らに興味をいだかせるように導くならば、彼らは心の張りを発見するだろう。
（ プラトン ）
48.
秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。
大切なのは、それをうまく活用することである。
（ デカルト ）
49.
長いこと論争している場合は、たいてい、彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
（ ヴォルテール ）
50.
人生は生活の心構えをしている中に、いたずらに過ぎゆく。
（ エマーソン ）
51.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
52.
嘘はいつまでも続かない。
（ ソクラテス ）
53.
自分の仕事に、自分の言葉に、そして友人に正直であれ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
54.
あなたの敵から目を離さないように。
あなたの欠点を最初に見つけてくれる人だから。
（ アンティステネス ）
55.
（人生に役立つ思想を生み出すために）
真の哲学者は
現実から逃避する一方で、
ますます現実を深く掘り下げようとする。
（ ルドルフ・シュタイナー ）
56.
己自身を統治できぬ者は、自由にあらず。
（ エピクテトス ）
57.
立派な家を悪い敷地に建てる者は、みずからを牢獄にゆだねる者である。
（ フランシス･ベーコン ）
58.
あらゆる権威主義的組織にたいする勝利は、デモクラシーが後退することなく攻撃にでて、かつて自由のために戦いつづけたひとびとが心のうちに抱いていたような目標を、現実化するところまで前進するときにのみ可能であろう。
（ エーリヒ・フロム ）
59.
すべて賭けをする者は、不確実なものを得るために、確実なものに賭ける。
（ ブレーズ・パスカル ）
60.
これはあなたの人生です。
本も導師(グル)も、何者もあなたに教えてはくれません。
本からではなく、自分自身から学びなさい。
これは終わりのないこと、素晴らしいことです。
そして、自分について自分自身から学ぶ時、そこから知恵を得ることができます。
そうすると、あなたは素晴らしく特別で幸せで美しい人生を、生きることができるのです。
（ J・クリシュナムルティ ）
61.
我々は人から尊敬される価値がある、という自信がもっとあったならば、人々の尊敬を得ようという野心をそんなに持たないだろう。
（ ヴォーヴナルグ ）
62.
いつかは
自分自身をもはや軽蔑することのできないような、
最も軽蔑すべき人間の時代が来るだろう。
（ ニーチェ ）
63.
科学的な経験は、常識的な経験に異議を唱える。
（ ガストン・バシュラール ）
64.
諸君は相手をだましたと思っている。
だが先方は、だまされたふりをしているのだとしたら、どちらが一体だまされているのか。
（ ラ・ブリュイエール ）
65.
世の中には、往々、何故(なぜ)に宗教が必要であるか、などと尋ねる人がある。
しかし、かくの如(ごと)き問いは、何故に生きる必要があるか、と問うのと同一である。
（ 西田幾多郎 ）
66.
書物を読むということは、
他人が辛苦(しんく)して成し遂げたことを、
容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である。
（ ソクラテス ）
67.
ある程度の年齢になると、人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだということが分かる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
68.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
69.
豚となりて楽しまんより、
人となりて悲しまん。
（ ソクラテス ）
70.
神すら過去を改めることはできない。
（ アリストテレス ）
71.
常備軍は、時とともに全廃されなければならない。
常備軍はいつでも武装して出撃できる準備を整えていることによって、
ほかの諸国をたえず戦争の脅威にさらしているからである。
（ カント ）
72.
信ずることが合理的動機できめられることは、殆(ほと)んどないし、
また信じないことも同様である。
（ バートランド・ラッセル ）
73.
恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す。
（ ウナムーノ ）
74.
軽薄な人間は運勢を信じ、強者は因果関係を信じる。
（ エマーソン ）
75.
一人でもいいから、
あなたが（この世に）生きていてくれてよかったと思ってくれること。
これが人生で成功したということである。
（ エマーソン ）
76.
人間が自らの運命に適応するように自然は計らう。
人格という果実を与えることによって。
（ エマーソン ）
77.
ひたすら生き、仕事をする。
周りに気を配るのはそれからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
78.
嫉妬には体質に大いに関係する。
嫉妬は必ずしも大きな熱情の証拠ではない。
（ ラ・ブリュイエール ）
79.
我々は、我々が生まれたということに感謝しなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
80.
我々は、あまりにも他人の前で自分を偽装するのに慣れているので、
しまいには自分の前でまで自分を偽装するようになる。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
82.
友への同情は、
堅い殻の下にひそんでいるのがいい。
（ ニーチェ ）
83.
科学における全ての偉大な進歩は、新しい大胆な想像力から出てきている。
（ ジョン・デューイ ）
84.
青年期は一般に思われているほど幸福ではない。
（ タタルケビッチ ）
85.
人間は自分の行動を選ぶ自由がある限りにおいて、
それに対する責任がある。
（ エーリヒ・フロム ）
86.
人間を最も根本的に分類すれば、次の二つのタイプに分けることができる。
第一は、自らに多くを求め、進んで困難と義務を負わんとする人々であり、第二は、自分に対してなんらの特別な要求を持たない人々、生きるということが自分の既存の姿の瞬間的連続以外のなにものでもなく、したがって自己完成への努力をしない人々、つまり風のまにまに漂う浮標のような人々である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
87.
われわれは、現代社会において多様な価値観を必須のものと考える。
それは正しい。
しかしそもそも価値の多様性は、絶対専制社会においては許容されえないし、それゆえ存在しえない。
むしろ、こう考えなくてはならない。
「自由な社会」だけが多様な価値観を可能とする。
（ 竹田青嗣 ）
88.
自分の情念だけで血を騒がせるのは、人間の危険な特権である。
（ アラン ）
89.
死を予測するのは自由を予測することだ。
死を学んだ者は屈従を忘れ、死の悟りはあらゆる隷従(れいじゅう)と拘束から我々を解放する。
（ モンテーニュ ）
90.
人は神の存在の中に精神的安らぎを固く信ずるとき、神の観念は歓びと安心の時を与え、それを正当化する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
91.
他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めることである。
（ プラトン ）
92.
おまえの心を明るく楽しくしようと思うならば、共に暮らす人びとの長所を思え。
（ アウレリウス ）
93.
金を払う相手は先生だが、実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。
（ エマーソン ）
94.
我々は不幸な人々を叱責する。
それは、不幸な人々を憐憫せずにすますためである。
（ ヴォーヴナルグ ）
95.
妻と子供をもった男は、
運命を質に入れたようなものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
96.
孤立は自立性を意味しない。
（ ハンナ・アーレント ）
97.
人生は本来善でも悪でもない。
生き方しだいで善の舞台とも悪の舞台ともなる。
（ モンテーニュ ）
98.
精神はすべてに役立つが、
何に対しても十分ではない。
（ アミエル ）
99.
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。
（ エピクテトス ）
100.
真実は君の顔に書いてあるし、声にもあらわれる。
恋人同士が目を見るだけで、あらゆることが分かり合えるのと同じく、やがて分かることなのだ。
（ アウレリウス ）
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