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哲学者・思想家の名言
☆ ７月１日 ☆
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1.
若者からは暴力、老人からは成熟が、その生命を奪う。
（ キケロ ）
2.
誰かが奴隷なのは、彼自身の意志のせいであり、ある民族が他国の足かせのもとに置かれるのも、同じくその民族の意志のせいである。
（ ヘーゲル ）
3.
将来もっと不幸なときがくるかもしれないのだから、今不幸だと思うのは愚かしい。
（ セネカ ）
4.
心が受け入れようとしているものしか、目には見えない。
（ アンリ・ベルクソン ）
5.
私を破滅させないものが、私を強くする。
（ ニーチェ ）
6.
思考はヒゲのようなものである。
成長するまでは生えない。
（ ヴォルテール ）
7.
私は他人にどう見えるかということよりも、むしろ私自身の中で、どんな人間であるかを気にする。
借りものによってではなく、私によって富みたいと思う。
（ モンテーニュ ）
8.
ひとは不確実なものから働くというところから、あらゆる形成作用の根底に賭(かけ)があると言われ得る。
（ 三木清 ）
9.
他人の富をあなたが嫉妬することは、富に対して否定的な感情を抱くことです。
あなたの意識する心（＝顕在意識）が否定するものは、潜在意識も否定して受けつけないのです。
他人の富を嫉妬する限り、富はあなたへと流れてこないで、あなたから流れ出て行きます。
（ 渡部昇一 ）
10.
美しいものを見る機会を逃してはなりません。
美は神様が自らの手でお作りになったものですから。
路傍にも神秘的なものがあります。
全ての美貌、晴れた空、そしてきれいな花の中に美を感じ、喜びましょう。
そして恵みの一杯として神様に感謝しましょう。
（ エマーソン ）
11.
けちは、気前のよさ以上に倹約の敵である。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
君の重荷となるのは未来でもなく、過去でもなく、つねに現在である
（ アウレリウス ）
13.
行動的な人のように考え、思慮深い人のように行動せよ。
（ アンリ・ベルクソン ）
14.
習慣は人間生活の最大の道案内である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
15.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
16.
期待を持つこと、これが幸福であることだ。
（ アラン ）
17.
勇気──攻撃する勇気は最善の殺戮(さつりく)者だ。
死をも殺戮する。
（ ニーチェ ）
18.
よく練られた仕事は、
半ば終わったようなものである。
（ プラトン ）
19.
人を笑わせるのは良いが、自分自身が笑われるのはいけない。
（ ヘラクレイトス ）
20.
幸福は肉体的快楽にあるか精神的快楽にあるか、活動にあるか存在にあるかというが如き問いは、我々をただ紛糾に引き入れるだけである。
かような問いに対しては、そのいずれでもあると答えるのほかないであろう。
（ 三木清 ）
21.
忘れるすべを知っていれば、
むしろ幸せというべきである。
（ バルタザール・グラシアン ）
22.
「時」 は全ての怒りを癒す妙薬である。
（ クリティアス ）
23.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
24.
善行は、これを他人に施すものではない。
これをもって自分自身の義務を済ますのである。
（ カント ）
25.
信念──真実を知ろうと欲しないこと。
（ ニーチェ ）
26.
人間は理性的な動物なり。
（ セネカ ）
27.
情念は、われわれがこれについて明確な観念を形成するや否や、たちまち情念たることをやめる。
（ スピノザ ）
28.
評判が良くない規則というのは、
長続きしないものだ。
（ セネカ ）
29.
もし私に人間の性の善であることを疑わせるものがあるとしたら、それは人間の心における嫉妬の存在である。
（ 三木清 ）
30.
人間とは取引をする動物なり。
犬は骨を交換せず。
（ アダム・スミス ）
31.
悩みのみが正しい意味で、人を謙遜にする。
（ カール・ヒルティ ）
32.
人は持たぬもの、あるいは知らぬものを他の人に与えることも、他の人に教えることも出来ぬであろう。
（ プラトン ）
33.
幸福なる生活は、心の平和において成り立つ。
（ キケロ ）
34.
力によってではなく、何度も落ちることによって、滴は岩に穴をあける。
（ オウィディウス ）
35.
少しをするために多く学んでおかねばならぬ。
（ モンテスキュー ）
36.
女が学者であることは決して長所ではない。
それどころか、女が学者ぶることは非常な短所である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
37.
情欲は精神の非理性的、反自然的興奮、すなわち強すぎる衝動なり。
（ ゼノン ）
38.
人の値打ちは、長所をどう用いるかによって判断すべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
39.
知識を通して教えるには、長い時間がかかるけれども、具体例を通して教えれば、時間も短時間で済み、しかも有効である。
（ セネカ ）
40.
異端者とは、火刑柱(ひあぶりばしら)を燃やす者ではなく、火刑柱に火をつける者のことだ。
（ フランシス･ベーコン ）
41.
今日地球上には、知識人のマスクをつけたえせ知識人がうようよしている。
（ オルテガ ）
42.
恋の秘訣。
それは疑わないこと、耐えること。
（ オウィディウス ）
43.
賢人のごとく考え、
凡人のごとく語れ。
（ アリストテレス ）
44.
だれもがなりたいものは、
たんになることが難しいだけではなく、
「定型」（ステレオタイプ）なのである。
難易度が違うだけで、
彼らのやっていることは、反復練習で、
それ自体は楽しいことでも、
わくわくすることでもない。
（ 鷲田小彌太 ）
45.
行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。
動かない車に怒るのと同じようなものだから。
（ バートランド・ラッセル ）
46.
おずおずと頼みごとをするのは、断ってくれというのも同じだ。
（ セネカ ）
47.
すべての人間は、生まれつき、知ることを欲す。
（ アリストテレス ）
48.
我々は他人の知識によって物知りにはなれるが、賢くなるには、我々自身の知恵によるしかない。
（ モンテーニュ ）
49.
わたしの唯一の義務。
それは、常に、私が正しいと思うことを行うことである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
50.
いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。
（ ジョン・ロック ）
51.
信頼は才気よりも会話を力づける。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
（ トマス・ホッブズ ）
53.
世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ。
（ ソクラテス ）
54.
どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない。
（ ボーヴォワール ）
55.
神の怒りは一時のものであり、神の慈悲は永遠のものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
56.
髪が白いとかシワが寄っているといっても、その人が長く生きたと考える理由にはならない。
長く「生きた」のではなく、長く「有った」にすぎない。
（ セネカ ）
57.
先の見通しがどれほど利くか。
どれほど他人の気持ちの察しがつくか。
何事についてもどれほどバランスを心得ているか。
この三つで人間の知恵は一応わかる。
（ 森信三 ）
58.
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
（ プラトン ）
59.
変化は存在するが、変化するものは存在しない。
（ アンリ・ベルクソン ）
60.
どんな女の過失も、男の責任である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
61.
例外はあるでしょうが、貧乏人は自分より哀れな境遇の人への同情心は強いが、自分より暮らし向きのよくなった人への反感が強く、富裕な人は時として同情心は強くないけれども、人の成功をも喜ぶ傾向が強いと言えるようです。
（ 渡部昇一 ）
62.
人は、ある種の外的活動を必要とする。
なぜなら、内側は不活発だからである。
（ ショーペンハウアー ）
63.
芸術は自然の模倣や人間の生の再現以上のものである。
芸術は一種の変換であり変質である。
（ カッシーラー ）
64.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
65.
賢者は自然の富を熱心に求める。
（ モンテーニュ ）
66.
賢者の不動心とは、心の動揺を胸中に閉じ込める技巧に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
最高の処世術とは、妥協することなく適応することである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
68.
恋をして、しかも賢くあることは不可能だ。
（ フランシス･ベーコン ）
69.
信じるとは魂の主張を受け入れることであり、信じないというのは魂の主張をしりぞけることである。
（ エマーソン ）
70.
どこまで行けるかを知る方法はただ一つ、出発して歩き始めることだ。
（ アンリ・ベルクソン ）
71.
洗練された眼差しは、
細やかで鋭敏な感性に他ならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
72.
靴屋は素晴らしい靴をつくる。
それは彼が他に何もつくれないからだ。
（ エマーソン ）
73.
外国語を少ししか話せない人は、上手く話す人よりも外国語を嬉しがる。
楽しみは半可通の人にある。
（ ニーチェ ）
74.
大学は天才を嫌う。
修道学校が聖者を嫌うように。
（ エマーソン ）
75.
世界とは永遠の変移であり、人生とは迷妄である！
（ アウレリウス ）
76.
生きるとは何のことか――生きるとは、死にかけているようなものを絶えず自分から突き放していくことである。
（ ニーチェ ）
77.
完全無欠の政治社会は、中産階級が支配し、他の二つの階級（＝有産階級、無産階級）よりも人数においてまさる社会である。
（ アリストテレス ）
78.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）
79.
生きることが重要なのではない。
君の奴隷だってみんな生きているし、動物もみんな生きているよ。
重要なのは立派に、思慮深く、勇敢に死ぬことなのだ。
（ セネカ ）
80.
人は何を笑いの対象にするかで　その人の人格がわかる。
（ ニーチェ ）
81.
知識は力なり。
（ フランシス･ベーコン ）
82.
人生の謎、喜び、哀しみ、そして平安──
こうした神秘的な経験を表現するのには、
言葉よりも音楽のほうが適している。
（ ポール・ブラントン ）
83.
死ぬ勇気のない生は奴隷である。
（ セネカ ）
84.
真実でさえ、時と方法を選ばずに用いられてよいということはない。
（ モンテーニュ ）
85.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
86.
私は苦労はいとわぬ。
辛抱もする。
だが、それは自分の好きなことをする時だけだ。
（ モンテーニュ ）
87.
神を感じるのは心情であって、理性ではない。
信仰とは、そのようなものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
88.
善をなしながら誹謗されるのは、国王の宿命である。
（ アンティステネス ）
89.
宗教は抑圧された生物の嘆息である。
（ カール・マルクス ）
90.
啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜け出ることである。
（ カント ）
91.
信じる理性の力を失ってもなお信じるところに、信仰はある。
（ ヴォルテール ）
92.
しかし、どうあがいてみても、やっぱり人生は何ものでもないのである。
それ自体が暇つぶしなのである。
存在が存在するということに理由がないからである。
（ 池田晶子 ）
93.
人はなんでも忘れることができるが、自分自身だけは、自分の本質だけは忘れることはできない。
（ ショーペンハウアー ）
94.
世界ではなく、自分自身を征服せよ。
（ デカルト ）
95.
重要なのは人生の長さではない。
人生の深さだ。
（ エマーソン ）
96.
結局のところ、「社会」というのは、複数の人の集まりという単純な定義以上のものではない。
それ以上の意味は、人の作り出した観念だということだ。
（ 池田晶子 ）
97.
欠点の中には美点につながり、直さない方がいいような欠点もあるものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
98.
考えてばかりいないで、とにかくやるべきことをやれ。
人生とは、頭で考えたり難癖をつけたりして、変わるようなものではない。
（ エマーソン ）
99.
真の人間性に最もよく調和する愉しみは、よき仲間との愉しい食事である。
（ カント ）
100.
わずかなもので満足できぬ者は、何ものにも満足できぬ。
（ エピクロス ）
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