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哲学者・思想家の名言
☆ ８月１日 ☆
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1.
（哲学を本気でやり、君の思考を進めるほど）この世界は、当初そう見えたようには、そう捨てたものでもないということが分かってくるだろう。
人類の文化の蓄積は、実は驚くほど深いのだ。
それは、とても幸せなことだと思わないか？
だが、自分で掘り進めるのでなければ、その深みには決して達することができない。
（ 永井均 ）
2.
愛国心に内在する矛盾の中核は、すなわち
祖国は限界のある事象であるのに、
その要求には際限がない
という点にある。
究極の危険の瞬間に
祖国はすべてを要請する。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
3.
自分の内を見よ。
内にこそ善の泉があり、この泉は君がたえず掘り下げさえすれば、たえず湧き出るであろう。
（ アウレリウス ）
4.
自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、
普段なら思いもよらぬ成功が得られる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
5.
仕事は高貴なる心の栄養なり。
（ セネカ ）
6.
忠告とは雪のようなものだ。
穏やかに降るほど、長く消えずに残り、心に染み込んでいく。
（ コールリッジ ）
7.
自分の働く誠意と家族があれば、人生には光がさします。
（ 梅原猛 ）
8.
新しい真理は、最小の動揺と最大の連続性とを与えるようにして旧(ふる)い意見を新しい事実にめあわせる。
一つの理論が真であるかどうかということは、その理論がかかる「最大と最小の問題」をどの程度に解決しえているかに比例して計られることである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
9.
真の悲劇家は真の喜劇家なり。
（ ソクラテス ）
10.
君はいつでも好きな時に、自分自身の内に引きこもることができるのである。
実際いかなる所といえども、自分自身の魂の中にまさる平和な閑寂な隠れ家を見出すことはできないであろう。
（ アウレリウス ）
11.
悲しみは知識である。
多くを知る者は、怖ろしき真実を深く嘆かざるを得ない。
知識の木は生命の木ではないから。
（ ブレーズ・パスカル ）
12.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
13.
懐疑は哲学への第一歩である。
（ ドゥニ・ディドロ ）
14.
世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。
（ アウグスティヌス ）
15.
我々は、現在の知識によってのみ物知りであるにすぎない。
（ モンテーニュ ）
16.
どんな問題にも両面がある
（ プロタゴラス ）
17.
恩知らずの欲望ほど大きな悪を持っている欲望はありません。
（ セネカ ）
18.
勇気──攻撃する勇気は最善の殺戮(さつりく)者だ。
死をも殺戮する。
（ ニーチェ ）
19.
金銭は、人間の抽象的な幸福です。
だから、もはや具体的に幸福を享楽する能力のなくなった人は、その心を全部、金銭にかけるのです。
（ ショーペンハウアー ）
20.
心のとげを引き抜いてくれるのは、
友の手しかない。
（ エルヴェシウス ）
21.
想像力は、現実に持ち込まれた主観以外の何ものでもない。
（ ガストン・バシュラール ）
22.
人生には処方箋もなければ注意書きもない。
我々に裸のまま与えられるものなのだ。
（ フェルナンド・サバテール ）
23.
君が自我を放棄すればするほど君の愛は偉大になり、真実になる。
（ フォイエルバッハ ）
24.
生きるとは
日に日に治まり新たになることにあり、
また再び自己を見い出し取り返すことである。
（ アミエル ）
25.
怠け者はいつも何かをしたがっている。
（ ヴォーヴナルグ ）
26.
朝起きてすぐ、迎えるその日になすべき行為を順に挙げよ。
（ ピタゴラス ）
27.
論理によって懐疑が出てくるのではなく、
懐疑から論理が求められてくるのである。
（ 三木清 ）
28.
試しに、大人に、「なぜ生活しなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「生きなければならないからだ」と答えるだろう。
「じゃあ、なぜ生きなければならないの」と訊いてごらん。
きっと、「そりゃ生きなければならないのは決まってるじゃないか」くらいしか応えられないはずだから。
（ 池田晶子 ）
29.
クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、
世界の歴史は変わっていただろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
30.
栄誉を否定する論者も、
よく論じた栄誉は得たいと望む。
（ ブレーズ・パスカル ）
31.
もっとも謙虚な人々でも乗り越えることができない障害というものは、ほとんど存在しない
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
32.
多くの愚者は自分に飽き、嫌になることによって悩む。
（ セネカ ）
33.
利得には聖堂がないが、崇められる。
（ ヴォルテール ）
34.
良心の掟は自然から導き出されるというが、
それは慣習から生まれる。
（ モンテーニュ ）
35.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
36.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
37.
魚はより深き所を求め、人間は、より良き所を求める。
しかしながら、人間は時によって、其処(そこ)がより良くはなくして、より悪く、極めて悪い所であるのに十分気づきながら、より深い所を求めることがある。
（ シェストフ ）
38.
人は誰ひとりとして、自ら悪事を行う者はいない。
（ ソクラテス ）
39.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
40.
金はこやしのようなもので、撒かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
41.
栄光は美徳の影である。
（ キケロ ）
42.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
43.
物事をうまく成し遂げたことに対する最大の報酬は、それを成し遂げたということである。
（ エマーソン ）
44.
葬式の壮麗さは、生きている人の虚栄のためで、死んだ人の名誉のためではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
45.
圧制は、自己の秩序を超えて全般を支配しようとするところに存する。
（ ブレーズ・パスカル ）
46.
心の平安は、いたずらなる欲望の充足によって生じるものでなく、反対にそうした欲望の棄却によって生ずるものである。
（ エピクテトス ）
47.
大志は、空を飛ぶことも出来れば、同じように、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
48.
多く笑う者は幸福であり、多く泣くものは不幸である。
（ ショーペンハウアー ）
49.
（不快な状況に）対峙するなかれ。
我慢ならなくとも、受け入れよ。
そうするよう心掛ければ、うまくいく。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
50.
人間の不幸というのは、部屋の中にじっと静かにしていることができないという、ただ一つのことから生じるのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
51.
ものごとが実行に移されたら最後、
迅速に匹敵する秘密保持はない。
（ フランシス･ベーコン ）
52.
美の愛は愛好であるが、美の創造は芸術である。
（ エマーソン ）
53.
感覚を新鮮にするには、
つねに異質的なものを媒介として
自己を磨く必要がある。
でないと感覚はいつしか鈍磨して、
マンネリ化する恐れがある。
（ 森信三 ）
54.
金銭を崇拝する人間は、自分自身の努力を通して、あるいは自分自身の活動の中に幸福を得ようとする望みを捨てた人間である。
（ バートランド・ラッセル ）
55.
立法者は何よりもまず中庸を得た精神の持ち主でなければならず、政治および道徳における正義は、常に両極端の間に位置するものである。
（ モンテスキュー ）
56.
人は自分から離れれば離れるほど、それだけ自分自身となる。
それだけ自分の生きていることをよく感じるようにもなる。
（ アラン ）
57.
子供には過去も未来もない。
だから現在を楽しむ。
大人はとてもそうはいかない。
（ ラ・ブリュイエール ）
58.
世界について知りたいなら、細部を見過ごしてはならない。
（ ヘラクレイトス ）
59.
友情は、愛されるよりは愛することにある。
（ アリストテレス ）
60.
わが心を打ち明ける友を持たない人々は、己と己の心とを食う人喰い鬼である。
（ フランシス･ベーコン ）
61.
あらゆる人間は、
いかなる時代におけるのと同じく、
現在でも奴隷と自由人に分かれる。
自分の一日の三分のニを
自己のために持っていない者は、奴隷である。
（ ニーチェ ）
62.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
63.
世の中で生きるには、人々とつきあうことを知らなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
64.
幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
（ アラン ）
65.
どんな女の過失も、男の責任である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
66.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
67.
共産主義の理論は一言で要約し得る。
「いっさいの私有財産をなくせ」
（ カール・マルクス ）
68.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
69.
理想ほど危険なものはない。
人が一つの理想しか持たなかったとしたら。
（ アラン ）
70.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
71.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）
72.
生まれの良い人、
権勢のある人、
富裕な人は、
名誉を受けるに値するとみなされている。
だが本当は、
善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
（ アリストテレス ）
73.
不必要なものを手に入れることは、
必需品を手に入れることよりも、
はるかに大きな精神的興奮を催させる。
（ ガストン・バシュラール ）
74.
死とは、いわば存在の消失で、もろもろの事柄に関する感覚が残らず欠落することか、さもなければ、俗説の説く通り、魂が変転してこの世から別の場所へ移り住むことか、そのどちらかである。
（ プラトン ）
75.
良書の要約というものはすべて愚劣なものだ。
（ モンテーニュ ）
76.
理性は、本性よりもしばしば我々を欺く。
（ ヴォーヴナルグ ）
77.
どんなことでも、度を越して他人をうんざりさせる人は見くびられる。
（ フランシス･ベーコン ）
78.
有閑の悪徳は多忙によって除かれることほど、確かなことはない。
（ セネカ ）
79.
喜びが何であるかは、元来、多くの苦しみを耐え忍んできた人のみが知っているのだ。
それ以外の人たちは、真の喜びとは似ても似つかぬ単なる快楽を知っているにすぎない。
むしろそのような人々は、真の喜びに耐えることすらできないであろう。
（ カール・ヒルティ ）
80.
悪の葉っぱに斧を向ける者は千人いても、
根っこに斧を向ける者は一人しかいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
81.
戦争──それはつまるところ無益な殺し合いだ。
「よい戦争」とか「悪い平和」なんてものはない。
あるのはただ「悪い戦争」と「よい平和」だけだ。
（ バートランド・ラッセル ）
82.
私たちの人間性は、私たちの内部に動く神性を除くと、貧弱なものである。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
神の欲する通りに欲することが、我々を安静にする唯一の知恵である。
（ アミエル ）
84.
人には労せずしてすべてがうまくいく時期があるかと思えば、
何をやってもうまくいかない時期もある。
どんな人も、つねに賢人でいることはできない。
（ バルタザール・グラシアン ）
85.
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
（ プラトン ）
86.
自分の心の奥底にある考えだけが、真実と生命を内に秘めている。
人間が本当に完全に理解できるものは、これしかないからである。
（ ショーペンハウアー ）
87.
一日六時間、週五日以上働くな。
（ エリック・ホッファー ）
88.
永遠は一瞬の中にある。
（ ショーペンハウアー ）
89.
健康な身体は客間で、病身は監獄である。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
忘れっぽい人々は幸いである。
彼らは自分の愚行をも
「綺麗さっぱり」忘れてしまうからだ。
（ ニーチェ ）
91.
我々は理性によってのみではなく、心によって真実を知る。
（ ブレーズ・パスカル ）
92.
偉大であるということは、誤解されるということだ。
（ エマーソン ）
93.
原理とは、現在だれもが使用中で、すべての人の眼の前に存在するものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
94.
まず、どのように生きたいのかを自らに問え。
そしてなすべきことをなせ。
（ エピクテトス ）
95.
不徳がわれわれのもとを立ち去ると、われわれは自分の方から不徳を棄てたと信じて得意になっている。
（ ラ・ロシュフコー ）
96.
善き人々の最大の影響は、彼らが去った後に感じられる。
（ エマーソン ）
97.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
98.
正しき人は最も平静なる心境にあるも、不正なる人は極度の混乱に満ち溢れる。
（ エピクロス ）
99.
身体の美は、もし知性がその根底になければ、動物的なものに過ぎず。
（ デモクリトス ）
100.
自分にとってと同じものを
よいとし、悪いとする人々、
また同じ者を友とし、同じ者を敵とする人々、
これらの人々は友人である。
なぜなら、
これらの人々と自分は、
必然的に、同一の願望を持っているからである。
（ アリストテレス ）
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