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哲学者・思想家の名言
☆ ７月２日 ☆
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1.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
（ キケロ ）
2.
人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである。
（ カール・マルクス ）
3.
幸福、それは君の行く手に立ちふさがる獅子である。
たいていの人はそれを見て引き返してしまう。
（ カール・ヒルティ ）
4.
高位にある人は、
物事をあまりに詳細に詮索すべきではない。
全てを知ることは大切だが、
全てのことについて何もかも知る必要はない。
（ バルタザール・グラシアン ）
5.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
（ セネカ ）
6.
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない。
（ エマーソン ）
7.
今日(こんにち)の良心とは幸福の要求である。
（ 三木清 ）
8.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
9.
哲学するとは、
自分の人生を考え、
その考えにしたがって生きること。
（ アンドレ・コント＝スポンヴィル ）
10.
家を建てる人全てに私が言いたいのは、所有者が家の装飾品となるべきで、家が所有者の装飾品になってはならない、ということだ。
（ キケロ ）
11.
あなたの実力以上に有徳であろうとするな！
できそうもないことを己に要求するな！
（ ニーチェ ）
12.
誕生と死、それは人の力ではどうしようもない出来事であり、この二つの間の期間をせいぜい楽しむにこしたことはない。
（ サンタヤーナ ）
13.
現在から、未来は生まれ落ちる。
（ ヴォルテール ）
14.
人間はすべての財を背に負う放浪者のように、あらゆる経験を背負っていく。
（ オルテガ ）
15.
水泳は冬の間に上達し、
スケートは夏の間に上達する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
16.
あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから。
（ エマーソン ）
17.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
18.
罪を正当だと思うのは、実際に罪の証拠を見せられ、自白せずにいられなくなった時だけだ。
（ シュバイツァー ）
19.
真理は二人から始まる。
（ カール・ヤスパース ）
20.
何も知らないよりは、
つまらぬことでも知っていることの方がもちろんよい。
（ セネカ ）
21.
キレイごとの好きな人は、
とかく実践力に欠けやすい。
けだし実践とは
キレイごとだけではすまず、
どこか野暮ったく、
泥くさい処(ところ)を免れぬものだからです。
（ 森信三 ）
22.
自然は我々に耳を二つと舌を一つ与えているが、それはもっとよく聞いて、余計にしゃべらないためである。
（ ゼノン ）
23.
細部を気にしていると、人生は少しずつ浪費されてゆく。
心を素直にすれば、両手の指十本でたいていのことは足りる。
それでも足りない時は、両足の指を加えて、あとは一まとめにすればよい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
24.
真の友情は、本当の事を教えられるという事である。
友情は、盲目と無知の中には存在しないのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
25.
美貌のためにある女を愛する人は、その女をいつまでも愛するであろうか？
否である。
（ ブレーズ・パスカル ）
26.
恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す。
（ ウナムーノ ）
27.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
己の敵を誇れ。
されば汝の敵の成功は汝自身の成功となる。
（ ニーチェ ）
29.
神に代わって人間を支配する三つの力である、金と名誉と享楽との関係を断ったときに、人は初めて自分を自由に感じることができる。
（ カール・ヒルティ ）
30.
人間は他との比較をやめて、
ひたすら自己の職務に専念すれば、
おのずからそこに一小天地が開けてくるものです。
（ 森信三 ）
31.
もし君が自分のために生きようと望むならば、他人のために生きねばなりません
（ セネカ ）
32.
詩は真理の全体を包含し、哲学はその部分を表現する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
33.
我々は春と夏は改革者であるが、
秋と冬は保守の側に立つ。
朝は改革者で、
夜になると保守主義者になる。
（ エマーソン ）
34.
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。
（ 三木清 ）
35.
自分の能力を隠すことができることは、
素晴らしい能力だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
独創は天才の唯一のあかしである。
（ ヴォーヴナルグ ）
37.
すべての人が
目に入るものをすべて見ているわけではない。
（ バルタザール・グラシアン ）
38.
人は、善意を別にすれば、何にでも手向かうことができる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
39.
自愛こそ愛すべきものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
40.
知識は恐怖にとっての解毒剤である。
（ エマーソン ）
41.
説教心が人間に具(そなわ)っているのは、
各人いずれも何かすぐれたものを持っている兆しである
とも見られ得る。
他人に説教するのもよかろう、
ただ他人の説教も大いに聴くことを忘れてはならぬ。
（ 三木清 ）
42.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
43.
未来は、それに備える人々のものである。
（ エマーソン ）
44.
我々一人ひとりの気が狂うことは稀である。
しかし、集団・政党・国家・時代においては、日常茶飯事なのだ。
（ ニーチェ ）
45.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
46.
生きるということだって、
他のいかなることだって、
正義という一大事にくらべれば、
二の次だとしなければならない。
（ ソクラテス ）
47.
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
（ ブレーズ・パスカル ）
48.
野心は、空を飛ぶことも出来るし、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
49.
単純にしたまえ、単純に。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
50.
よい作家になりたいなら、書くことだ。
（ エピクテトス ）
51.
不動の心構えの人だけが、本当の優しさを持つことができる。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
恋は炎であると同時に光でなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
53.
話題に窮したときに、自分の友人の秘密を暴露しない者は稀である。
（ ニーチェ ）
54.
正義は社会の秩序なり。
（ アリストテレス ）
55.
ある一定の歴史的状況においては、革命について千通りもの語り方があるかもしれない。
しかし革命を行おうと決意したすべての人間の間には、必然的に一つの一致が存在するのだ。
（ レジス・ドブレ ）
56.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）
57.
苦痛に二種あるように、快楽にも二種ある。
一方は肉体的快楽であり、他方は予想の快楽である。
（ エルヴェシウス ）
58.
死とは、いわば存在の消失で、もろもろの事柄に関する感覚が残らず欠落することか、さもなければ、俗説の説く通り、魂が変転してこの世から別の場所へ移り住むことか、そのどちらかである。
（ プラトン ）
59.
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
（ ヴォルテール ）
60.
人間の偉大さを測る尺度は、
その仕事に支払った犠牲の多寡(たか)だ
（ ヴィトゲンシュタイン ）
61.
感覚は、偽りの見せかけで理性をたぶらかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
62.
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
（ デモクリトス ）
63.
女房に愛される技術、というものは発明されないものだろうか。
（ ラ・ブリュイエール ）
64.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
65.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
（ 和辻哲郎 ）
66.
けちは、気前のよさ以上に倹約の敵である。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
哲人が首長たり、首長が哲人たる国家は幸いなり。
（ プラトン ）
68.
常備軍は、時とともに全廃されなければならない。
常備軍はいつでも武装して出撃できる準備を整えていることによって、
ほかの諸国をたえず戦争の脅威にさらしているからである。
（ カント ）
69.
暇な時間は、かけがえのない財産である。
（ ソクラテス ）
70.
何ゆえに人は多数に従うか。
彼らがいっそう多くの道理を持っているからか。
否(いな)、いっそう多くの力を持っているからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
71.
愚かな質問をすれば、利口な答えが返ってくるものだ。
（ アリストテレス ）
72.
過去に遡りトラウマと言い出せば
自分の責任が曖昧になります。
ある意味都合が良い。
（ 岸見一郎 ）
73.
孤独な暮らしの目的は、
ただ一つしかない。
もっとゆったりと、もっと気ままに暮らすことである。
（ モンテーニュ ）
74.
疑い深い人は、自ら招いて、裏切られることになる。
（ ヴォルテール ）
75.
常に称賛を要求するような神の存在を私は信じることができない。
（ ニーチェ ）
76.
無気力とは、精神の催眠状態である。
（ ヴォーヴナルグ ）
77.
ファシズムが展開するもととなった精神的体系の創始者たちは、
すべてある共通の特徴を持っている。
彼らは感情や認識の中にではなく、
意志の中に善を求め、
幸福よりも権力を高く評価する。
（ バートランド・ラッセル ）
78.
人間は思想を隠すためでなく、思想を持ってないことを隠すために語ることを覚えた。
（ キルケゴール ）
79.
他人を愛せよ。
そうすれば彼らもまた、あなたがたを愛するだろう。
彼らの役にたて、そうすれば彼らもあなたがたの役にたつであろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
80.
若くても美しくなければ何にもならないし、美しくても若くなければ何にもならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
宇宙はただひとつの物質と、ただひとつの魂とを有する一つの生き物としてつねに考えよ。
（ アウレリウス ）
82.
内緒話くらい信用されるものはない。
（ ボーヴォワール ）
83.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
84.
化粧は女の社会的地位を表現するものである。
（ ボーヴォワール ）
85.
人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。
（ J・S・ミル ）
86.
人間的に言えば、死にもよいところがある。
老いに決着をつけねばならないからだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
87.
侮辱は相手のせいではなく、侮辱されたと思い込むせいだ。
（ エピクテトス ）
88.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）
89.
恋愛が欲望の手段ではなくして欲望が恋愛の手段である。
（ 和辻哲郎 ）
90.
幸福な人々の節制は、幸運が彼らの気質に与えた穏やかさから来る。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。
しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。
（ キルケゴール ）
92.
人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
93.
実に倹約と飢えは有用である。
だが、また、時宜(じぎ)にかなう時には出費も有用である。
しかし、それを知るのは賢い人のみである。
（ デモクリトス ）
94.
我々は親友の不幸の中に、なんとなしに嫌ではない、あるものを常に感じる。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
不当に非難することより不当に称賛してしまうことの方が、（相手の）良心の呵責を呼び起こす。
（ ニーチェ ）
96.
結婚は、個人を孤独から救い、彼らに家庭と子供を与えて、空間の中に安定させる。
生存の決定的な目的遂行である。
（ ボーヴォワール ）
97.
偏見を捨てるのに、もう遅すぎるなんてことは決してない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
98.
人は教えることによって、
最もよく学ぶ。
（ セネカ ）
99.
困難が大きいほど、
それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、
嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。
（ エピクロス ）
100.
あらゆる政治理念の中で、
多分最も危険なのは、
人々を完全に出来る、幸福に出来る、
という願望だ。
この世に天国を築く試みは、
いつもこの世に地獄を作って来た。
（ カール・ポパー ）
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