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哲学者・思想家の名言
☆ ７月１日 ☆
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1.
汝を罵倒したり、打ちたるその人間が汝を虐待するにあらず。
それを恥辱なりと考える汝の想念が、然(しか)らしむることをしかと考えよ。
（ エピクテトス ）
2.
隠れて生きよ。
（ エピクロス ）
3.
我々がインチキだと呼ぶもろもろの宗教も、かつては本物だった。
（ エマーソン ）
4.
他人の生活と比較することなく、
汝自身の生活を楽しめ。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
5.
夫人達の貞淑は、しばしば自分の評判、自分の安静をいとおしむ心にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
大学は職業のための訓練学校になりつつある。
それは〈教養〉といったことにまったく無関心の金権主義者たちによって要請されているからである。
（ バートランド・ラッセル ）
7.
甘やかしとは、頼まれもしないことをすること。
（ 岸見一郎 ）
8.
人間は人生にあるこれらの良いもの（＝食物・衣服・感覚・遊戯など）をできるだけ利用し、できるだけ多く愉快に、快活に努めるとともに、
自分だけ愉快になって喜ぶのでなく、他の人々にも喜びを分けてやるがよい。
喜びが大きければそれだけ、生活への意欲はいっそう大きく強くなるものであろう。
（ スピノザ ）
9.
人生は絶えざる錯覚にほかならない。
人は互いに欺き互いに諂(へつ)らうことを、これ事としている。
（ ブレーズ・パスカル ）
10.
すべての進歩は、収入以上の生活がしたいという、あらゆる有機的組織体に共通の本有の欲求に基づくものである。
（ エドマンド・バーク ）
11.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
12.
紳士とは、
大道で追いはぎを働かない人間、
何人(なんぴと)をも殺さない人間、
つまり、その悪徳が破兼恥ではない人物のことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
13.
人格は知性より重要だ。
偉大な精神は、考えるときと同様に生きるうえでも強い。
（ エマーソン ）
14.
音楽において調和と呼ばれるものは、国家においては一致と呼ばれる。
（ キケロ ）
15.
形式主義は凡庸(ぼんよう)に通じる。
人生の複雑さや悲惨さ、そして緊急の事態にうまく対処するつもりであれば、我々は無限の柔軟性を持たねばならない。
すなわち、理論や特定の型にはまった考え方から自由でなくてはならないのだ。
（ J・クリシュナムルティ ）
16.
けちは往々にして逆の結果をもたらす。
何の当てにもならない遠い希望のために、全財産を投ずる者があるかと思うと、ある者は、目先のほんのわずかの利益のために、将来の大きな儲けを逃す。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。
（ バートランド・ラッセル ）
18.
人を幸福にするのは仕事の種類ではなく、創造と成功とのよろこびである。
（ カール・ヒルティ ）
19.
全ての条件が同じなら、
最も単純な理屈が正しい。
（ オッカムのウィリアム ）
20.
人生から友情を取り去ることは、世界から太陽を取り去ることに等しい。
（ キケロ ）
21.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
22.
人間の本性には、動物と通い合える肉体と、神々と通い合える理性・英智とが混じり合っている。
（ エピクテトス ）
23.
要するにアダムは単なる試作品である。
イヴを創ってはじめて神は、
人間というものを完成させたのだ。
（ ボーヴォワール ）
24.
時間を充実させることが幸福である。
（ エマーソン ）
25.
健康というのは平和というのと同じである。
そこに如何(いか)に多くの種類があり、多くの価値の相違があるであろう。
（ 三木清 ）
26.
本流が雨水を集め、あふれ、怒号し、流れ、
流れることによって下流に導かれ、
その過程を終わるがごとく、
滅びゆく者の道筋はすべてそのようである。
（ アウグスティヌス ）
27.
自分にとって自分の心の奥で真実だと思えることは、万人にとっても真実だと信じること、それが普遍的精神というものだ。
（ エマーソン ）
28.
恐れるということほど、恐るべきものはない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
29.
起こったことをそのまま受け入れることは、不幸を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
30.
決して人に向かって、顔色が悪いねなどと言ってはならない。
（ アラン ）
31.
静かな生活が偉大な人々の特徴である。
偉大な事業は、粘り強い仕事なしに達成されるものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
32.
道徳とは個人における畜群本能である。
（ ニーチェ ）
33.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
（ セネカ ）
34.
悦楽は、他人の苦痛を代償としたときに最も甘美である。
（ オウィディウス ）
35.
愛を知る人というのは、取ることと与えることとが同一であるような人間、取ることによって与え、与えることによって取るような人間なのであろう。
（ ゲオルク・ジンメル ）
36.
施しは、相手の不幸を苦しむことだ。
まるで苦しむ責任があるかのように。
（ ヴォーヴナルグ ）
37.
幸運のクッションに座っている間は、人は眠りこけてしまう。
こづかれ、責められ、打ち負かされ、苦しめられているときには、人は何かを学ぶ好機を与えられている。
（ エマーソン ）
38.
もし一年を通して太陽の日と雲の日とを数えてみれば、晴れた日の方が多かったということが分かるだろう。
（ オウィディウス ）
39.
最も平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。
（ カント ）
40.
生物学的に考察すると、人間は最も恐ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
41.
自信がない男ほど、女にいばりたがる。
（ ボーヴォワール ）
42.
賢者の不動心とは、心の動揺を胸中に閉じ込める技巧に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
43.
私たちの強さは弱さから生まれる。
（ エマーソン ）
44.
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判(わか)るまで、彼をほめてはいけない。
（ ソクラテス ）
45.
汝を高むる者は
ただ汝自身の中にあり。
（ 阿部次郎 ）
46.
卵一個ゆでるにも最上の方法がある。
方法とは、物事を楽しくすらすら行うための手順である。
（ エマーソン ）
47.
幸福だから笑うのではない。
笑うから幸福なのだ。
（ アラン ）
48.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
（ ニーチェ ）
49.
自由とはすべての特権を有効に発揮させる特権である。
（ カント ）
50.
魚はより深き所を求め、人間は、より良き所を求める。
しかしながら、人間は時によって、其処(そこ)がより良くはなくして、より悪く、極めて悪い所であるのに十分気づきながら、より深い所を求めることがある。
（ シェストフ ）
51.
結局のところ、「社会」というのは、複数の人の集まりという単純な定義以上のものではない。
それ以上の意味は、人の作り出した観念だということだ。
（ 池田晶子 ）
52.
世間には心に正義をいだく者が多いが、
決心がつくまで弓をとらぬので、
射るのも遅れる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
53.
世界は我々次第である。
我々が落ち込むとき、世界もうなだれているように見える。
（ エリック・ホッファー ）
54.
歴史は人生の師である
（ キケロ ）
55.
成功──
知的な人たちからの尊敬と、
子供からの愛情を得られること。
（ エマーソン ）
56.
子供の教育については、勉学の欲望と興味を喚起することが一番大切である。
でないと結局、本を背負ったロバを養うことになる。
（ モンテーニュ ）
57.
縁は求めざるには生ぜず。
内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁は生ずるに到らずと知るべし。
（ 森信三 ）
58.
善徳が己の報酬であるごとく、
悪徳は己の罪である。
（ バルタザール・グラシアン ）
59.
己自身を統治できぬ者は、自由にあらず。
（ エピクテトス ）
60.
嫉妬は平生(へいぜい)は「考え」ない人間にも「考え」させる。
（ 三木清 ）
61.
真の勇気は、目撃者のいない場合に示される。
（ ラ・ロシュフコー ）
62.
人間は、ある意見を、そうだと思いこむと、すべての事柄をその意見にあわせ、その意見が正当であると主張するのに、都合がいいように寄せ集めるものだ。
（ フランシス･ベーコン ）
63.
うんざりさせるための秘訣は、
なんでもかんでもしゃべることである。
（ ヴォルテール ）
64.
誰でもわが身がすべてである。
そのため、自分は誰にとってもすべてだと思うようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
65.
正しく考えるとき、我々は神の中にある。
正しく生きるとき、神が我々の中にある。
（ アウグスティヌス ）
66.
人間は根源的に時間的存在である。
（ ハイデッガー ）
67.
ぼくらはじぶんの存在を
じぶんという閉じられた領域のなかに
確認することはできない。
ぼくらには《他者の他者》として
はじめてじぶんを経験できる
というところがある。
（ 鷲田清一 ）
68.
己のベッドを己のための寺院とせねばならず。
（ ピタゴラス ）
69.
物を知るには、これを愛さねばならず、物を愛すには、これを知らねばならない。
（ 西田幾多郎 ）
70.
我が上なる星の輝ける空と、我が内なる道徳律とは、それを考えることしばしばにして、常に新たにして、増しきたる感嘆と崇拝とをもって心を満たす二つのものである。
（ カント ）
71.
女性は自然の規定に完全に従属しており、したがって美的な意味において自由である。
男性が女性に求婚するに際して、自由を与えるという言葉を使うのは、このためである。
（ キルケゴール ）
72.
友人が片目なら、私は友人を横顔から眺める。
（ ジョセフ・ジュベール ）
73.
不幸な人の共通の過ちは、わが身に幸せが訪れることを、決して信じたがらないことである。
（ セネカ ）
74.
善悪において一個の創造者になろうとするものは、
まず破壊者でなければならない。
そして、一切の価値を粉砕せねばならない。
（ ニーチェ ）
75.
若者からは暴力、老人からは成熟が、その生命を奪う。
（ キケロ ）
76.
人生の目的については、今までよりはるかに大きな聡明さがどうしても必要とされるようになってきた。
しかし、この気狂い沙汰ともいうべき時代にあって、どこにそのようなすぐれた知識が見いだされるであろうか。
（ バートランド・ラッセル ）
77.
よい結婚はしたほうがよく、悪い結婚はしないほうがよい。
（ バートランド・ラッセル ）
78.
大きく正義を行おうとするものは、細かく不正を働かねばならない。
（ モンテーニュ ）
79.
生きることの最大の障害は、期待を持つということである。
それは明日に依存して、今日を失うことである。
（ セネカ ）
80.
私は最も正しい戦争よりも、最も不正な平和を選ぶ。
（ キケロ ）
81.
智はいつも情に一杯食わされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
82.
人はつねに自分の幸福を望むものだが、その幸福を見分けることはできない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
83.
幸福は人間の生活目標である
（ カール・ヒルティ ）
84.
隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。
（ ラ・ロシュフコー ）
85.
まず前もって服従することを学んでいなければ、
人に上手に命令することはできない。
（ アリストテレス ）
86.
力なき正義は無能であり、
正義なき力は圧制である。
（ ブレーズ・パスカル ）
87.
君の精神は、君の平生の思いと同じようになるであろう。
なぜならば、魂は思想の色に染められるからである。
（ アウレリウス ）
88.
倫理的生活の根源とでもいうべきものは、良心の中にある。
（ P・フルキエ ）
89.
わたしたちは待つことに焦(じ)れて、
ついことばを迎えにゆく。
「あなたが言いたいのはこういうことじゃないの？」というふうに。
語りにくいことを呑み込みかけているときに、
すらすらとしたことばを向けられれば
だれしもそれに飛びついてしまう。
（ 鷲田清一 ）
90.
学問には平坦な大道はありません。
そして、学問の険しい坂道をよじ登る労苦を厭わない者にのみ、その明るい頂上にたどり着く見込みがあるのです。
（ カール・マルクス ）
91.
親戚は、我々の忍耐と我慢を要求する最もひどいものである。
（ アミエル ）
92.
圧制は、自己の秩序を超えて全般を支配しようとするところに存する。
（ ブレーズ・パスカル ）
93.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
94.
人がやれるのは、やれることだけだ。
それをやるからこそ夜に眠ることができるし、明日また続けることもできる。
（ シュバイツァー ）
95.
恋に肩をたたかれた時には、いつもは詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になる。
（ プラトン ）
96.
すべての知識は経験に基づく。
（ カント ）
97.
幸福への道はただ一つしかない。
それは、意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないことである。
（ エピクテトス ）
98.
男は妻や愛人（＝恋人）が嫌いになると、逃げようとする。
だが、女は憎い男には仕返ししようと、手元に抑えておきたがる。
（ ボーヴォワール ）
99.
私の精神は足で揺さぶってやらないと、よく働かない。
（ モンテーニュ ）
100.
私たちは、私たちがいつ最も成功したのかということを、決して知り得ない。
（ ウナムーノ ）
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