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哲学者・思想家の名言
☆ ７月４日 ☆
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1.
スリムであるということ、
つまり無駄のないことというのは、
若いこと、美しいこと、
健康であること、新品であることとならんで、
自由で誇りある人間であるために必要なことではない。
それは売り買いされる商品の価値でしかない。
（ 鷲田清一 ）
2.
人間というものは、幼いときから労せずして得た栄誉を持っていると、成長するにつれて必ずそれを自慢したくなるものである。
（ J・S・ミル ）
3.
生活は簡素に、思想は高く。
（ エマーソン ）
4.
過ちをおかすことが悪いのではない。
悪いのはその過ちのために、
ひまわりのごとく、どんな暗い所にいても絶えず太陽の方へ伸びてゆく、
柔軟にして強靭な心を失うことだ。
（ セネカ ）
5.
人間の値打ちはどの宗教を信じるかではなくて、ただその人の行いによって決まるのだ。
（ ローランド・ジーモン・シェーファー ）
6.
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
（ ヴォルテール ）
7.
運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めること。
（ デカルト ）
8.
「必ず実現する」という固い信念だけが、
本来実現するかどうかわからない結果を実現させるのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
9.
他人からされたら怒るようなことを人にしてはいけない。
（ ソクラテス ）
10.
あらゆるものは自明である。
（ デカルト ）
11.
ある者の得は、他の者の損になる。
（ モンテーニュ ）
12.
本質と存在の融合が最高度に実現されるのは、まさに愛を通してのみである。
（ プラトン ）
13.
この世で一番大切なことは、
どうしたら自分が自分のものになりきれるかを知ることだ。
（ モンテーニュ ）
14.
理性には心情の気持ちがわからない。
（ ヴォーヴナルグ ）
15.
称賛をいかに受け止めているかをみれば、いかなる人間の人格も判断できる。
（ セネカ ）
16.
何かにつけて憤怒を抱くうちは、
自己を制御していない。
すべての悪に対しては、
平静な抵抗が最高の勝利をおさめる。
（ カール・ヒルティ ）
17.
他人にあざむかれるもっとも確実な手段は、他人よりも自分のほうが狡猾だと思うことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
18.
人間は美しいものをあがめ、
実益を軽んじている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
19.
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
遠くにいると恐怖を感じるが、近くに迫るとそれほどでもない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
21.
鏡の前に立って、己の偉大さを賛嘆(さんたん)する時代には偉大さが欠けている。
（ マルティン・ブーバー ）
22.
見えないものを信じるのでなければ、何が信仰であろうか。
（ アウグスティヌス ）
23.
（物事の味を）わかろうとあせったり、
意味を考えめぐらしたりなどしても、
味は出てくるものではない。
だから早く飲み込もうとせずに、
ゆっくりと舌の上でころがしていればよいのである。
そのうちに、おのずから湧然(ゆうぜん)として味がわかってくる。
（ 和辻哲郎 ）
24.
不節制は快楽に毒である。
節制は快楽の禍いではなくて、その薬である。
（ モンテーニュ ）
25.
孤独とは生命の要求である。
（ キルケゴール ）
26.
我々はどうしてこんなに先を急ぐのだろうか。
どうしてこんなに暴走するのだろうか。
人と歩調の揃わないのは、
行進曲の調子が自分に合わないせいかも知れない。
どんなリズムであろうと、どんなに遠くで演奏していようとかまわない。
自分に合った音楽が聞こえるところまで足を踏み出そう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
27.
希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。
（ エマーソン ）
28.
楽しかった思い出ほどわびしいものはない。
苦しかった思い出ほど楽しいものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
29.
「正義」――この言葉に、
地球上における、私どもの「幸福」が包まれている。
正義こそ、
文明の精髄であり、
社会の真髄であり、
そして政治の総括である。
国家が繁栄するかいなかは、
正義を大事にするかいなかにかかっている。
（ ルイ・バルボーザ ）
30.
賢明な思考よりも、
慎重な行動が重要である。
（ キケロ ）
31.
何人にも恩恵を施す者は、他人より愛されるよりも、多く己を愛す。
（ アリストテレス ）
32.
誰かが巨富を得たということを知って嫉妬の心が起こりかけてきたら、すぐに、「彼とその富に祝福あれ」と言うのです。
その人のために喜んでやるのです。
そうすると、あなたの意識する心（＝顕在意識）が、富や幸運を肯定することになり、それが潜在意識に受け入れられ、あなたにも富や幸運がもたらされるのです。
（ 渡部昇一 ）
33.
生きるというのは、考えるということである。
（ キケロ ）
34.
社会の悪役は利己主義にある。
（ エマーソン ）
35.
女たちにとっての地獄は老いである。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
自なくして他なく、他なくして自なきは、全なくして個なく、個なくして全なきが如くである。
（ 安部能成 ）
37.
自然な世界を服従させるために
人間が発明した技術は、
人間自身に逆らって向きを変えた。
それは高まる自己疎外だけでなく、
むしろ最終的には
人間存在の一種の自己喪失にもつながった。
（ エルンスト・カッシーラー ）
38.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
39.
嫉妬しない者に、恋愛はできない。
（ アウグスティヌス ）
40.
嫉妬深い妻を持つことは夫にとっては痛快である。
彼は二六時中、その愛している女のことを聞いていられるから。
（ ラ・ロシュフコー ）
41.
意見というものは結局
感情によって決められる、
知性によってではなく
（ ハーバート・スペンサー ）
42.
子供たちに幸福である法をしっかり教えるべきであろう。
頭上に不幸がふりかかるときに幸福である法ではない。
周囲の状況がそう悪くもなく、人生の苦しみが些細な心配事や不快事にとどまるような場合に幸福である法だ。
（ アラン ）
43.
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、
自分自身に気に入られることが必要である。
（ メーヌ・ド・ビラン ）
44.
知識を身につける機会があれば、
たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、
劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
45.
後になって、事態がさほどひどくはならなかったと言って、
事前に警鐘を鳴らした人々をあざけるのは、
不当さの極まりと言えるだろう。
あざけりの的になったものこそ、
人々に貢献しているのかもしれない。
（ ハンス・ヨナス ）
46.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
47.
理想ほど危険なものはない。
人が一つの理想しか持たなかったとしたら。
（ アラン ）
48.
人それぞれに自分のものが美しい。
（ キケロ ）
49.
本能とは、思考に先立つすべての感情と行為である。
（ ヴォルテール ）
50.
後悔とは、苦い徒労の後戻りである。
それは過失の誤った利用である。
（ アラン ）
51.
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
52.
墓に入るまで、
人間は幸福なりと称すべきにあらず。
（ オウィディウス ）
53.
希望は頼りにならないものであるが、心地よい道を経て、我々を人生の終わりまで運ぶことだけのことはしてくれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
54.
好首尾かつ幸運に運ばれし犯罪は美徳と称される。
（ セネカ ）
55.
私たちは三つの教育を受ける。
一つは両親から。
もう一つは教師から。
残りの一つは社会から教えられる。
そして、この三番目は、初めの二つの教えに全て矛盾するものである。
（ モンテスキュー ）
56.
世界の災いの一つは、
何か特定のことを独断的に信ずる習慣である。
（ バートランド・ラッセル ）
57.
恐れている事をやってみなさい。
そうすれば恐怖心は、あとかたもなく消える。
（ エマーソン ）
58.
私は明白な不正を隠れた不正ほどには憎まず、戦争の不正を平和の不正ほどには憎まない。
（ モンテーニュ ）
59.
誇張は嘘の小枝だ。
（ バルタザール・グラシアン ）
60.
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。
（ ラ・ロシュフコー ）
61.
物を与えたばかりの相手の人の眼に出会うのは楽しい。
（ ラ・ブリュイエール ）
62.
誰もがその収入を公表はしない。
ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
（ モンテーニュ ）
63.
極陰は陽に転ずることわりを
ただにし思へば心動ぜず
（ 森信三 ）
64.
宗教は無知の子供であり、その母より永くは生き延びることが出来ない。
（ ショーペンハウアー ）
65.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
66.
恐怖は常に人間の中に何か正しくないことが生じた徴候である。
恐怖は、苦痛が肉体に対して果たすのと同様に、精神に対しても貴重な警告者の役目を果たす。
（ カール・ヒルティ ）
67.
いかなる訓練をも受けない精神は、無為の中に鈍重になり不活発になる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
68.
目にとって、空は日々の糧。
（ エマーソン ）
69.
最高の虚栄心は名声を愛することである。
（ サンタヤーナ ）
70.
教育とは流水に文字を書くような果てない業(ぎょう)である。
だが岩壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ。
（ 森信三 ）
71.
笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
（ ニーチェ ）
72.
自分の内に安らぎを見出せない時は、外にそれを求めても無駄である。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
精神の高邁さとは、
非礼を平然と耐えること。
（ デモクリトス ）
74.
信心は一種の羞恥心である。
それは羞恥心がわれわれの眼を伏せさせるように、すべての禁断のものの前でわれわれの思想を伏せさせる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
75.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
76.
誤った愛の心が三つある。
思い上がりの心、羨む心、逆上する心。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
77.
頑固者は、
打ち砕くことはできるが、
服従させることはできない。
（ セネカ ）
78.
我々の人生は、我々の生きようとする意志と世界との対決であり、この対決において我々は、生きようとする意志を低下させないように、たえず抵抗しなければならない。
（ シュバイツァー ）
79.
純粋で、ほかの情念がまったく混じらない愛があるとすれば、それは心の底に隠されていて、我々自身も知らない愛である。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
人間は本来、他人をだましながらだまされるように生まれついている。
（ ヴォーヴナルグ ）
81.
引っ込み思案は、若者には美点になるが、年配には欠点でしかない。
（ アリストテレス ）
82.
明晰な頭脳を持っているだけでは不十分である。
重要なのは、それをうまく使うことだ。
（ デカルト ）
83.
「この世で最も美しいものは何か」
「言論の自由」
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
84.
しつけの目的は、
自分で自分を支配する人間をつくることであって、
人に支配される人間をつくることではない。
（ ハーバート・スペンサー ）
85.
歴史は人生の方面よりも悪の方面をいっそう強く描き出す。
歴史家にとって革命や困難は面白い材料だが、平和に栄えゆく世は材料にならないから。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
86.
無人島で紳士たり得る人は、
真の人なり。
（ エマーソン ）
87.
人間には、その人がなりたいと思うようになる性質がある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
88.
高潔な人は恩恵を施すことを好むが、恩恵を施されることを恥じる。
（ アリストテレス ）
89.
人はなんでも忘れることができるが、自分自身だけは、自分の本質だけは忘れることはできない。
（ ショーペンハウアー ）
90.
「彼にとり入りたいのか？
　それならば、彼の前に出て当惑のさまを示せ・・・」
（ ニーチェ ）
91.
野蛮は野蛮を生む。
（ ハーバート・スペンサー ）
92.
真実には特定の時などない。
真実はどんな時代にも真実である。
（ シュバイツァー ）
93.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）
94.
私達は竹馬に乗っても何もならない。
なぜなら、竹馬に乗ってもやはり自分の足で歩かなければならないからである。
（ モンテーニュ ）
95.
個人とは、全人類の究極である。
（ ウナムーノ ）
96.
３週間互いに研究しあい、３ヶ月間愛し合い、３年間喧嘩をし、３０年間我慢しあう。
そして子供達が同じことをまた始める。
（ イポリット・テーヌ ）
97.
自分の才能を目立たせないことが、
真の才能である。
（ ラ・ロシュフコー ）
98.
もし、友人が陰でしゃべっていることをお互いに知ったら、たとえ真面目にありのままにしゃべっているのだとしても、友情はほとんど保たれない。
（ ブレーズ・パスカル ）
99.
美しいものを見る機会を逃してはなりません。
美は神様が自らの手でお作りになったものですから。
路傍にも神秘的なものがあります。
全ての美貌、晴れた空、そしてきれいな花の中に美を感じ、喜びましょう。
そして恵みの一杯として神様に感謝しましょう。
（ エマーソン ）
100.
善とは一言で言えば人格の実現である。
（ 西田幾多郎 ）
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