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哲学者・思想家の名言
☆ ７月３日 ☆
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1.
人間をつくるのが理性であるとすれば、人間を導くのは感情である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2.
順境の美徳は節度であり、逆境の美徳は忍耐である。
（ フランシス･ベーコン ）
3.
人が財産を使うに際しては、慎重さとためらいとがある。
それは善行ではないし、手腕も能力も必要とはしない。
（ カント ）
4.
理想ほど危険なものはない。
人が一つの理想しか持たなかったとしたら。
（ アラン ）
5.
（誰かが始めた土地の占有宣言と行為に対して）もし誰かが、杭や溝を引き抜いたり埋め戻したりし、「この嘘つきの言うことは聞くな。
　（中略）君たちは、土地は誰のものでもなく、そこから生じる果実は万人のものということを忘れている」と叫んだら、この人は人類に、いかに多くの罪悪・戦争・殺戮(さつりく)・不幸・恐怖をまぬがれさせたことだろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
6.
どんな革命も、一人の人間が心に思いついた、ひとつの思想にほかならなかった。
（ エマーソン ）
7.
自分の魂（精神）をできるだけ優れたものにせよ。
（ ソクラテス ）
8.
改革は積極的で、
保守は消極的である。
前者は真理を目指し、
後者は安寧を目指す。
（ エマーソン ）
9.
最大の災害は自ら招くものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
10.
人間の幸福の敵は、苦痛と退屈である。
（ ショーペンハウアー ）
11.
人は他人に親切を尽くすことに喜びを感じる。
しかし他人に親切にされるのを恥ずかしく思う。
なぜなら、親切を与えるのは優越の証(しるし)であり、それを与えられるのは劣等の証(しるし)であるからだ。
（ アリストテレス ）
12.
読書で生涯を過ごし、さまざまな本から知恵をくみとった人は、旅行案内書をいく冊も読んで、ある土地に精通した人のようなものである。
（ ショーペンハウアー ）
13.
過去に遡りトラウマと言い出せば
自分の責任が曖昧になります。
ある意味都合が良い。
（ 岸見一郎 ）
14.
破廉恥に対する羞恥心も、
美を求める努力も、
ともに欠けているようでは、
国家にしろ個人にしろ、
偉大な美しい行為を果たすことはできない。
（ プラトン ）
15.
人間の本質が人間の最高のものであるならば、実践的にも最高かつ最善の掟は、人間に対する人間の愛でなければならない。
（ フォイエルバッハ ）
16.
性格のための証拠は、いかなる細事からでも取り出し得る。
（ セネカ ）
17.
行動に際して、あまりに臆病になったり神経質になることがないように。
すべての人生が実験なのだ。
実験すればするほどうまくいく。
（ エマーソン ）
18.
偉人たちが偉大なことを企てるのは、それが偉大なことだからである。
しかるに、馬鹿者たちが偉大なことを企てるのは、それを容易だと思い込むからである。
（ ヴォーヴナルグ ）
19.
自分が何か大切なことを成し遂げたいと考えているなら、他人が障害を取り除いてくれることを期待してはいけない。
（ シュバイツァー ）
20.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
21.
楽しみへの期待は、過去の楽しみの回想につながるものなり。
（ キケロ ）
22.
自分の悩みを数え上げられる人は幸いだ。
（ オウィディウス ）
23.
礼儀作法は、
法と称されるもののうちで一番つまらないものだが、
最もよく実施されている。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
ハープを演奏することによってハープ奏者になる。
それと同じように、私たちは正しい行いをすることによって正しい人間になり、自らを律することによって自制心が身につき、勇気ある行動をとることによって勇敢になる。
（ アリストテレス ）
25.
ある者の愚行は他の者の財産である。
（ フランシス･ベーコン ）
26.
ある事をなした為に不正である場合のみならず、ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。
（ アウレリウス ）
27.
人間が教育・陶冶(とうや)の文化的要素を自分のものにすることができれば、それが彼らの思考と意欲の生活を形作り、少なくとも部分的には、自分自身に直接重要な事柄にだけでなく、個人を越えた大きな目標に専心する誘因となるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
28.
医術は患者を慰めることにあり、自然は病気を治す。
（ ヴォルテール ）
29.
思想を持ち、理想を持つは、永遠の悦びにして歓喜の花なり。
（ エマーソン ）
30.
自分にとって自分の心の奥で真実だと思えることは、万人にとっても真実だと信じること、それが普遍的精神というものだ。
（ エマーソン ）
31.
世論はいわば世界の女王であるが、
力は世界の暴君である。
（ ブレーズ・パスカル ）
32.
すべての社会主義は、
奴隷制度を付随的に伴う。
（ ハーバート・スペンサー ）
33.
生者は元来、しかも、ますます死者に支配されるものである。
（ オーギュスト・コント ）
34.
ある者に道理があると人から判断されればされるほど、その者が誠実であることの根拠になる。
（ ドゥニ・ディドロ ）
35.
人は女を深いと思う──なぜか？
女の場合、底まで行けないからだ。
女は浅くさえもないのだ。
（ ニーチェ ）
36.
人生の最大の分かれ目においては、常にまず「敢行」する事が大切だ。
（ カール・ヒルティ ）
37.
すべての不幸は、未来への踏み台にすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
38.
学んだものと学ばない者、訓練を受けた者と受けない者とでは、まさに大違いなのです。
（ プラトン ）
39.
金の問題は全人生を通じて我々の足に付きまとい、人間の持つどんな難題にもまして、それなりのやり方でしつこく強力に圧力をかける。
（ ジェイコブ・ニードルマン ）
40.
健康だと思い込んでる病人は治せない。
（ アミエル ）
41.
倫理問題の場所は孤立的個人の意識にではなくして、まさに人と人との間柄にある。
だから倫理学は人間の学なのである。
（ 和辻哲郎 ）
42.
もしこの世で、もう誰も一日に四時間以上働くことを強制されなくなるとすれば、知的好奇心を持った者は、誰でも自分の学問的趣向に従うことができるであろうし、どんな画家も、その絵がそれだけの良いものであれば、飢え死にしないで絵が描ける（＝絵を描いて暮らせる）であろう。
（ バートランド・ラッセル ）
43.
恐れる者は恐れることなかれ。
だが恐れぬ者は恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
喧嘩をつくるのは倦怠だ。
その証拠は、いちばん喧嘩好きなのは、仕事や心配のいちばん少ない人間に決まっているからだ。
（ アラン ）
45.
自分を分かち与えることこそ、最高の贈り物だ。
（ エマーソン ）
46.
平和は自由によってのみ、自由は真実によってのみ、可能である。
（ カール・ヤスパース ）
47.
法は習慣のおかげで力を発揮する。
（ エルヴェシウス ）
48.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
49.
賭博は、先天的に備わった“人間の特性”である。
（ エドマンド・バーク ）
50.
もし一年を通して太陽の日と雲の日とを数えてみれば、晴れた日の方が多かったということが分かるだろう。
（ オウィディウス ）
51.
苦しみは、苦しむ者がその限界を知っていて、その恐怖に想像を加えなければ、堪えられないこともなく、また永続するものでもない。
（ アウレリウス ）
52.
女の身を滅ぼすかの流行という病にとりつかれて、無我夢中になっている、みじめにもあどけない女たちの姿を、一幅の絵にしてごらんなさい。
そしてまた、女が無意識に示す女性特有の羞恥を含んだ姿を一幅の絵にしてごらんなさい。
おそらく、一目で女というものをすっかり理解なさることができましょう。
（ キルケゴール ）
53.
同じ季節が、ぶどう畑には利益をもたらし、牧草地には害を与える。
（ モンテーニュ ）
54.
真実は雄弁と美徳の秘訣であり、倫理的根拠の基礎であり、美術と人生の極致である。
（ アミエル ）
55.
人がいるところには必ず、親切を施す機会がある。
（ セネカ ）
56.
人は教えることによって、
最もよく学ぶ。
（ セネカ ）
57.
苦痛に二種あるように、快楽にも二種ある。
一方は肉体的快楽であり、他方は予想の快楽である。
（ エルヴェシウス ）
58.
愚か者が先延ばしにすることを、
賢者はただちに取りかかる
（ バルタザール・グラシアン ）
59.
真の勇気は、目撃者のいない場合に示される。
（ ラ・ロシュフコー ）
60.
小人(しょうじん)がこびへつらうのは、自分に対しても他人に対しても、低劣な評価しか持たないからである。
（ ラ・ブリュイエール ）
61.
幸福というのもまた、所有や状態ではなくて、むしろ一個の精神力である。
（ カール・ヒルティ ）
62.
人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく、運のせいだと思いたがるものなのだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
63.
私は引用が嫌いだ。
君の知っていることを話してくれ。
（ エマーソン ）
64.
人間は、メッセージを忘れたメッセンジャーである。
（ アブラハム・ヘシェル ）
65.
結婚は、経験してみたり、辛抱するためにあるのではない。
反対に、創造するものだ。
（ アラン ）
66.
人間はおのれの任務をやり遂げることによってのみ、自分の生命を聖化することができるのである。
（ カール・ヤスパース ）
67.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
68.
私は哲学者ではなく、
「哲学学者」だった。
（ 谷川徹三 ）
69.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
70.
愛したい思いを抑えるために自分の心に加える強制は、しばしば、愛するひとのつれなさよりも辛（つら）いものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
71.
思考という要素を含まなければ、経験は意味を持ち得ない。
（ ジョン・デューイ ）
72.
過去とは、所有者の贅沢だ。
過去を整頓しておくには一軒の家を持つことが必要だ。
（ サルトル ）
73.
パリを去るのはつまらない。
友達と別れなければならないから。
といって田舎を去るのも辛い。
自分と別れなければならないから。
（ ジョセフ・ジュベール ）
74.
人は刃物をふりかざさなければ、この世で成功せず、しかも、死ぬ時は手に武器を握って死ぬのだ。
（ ヴォルテール ）
75.
世の中にはたくさんよい格言がある。
人がそれらの適用を誤っているだけだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
76.
みせかけの微笑を見せたり、心に仮面をかぶったりしない、真心のこもった、裸のままの親切には、人は決して抵抗できないものだ。
もしこちらがあくまで親切を続ければ、たとえ良心のひとかけらもない人間でも、必ず受け入れてくれるだろう。
（ アウレリウス ）
77.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
78.
けちであるためには、根気も若さも健康も必要ではない。
また収入を貯蓄するには少しも急ぐこともいらず、身体を動かす必要もない。
ただ自分の財産を金庫に入れておいて、食うや食わずにしていればいい。
これは老人に都合のいいことだ。
何もせずにいれば、それでいいのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
79.
欠点の中には、美点に結びついて美点を目立たせ、矯正しないほうがよいという欠点もある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
80.
私は数多くの賢人と猫について学んだが、猫の知恵は賢人のそれよりはるかにまさっている。
（ イポリット・テーヌ ）
81.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
82.
理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。
（ ヘーゲル ）
83.
病気は、いわゆる人間必滅の心の経験である。
病気は身体に現れた恐怖である。
（ アミエル ）
84.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
85.
自らの成功を邪魔するものは、自分自身しかいない。
（ エマーソン ）
86.
親切にしなさい。
あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。
（ プラトン ）
87.
人生において最も耐え難いことは、悪天候が続くことではなく、雲ひとつない日が続くことである。
（ カール・ヒルティ ）
88.
我々が物を愛するというのは、自己をすてて他に一致するということである。
（ 西田幾多郎 ）
89.
あらゆる宗教のうちでキリスト教は、疑いもなく最も寛容を教えたはずの宗教である。
しかし、現在までのところ、キリスト教徒はすべての人間の内で最も不寛容な人たちであった。
（ ヴォルテール ）
90.
年をとったら謙虚にならなくては。
（ サルトル ）
91.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
92.
暗記することは真に知ることではないのです。
それだけなら、記憶の中に託されたものを後生大事に守っているだけなのです。
（ モンテーニュ ）
93.
どこから見ても確かな格言は、千のうち一つしかない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
94.
運の悪い人は安心せよ、それ以上の悪運はないのだから。
（ オウィディウス ）
95.
適切な行動に全力をかけた人は、この上なく豊かな知恵の報酬を与えられます。
（ エマーソン ）
96.
極端な行動は虚栄、普通の行動は習慣、卑劣な行動は恐怖に帰されるならば、過失を犯すことはまずなかろう。
（ ニーチェ ）
97.
正義と力は平行しなければならぬ。
そのためには、
正しき人は力をつけよ、
力ある者は正しさを身につけよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
98.
私は旅行に出る理由を尋ねる人があると、いつもこう答えるようにしている。
「私は、自分が何を避けようとするのかはよくわかるのだが、何を求めているのかはよくわからない」と。
（ モンテーニュ ）
99.
人を幸福にするのは仕事の種類ではなく、創造と成功とのよろこびである。
（ カール・ヒルティ ）
100.
人類に与えられた自然の恵みのうち、自分の子供たちほど甘美なものがまたとあろうか。
（ キケロ ）
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